02:31:49

人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 
 「 雪也くん。 ] 



 [ 耳にその音が届いた瞬間
  隠れるようにお揃いマスクを
  少しだけ上にあげてしまった事
  自分ではそんな動作をしているなんて
  気づいてすらいない。
   
  学校では呼ばんのはお互い様。
  どっちがどうやったか、とか

  覚えてない 俺は けど ]
  
(31) 2020/05/18(Mon) 19:46:06

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也

 

 [ おうちがおとなりどうしで
   ずうっとずっといっしょ で

   なにもかも ぜんぶ ふたりに
   しらないことなんて ない なんて

   勝手に思ってた あの日から

   ちゃうんやなって なったんは
   あの11歳の  頃のはなし ]

(32) 2020/05/18(Mon) 19:47:04

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 『 2月14日はなんでもチョコやから
         嫌やねんな 』


 [ 雨音なら知ってる筈の口癖。
  自分の誕生日だというのに違うもので盛り上がって
  おいてけぼり感半端ない。
  チョコだってそんなに好きでもないし。 

  誰が誰を好きやとかそうでないとか
  近くて遠い話に主役を取られて

  子供心につまらないとふてくされて ]
(33) 2020/05/18(Mon) 19:49:21

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也

 [ さすがに小5にもなれば
   誰が好きやとか、違うだとか
   そういう話も盛り上がるなかで

   バレンタインにチョコもらうって意味を
   理解してないわけではない、知らんけど。

   義理だとか、本命だとか
   浮足だつ光景も

   それでも俺にはまだ無関係やと 思ってた ]
(34) 2020/05/18(Mon) 19:51:52

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也




  [ 雨音に手をひかれるまでは ]



(35) 2020/05/18(Mon) 19:53:20

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


  [  いつか大人になってって
    いろんなことがあったとして 

   でもそれでも 雨音には関係ないと
      勝手に思ってた 

   思ってたんは 俺だけやったらしい ]


(36) 2020/05/18(Mon) 19:56:00

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  
『 雨音ちゃんは雪也のこと  
         好きじゃないって言ってた 』



 [ 逃げ出すような雨音の背中と
   泣きそうなしずちゃんの手のなかには
   かわいらしい箱がちょんと乗ってて 

  その意味に気づくのに何秒もの時間が必要だった ]
(37) 2020/05/18(Mon) 19:56:27

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 でも 雨音ちゃんもバレンタイン用意してた
     好きな人がいるんだとおもう

    雪也はほんとにもらってないの? 』



 [ しずちゃんの言葉に
   小さくうなずくことしかできなかった。

   一生懸命なしずちゃんに、
   泣きそうで今にも壊れそうな彼女に
  
いきなり突き付けられた現実に


   ――そんな顔してほしなかったから
        
頭ぐちゃぐちゃやったから
 
  告白は 受け入れる事になった。  

  そっから2週間ぐらいは彼氏と彼女で
  しずちゃんにフラれるまで その関係は続いてたっけ ]
(38) 2020/05/18(Mon) 19:57:07

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ 雨音にも好きな人がおる
      そんな普通の事だけれど


  それから少年少女のそーしゃるでぃすたんすは固まって
  雪也くんと雨音は相星くんと五十鈴さんになって ]

 
(39) 2020/05/18(Mon) 20:01:14

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


  ―――−
(42) 2020/05/18(Mon) 20:02:33

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 俺このマスクしかもってへんねん 』


 [ へへんと何の自慢にもならない笑いと
   濃厚密着とかせんわ!との突込みと

   春らしくない陽気に一歩離れた横顔は
   やっぱり全部は見えはしなくて

   ノート買った帰り 
   公園のすっかり狭くなったブランコ
   ゆらゆら揺れながらパピコは
   半分に分けるのにちょうどよかったりする 

   ん、と差出し 限定ピーチ味 ]
      
(47) 2020/05/18(Mon) 20:11:59


  『你好!』

 

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [自分の中では思い巡らせた末の話題。
  これから新しい学年やしな っていう ]
   


   『 ガッコはじまったら
     こう喋ることもあんまないやろから
     今のうちに言うとくけど、さ


     なんか困った事とか
     悩むようなこととかあったら

     俺のこと、その……


     ちゃんと頼ってや  』
     
     

