【秘】 騎士 エース → 王子 シール[耳元に囁いたら、王子の肩が震えた。 こっちの方が驚いてしまう様な反応に、 ああやっぱりどうて……いややめておこう。 名案だと思った進言に、王子は声を荒げた] ……へえ? [無理、なのか。 男だったら、そっちの方が楽だと思ったのに。 王子にも悪い話じゃないと思ったのに。 よく見たら涙まで浮かんでいる様に見えて…… 驚きもしたし、不思議にも思うし、 シール様って変わってるなって、俺の瞳は複雑に揺れる。 でも何も言わずに王子の動向を見守れば、 王子の瞳の方が、泣きそうに揺れていた] (-26) 2024/01/20(Sat) 1:13:51 |
【秘】 騎士 エース → 王子 シール[俺の言葉を確かめる王子に、 勿論です、って力強く頷く。 でも、どうしてそんな顔をするのかが、わからない。 王子を不安にさせない為に態度は崩さなかったが、 俺の中には疑問が積み重なって、渦巻いていた] 少しと言わず、 いつまでも、待ちます。 [ここで二人揃って餓死するのでも、 シール様の選択なら、俺は構わない。 というかすぐに事に及ぶ気は俺にもなかったから、王子の気持ちはもっともです、って伝わる様に笑顔で応えた。 それから背を向ける王子を見届けてから、 水とか食糧を確認しようと立ち上がろうとして、] (-27) 2024/01/20(Sat) 1:14:09 |
【秘】 騎士 エース → 王子 シールん? [呼び止められて、王子の方を向く。 何の、確認だろう。 さっきから、王子の言っている事に疑問ばかりが湧く] かたちだけなら、 誰とでもできると思いますよ。 いや男相手は初めてですけど…… シール様、は…… 恐れ多いので、ちょっと簡単にはいかないかも しれないですけど……たぶん、大丈夫。 [軽口を叩きまくっていたけれど、 実際に抱くとなれば、立場を考えると安易にはいかない気がする。 ただその……性的な対象として見れるかって言われたら、 今までは考えない様にしていたけれど、多分、普通に見れる。 それを伝えるのは流石に気恥ずかしかったから、 曖昧な言い方になってしまったけれど] (-28) 2024/01/20(Sat) 1:17:03 |
【人】 王子 シール[今朝、宿屋で目を覚ました時は二日酔いで最悪の気分だったけど、今の状況よりは遥かにマシだったかもしれない。風呂に入って使ったアロマの香りは、ほんの僅かだか髪にまだ残っているのに、今となってはひどく遠い昔の出来事のように思える。 朝食のウサギパイは絶品だったなぁ。 あの後、二人で街を散策したのも楽しかった。あぁ、あの頃は幸せだった……ね] …………。 [今は台座に背を凭れるようにして、体育座りしている。 出口が見えぬ石造りの玄室で。 何故このような事態になったのかと、境遇を嘆いても仕方がない。 何もしなければ、わたしたちはここで朽ち果てるしかない …───やはり、ここから出ないと。] (58) 2024/01/20(Sat) 9:37:42 |
【秘】 王子 シール → 騎士 エース[この部屋から出る手段は見つけたが、 わたしとしては覚悟がいるもので、決断を保留にした。 わたしの忠実なる僕は、いつまでも待つと言ってくれる。 こうした心遣いは本当にありがたくて、 従者に絶対的な信頼を置く要素の一つだ。 わたしからしてみれば、答えにくいであろう質問にも、 誠実に返してくれる。 おそらくそこに嘘は含まれていない、……わたしとも、 出来る って] (-32) 2024/01/20(Sat) 9:38:07 |
【妖】 王子 シール……すごい、 [吐息のような呟きは、羨望に満ちていたかもしれない。 立てていた膝を崩して、そちらに向けて両手を差し出す] ……触れていいか? [目の前にある胸板に触れる前に、従者の目を見て訊ねた。 きっと、断られなかっただろう。そっと手を置くと、体つきを確認するように、たどたどしく撫で回す。背中まで手を回すと体が近づきすぎるので、脇腹の筋肉を撫でるまでに留めて] ($2) 2024/01/20(Sat) 9:39:54 |
【妖】 王子 シール……ゆうべ、お前に背負われた時、 広くて温かくて、安心すると思った。 [再び手を前に移して、割れた腹筋や胸元に手を這わせ] ここへ来るまでの間も、落ちながらお前に強く抱きしめられて、 ……このまま死んでも、この腕の中ならいい、と思ってしまった まぁ、今も生きているけどな [鎖骨の間にある小さなペンダントに気付いて、胸が熱くなりながら指先で軽く触れる。同じものが、わたしの首にもある。少しだけ背中を押されたような、気持ちになった] ($3) 2024/01/20(Sat) 9:40:17 |
【妖】 王子 シール……その気になるに、……決まってるじゃないか。 [罪を告白する時、このような気持ちになるのかもしれない。 後ろめたさと、あふれる喜びに胸が打ち震える] わかった、この部屋から出よう。 ……生きて、戻るぞ。 [湧き上がりそうな罪悪感には蓋をして、決意を口にする。 瞬きをすると、涙が一筋、頬を伝って落ちた。] ($4) 2024/01/20(Sat) 9:40:38 |
【妖】 王子 シール[袖口で目元を拭うと、その場にゆっくりと立ち上がる。 騎士が一緒に立ち上がろうとしたら、手をかざして動きを制す] ……聞け、騎士よ。 今からここで見聞きし知った事は、決して口外するなよ。 この部屋から出たら、忘れてくれ。 それが出来ぬのならば、 胸の内に秘めたまま墓場まで持っていけ。 [覚悟を決めた顔をして、己の忠実なる騎士へ命を下す] ……今、ここでわたしに誓え。 命を賭けて守る、と。 [跪いた騎士の目の前に右手を差し伸べる。 従うならば、この手を取って誓約の証を示せ、と。**] ($5) 2024/01/20(Sat) 9:41:01 |
【妖】 王子 シール[さて、騎士の思惑は何であれ、これから起こる事を口外するなと誓いを立てさせた。 彼はきっと、宣言通り命を賭して守ろうとするだろう。 というわけで、仰々しく誓約を取り付けた後で、することと言ったら、アレなわけだが] ……その、……わたしはお前が言った通りの『どうて』…だから、 人と肌を合わせた事がなくて、……なので、段取りはお前に任せる [騎士に命じた時の威厳はどこへやら、立ち上がった騎士から目を逸らすと、所在気なしに口元に拳を当ててゴニョる。服を脱いだ方がいいのか、どうなのか…などと思案していたら、あっという間にその腕の中に抱き込まれた。>>$10] ……っ [腕の力強さに驚く間もなく、体を浮かせられると台座の上に寝かされる] あっ…… 花を…… [左胸の上に咲く花を枕元(?)に置きたいと思っていたが、 手を止めてくれた隙に外す機会は訪れただろうか。 押し潰されようが何されようが、形状記憶能力の高い花はピンシャンしていそうだが、見える位置に置いて 見守っていて欲しい などと考えていたから] ($12) 2024/01/20(Sat) 14:36:45 |
【妖】 王子 シール[不安で心細くなりそうな処へ、痛くないようにすると 声が掛けられる。 たった一言でも、優しい響きに救われたような気がして 恥じらうように目を伏せた。 その目元に騎士の唇が触れて、睫毛を細かく震わせる] ……っ、ん… [幼い頃に母から額や頬に口付けをされた事はあったが、 今触れている箇所は未知なる領域だ。 首筋に当たる柔らかい感触が擽ったくて、体をふるりと震わせる。 これまで騎士には、出来るだけ首元を見せずに来ていた。 男にあるはずの喉仏がない事に気付かれると思ったから。 これだけ口付けを受けている今となってはもう、 隠しきれないと思うけど。 濡らされた首元に、細いシルバーのチェーンが光る。 その先には、騎士とお揃いの乳白色の石があって、 鎖骨のくぼみに収まっている] ($13) 2024/01/20(Sat) 14:37:54 |
【妖】 王子 シール[騎士の手が腰に触れると、ドキッと心臓が跳ねた。 このまま服の裾を上げられるのか、それとも腰から下の方を先に下ろされるのか。 けれど、服の上を這い回る手の動きが、どこかおかしい。 性欲に駆り立てられている風ではないような。 遠慮のない力強さで、脇腹を探り腹の上を撫でて、 反対側も同じようにまさぐる。 まるで、何かを確かめるような動きで] ……やだぁ…っ、 [何故か急に怖くなってしまった。 イヤイヤと頭を振りながら、覆いかぶさる肩に両手を 置いて押し返そうとするけど、思うように力が籠らない] ……待って、…こわい……、 心の準備を……させて、 [性急な動きに気持ちがついていかなくて、両目に涙を溜めて 制止を請うたが、聞き届けられただろうか。*] ($14) 2024/01/20(Sat) 14:38:31 |
【妖】 王子 シール[台座に仰向けに寝かされた後で、花を外したいと 乞えば聞き入れられた。 この花も元はといえば、目の前の騎士が贈ってくれたものだ。 いくら丈夫な花といえど、押し潰したりして粗末に扱うのは 気が引けたから、頭の側に退避できて良かったと思う。 花を置いて正面に直れば、すぐに騎士の体が覆いかぶさってくる] ……んぅっ [慣れぬ刺激を受けるたびに、吐息に微かに声が混ざる。 どう反応していいか分からないから、どのように声を 上げていいかもわからない。 ただ単に性交=挿入をすれば良いだけかと考えていたけど、 意外にちゃんと抱いてくれるのだろうか。 すんなりと男を受け入れるためには、こちらにも準備が 必要なわけだが、生憎わたしは自分の体の事ながら、 その辺の事はよく分かっていない] ($19) 2024/01/20(Sat) 18:19:10 |
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [4] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新