【妖】 武藤景虎…………、 っ、え、あ、うん? ゆず、……ッ…… [違和感を感じる肢体から目を逸らして、視線のやり場に困っていると、柚樹と呼んでと囁く声に息を詰まらせた。>>$2 そう呼んでみたくないわけじゃないけど、急に呼ぶのも恥ずかしいし。 それに、告白だってまともにしてない。 “かわいい“とは告げたものの、ひどく悲しそうな顔で“なんで“と返されたのは昨晩のことだ。 寝る前だって、泣くばかりだった理由も聞けないままでいて。 急に名前で呼び出すとか彼氏面し出したみたいで何なのこいつってならない? いや、呼んでって言うからにはその方がいいのか。 混乱したまま答えられずにいると、甘ったるい声で囁きが落ちるのを、呆気に取られたような表情で聞いていた。>>$3] ($6) 2023/03/05(Sun) 1:48:15 |
【妖】 武藤景虎[かわいいは好きって意味はそうだよ。 気になる女子に言えって言ったのはくっきーじゃん。 だから他の女子には言わないようにしたし、くっきーだから言ったわけで。 それでも伝わってないとは思ってなかったよ。 だから実際鈍感なんだろうな。 警戒心は持って欲しいし、無茶だってしてほしくない。 言ってること、殆ど合ってるよ。 オレの考えてること、察せられるっていうのも本当かもしれないな。] ……うん、そうだな。 オレは、くっきーが、 黒崎柚樹のことが好きだから……、 [嫣然と微笑む彼女の頬に手を伸ばす。>>$4 象の皮膚とは程遠い程に柔らかい肌に確かめるように触れると、一度目を伏せてひとつ深呼吸をして。] ($7) 2023/03/05(Sun) 1:50:00 |
【妖】 武藤景虎[そのまま手を浮かせて、思い切り頬を挟むように手のひらを打ち付けた。 バチン!!と大きな音が響いた後、同じ高さにある瞳を見据える。] お前に“かわいい“とは、言ってない。 言ったことない。 [そこは本当に大事なとこだから。 手のひらの痺れからは頬にかかった威力の程度が窺えたけれど。 オレが惚れてるのは、手加減をする方が許さないと言うような女なので。 脳裏に浮かんだ光景を、今はすんなりと受け入れられたから、慰めるように頬を撫でることもなく、手を離した。]* ($8) 2023/03/05(Sun) 2:09:40 |
【妖】 ??? 武藤景虎柚樹の抱えてるつらいことは、忘れさせてあげるし、 その分の穴も埋めてあげられるから。 [つらいことは全部、忘れていいよ。 幸せな記憶ほど、覚えている方がつらいことがあるって知ってるはずだよね、と笑みを崩さないまま、頬へと手を伸ばした。]** ($10) 2023/03/05(Sun) 3:57:53 |
【独】 武藤景虎/* 偽柚樹のロルを見た瞬間は、邪険にできるかなどうかな、 急に服の上からでも脂肪の感じられるようになったおっぱい見すぎたりしないかなという不安がありましたが、顔ぶっ叩くというぼうきに出てしまいましたね……。 記憶は戻りかけてる。 (-24) 2023/03/05(Sun) 4:12:12 |
【独】 武藤景虎/* ゔぁるきりさんが目覚めたのを簡易メモで確認しながらオレは寝ます(常にどっちか起きてる、この……) 偽武藤のうさんくささやばいな……。 (-25) 2023/03/05(Sun) 4:13:56 |
【妖】 武藤景虎[室内に満ちた林檎の甘い香り、というには全く美味そうには感じない咽せ返るような臭気に頭がぐら、とする感覚がして。 手のひらを見下ろすと、べたりと肌色で濡れていて、そこからも果汁のような不快な香りが漂ってくるようだった。 目の前の顔は、不自然な形に引き攣れ、耳障りな聲を発している。>>$12] 何言ってんのか全然わかんねえんだが…… ["柚樹"ハ、あンたは要ラない、 あんタじャなイっテ、言ってルノに? その顔でそう言われると胸に刺さるものがあるな、とは。 確かに昨晩の様子はおかしかったし、オレのことを通して別の何かを見ているように思えたけれど。] ($19) 2023/03/05(Sun) 9:54:52 |
【妖】 武藤景虎“柚樹"にオレが必要ないわけないだろ。 [口からついて出た言葉に、ああ、と今まで感じていた違和感が消えていくのを感じる。 ──要らないって言ったでしょう。 ──余計なお世話。 ──武藤が好きになってくれたのは、私であって、 ── あんたじゃない。 頭の中に響いた声と、見たことのないはずの風景が広がっても、もう頭は痛くならなかった。] ($20) 2023/03/05(Sun) 9:57:00 |