     
(61) 2020/05/18(Mon) 21:04:55

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



   『 かえろかー 』



 [ 非日常の一瞬の日常は
  名残惜しくともこれにておしまい。

  らしく無い事をしたものだから
  照れくさも相まって
  いつもより二歩先くらい早く

  横断歩道に向かって歩き出す **]
 
(62) 2020/05/18(Mon) 21:36:54



          ( この話を書くにもなあ。 )



 



 [ ─── 例えば 喉元に 牙が食い込む瞬間、
      足元を掴む、踏みつけた相手の 呪う聲、

  大した血族でもないくせに、
  その日、その日、確かに一度、
  誰かを奪った 代わりのよに、死んでいく夢を見る。

  時折人の手が締め上げてくるから無節操だ。私が!
  毎夜死に続けるとか 、ほんとうに、 ]


 

☆中学生☆ 相星 雪也は、メモを貼った。
(a9) 2020/05/18(Mon) 22:41:15


[ ──人の味を知った獣は、そればかりを食すというが
  毎夜 例えば 見知らぬ誰かの喉元に牙を立て、
  味も知らないというのに“美味い”と想うのならば

  最早獣に近しいと言っても、過言では無い。

  大体、誰とも知らない被害者の瞳は胡桃色で、
  光の無い眼に映る顔を見ている。]
 



     ──今日も、 僕ではなかった。

 



[ いつか、“見知った”顔を夢幻に観たとき、
  きっと映るものは薔薇色の瞳を見開いた 獣なのだろう。]

 



      ( 枕元の日記には、
          濃いインクで一行。 )

 



   [ 喰い殺した獣か、
    絞め殺した誰かが見るのは、
    何時だって 陰る碧の おんなひとりだ。 ]


 



 ( あなたたちを踏みつぶした時、
    きっと私は 獸同然の顔をしていたのでしょう。


   それと おんなじ。
   いっそ全部"おかしく"なってしまえば、
   楽 だったのか、さあ どうだか、知らない。 )


 

 
 
  はじめまして!
 
  このノートを手に取った、そこのあなた。
  私と交換日記しませんか。
 
  私は、この中学の3年生です。
  日記といっても、たまにしか図書室に来ないので
  月1ぐらいで出来たら嬉しいです。
 
  名前とか隠したままで、
  悩みとか色んな話ができたらいいなって思います。
 
  P.S.
  どうか、このノートが先生には見つかりませんように。
 
 

[ノートには、僕が最初に書いた一ページ目。
誰か(ルークだ)が書き足した二ページ目に加えて。
この日、三ページ目が書き足されていた。

書き始めは、一ページ目と同じように。
"日記は本日の日付から始める"という
そんなルールだけは何故か僕の中にあった。]

〇月△日
  日記をつけるのは、今日で二回目だ。
  間が少し空いてしまったのが悔やまれるが、
  日々の仕事や訓練もあるから、仕方ない。
  あれ以降、妙な夢は見続けているから。
  日付が空いたとしても、できるだけ、
  ここに書き残していきたいと思う。
  
  夢はいつも、ぼんやりとしていて、
  はっきり見える場所とそうでない場所がある。
  思い返してみれば今回も、近い場所や一部分だけが
  妙にはっきりと見えるようだった。
  
  最初、そこは、真っ暗な場所のように見えた。
  けれど、目が慣れてくると、
  上の方に開いた、窓のような場所から
  光が差し込んでいることに気が付いた。
  最初に真っ暗だったのは、夢という空間に
  僕がまだ慣れていなかったということだろう。
  
  僕は窓から差し込む光の眩しさに、
  思わず、目元に手を翳した。

  段々と、目が慣れてくる。
  
  色とりどりのガラスでできた、
  ペンギン…?の、ようなものが飛んでいるような、
  そんな絵がそこにはあった。
  
  ガラスで絵を描くなんて、僕は聞いたこともない。
  今まで、どこかで見たことだって、なかった。
  
  誰かに聞こうと思って辺りを見渡したけど
  そこには誰も居ない。……そうだ、これは夢だった。
  近くにある、細長い机や椅子が、
  風化して崩れてしまっている様子も、
  ガラスの真下にある、軍の講義にでも使いそうな
  机のあたりで、誰かが倒れているのも、
  全部、僕の妄想が生み出した、意味のない物だ。

[日記の終わりに、間を空けて。
数行、付け加えてある。]

