18:56:36

人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


  にん、しん?


[そう言えば保健の授業で聞いた。
 コンドームの避妊率は8割程度で確実じゃなくて
 避妊よりは性病予防の観点が強いって。
 避妊を確実にするならピルや避妊具を合わせて使うって
 そう言っていたはず。

 ……そう頭にあっても、ゴムしてれば良い。
 そんな思いが確かにあった。
 それは慢心だったのかな。
 ……と、言うか。]


  ……それは、たしかに、そう。
  妊娠"しちゃった"って言い方、きらい。
  できれば望んで"授かりたい"と思うし、
  授かったら、……ちゃんと産みたい、けど……。


[まだそこまでの未来を描いていなかった。
 描いてもどこか絵空事で、
 具体性のない夢のようなものだった。
 でも。それだけ大切に思ってくれているのか。
 将来を思い描いてくれていたのか。
 そう思うと、自分の態度がどうしても拙くて。]

  ごめん、なさい、隆司さん。
  ……でも、……好きだから。


[好きだから、次のことをしたかった。
 好きなら自然と触れ合いたくなると思ってたから。
 回してくれる腕をぎゅっと握りしめる。
 
 今までの自分は、無意識のうちに
 自分の体を無碍にしていたのかな。]

  大好き、だから。

  ……結婚するまで、待っててくれる?


[結婚か、婚約か。わからないけど。
 一つとおい約束をしたい。
 待ってて、と言うのもおかしな話かもしれない。
 むしろ今回のことを考えると
 自分がおあずけ、かもしれないけれど。

 なぜかそんな言葉になりながら
 私は隆司さんの手を握り締め続けていた。**]

[妊娠、結婚。自然とそれを意識するのは、上原がそういう年頃だからなのだろう。
 高校生の矢川がピンと来ていないことを責める意思は上原にはなかった。その頃の自分を思えば、それが当たり前だと思えるから]


  やっぱ歳の差なんだろうな、これは。
  ……それだけ本気になった、とも
  言えるんだろうけどさ。


[それでも、本気になろうが、高校生で結婚までは考えない気がした。
 だからこそ「授かったら産みたい」と言ってくれることはとても嬉しくて、抱き締めた彼女の頭を撫でた]

  謝ることはない。
  俺も触れ合いたくなるから。

  でも、待ってるよ。
  俺が言い出したんだしな。


[待つのも、おあずけもお互い様だろう。
 お互いに望むことなのだから。
 好きだから、その先を。それは上原も同じなのだと伝えて、もう一度唇を寄せて、触れ合うだけのキスを求めた。

 もし待ち切れなくなるとしたら、大学卒業が視野に入る頃だろうか。
 避妊はした上で、それでも妊娠してもその後の生活に支障が少なそうな時期。
 その頃には互いの好む酒も把握し合って、一緒に飲めるようになっているのかもしれない]**

[それだけ本気。
 ……こんなに短い期間で? そんな疑問はある。
 でもそれは自分だってそうだ。
 本気で好きだから、好きになったから
 その先へと進むことを選ぼうとした。
 恋人同士でそれが当たり前かと思ったから。
 さらにその先までは描けていなかったけれど。]


  ……私も、待ってる。我慢する。
  でも、さっきみたいなキスも……だめ?


[ダメだから止められたんだろうけど
 それなら自粛しなければならない。
 触れ合いも我慢できる範囲内にして
 ……口で、とかやり始めたらキリがないから。多分。
 触れ合うだけのキスをされて、向き合いながら
 首を傾げてそんな問いを投げかける。

 今まで通りのキスだけでも大丈夫。
 頭を撫でてもらって、抱きしめあって、
 そうしてそばにいられたなら。
 でもアレもダメなの? と、
 そこから直ぐにえっちに結びつかなかった私は
 本気で不思議そうな眼差しを向けた。]

