202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] ... [4] [5] [6] [>] [>>] [>|]
[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
……今もどこかにあんのかな。
[彼女の同意が得られると、それが正しいことのような気がしてしまう。
それが平易な思いつきでも。
ヒトでないものが集って暮らす場。
そういう場所が本当にあったとして、そこで安定して食料が得られる保障など無いのだが……。
探して旅をしてみる、という道もあるだろうか。
だが、そのためには今の日常を捨てる必要があるだろう。
長い間しがみつき続けた暮らしを捨てる。そういう意味ではやはり、簡単に選べるものではなかった。
それでも、いくつか思いつきを並べた中では一番良い道のような気がしてくるのは……ほのかな酔いのせいなのだろうか。]
[彼女が腕にもたれかかってくるのを感じ、少し迷った末。
楓はそっと彼女の肩に腕を回し、緩く抱き寄せた。
このまま彼女と共に過ごす日々が続いたら。
戯れにそう考えてみても、やはり日常が思い浮かぶ。
自分の日常に彼女を迎え入れることはできない。自分という狼一人を御するのにも苦労しているぐらいなのだから。
もし彼女と共に在ろうとするならば、日常は捨てることになるのだろう。そう、例えば、先ほど思いついた旅路に共に出るような。独りきりで旅に出るよりは心強いものになるかもしれない、……厄介ごとも増えるかもしれないが。
彼女の思いも知らないままの思いつきをいくつか巡らせた末、ほんの少し残っていた紅茶を飲み干してカップをそっとテーブルに置く。
それからソファの背に改めて凭れたときにも、まだ椿は隣にいるだろうか。
早々に感じた体の重さが次第に頭にも及んできたようだ。ずっと彼女が寄り添っていてくれたなら、夜の静けさと彼女の体温がこのまま楓を眠りに落とすだろう]**
[天美の食事は一番効率のいい形に落ち着いている。
別に肉を食われても良いのだが今食われるとこの場が血だらけになったり再生のため消耗したりと非効率がすぎる。あとは単純に痛いくらいか。何度死ぬほどの痛みを感じた身でも、未だ痛覚は鈍らずにあるのはおそらく良いことなのだろう。"人間"として。
今日の狐は自分のリクエストにてデカい。口の中に入る舌もいつもより大きく入りきるものの狭く唾液も呼吸もすぐに奪われる。生気を失うために疲労感もある。手加減はされているようだったが。
もぐ、とそれ単体が生き物のような舌を食む、歯は立てず。こちらの舌を這わせたところで微々たるものにしか思えない。
舌が引き抜かれると生ぬるい塊の代わりに少し冷たい空気が口腔内へと入ってきて、はぁ、と大きく呼吸をした。口の端にこぼれたものはどちらのものかは解らないが、べろりとそれも舐めとられる。
ふす、と鳴らした鼻息は、まるで口元を乾かすようだ。少し面白くて、ふ、と笑い声がもれた。]
お粗末さん。
[抱きこまれ、包まれる。
本当に、安寧の地かと思った。]
[覗き込まれて覗き返す。
目が合う、表情が緩む。
……… 幸福感がある。]
おやすみ、天美。
ちょっとな。
すぐなおる。
[舐めればなおる傷はすぐに塞がって、もう血の跡すらない。触れるだけの挨拶の方に血の香りが漂うくらいだ。くすぐったくて緩く笑う。
天美の頬を、前髪を指先で撫でて軽く整えた。特に意味はないのだけど。]
[|<] [<<] [<] ... [4] [5] [6] [>] [>>] [>|]
[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る