僕にメッセージを残してくれた誰かへ。

 これがあなたの父親の遺品であるならば
 僕は、あなたにこのタブレットを譲りたいと思います。
 本当は、僕が、誰かに話したくても話しにくいことを
 書き連ねるために始めた日記ですが、
 それは、それです。
 
 もし、譲らせて貰えるのなら
 どうぞ。このタブレットをお持ちください。

 でも……もし。
 もし、いらない、というのであれば。
 できればこのまま、たまに僕の日記を見てくれませんか。
 日々の娯楽の一つとしてで、構いません。

 僕も、今思いついたことで、
 本当に、何故そう思ったのかはわからないのですが。
 僕はただ……誰かに、
 僕のことを知ってほしいんだと思います。
 誰に話す勇気もない、僕の抱えているものを。
 
 前のお返事は、全部読みました。
 謝罪と素敵な曲をくれたあなたになら
 色々、お話しする勇気が出そうだと、思っています。

 追伸。輝く草花を星に見立てて繋いでみましたが
 僕にはセンスが無いようです。

[日記の横に、写真のデータが増えていた。
それを開くと、『夜』の外の風景の写真が映し出される。
ところどころに輝く草花をどう繋いでみたかが
黄色い線で、描かれていた。

それは何か、物を形どろうとしたというよりは
自由に繋いでみただけというようではあったが。

星と星をつないでみる、ということを
十分に楽しんだということは、よくわかっただろう。]**



  [ 問うたこと。
   ほんとうに"そう"だったとしても、
   なんと声をあげるべきかも知らない。

   ……だれにたいする はなし なのやら。 ]


 

いま、このタブレットを使ってくれている、あなたへ


 メッセージを読んでくれて、ありがとうございます。
 そして、タブレットを譲ると言ってくれて。
 けれど、どうかこれは、あなたが持っていてください。

 父は、そうだなあ、
 生前はそれはとても困ったひとでした。
 興味の赴くままに世界中を飛び回り、遺失技術を調査して、
 母に苦労を掛けてばかりで。
 わたしが星のはなしを知っていたのは、父が発掘した本を
 母が読み聞かせてくれたからです。
 けれど、きっともし父なら、
 迷いなく、あなたに使ってもらいたいと笑ったと思います。

 勝手に日記を読んでしまったのに、
 あなたは、わたしのことを気遣ってくれました。
 そして、大事な話を聞かせてくれると。

 わたしは、あなたが誰かはわからないけれど、
 きっと、とても大事な話なのだと思います。

 あなたが何処から来た誰だったとしても、
 きっと、優しいひとなのだと。

 
 夢は記憶を整理するものだと、聞いたことがあります。
 実際に見た光景かもしれないし、
 誰かから聞いた話や、伝えられたもの、
 あるいは本で読んだ情報が、
 再構成されたものかもしれない。

 けれど、きっとそれは、
 夢を見た誰かの心を、映し出すもの。
 妄想が生み出した、意味がないものじゃないのだと、
 わたしは、そう思います。
 
 硝子で描かれた絵も、風化した建物の構造も、
 差し込む光も、倒れている誰かのはなしも。
 “ほし”の話のように、
 何か思い当たることがないかと思い出そうとしても、
 わたしには、わからなかったのだけれど。

 そういう光景の中に一人でいることを想像するのは、
 不思議で、とても寂しい。
 夢の中の話に、このようなことを言うのは
 少しおかしいかもしれないけれど、
 わたしもせめて、そこで話す相手にでもなれたらと、
 そう思ったから。

 だから、せめて、こうして話を聞かせてもらえるなら。
 わたしは、嬉しいと感じるのだと思います。
 ありがとう。

 
追伸:
 今回の夢でひとつだけ思い当たること。
 総司令の色眼鏡は、度の入った偏向のミラーグラスですが、
 遺失技術の応用。
 硝子を加工する技術や絵を描くという発想は、
 わたしたちにはなくても、もしかしたら。


もうひとつ、追伸:
 写真をありがとうございます、
 楽しんでもらえたみたいで、よかった。
 わたしもやってみます、でもきっと、
 センスの点では負けていないことになってしまいそう。

[ 増えていたファイルの写真には、
『夜』の中に輝く草花を繋いだ線が、描かれていて。
 そのひとが、星を繋ぐことを楽しんでいてくれたのだと、
 伝わり来るようだった。