【人】 矢川 蛍

[そんな風に泣いて、慰められてから
 私たちはどんなふうに暮らしていたのかな。
 高校最後の一年間。
 演奏会も見にきてくれたかな。
 文化祭にも来てくれたら嬉しいな。
 学校での合奏だけじゃなくて
 例えば私の部屋で一人で演奏してるところとかも
 ぜひ聞いてみてほしいし、来てほしい。
 合格して、お酒を一緒に飲んで。
 割と強い方だけど味は甘い方が好きとか。
 お弁当作りは相変わらずのはず。
 もっと隆司さんの好みに合うように頑張ったし
 時々隆司さんの部屋でも料理をするようになった。
 コンロ一口でもなんとかなるものだなって思ったけど
 やっぱり二口は欲しい、と痛感したりもして。
 収納がガラ空きだった隆司さんの食器棚に
 自分の使いたい道具や食器を増やしたりもして。

 そんな風に、わたしは。
 隆司さんとの日々を重ねて行っていた。
 変わらず、ううん、より深く
 隆司さんへの気持ちを深めていきながら。
 喧嘩した時もあったけれど
 やっぱりわたしは、隆司さんが好き。**]
(78) 2021/03/07(Sun) 20:47:16
[確かに短い期間だった。
 けれど、この先も共に過ごしていきたいと思う機会が上原にはたくさんあった。
 一緒に暮らしてみたいとも。
 そこで望まない妊娠が彼女の将来を閉ざしてしまわないかが気がかりで仕方なくなる程度には、真剣であると言えるだろう。

 そして、キスのことを不思議そうに言われると、今度は年齢差のほかに性別差を意識することになる上原だった]


  ……俺が抑えられなくなるからダメ。


[実際には耐えることはできるだろうが、抑えがたい衝動を起こされる可能性を極力排除しようとして、上原は素直に申告した。

 矢川が素直に守り続けてくれれば何事も起こらないであろうが、そうでなければ、数年の間に際どい場面はときどきあるのかもしれない]

【人】 矢川 蛍

[うちの親は基本的にイベントには参加しない。
 だから卒業式まで隆司さんとは合わなかったはずだ。
 事前に、隆司さんの年齢のことは話していたし
 もっと言えばプラトニックなお付き合いの事を
 話していたからか。
 お母さんの反応は穏やかなものだったけれど
 お父さんの反応は少し棘があったかもしれない。
 『君のせいでうちの卵焼きが』なんて言うから
 でも美味しいって言ってたこともバラしちゃった。
 隆司さん好みの卵焼きも、うちでは好評です。
 これからもよろしく、なんて言われたから
 ちょっと私も恥ずかしかったかな。
 セーラー服に袖を通すのも卒業式で終わり。
 これで写真撮ろう、なんておねだりもして。]
(80) 2021/03/07(Sun) 22:04:50

【人】 矢川 蛍

[お酒は梅酒が気に入ったから、
 そのうち果実酒を隆司さんの家で作ってみたり。
 梅、苺、リンゴ、柚子。
 本当はまだ成人じゃなかったし
 18で成人になっても20までは飲酒喫煙はダメとか
 移り変わる間の微妙な頃を味わいつつも
 こっそり、隆司さんとお酒を楽しんでいた。
 でもお酒を飲み過ぎると気持ち悪くはならないけど
 一度甘えたすぎて眠過ぎて、で。
 散々甘えて抱きついて擦り寄ってキスして
 しがみついたまま寝ちゃった日があったみたいだから
 外で飲む時はお酒は程々に、を貫いてる。
 ……多分家で二人で飲んでたから、
   タガが外れやすかったんだよ。たぶん。]
(81) 2021/03/07(Sun) 22:05:07

【人】 矢川 蛍

[喧嘩らしい喧嘩は、あまり覚えていないけど。
 どうしても行ってみたいテーマパークのイベントがあって
 そこに行くならせっかくだし日帰りじゃなくて
 ゆっくり泊まって遊びに行きたい、と言った時
 たしか意見が割れたんだった。

 お泊まりすること自体だったか。
 一緒の部屋か別の部屋か。
 部屋の形態か。
 その時期はどうしてもいけないと言われたのか。

 仕方がなかったり、我慢しなくちゃいけないと
 分かってても少し拗ねて不貞腐れた。
 そんな日も、あったんだ。]
(82) 2021/03/07(Sun) 22:05:27
[凛は信じてくれているけれど
 他の友達は、プラトニックなお付き合いを
 あんまり信じてはくれていない。
 とは言え、私もあまり言いふらす事はないけど。
 際どいシーンは……
 例の、初めて家で深酒したとき?
 海に行くからと部屋で水着を見せた時とか。
 合鍵をもらえていたら、うっかり
 部屋でうたた寝してた時とか、かもしれない。
 積極的にこちらから際どいシーンは
 作ってるつもりはなかったし。