【妖】 武藤景虎オレは柚樹に変わって欲しいとは一言も言ったことはないんだが……? [柚樹がオレのためにいろいろ努力してくれてることは知ってる。 そういうところがかわいいし、嬉しいと思う。 心配なとこはいっぱいあるけど、それはオレがどうにかしたらいいだけの話で。] オレが好きなのは、“柚樹“一人なので。 [“理想の恋人“はもういるから、とは、狂ったように笑い続けている“それ“に届くかはわからないが。 それより何より] 柚樹に会いに行かないとだから、 そこ、退いてくんねえ? [顔は歪んでいても仮にも柚樹と同じ顔な分、いくらか抵抗はあったけれど、よく知る身体とは異なるそれを思い切り突き飛ばせば、入り口の扉を開けた。] ($21) 2023/03/05(Sun) 9:57:45 |
【人】 武藤景虎柚樹!! [コテージから外へと駆け出すと、大声で名前を呼びながらその姿を探した。 何処にいるかもわからない以上、見つけるにはこれが一番早いはずなので。]* (32) 2023/03/05(Sun) 10:00:29 |
【妖】 武藤景虎[オレはオレの偽物に会ったことがないから“完璧なあの人“がどんなものなのか知らないし、柚樹が其方を選ぶとは欠片も思ってないが。 触れたりなんだりしていたら、と思うと気が気ではなかった、のと、あと何か腹立つので。]* ($22) 2023/03/05(Sun) 10:00:40 |
【妖】 ??? 武藤景虎オレは“武藤“だよ。“武藤景虎“。 柚樹のことをすっかり忘れてる誰かとは違うし。 今頃何してるんだろうね? [柚樹のことを忘れて他の女に気を取られてるかも、童貞だし。 あんな薄情者よりオレの方が柚樹を幸せにしてあげられるよ。 身体を傷つけたりもしないし、ひどいこともしない。 醜い嫉妬もしないし、束縛もしない。 あれより余程中身だってあるし、毎日だって愛を囁ける。 だから、オレのことを選んで?と、歩み寄ると背中に腕を回して抱き寄せた。]* ($27) 2023/03/05(Sun) 10:49:13 |
【独】 武藤景虎/* 一人二役同時に回してるのウケるな…… 偽武藤氏のばら撒いた非とら要素、ちゃんと柚樹が拾ってくれてて嬉しいです、ね……。はー……かわいい。 >>$16>>$17 うっうっ……すき…… しかし偽柚樹こわいな……たのしい(たのしい (-34) 2023/03/05(Sun) 11:02:09 |
【独】 武藤景虎/* 自分で書いといてなんだが、偽武藤腹立つな……うさんくさすぎるだろう、とは。 あれを容赦無くボコるかっこいい柚樹を見られると思えば、うん(ボコるかは知らない) (-35) 2023/03/05(Sun) 11:15:04 |
【独】 武藤景虎/* うっ……_(:3 」∠)_ >たとえ武藤が今のままの状態で現実へ戻ることになっても構わない。 →そうなの……??いや、思い出してはいるけどね、そうか…… (-39) 2023/03/05(Sun) 11:55:57 |
【人】 武藤景虎[問いかけに>>36目を瞬かせ、視線を柚樹のすぐ近くに巡らせれば一瞬眉を顰めた。 それから、昨日された質問を思い返して、ああ、と納得すると] ……柚樹が追試くらったので、当日は大学でサンタみたいなでかい袋に詰めた市販のチョコ貰って、週末にチョコスイーツが食える店行って、それから手作りのやつ貰った……美味かったです。 [ほぼ一息でそう答えると、もう動いていい?と視線で窺って。 手が下ろされるようなら、抱き締めに行ったかな。] ……ごめん、ちゃんと全部、思い出したから。 [背中に手を回して肩口に鼻先をすり寄せる。 視界の端に見える自分の肩から、寝間着じゃんって今更気づいたけど、朝起きてすぐに慌てて探し回るのは見慣れた光景だろうから、まあいいかなって。]* (43) 2023/03/05(Sun) 14:16:49 |
【妖】 武藤景虎あっ……、なんかされてない?! [思い出したように顔を上げると、瞳を覗き込んだ。 それから傍らに疼くまってる見慣れた金髪に目をやって。 さすがに少し同情……、は、いや、この状態になるようなことを“それ“はしたんだろうとわかれば、抱き締めていた腕を解くと、初めて会う“完璧な人“らしい自分とよく似た姿の方に歩み寄る。] ($33) 2023/03/05(Sun) 14:17:22 |
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