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【神】 普通 ナツメ椅子が引かれる。 スカートの皺を伸ばす手が、 そのまま座面の上、揃えられた膝へ。 「よろしくお願いします」 穏やかな声が、落とされる。 (G0) 2022/03/04(Fri) 22:38:47 |
ナツメは、今日も、議論に参加する。 (a0) 2022/03/04(Fri) 22:39:27 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 思ったままに口にされた言葉を、苦く笑って受け流す。 揺らいでしまいそうだからあんまり言わないでほしいな、と思いつつ。 「あ、色が先だったんですね」 「明るいし、元気が出る色だなって思います。 イロメキさんはどのオレンジ色が――」 ジュースを飲み込む時間分ずれた声に、質問が重なって。 ゴフ 、とむせる。口元をハンカチで拭って、「…………。 そ、ういうのではないです」 この反応がもう、そういうのに見えるような。 あわあわと、取り繕いの質問が返される。 「……い、イロメキさんは? 付き合ってるひととか、いるんですか」 /* もうちょっとおはなししたいなと思ってたので、嬉しいです! お互い無理ない範囲で、よろしくお願いします…! (-13) 2022/03/04(Fri) 23:08:07 |
ナツメは、問いかける。 (a1) 2022/03/05(Sat) 13:12:14 |
【神】 普通 ナツメあなたの言葉を聞く。 ひとつひとつ折られていく指。 男の人の手だ、と場違いなことを。 思えたらよかった。 最後に残る指は折られないんだろうと、 そんな予感ばかりに満たされて、息を詰める。 ……一本になった指が、 ただひとりを指し示したとき。 少女は小さく、息を吐いた。 (G19) 2022/03/06(Sun) 0:10:12 |
ナツメは、そのしぐさを知っていた。 (a5) 2022/03/06(Sun) 0:10:30 |
【神】 普通 ナツメ「……死ぬべき人なんて、誰も。ひとりも、」 一度、口を噤む。 下唇にちょっとだけ、歯形が残って。 少女が次に口を開くまでに、しばらくの時間を要して。 「……エノさんは。 良い人じゃ、ないのかもしれない」 「けど、」 (G20) 2022/03/06(Sun) 0:11:30 |
【神】 普通 ナツメ テーブルの上、記入済みの用紙へ目を遣って。 それから、少女の深青が茜の瞳をまっすぐに見つめる。 「生きたいなら、生きたがってよ。 死にたくないくせに、殺させようとしないで」 それは、正義感なんて立派なものじゃない。 情深いからというには、私利に傾いているし。 だから、それ以上を口にすることは、きっとない。 ただ、右手の人差し指を立てて、顎に当てて。 「……私が。 言えることじゃないかも、ですけど」 小さく首を傾げて、そう結んで。 眉を下げて、ちょっとだけ笑った。 (G21) 2022/03/06(Sun) 0:16:45 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ さらっと同性の名前が出てきたなぁ、と思った。 偏見とかを感じる暇もないくらい自然だったので、 そうなんだ、と恋バナが出てこないのを素直に残念に思ったりもした。 その矢先のカウンター。 > CRITICAL!! 「ま、だ。そういうのじゃ…… ……ちょっと。気になる、くらいで……」 ごにょ…。 なんでこんな話になったんだっけ?と思いつつ。 今度はジュースを離していたので、喉は無事。 「わかんないです。かわいいな、とか思うけど……。 でも、ずるいんです。見てるだけとか言って。 なのに、知らないところで……助けてくれてた、みたいで」 「……私には、なんにも。言ってくれないのに。 そんなの、気になる……」 語尾がもにゃっとなりつつ、コップのふちに口をつけた。 ちみ…おいしい。 (-80) 2022/03/06(Sun) 0:56:31 |
【神】 普通 ナツメ「取り消しても、いいんですよ」 あなたの覚悟に、想いに報いない一言だ。 そうと分かっていて、だけど少女は口にした。 仕返しかもね。 分かってるのに、そんなこと言うの。 そんな言葉は、その笑顔を見たら引っ込んでしまって。 「じゃあ。……もう一回だけ、迷ってみます」 少女はそっと、胸のうち。投票用紙に消しゴムをかける。 ペンの走ったあとをのこして、手はすこし黒ずんで。 まっさらには戻らない紙のうえ、ペン先を彷徨わせるような。 そんな迷いを、あと一度だけ。 「……昨日のお礼に」 立てた指を増やしてみたら、ピースサインみたいになって。 少女は思わず、笑ってしまった。 (G24) 2022/03/06(Sun) 1:23:01 |
ナツメは、ぱたぱた。待ち合わせ場所へ、後から向かう。 (a7) 2022/03/06(Sun) 12:26:34 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ『すぐ行くね。』 OK!のスタンプつき。 そんな返信から、しばらくして。 広場のベンチに座る姿を見つけた少女は一度、立ち止まる。 横髪を軽く手櫛で漉いて、スカートの皺を伸ばして、 「ごめんね、待たせた?」 噴水の裏側から、あなたの側へ歩いて。そう声をかけた。 (-107) 2022/03/06(Sun) 12:28:17 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ「わ、……あは」 転びかけたあなたを認めて声を漏らして、 けれど何事もなかったから、つられてちょっと笑う。 