 そうして、もう私も四年になった。
 今の生活が幸せで当たり前になりつつあった。
 もう、あの時から数えて5回目のバレンタイン。
 今年はチョコのカップケーキを作って
 それを綺麗に包んで待ち合わせ。
 ……美味しく食べてくれると良いな。**]

[矢川の初めての深酒のときは、それまでで一番理性がぐらついて危険だった。

 不幸中の幸いと言っていいのかどうか、上原はアルコールが入るとできなくなる体質である。

 それに加えて、想いの通じた恋人とはいえ、酔った女性を手籠にする気にもなれなかった。

 それでキスまでに留まったのだが、濃厚なものではあった。
 思わず応じてしまったとき、上原は彼女の唇を舌でなぞっていた。
 かつて指でそうしたように

 そのことが矢川の記憶にあるかどうかは不明である]

[水着が可愛くて抱き締めたことも、うたた寝に気付いて毛布をかけたこともあったが、そのくらいなら上原は割と平然としていた。
 少なくとも表面上は。

 矢川とのバレンタインも5回目になると思うと、そんなに付き合いが長く続いたことが感慨深かった。
 積み重ねた日々を思いながら待ち合わせに向かう前、コーヒーを淹れてボトルに詰めた。
 矢川の手作りお菓子でコーヒーを飲むのは上原の楽しみの一つになっていた。機会があるたびに淹れているうちに、少しずつ上達もしていった]**

【人】 矢川 蛍

[こうして、お付き合いを続けていく中で
 そろそろ卒業間近、となってくると
 気になってくるのは次の問題だった。

 いつになったら、プロポーズしてくれるんだろう?

 お互いに耐えて、我慢してきて。
 結婚するまで、とは思っている。
 自分はもう22になった。
 そうすると隆司さんは33。
 お互いにゾロ目になったね、なんて
 誕生日の時には笑ってたっけ。

 別に、エッチしたいからじゃなくて。
 それだけじゃなくて。
 そろそろ、その言葉を待つ自分がいたりする。]
(86) 2021/03/08(Mon) 6:43:46

【人】 矢川 蛍

  隆司さん!


[きっと待ち合わせ場所に辿り着くのは
 ほんの少し、隆司さんの方が早い。
 駆け寄って自然と腕に腕を絡める。
 そんな仕草も本当に自然になってきた。
 一緒にいることが自然で当たり前。
 今日も、バレンタインのチョコを渡して
 一緒にコーヒーを飲んで。
 あのコーヒーも前よりもずっと美味しくなった。
 私の料理も、前より隆司さん好みに出来るようになった。
 そんな風に少しずつ変わっていく中で
 私自身の気持ちが昂ったこともあるけれど
 触れるだけのキスをして、ハグをして、擦り寄って。
 それで何とか耐えてきたんだ。

 ……多分きっと、今日もそう。
 あの日から私は"帰りたくない"は言わなくなって
 ただ、まだ先だよね、と自分の心を慰める。]
(87) 2021/03/08(Mon) 6:44:07

【人】 矢川 蛍

  ……それじゃ、またね。


[背伸びして、おやすみなさいのキスを。
 そうして家に帰るんだろう。
 もちろん幸せで、ずっと一緒にいたい。
 でも今日はきっと、
 いつもより少し長めのキス。**]
(88) 2021/03/08(Mon) 6:44:26

【人】 矢川 蛍

  ……! うん!


[抱きしめられて、一瞬驚いて目を瞬かせる。
 けれど紡がれた言葉に私は待ってましたとばかりに
 直ぐに返事してしまっていた。

 だって嬉しかったんだもの。
 待っていたんだもの。
 じわ、と涙が滲んだ。嬉しいのに、嬉しくて。
 ぎゅっとしがみつき返しながらの私はきっと
 いつかの日みたいに尻尾があったら
 千切れんばかりに振ってそうな喜びようだった。
 
