【赤】 一匹狼 “楓”[彼女の復唱を聞いて、楓は黙り込んだ。 誰の命も奪わずに暮らせたなら、当然、それが最上だろう。 けれど誰の命も奪わないことを望んだがために、身近な人たちを殺す可能性こそ楓が最も恐れる出来事。 共に生きたい仲間と友達にとっての最大の“敵”、それは自分自身。 何故って、彼らは──] (*0) 2023/03/04(Sat) 22:18:39 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”(“美味そう”なんだ、あいつらは。 どうしようもないぐらいに。 飢えたら絶対、抑えられない。 だからオレは……飢えるわけにはいかねェんだ) (-3) 2023/03/04(Sat) 22:19:03 |
【赤】 一匹狼 “楓”[──だからその“敵”を御するために、彼は人間の命を理性をもって奪う道を選んで、ここまで生きてきた。 その過程で自分がもう人間ではありえないと、何度も思い知りながら] ……椿は、どうなんだ。 いつから“そう”なんだ……、 どうやって、今まで……。 [彼女は自分がヒトではないと認めているようには思える。 その上で、それを悲しんでいるようにも。 彼女は生を楽しんでいるわけではあるまい。 そう思うからこそ、改めて尋ねてみたかったのだが……問う言葉は曖昧に途切れた。 赤が全体に混じったヨーグルトを口に運ぶ。 味を感じることはできなかった。]** (*1) 2023/03/04(Sat) 22:19:36 |
【人】 一匹狼 “楓”[ヨーグルトを食べ終え、空になった入れ物をテーブルに戻す。 窓の外はよく晴れて明るい。 まるで異世界だ。 そう思いながら、彼はぼんやりと陽を透かす木の葉を眺めていた]** (31) 2023/03/05(Sun) 8:30:26 |
【赤】 一匹狼 “楓”[彼女の生を望むことは、彼女にとってはどのような意味を持つのだろう。>>*9 昨日の彼には思い至らなかったことだ。 人間でないかもしれないと思っても、その確証までは無かったから。 けれど、彼女もまた“狼”であると知った今は…… 生きていてほしいと望むことはすなわち、“喰い続けろ”という願いになる。 あるいは“喰いたいのを耐えろ”になるだろうか? どちらにせよ過酷な道だ。 それはわかる。わかるのに。 それでも彼女には死んでほしくないと思う。 なんと身勝手なのだろう、と彼女の礼を聞いてからやっと思い至ったのだった。無責任に彼女一人ででも生きてほしいと願ったその人と、やっていることは変わらない] (*10) 2023/03/05(Sun) 11:29:56 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[これが互いの願いが揃った結果だとするなら、 椿は生きていてもいい理由を……あるいは終わりを望み、 ──楓が望むものとは?] (-36) 2023/03/05(Sun) 11:30:18 |
【独】 一匹狼 “楓”/* >>*11 lucentするかしないか悩んでしたけど しなくてもよかったかもしれなくて 悩ましいなここ…… 煉瓦道赤ログの色綺麗だからlucent見てみたかったのはある (-37) 2023/03/05(Sun) 11:32:42 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ゆるってなんだろうね 一応……発言に気付いてすぐはゲーム中だったんでそれが終わってから……って一段落させてからだったんだが…… (-38) 2023/03/05(Sun) 11:34:10 |
【人】 一匹狼 “楓”[僅かな躊躇いの後、恐る恐る弾丸に触れた瞬間、彼の手は痺れたように強張った。 数秒の後、手をゆっくりと握って、開く。 疑いの余地はない。 指が触れたものが銀製であることに。 忌々しい銀の弾丸。 実弾が効く種々の存在のほか、亡霊のような実態の無い存在にまで撃ち込める。ゆえに護身用ならまさしく最適であると同時、自分に撃てば確実に死ねると信じられる弾でもあった。 もっとも、そんなことをする気は彼には無いのだが] (39) 2023/03/05(Sun) 13:41:29 |
【人】 一匹狼 “楓”[気を取り直してベッドに落としてみれば、弾の見た目は6発全て同じ。 今度は布越しに弾を掴んで、装填し直し、弾倉を元通り閉じる。 ここは夢の中のように思われる場所だけれど、現実そのままのこともいくつもある。 銃に銀の弾丸を装填しているのも、そのひとつだ。 この場所に危険は感じない。 銃を持ち歩くかどうか、彼は少し悩んだが──誰かに奪われて自分に向けられる可能性を考えたら、持ち歩く以外の選択は無かった] (40) 2023/03/05(Sun) 13:41:52 |
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