 もうじき見張りが帰ってきてしまう、
 あまりたくさんのことを書いてはいられない。
 だから、急いで外の、明るくなりかけた空を撮って。
 目を凝らせば見える、草花の明かりの名残を、線で結んだ。
 そうして写真を隣に一枚増やしておいた。

 浮かび上がってくる線は、実に不器用で
 絵心がないのがよくわかるものだったろうけれど、
 形はなんとか伝わるだろう。
 一羽の、ぺんぎん。

 タブレットを戻し、
 ぺんぎんと共に見張り台を去りながら思う。
 あの記録の主の夢が、父から聞かされた話と
 何処か呼応するものがあるというなら、
 何か役に立てる話は、出来ないだろうか。
 今日は時間がなかったけれど、わたしの知っていること、
 もしかしたら、聞くだけでも良いのかもしれないけれど。]



 『…いいこで、待っててくれよ?』

 



       [ 数歩後ろに付く君に。]

 




      [ きっと はじめて、彩られていた。 ]


 



  『私はとても良い子です
   まだ椅子に座って音を聞いています

   ここはたくさんの音があって
   楽しいところと思います


   でも、穂村がいないのは
   ちょっと寂しいくて怖いですので
   なるべく早く帰ってきてください』

 

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


  
   
 [ ゆらゆら揺れてる雨音のよこで
  同じように揺れながらパピコる時間は
  きっとそう長いものでもなかったけれど

  うれしそうな顔がやっと見られたら
  なんだか満足したように
  ブランコはさらに ゆらゆらと 速度を増してゆく ]


    『 なんや見てたんか
           限定で驚かそうおもたのに 』


 [ そうするのが まるで当たり前のよう。
   いろんなことを分け合って 
   そっちが大きいだとかでケンカして

   それが無いパピコは神だという結論にいたって
   思い出せば色々あふれてくるのに ]
(246) 2020/05/20(Wed) 4:58:04

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



 [ いろんなことが きっとかわってく
        変わってく雨音と、


   たぶん なんも変わられへん 俺 と

     流れてく景色に 目を伏せて ]
(247) 2020/05/20(Wed) 4:58:34

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也

 

  『 そういやしずがカブ3ケタいうてたで
       聞いてみたらいいんちゃう?

       でもどうせ来るんやったら
       俺のとこでもええんやで(笑)』


 [ そーしゃるでぃすたんすは再び空いて
   
横断歩道は日常の象徴って言っただろ!

  ちなみに俺の島は先日更地にしたとこです
   これで良しと言わんばかりに……

  ほんの少しまだ揺れてる ブランコを背に
  互いの家へと 帰りましょうか

  お揃いの色のノートを 手に持ちながら *]
(248) 2020/05/20(Wed) 5:00:53

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也

― そして時は過ぎ



 [ 新学年、受験の年は息苦しいマスク姿で始まった。
  ちなみに俺のマスクは赤い星柄の五十鈴コレクション。

  おそろはいやや言うてたから配慮しましたとも。

  見慣れた顔ぶれも、そうでないのも
  前より空いた机の感覚がなんか慣れなくて
  掃除当番も若干手こずって
  委員会の仕事にはばっちり遅れてしまった ]
(249) 2020/05/20(Wed) 5:05:44

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 ごめんジュン おそなった 』


 [ カウンターにいるイケメン野郎に よっと手を挙げる。
   本を読む姿が実にさまになっておる……

  俺も本は嫌いじゃあないけど読むならラノベだし
  文豪の本とか勧められてもさっぱりなのだが
  やっぱりジュンは違う。
  受けるのも偏差値高い高校っぽいし。

  そんなイケメン幼馴染にカウンターは任せて
  俺は本の片づけでもしてこよう。

  それは雨音が来た少し後の事。 ]
(250) 2020/05/20(Wed) 5:06:24

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



   『 あ やべ 』


 [ 片づけていた本の山から
  一冊落として慌てて拾おうとした一角。
  あんまり人気のないコーナの棚に

   ……ノート?
  本じゃなくて?