 だって、私だってずっと一緒にいたかった。
 帰るのが寂しくてたまらなかった。
 触れ合いがキスとハグだけで切ない日もあった。
 信じていたけど、隆司さんが急な飲み会の日とかは
 ヤキモチ妬いたり寂しかったりもしたんだよ。
 気づいているかもしれないけど。
 でも、重い女になりたくなかった。
 でもいつのまにか一緒にいることが当たり前で
 ただそれだけの存在に変化するのも嫌だった。
 それが少し怖かった。いつだって。
 だから、その言葉が心底嬉しくて。]
(92) 2021/03/08(Mon) 8:44:19

【人】 矢川 蛍

  嬉しい。ずっと、そうなったら良いなって。
  待ってたから、けど……。


[でもね、ちょっとだけ気掛かりだった。
 一緒に暮らす。そう言ってはくれたけど。
 ……それって、どっちの意味かなあ。
 だから、しがみついたままそっと彼の耳元に唇を寄せて
 小さな声で質問する。]


  それって、同棲?
  ……それとも、ちがう?


[思えばあの時は急に出てきた結婚の二文字に
 ああ、結婚したら色々許されるよねって
 何だか納得してしまっていたけれど。

 同棲して、今まで通り?
 結婚するまでは、……なのかな。
 それとも結婚を前提にした同棲?
 その、子供ができたら結婚しよう、みたいな?

 ……でも、子供ができても出来なくても。
 いっそ、エッチしなくったって。]
(93) 2021/03/08(Mon) 8:44:36

【人】 矢川 蛍

  私は、……いつも隆司さんの一番そばにいられるのが
  私なら良いなあって、思ってる。


[一緒に幸せになれたらなって。
 今の私にとって、それが一番大切だから。**]
(94) 2021/03/08(Mon) 8:45:01

【人】 矢川 蛍

  いきなり結婚でも、よかったの。


[こくん、と頷いてしまう。
 と言うか、あの頃は同棲の選択肢が浮かんでなかった。
 今だからこそ同棲の2文字を認識していて
 どっち? と聞けるくらいには冷静なのだ。
 それに、多分大丈夫だと思う。
 押しかけ女房みたいなところはあったけれど
 しょっちゅう家に遊びに行ってはご飯を作って
 他の家事にだって手を出し始めていたから。
 それが楽しかったから。
 期間の話になると少し眉を顰めた。]
(97) 2021/03/08(Mon) 9:32:21

【人】 矢川 蛍

  ……働き始めて。
  半年とかで苗字が変わるの、大変そうだなー?
  なんて言うのもチラッと思うけど。

  隆司さんが、子供が三人以上欲しいなら
  早い方が、良いかな。
  何人でも良いよ、なら、
  ……半年後でも、一年後でも。


[つまりは私はいつだって。
 隆司さんのタイミングもあるだろうしと
 現実的な意見を出してみたつもり。

 理由を聞かれたらちゃんと答える。
 男の人だって35を境に精子が衰えると聞いた。
 もちろん高齢でも子供を授かる人は男女問わずいるけれど
 いろんなリスクを考えたら、隆司さんだって
 そう言うのが気になるお年頃になってきているのだ。

 待たせたのは、年下の私だろうけど。
 年下は年下なりに、考えてる。
 それはまじめに隆司さんと一緒にいたいし
 子供を授かったなら嬉しいと思えるから。]
(98) 2021/03/08(Mon) 9:32:45

【人】 矢川 蛍

  私は、一人は欲しいなって。
  でも一番は、隆司さんと一緒にいたい。


[隆司さんと一緒にいられるなら、ね?**]
(99) 2021/03/08(Mon) 9:33:47

【人】 矢川 蛍

  って言うか……。


[色々言ってはみたけれど。
 頭を軽くかきながら頬が赤くなった。
 コホン、と一つ咳払い。]


  一緒に暮らしてたら、一緒に寝たいし。
  一緒に寝てたら寝ながらぎゅーもしたいし。
  お風呂上がりとか、寝起きとか、
  これまで以上に一緒に居て、
  きっとこれまで以上に我慢になるでしょ?