「あ、例の」 「きれい……入っていいのかな」 遠目から見て、きらきらと輝くガラスにそんな感想。 何だろうね?と首をかしげて。 ひとまず行ってみようか、とそちらに向かうことにした。 (-111) 2022/03/06(Sun) 13:25:36 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ「ちょろくないです」 わずかな残りを飲み干しながら、ムッとした顔をしてみる。 だけど、放課後みたいだなぁ、とか思って。 半透明のプラスチック越しの口元は、すぐに緩んでしまった。 「……うーん……会いたいというか、」 二人分のおかわりを注いで、ジュースの入ったコップを渡す。 もしもにもしもを積み重ねた、仮定の話。 「どうしてるかな、とか。 気になると思うけど……会うのは」 だめだし、と。 禁止も推奨もされていないことを盾にして、蓋をする。 もうちょっと肌の色は暗いし、髪はいつでもサラサラじゃない。 爪の先から瞳の奥まで、強いライトを浴びたように、 綺麗でかわいい瞬間だけ、VR(ここ)には切り取られているから。 現実(リアル)の私で会いたくないなぁ、と思ったりする。 「……あ、文通とか。どうかなって思うんですけど」 届かなくても、返事がなくても。途絶えても。 デジタルメッセージよりはなんとなく、諦めがつきそうで。 そんな後ろ向きの理由は隠したまま、冗談めかして。 あなたにも、この先の“もしも”をせがんでみる。 「イロメキさんも。年賀状とかくれますか?」 (-117) 2022/03/06(Sun) 14:01:25 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ 出入り自由?なんて、好奇心の滲んだ声。 開け放たれた扉の中を、あなたの後ろから覗く。 「あ、花……!」 並ぶ植木鉢の中に咲いている、とりどりの色。 学校の花壇に植わっているものや、 道端にぽつんと見かけるものや、 見たことも聞いたこともないものまで。 様々な花が丁寧に並べられたその場所は、まるで小さな植物園だった。 「ね、入っちゃおう。 怒られたら、そのときはそのときってことで」 (-123) 2022/03/06(Sun) 14:36:04 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ「んー……どちらかといえば、好きかな」 取り立てて、好き嫌いを考えたことがなかった。 こんなにたくさん、綺麗に咲いていると感動もするけれど。 「メイサイくんは? 花、好き?」 こっそり入り込んで、扉を閉めて。 適温に保たれた屋根の下、小さなガラスの檻の中。 歩き回りながら、きょろきょろと目移りしつつの会話。 (-130) 2022/03/06(Sun) 15:40:21 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ どちらかといえば、だよね。 そう、おかしそうに笑みをこぼして。 「あ、お母さんの趣味なんだ。いいなぁ。 うちの親、趣味とか拘りとか薄いから……」 あなたの指差す鉢。 花束のように広がって咲く花を見て、 「ペニチュ……ペチュニア?」 ……だっけ。少女は首を傾げる。 押し花とかならしたけど……と、 あなたの言う遊びにもあまりピンとこない様子。 (-157) 2022/03/06(Sun) 18:55:22 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 重い話を(しかも、ほとんど初めての会話で)交わしたあとだからか、少女の口はやや軽い。 脅されることになるとも知らずに。 あなたが気を悪くする様子がない、というのを前提として。 「…………。」 「そうとも、限らないですよ。 …… 好き ……な、人の。負担になるなら会わない方がいい、とも思うし」 “そういうこと”にもうなってる……。 葛藤の末、諦めてそこは受け流すことにした。 口に出してみたら、ちょっと危ない気がしたのでもう言うのはやめようと思った。 会うとか会わないとか、手紙とか。 胸に訴える感傷を、コップを傾ける動作で誤魔化して。 「――絵はがきでくれるんですか?」 雅ですね、と楽しげな相槌。 平安京からの連想ゲーム。 じゃあ、あとで教えるから絶対送ってください。 そんなふうに、あなたとの約束を結ぶ。 少女は、先に破るのは自分なんだろうと思っていた。 (-168) 2022/03/06(Sun) 20:11:02 |
【秘】 普通 ナツメ → さめざめ ユメスケ あなたから、一件のメッセージ。 少女は手帳を捲って、それを読んだ。 『こんにちは。ナツメです。 どうしてかな…少し考えさせてね。』 まずはじめに、そんな返信。 それから、いくらかの時間があって。 『抱えておけなくなった気持ちが、涙かも。 泣いちゃうのって、 悲しすぎたり嬉しすぎるときとかだと思うし…』 『コタくんは、どうして知りたいと思ったの? あ、嫌だったら答えなくていいよ。』 (-169) 2022/03/06(Sun) 20:17:53 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ やや気恥ずかしそうに、あってた、と呟いて。 「たぶん、しなかったかな。覚えてないだけかも」 「あ、そうだよね……。 じゃあここの花は、やめといた方がいいかな」 見る限り、どれも綺麗に咲いている。 と、思う。 千切ったらかわいそうだな、と少女は思った。 「安心……」 カラフルな花植えに指を伸ばしてみる。突っつく。 すこし考えて、……その気持ちはちょっと分からなかった。 その様が、少女の表情にもきっと表れている。 「んー……それが、安心なの?」 (-170) 2022/03/06(Sun) 20:33:08 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ「あ、懐かしい。服、とげとげにしたなぁ」 そういうあれならちょっと分かる、かも。 あなたのぼんやりした説明に、ぼんやりした同意。 そういう雑草はないかな、ときょろ…している。 「……、うん。 見るだけでも楽しいから、今はいいや」 そんな言葉でぼやかす。 今度見かけたら、となにげなく言うのは、難しそうで。 「メイサイくんちにある花も、ある?」 (-202) 2022/03/07(Mon) 0:22:43 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ 了承の返事、OKのスタンプ。 出かける約束が一つあったから、その前後の空いた時間に。 待ち合わせて、ブランコのある場所へ向かう。 「えっと……おかえりなさい?」 顔を合わせるとまず、少女はそう言った。 (-212) 2022/03/07(Mon) 1:15:16 |
【秘】 普通 ナツメ → さめざめ ユメスケ 少女の返事は、あなたの送る文字がストップしてから。 『うん』 『ちょっと、泣かされました。 怖いことは我慢できると思ったんだけど、 そこに優しくされて泣いちゃった。』 『コタくんも、あふれた?』 『つらいことなら、ひとり占めしないでね。 ひとりで抱えておけなくなったってことだから。』 (-213) 2022/03/07(Mon) 1:18:02 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ「そ、うだね。そう、もう18だし……!」 やや強めに頷く。 この年になってもまあまあやる気だったのは内緒だ。 それから、あなたが名前をあげた花を探して、 「あ、かわいい。こっちはなんか、上品……」 「キャベツみたいな花……?」 「あ、これワイヤープランツって言うんだ」 ぽそぽそ独り言のように零しながら見て回って。 「うーん……あ、これ。 卒業式で飾られる花……サイネリア、だったかな」 反対に尋ねられれば、青、紫、白、ピンク、赤。 それぞれの色で、寄せ集まって咲いているのを指差した。 (-237) 2022/03/07(Mon) 12:40:01 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ はてなマーク付きのやりとり。 少女はおかしそうにちょっと笑って。 「ううん、謝ることないですよ。 言いたいことあったら、ちゃんと言ってくださいね」 いなかったからって遠慮しないで。 そうつけ加えてから、ブランコに腰かける。 「じゃあ。今日は押してくれる?」 (-243) 2022/03/07(Mon) 13:25:43 |
【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ 膝の上に置かれた、コップを握る手。 中身のオレンジは目減りしている。 「言われたわけじゃ……」 というかそこまで深く話したこともないし、と。 旗色が悪くなってきた少女はちょっと捨てばちな返答。 ここでこの話はおしまい、と言外に物語って。 逸らしていた目をぱっとあなたの方に向ける。 苗字ちがうの、とぱちぱち瞬いて、首を傾げた。 「ペンネーム? ……じゃあ、エノさんで覚えておきます」 どっちで来てもいいように。 そう言って、それから笑って頷いた。 「うん。暑中見舞いも送ってあげる」 (-249) 2022/03/07(Mon) 13:41:06 |
ナツメは、45が60に近いほど、ブランコにうまく乗れる? (a24) 2022/03/07(Mon) 14:01:38 |
【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ「やさしくしてね。 ……冗談です、思いきりやっちゃっていいですよ」 背中を押す手によって、少しずつ揺れ幅が大きくなる。 足で漕いでいる意味はあまりなかった。 「――ハナサキさん?」 あなたの“言いたいこと”。 やわらかくそれだけを尋ねて。 「たぶん……今日と同じ、です。 投票用紙は一枚に戻っちゃったけど」 (-259) 2022/03/07(Mon) 14:07:02 |
【秘】 普通 ナツメ → さめざめ ユメスケ『うん。 優しくされると、いけないね。』 『あ、』 『泣かないからって、平気なわけじゃないから。 すごくつらかったっていうの…』 『泣くほどのことじゃなかった、とか。 そういうふうには思っちゃだめだからね。これからも。』 『話したから、泣けたのかな。 その“誰か”がいてくれて、よかったね。』 『何かに使える? 海になるには、少ないかな。』 (-281) 2022/03/07(Mon) 17:04:20 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ あ、ある?とほんのりほころんだ声。 二度見には気づかないふりをした。 「かわいくて、結構好きなんだよね。 でも、青は初めて見たかも……」 スマホ無いの残念だなぁ、とぼやきながら、 しゃがんで青い花弁の鉢をじっと眺めている。 「NGなんだ。気をつけよ」 綺麗なのにね。 そうやってあなたと、とりとめのない会話を続ける。 合議の話、未来のこと、芯を食わない言葉ばかりを零して。 ただ、あたたかな空気に浸っていたかった。 (-285) 2022/03/07(Mon) 17:49:40 |
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