 偶然とはあるもので、目に入ったものだから手にとった

 “ 交換日記 ”

  誰かの忘れ物だろうか。
  名前を確認しようと 失礼して開ければ 

  ほぼ新品のそれは 
  何かを待ってるみたいに 文字が躍っていた ]
  
(251) 2020/05/20(Wed) 5:07:33

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也





  『 …… 』

 
 
(252) 2020/05/20(Wed) 5:07:59


  はじめまして名無しさん
  僕も同じ学年です

  僕でよければ。
  お話聞かせてください

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 月一 って
    全然来んやないかーい 』


 [ ちょっと面白かったものだから
   手短に文章を書き加えておく。

   どうせ増えないだろうと見越して
   でも増えたら面白いな、だとか。


   交換日記って女子がやってるところしか見たことない。
   しずと付き合ってるときに提案されたものの
   あの時は照れが勝って断ったんだった。

   だから返事を書いたのはほんの出来心。
   ――垣間見えた非日常に
   ちょっとのっかっただけの **] 
(253) 2020/05/20(Wed) 5:21:19


   むかしむかし、とってもえらい男がおりました。
   男は世界一うつくしいと言われる薔薇園と、
   世界一うつくしい妻と、 
   世界一うつくしい娘を持っていました。
   彼はとても幸せでした。
   世界一うつくしい日々を送っていたのです。


    ────……

 



   ある日、彼の妻が重い病気にかかってしまいました。
   お医者様を3人呼びましたが、3人とも、
   彼の妻を助けることはできませんでした。
   彼は悲嘆に暮れました。
   毎日、薔薇園の真ん中で泣いてばかりです。

   流れる涙はやがてちぃさな池になりました。
   ちぃさな池には蝶々が集まって、
   彼の悲しみを聞いておりました。

   「ひとつだけ、おくさまを助ける方法があります。」

   そう話しかけたのは、
   ぼろぼろの羽をした、
   今にも堕ちてしまいそうな蝶々でした。


    ────……
   
 



 『いいこなのは何より
  ユージンが楽しそうでよかった
  連れて来た甲斐があったよ

  そろそろ、そっちに戻るな』

 



 『一番手前の部屋でチェロ弾いてるのが
  さっき話してたウチのクラスのヤンさん

  フルネームは「楊文里」っていって
  「提督」と「ミラクル」が仇名だけど

  絶対にフルネームをいっちゃやばい
  絶対にフルネームをいったらやばい

  それだけは、忘れないように』

 



   「 私の羽を どうぞ使ってくださいな。 」

   「 月明かりに三日三晩照らし、薔薇の花弁と混ぜ、
      おくさまの亡骸に飲ませてあげてください。 」

 



   蝶々は ひとと語れたものですから、
   きっと お伽噺に聞く妖精でもあったのでしょうか。
   羽を喪い、堕ちた蝶々はもう語れませんから、
   今となっては、知るすべもありませんが。

   彼は、妻がいっとう大切でしたから、
   蝶々の言うとおりにしました。
   祈るように、縋るように、
   妻の亡骸の前で待っていました。

 




           [ 首を傾げた。 ]


 




             だれ?



 




    [ "どっち"に対してかも無い、
          雑な こどもじみた落書き。 ]    


**

 
 
──────────────────────────


   今日の自己紹介では 色々とありがとうございました。
   すごく緊張して テンパってしまっていたので
   とても助かりました。

   去年、キーホルダーを落として
   困っていた時のことも思い出して
   渡辺先生はいつも頼りになるなぁと思っています。

   そんな先生のクラスになれて嬉しいです。
   1年間、どうかよろしくお願いする、ます…!

 
──────────────────────────

 



  ──才能があるんじゃないかい?

 



 [ おんならしく整えた茶髪に、
  歩きづらいヒールを纏って、
  腰を締め上げるよなドレスで身を守る、

  危ない銀は、遊ばないように、隠されて。
  貧民街も知らず、薔薇以外の赤色も知らず、
  
  餓鬼を分別するためにつけられたような名ですら無い、
  そういう わたし であるならば、 ]


 



 [ 羨望じゃあ ない。もしかしての話だ。
  地位だけならまだしもその生活はやめてほしい。

  それに、そこまで考えて、思うのは、
  " だったら此処には居ないのだろう "だけ。

  今だって"運悪く"転がり落ちていなければ、
  ひとつのパンをずぅっと
  食いつないでいたような生き様だったのだし。 ]


 



    ( ……何で此処にいるんだっけ、 )

  [ 己の価値も 好き嫌いも 言うまでも無い。
   月のまあるい 夜、己の赤に塗れた姿から
   そんなこと どうせ、察せよう。 ]


 