  私が、我慢できるかどうかも、心配。


[ほら、今までは離れる時間があったから。
 浮気はしてないよ?
 でも、気が紛れる時間があった。クールダウン。
 変な話、自分だけでどうにかする事だって。
 でもその時間がなくなる。
 そうなって、でも我慢ばかりだったら。
 その期間が長くなったら。
 いざ結婚となった時、枯れていそう。
 もしくは我慢できなくて爆発するかも。
 そんな懸念も、まじめに伝えて。]
(102) 2021/03/08(Mon) 10:04:32

【人】 矢川 蛍

  私は、……幸せにしますよ、隆司さんのこと。
  今まで幸せにしてもらってきた分、
  もっともっと一緒に幸せになりたいから。

  子供だって直ぐ授かるかわからないし。
  できれば、……結婚、して。

  一緒に居て良いって、したいですね……。


[どうにも締まらない。
 けど、正直な本音はそこだ。
 いつだって一緒に居て当たり前の関係、家族。
 家族になりたいのだ。
 いつも当たり前にそばにいるなら、
 一緒に幸せを育てていくのなら。

 きゅ、と眉根を寄せる。
 背伸びしてまたキスをした。

 チュ、と音を立てて、うっすら唇を開く。
 ……そのまま離れても構わない。
 でも、その決意だけは知って欲しくて。**]
(103) 2021/03/08(Mon) 10:04:50
[彼女の頸を引き寄せて、唇に舌を伝わせた。あのときそうしたように。

 その後に唇を深く重ねて、隙間に舌を滑り込ませた。応じてくれることを求めるように、舌先で口中を擽って]

  ん……っ、


[その傷は覚えがあった。
 お酒によって夢見心地で、そのあと目が覚めた時には
 そんな夢まで見てしまったかと恥ずかしくなった夢。
 いや、きっと夢じゃなかったんだろう。
 唇をかつてのあの日に指先でなぞった様に舌先が辿る。
 ほんの少し震えて、けれど深い口づけを受け入れた。
 むしろ私の方からも舌先を伸ばして
 口腔を探る舌先に触れ合わせる。
 粘膜と粘膜の触れ合いに、ジンと頭の芯が痺れた。]

[ストーカーの被害を感じなくなって何年にもなって、矢川をひとりで家に帰らせる日も増えていた。

 上原の移動距離が長くなるというのが理由のひとつだった。
 矢川ももう子供ではないしと、上原の部屋の前で別れる日も増えて、矢川の家まで送る日と半々くらいになっていた。

 この日もちょうどその例に漏れず、おやすみのキスは上原の部屋の玄関で。
 それから矢川をひとりで帰す予定だったのだけど。

 予定に反して、寝室に彼女を連れ帰ることになった]

[最初の頃こそ、わざわざそんな用意はしていなかったが。

 家の行き来が増え始めてから、さすがに上原が用意しておいたものがあった。

 万が一衝動に負けたときに、何も用意してなかったでは済まされないと思ったから。

 そのときに蝶の箔押しの箱を選んだのは、女性人気の高い商品だからというだけで、上原に他意は全く無かったのだけれど。
 かつて彼女が母親から授かったものと同じものが、偶然にも上原の寝室に密かに置かれていたのだった]

【人】 矢川 蛍

[それから。
 今まで以上に甘えにためらいがない反面で
 丁寧に指先に触れられると赤くなってしまう。
 実際、びくっと指先が反応してしまうのだ。
 ぞくぞくとしたいけない疼きを伴って。

 指先や、手の甲をゆうるりと撫でられると
 甘く満たされたあの日を思い出して。
 あんまり不意打ちでやられると驚くから
 二人の時にして欲しい、とお願いしたり。

 互いの両親に挨拶して、部屋を探す。
 卒業を前にして入籍だけでも、と言うのは
 仕事が始まる前を意識してのもの。
 それでもお互いのよき日まで待つつもりだ。
 挨拶の時は緊張したし、
 両家の顔合わせ……なんて言うのもあったかもしれない。
 なんだか、大変だけれど、そう言うものも含めて。]


  ……しあわせ。


[ぎゅ、と彼にしがみつきながら、
 満ち足りた思いで呟いていた。**]
(105) 2021/03/09(Tue) 6:45:09
 




[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:蛍 解除する

生存者 (2)

40回 残----pt

 

隆司
39回 残----pt

 

犠牲者 (1)

イツキ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

アカネ(3d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言

独り言

内緒話

囁き系

死者のうめき

舞台

置き手紙

一括操作




注目機能






(0.14 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa