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人狼物語 三日月国


13 【完全身内村】ANDRO_ID

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【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

「質問に、質問で返すのはお行儀が悪いけど…そう言う赤月くんこそ、何か不満があるからあの誘いに乗ったんでしょ?」
「何事も等価交換、秘密も交換。どう?」

お茶に誘うような気軽な口調で、そう誘いをかける。

でもね、聞いたところで…私の願いとは並び立たない気がするの。
女の勘────なんだよ?


だからフェアに、先に、教えてしまおうと。
私は口を開いた。*
(8) rein-joir 2019/08/30(Fri) 20:12:14
チョココーティングのバームクーヘン……

おいしそう……。

先生もおひとついかがですか?

ホワイトチョコとミルクチョコとキャラメルチョコがありますけど、私のイチオシはホワイトですはいどうぞ!
[さっとお皿を差し出した]

【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

マツリカ→ハテマ


先生は、天才と何とかは紙一重を地で行っている。
私みたいな凡人には到底真似できない…真似しようとすら思わないくらい。

「先生、聞いても良いですか?」

お布団への道をしっかりブロックしながら、顔を覗き込む。

猫は視線を合わせると嫌われてしまうんだって。
先生は猫じゃないけれど、どこかそんな雰囲気がある。

積極的に嫌いはしないけど、きっと、線を引かれたら終わり。
そうじゃないと良いと思いながら、けれど私はずっとその可能性を否定できないままに先生が赤月くんに心血注ぐ様を見ていた。

「先生は何故、あのゼリーちゃんの誘いに乗ったんですか?」

本人の認識は兎も角、先生は間違いなく“特別”な人。
傍で見ていた私が、一番良く知っている。

………あんまりに“特別”だから、先生が“ずっと寝ていたい”なんていう願いを叶えようとしていたって私は呆れこそしても驚かないけど。
(9) rein-joir 2019/08/30(Fri) 20:49:50

【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

「私には、叶えてあげられない願いですか?」
(10) rein-joir 2019/08/30(Fri) 20:50:19

【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

一瞬、一瞬だけ。
保てなくなった笑顔をまた浮かべて、教えてくださいよとねだる。

先生が抱く願いだ、そうに決まってる。
徹底的に、足掻きようも無い位、すごい願いなんだろう。
先生こそ“今”に不満がある…そう言う事なんでしょう?*
(11) rein-joir 2019/08/30(Fri) 20:50:53
マツリカちゃんも、僕と同じようなこと言うんだね……。

あとめっちゃハードル上げてくるね……。

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

■秘密抜き ハテマ→マツリカ


科学者にとって「やる気」って重要な才能だ。
僕にはそれがない。
マツリカちゃんには、ある。

彼女はいつも、周囲にエネルギーを振りまく存在だ。
押しつけがましくはなく、愛されるかたちで、いつの間にか懐に飛び込んでくるようなやり方で。

正直、僕の助手におさまってるなんてもったいないと思う。
科学者っていうのは社交性に欠けている生き物だから、マツリカちゃんがその愛嬌で科学界の波をいなせば、どこにだって行ける。
それなのに、なんで、よりによって僕なのかな。

僕は人を育てることにかけては壊滅的に不得意だから、マツリカちゃんが僕の下についたときに、あーあと思ったんだよ。
もったいない。ご愁傷様。どんな凶縁かは知らないけど、僕のお世話役なんてツイてないね。
(12) TSO 2019/08/30(Fri) 21:01:37

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

……それでも。
それでもマツリカちゃんは、毎日元気だった。
「可愛いさで許して!」とふざけてみせる彼女は決して道化ではなく、僕の研究室に必要な換気をもたらした。はきはきしてよく通る声とか、愛らしいオーバーリアクションとか、真摯な情熱とか、etc、etc。
僕の気ままな態度にも辛抱強く付き合ってくれる。
僕がやる気をなくして寝てしまい、ぼんやり起きたらマツリカちゃんが手配した研究道具と環境……僕に必要なものが一切揃っていた、なんてことも、1度や2度じゃない。

……んー。
うれしいんだけどね。
(13) TSO 2019/08/30(Fri) 21:02:24
ふふ、先生とも長くなってきましたからね!
思考が若干うつったのかもしれません!

……ハードル、高いのがお好きでしょう?[わくてか]

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

「マツリカちゃん、あの黄色い生き物の話は聞いた?」

アカツキの細胞修復の実験のために、3つの試験官に入れた溶液とアカツキの欠片。
それをぼーっと見つめながら、僕は、我が助手に話しかけた。

「知ってるよ……何か、頼んだんだね……」

目の前で分裂を繰り返して増殖していく細胞。
じっと、見つめる。
この、生き物にとってはあまりに原始的で当たり前の自己修復作用を、アンドロイドに搭載するのは難しかった。
……ああ、3本の試験管の中で有機体が溶けていく。
失敗だ。
儚いな。
自然が作ったものを人間の手で再現することは、こんなにも難しい。

「僕は、マツリカちゃんに幸せになってほしい……だからさ……」

無になった試験管を見つめながら言う。

「キミの願い、が、僕にとって、その……好いものだといいな……
だってそうじゃなきゃ……」


「僕は、きっと、邪魔をすると、思うから」

ああ、そうなりませんように。*
(14) TSO 2019/08/30(Fri) 21:03:20
(あっ挟まった)

でも何となく、先生とは“近い”気がしてるんですよ!
女の勘!……とか言って外したら恥ずかしいですけど!

近い、かな……そうかもね……?

んー、でも、近かったら、悲劇だ。
僕は同じ願いをマツリカちゃんに持ってほしくはないんだよ、何故かね……。

そろそろ……アカツキのメンテの時間かな……
機材の設定準備、頼める?

アカツキは……僕たちの大切な宝物だから……
大切に、大切にしようね……。

はい!承知しました!
今日は通常メンテで…あ、1週間後にフルメンテで良かったですよね?何か追加で用意した方が良いものがあれば発注しておくので、仰ってください!

赤月くんの事、大切にしますよ、勿論です!

それと、私は…先生と同じ願いなら。たぶん、嬉しいですよ?

[小さな声でぽつりと呟いた]

【人】 アンドロイド 赤月 ーアカツキー

アカツキ→ハテマ 秘密取得


「……飯の用意できたぞ」

昼のメニューは、カレーライスとシーザーサラダ、
オレンジジュースの寒天ゼリー。
使用しているカレー粉には中辛と書かれている筈なのに、
ハテマにぶちこまれたクックパッドのレシピ通りに作ると
甘口のように甘くなるらしい。何でだ。

ちなみにあんまりカロリーの多い食事を作ると、マツリカの奴に
美味しすぎて太っちゃうとか言われる。知るか。
デザートをカロリー控えめのあっさりした物にしてあるのは
愛情をひとつまみ的な優しさだと思う。

ちなみに食事の時は二人の食べる様子を(健康管理の一環として)
観察したり、後片づけをしたりしている。
(15) 青磁 2019/08/30(Fri) 21:35:31

【人】 アンドロイド 赤月 ーアカツキー

マツリカはハテマに頼まれた物を買いに行った。
ハテマは研究スペースの方に行った。……俺は、


「……めんどくせ」

天才である事と、人間性に優れていることは両立しない。
後でマツリカが片づける事になるんだろう、床に散らばった書類を踏みつけてしまって、
そんな言葉を思い出していた。
研究スペースには基本的に食べ物は持っていかないが、
水分補給は必要なので、こぼれない容器に糖分の入ったドリンクを
入れて持って来たりはする。

「……なあ」

今は何かまた研究しているらしい。
飲み物のお盆を手近な所に置いて、俺はハテマに話しかける。

「あの黄色いゼリーの言ってる事を怪しげだって言ってたけど、
お前はあんまし真剣に考えてなかったとかなのか?」

「それとも、……あるのか?それでも願ってしまうような、望みが」

あの黄色いのが来てから、日常が変化してしまうというような、
期待と不安が入り混じる感覚を、
俺は――歓迎も、恐れもしていたような気がした*
(16) 青磁 2019/08/30(Fri) 21:42:15
……よくわかんねぇなぁ

[感情を持て余している]

ふふ。

[赤月くんの頭を背伸びしてなでなでした]

【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

■マツリカの秘密開示


私は科学者として、圧倒的に才能が足りなかった。
いくら「やる気」があったところで掛け合わせる物が無ければ0のまま。

私には、“1%のひらめき”が、遠かった。

そんな私が先生の助手になったのは、元を辿れば彼の技術を盗む為。
元居た所から『それくらいなら出来るだろう』と嗤われながら、この研究所へ向かった日の事…今でも鮮明に覚えている。

流石に緊張して笑顔が強張る私の前。
先生は、お話し中に寝落ちしてしまったのだ。
(17) rein-joir 2019/08/30(Fri) 21:56:01

【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

先生は天才だ。魔法使いだ。
彼の手から生み出される数式は、プログラムは、芸術と言っても良い。

赤月くんも、素晴らしい出来だった。
なのに先生は惜しげもなく設計図を渡して、私の“助手”役はあわやそこで終わりかけたのだけど…あまりに文字が難解だと言う事で続投になったのは笑い話。

そして────いつから、だろうか。

私は淡い願いを抱くようになった。


私は“凡人”だけどこのふたりの“特別”の傍に居たい。
何にも邪魔されず、ふたりを見ていたい。


………普通に考えて無理な願いだった。

私の“盗人”としての役目が消えた訳じゃない。
相変わらず期限付きのままで、その事を言えないままの生活を送っていて。
いっそ暴露して全部投げ出してしまう事も考えたけど、そんな事したら先生にも赤月くんにも迷惑が掛かってしまう。

だから諦めるしかない事なんだって、ずっと自分に言い聞かせていた。
“私みたいなのが今ふたりの傍に居られるだけでも、運が良いんだ”って。
(18) rein-joir 2019/08/30(Fri) 21:56:47

【人】 助手 茉莉花 -マツリカ-

そんな中、黄色い謎生命体が持ちかけた話は、青天の霹靂だった。

勝ちさえすれば、なんでもひとつ願いが叶うんだって。
もし、そんな都合の良い事があるのならば。

何にも憚ることなく、誰にも、世界にも、時にさえ邪魔されること無く。


『ずっと今のまま、ふたりと居させてください』
(19) rein-joir 2019/08/30(Fri) 21:57:46
さぁ、どうでしょう?
同じだったかな?全然違ったかな?
びっくりしたかな?拍子抜けだったかな?

何にせよ私は先生のことも赤月くんのことも大好きです!
これは本当ですよ![にこにこ]

……人間って不自由だなあ。
願いを叶えて貰わないとしがらみから抜け出せないのか。

秘密開示しちまってもいいかな?

どうぞどうぞ!

【人】 アンドロイド 赤月 ーアカツキー

秘密開示


「不満っつーか、『誰かを楽させる為に造られた存在』
っていう存在理由って何だろ、って事なんだよなぁ」

ハテマの性格を変えてもらう、なんて事はちらっと考えたが、
それは違うんだ。あいつの人格を無視している事でしかないし、
あいつはそれを俺にも強要する事はしなかった。



自律的に思考できるアンドロイドとして造られたが故に、
ハテマから離れる選択を選択しようとするのは、
他者から見れば皮肉でしかないのかもしれない。

ハテマには基本的な生活をする能力は無いし、
俺は俺で、アンドロイドである以上時々は
メンテナンスしてもらわないといけねぇ訳で。

人間で言う依存関係……みたいなさ。
ハテマが、俺を造っただけで満足しちまうのは、
……駄目だと思った。

マツリカがいつまでハテマの所に居てくれるかわかんねーけど、
その間に俺みたいなのまた造ったらいいと思ってる。


天才でも、アンドロイドを人間にできるわけではないし、
それこそ神様にでも頼まないと叶わない願いだろ?

だから、
【人間になって自由になりたい】
それが俺の願い。
(20) 青磁 2019/08/30(Fri) 22:56:25
そっかぁ。
ふふ、やっぱり、並び立たなかったね?

大層な願いだろうが
ささやかな願いだろうが、

それが大事なものなら変わらねぇだろ。