[またノートには、五ページ目が追加されていた。
律儀に、日付から始まるあたりで。
今回も、タブレットの所有者の日記から
記述は始まるのだと予想できただろう。
 兎は、自分がこの日記を書いているとばれないよう
 細心の注意を払っていたつもりではあった。
 でも、確定的ではないにせよ―――少しずつ。
 書き手に迫る手掛かりが、零れている。

〇月□日
  誰かが後で見るのだと思うと
  少し気恥ずかしい気もするが、
  僕の残した記録を誰かが見てくれるのなら
  僕は、とても嬉しい。
  
  また、昨日、不思議な夢を見た。
  そこは、真っ白な大地だった。
  白い何かが天から降ってくる。
  伸ばした右手の上に落ちたそれに目を近づける。
  粒は小さく、一見わかりにくいが
  よく見たら、それは六角形の精巧な結晶だった。
  左手で触ったら、熱に弱いのか消えてしまった。

  僕は、どこかへ向かって歩いていた。
  真っ白に見える大地は、白い物が積もっているようで
  ふかぶかと足跡をつけながら、進んでいるようだった。

  やがて、前に何かが見えてくる。
  白いものに半分以上埋もれていたもの。
  見たこともない材質の、不思議な、建築物だった。
  窓だったらしい個所は割れ、
  中まで、白い物で満たされていた。
  
  覗いてみれば、夢特有の靄が晴れて、
  中が良く見えるようになっていく。
  中にある家具らしいものは、
  見たこともない物も多かったけれど
  本や、机など。僕の知る物も多かった。
  見たこともないものの、ほとんどは
  僕が想像もしたことのない、
  遺失技術ぐらい精巧な、機械類だった。
  
  僕は、建築物の中にある白い物から
  人の腕らしきものが突き出たまま
  動かなくなっているのを確認した後。
  腰に下げていた機械に映る数値を見て、
  持っていた"何か"を口元に当て。
  「地点B243、―――汚染は僅か。
   以前の記録よりも極寒。生物の生存不可能。」
  誰かへ、報告をしたみたいだった。

[日記の後に、間を空けて。
前と同じように、日記に比べ丁寧な文章が綴られている。]

僕の日記を読んでくれている誰かへ。

 お返事、ありがとうございます。
 ご両親の話も、色々想像しながら読みました。
 お母上に苦労を掛けてばかりだったそうですが
 あなたがこのタブレットを開いてくれて
 僕の話を読んでもらうことができたのは、
 あなたのお父上のおかげです。
 
 僕が本当に優しい人かは、僕にはわかりません。
 僕は、僕に、遺失技術のことやこの端末のことなど
 色々と教えてくれて、これからも使っていいと
 言ってくれるあなたの方が、優しいと思います。
 
 こんな場所を保管場所にしておいて
 何か言える立場ではないかもしれませんが
 せめて大事に、使っていきたいです。
 
 ずっと、変な夢を見続けているもので。
 今回も変な日記になってしまい、すみません。
 誰かから聞いた話、伝えられた話、と言われても
 お恥ずかしながら、僕は自分から
 遺失技術を学ぼうと思ったことはなく
 夢の心当たりは、どこにもないのです。

 でも、"夢を見た人の心を映し出すもの"、ですか。
 その言葉は、よく覚えておきます。
 何かの手掛かりに、なる気がするので。
 
 そういえば、今まで見た夢はどれも
 夢の舞台には、僕一人しかいませんでした。
 居たとしても、もう動かなくなってしまっていたり。
 遠くの誰かと通信をしていたり、です。
 もし、現実に、夢で見た場所がどこかにあったとしたら
 そこに行く機会が、これから先あるとしたら。
 僕も、一人では行きたくはない。
 僕は、一人残されるのが怖い、臆病者だから。
 あなたが居れば、きっと、先に進む勇気も出るでしょう。
 ……夢の中の、僕が見ている人物は。
 よく、あの光景を一人で居られると、思います。
 
 できれば、あなたのお話ももっと聞いてみたいです。
 あなた自身のお話でなくとも、
 意見……というか、僕の夢について気づいたことや、
 質問などあれば、なんでも聞きたくは、ありますが。
 これは僕の我儘なので、無視してくれて構いません。
 
 ……そもそも僕の話が、現実味の無い夢の話。
 だからといって、僕自身の話をしようとしても
 これは隠し事が多いという意味ではなく、
 話せることなどなにもないもので。
 もし何かあなた自身のお話を頂いたとしても、
 それに釣り合う話はできそうにないのですから。**

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



[ 新学年の最初は名前の順の席に座るから
  必然的に席は雨音と近くなる。

  ほんまは鞄にもう一枚入れてきてるんは
  覗かれでもせん限りは気づかれることもないはず。



  なんで持ってきてるかって
  ……さあ、なんでやろ ]

 
(387) 2020/05/21(Thu) 1:54:42

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ 中学三年という日々は
  どんどん思い出を刈り取られてく。

  そう、誰が悪いんやなくて

  だあれも悪くない。
  誰も悪くはないんやけど
  思わず空の白日を見上げて
  ―――ぼけっと現実逃避。 ]
  
(388) 2020/05/21(Thu) 1:55:05

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



 [ その帰り道。

   天気すらも春を忘れたみたいな空の下
   ぱらぱら散った友人たちと別れ、
   同じ方向へ歩むお隣さん。
   彼女の嘆きは共有されたはず。>>346 ]



   『 天神も淀川もやれへんらしいしな
     ……べつに 予定とか なかったけど 

    せっかくの夏が台無しや 』


 
(389) 2020/05/21(Thu) 1:57:27

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ そう。

   入ったかもしれん予定は 泡と消えたんや
   最後かもしれんからって
   
誰かさんを誘ってみようおもてたってのに
 ]
(390) 2020/05/21(Thu) 1:57:57

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也




  『 海? 』


 [ ちいさなため息は ちゃんと届いてしまった。

  ちらちら見んくたって
  俺の目は雨音の瞳をしっかり見てたし。  ]
 
(391) 2020/05/21(Thu) 2:00:22

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



      
 、 


 
  
(392) 2020/05/21(Thu) 2:01:38

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  『 雨音。

    じゃあ一緒にいかへん? 』


  [ まっすぐ帰れよって先生の声と
   親の声がハモった気がしたけど 

   そーしゃるでぃすたんすが有効なはずの 制服姿
   まだ相星くんと五十鈴さんの時間だけど ]
(393) 2020/05/21(Thu) 2:02:28

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  [ 雨音の手を引っ張って
     家にたどり着いたら自転車引っ張り出してきて

   ケーサツにみつからんよう ほら
   後ろ乗ってって促した。  ]
(394) 2020/05/21(Thu) 2:03:02

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也


 [ 帰れば宿題だの塾だの色々あるから
    またいつぞやみたいに ほんの少しの 逃避行

  めざすは 近所の 河川敷
  海はまだやけど 

  ……そう、俺らの時間は 限られてる。
  小さいころみたいに いつまでも
 
  いつまでも、 続かない。


  楽しいことはほら はよ計画しないと
  二人乗りを断られたらそれはそれ。

  その場で計画たてるのも反対はしませんとも ]
  
(395) 2020/05/21(Thu) 2:07:04

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



  
  『  ほかに誘いたいやつとかいてたら

        誘ってもいいで 』



 [ なんて付け加えて
   さて、返事はどうだったかな 
   約束は無事取り付けられただろうか。


  なんかわからないけど その帰り道は
  きっと いつもより自転車の速度は 早かったかも



  しれない   * ]
(396) 2020/05/21(Thu) 2:10:23
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:相星 雪也 解除する

生存者 (17)

ルーク
96回 残----pt

兎さん耳もふもふ

シュゼット
79回 残----pt

狐尻尾枕もふもふ

神置 穂村
13回 残----pt

 

メルキオール
3回 残----pt

 

楊 宇静
13回 残----pt

 

ミア
67回 残----pt

 

アーサー
60回 残----pt

おそくなりました

七嵐 春生
0回 残----pt

いえやすもふもふ

花続木 弥
0回 残----pt

いえやすをじぃ…

アロイス
0回 残----pt

 

渡辺 春嗣
7回 残----pt

(・×・)もえ

雨宮 千夏
42回 残----pt

墓==光速=⇒墓

渡辺 入矢
27回 残----pt

(・3・)ぴと

五十鈴 雨音
24回 残----pt

雪也くんーー

相星 雪也
22回 残----pt

あまね

カミラ
4回 残----pt

いつかどこかで!

少女
0回 残----pt

 

犠牲者 (1)

或る日記帳(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

エーリク(4d)
0回 残----pt

ご参加心より感謝

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.169 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa