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【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ当たり前に触れ合うことが出来ないのは、呪いのようで。 ずっと、ずっと……我慢してきた。 痛みを伴うから?……そうじゃない。 今のクロのように、心配をさせてしまうから。 咎められなかったことに安心した。 間違いだと言われなかったことにも。 「……………えぇ、」 へたり込む前に、ふらふらと後退して。 それで日陰に入って、その場に。 一度座ると、地面にくっついたように動けなくなった。 「クロ……ありがとう、」 我儘を聞いてくれて、嬉しかったの。 貴方の温もりを感じる、最初で最後の時。 (-127) 2022/07/22(Fri) 6:34:33 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウまだ、体は調子を取り戻せないのに。 それなのに、貴方との距離が出来ていく。 「……そうやって、殺すんですね。 責めない理由にはならないなんて、馬鹿みたい」 鈴の音が鳴るように、くすくすと柔らかい笑い声を零し。 「──…どうして私にはできないと、そう思うの?」 ザクリ。地面の具合を確かめるようにスコップを刺す。 「……あぁ、許されることが貴方には苦痛ですか? 私の感情よりも、……苦しんで欲しいわ」 生きて苦しむの。それが、償いというもの。 それから、呼吸ひとつ分間を置いて。 「ねぇ、そうして自分を責めると少しは楽になりますか? …きっかけは主様。間違えたのは皆。忘れないで、」 貴方だけじゃない。皆が、間違えた。 今更何を言ったところで、壊れたものは戻らないけど。 ザク、ザク。砂を掬い、穴を作る。 不慣れな作業は重い体には辛くて、それでも──止めない。 (-128) 2022/07/22(Fri) 6:52:59 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ触れられず、触れてもらうことも出来ず。 ずっと我慢して、でも。…それが嫌だった。 差し伸べられた手を握ることが出来たら。 そしたらもっと、違った未来が見れた? …もしもを語ったところで、今は変わらない。 ほんの僅かな力の行使でさえ、やっぱり 体は痛むから。 少ししてから、撫でるのを止め。離れた。 心配させないように、できる限り笑顔を見せて。 「……モノ、ありがとうございます」 満足感。…他者へ触れられることは、幸せだ。 例え自身の力が牙を向こうとも。リディは今を後悔しない。 (-129) 2022/07/22(Fri) 7:00:59 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ離れる貴方を見て、こちらも手を離す。 ふらつく体は止められないから、壁に寄り手をついて。 「…言葉にするのは、きっと……簡単です」 問いかけに対し零すのはそんな言葉。 「救えなかった私を、ワルゴはどう見ますか。 ………見ているだけの人も、ひとごろし……なのか」 手を下す人。ただ見ているだけの人。止められない人。 悪いのは、誰だろう。 口の端から 僅かに苦しげに 吐息を零し。それでも貴方を見つめる視線は逸らさずに。 本当にしていないかどうかも、言葉だけでは分からない。 クロが振る舞いや見た目で判断されたように。 そうした疑心が、平穏を壊し。そして、破滅を導くのだろう。 (-130) 2022/07/22(Fri) 7:13:05 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔 ▙ ▜▓▗ _ 待って……待って……っ!〕距離が離れたことに気がついて、追いかける。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 違うの、今の、リディに言ったんじゃなくて……声 が、クロが…………!〕抱きかかえた身体は動かぬまま。肢体はくったりと力無きまま。 壊れた彼は、壊れたまま。 だけど、声がするのだと主張する。 妄言だと、思われて仕方ない内容を。 それは、たまたま、貴方が口にしたことと同じで。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 『生きろ』 って……〕それを口にすることで、貴方がどう思うのか。 声の主が、それを貴方に聞かせることを望むのか。 そんなことを考えずに、だけど貴方に伝えたくて、ただ口走る。 (-131) 2022/07/22(Fri) 7:16:16 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ貴方の言葉で、再度動きを止める。 何を言ってるの?そんなことあるはずが。 「あ、なた………ッ」 この状況でよくも。…と吐き捨てようとしたのに。 続きの言葉は紡がれず、くしゃりと顔が歪む。 ユンならそれが出来るのかもって、そう思ってしまったから。 話が噛み合わない と、そう思っていたから。手にしていたスコップを滑らせ、地面に転がる音が鳴る。 それと同時に、表情を隠すように両手で顔を覆って。 でも、許せなかった。妄想の中に逃げること。 だから、噛み合わないなんて。そう思いたくなくて。 「……生きていたくないです…、クロ………」 疑心と争い。もう戻れない平穏を思い、震える声で呟いた。 (-132) 2022/07/22(Fri) 9:02:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントゴリラ・ゴリラ・ゴリラ(遺伝子組み換えでない)様へ 7/21 2:53:15の秘話の追記ですわ〜!! もし宜しければ、部屋への訪問を追加で…… 軽く生存時と、死亡後のお話を希望したいわ! ただもし既に、他の方がメモを見た。 あるいは、貴方の死体を運び出した。 等あれば、こちらはお断りいただいても大丈夫よ 勿論前者も状況によってはそれで問題なし…! お手隙の際に合わせてご確認よろしくお願い致しますですわ〜 94本の麦仙翁flower (-133) 2022/07/22(Fri) 11:15:56 |
リーディエは、眠れない夜を過ごし、今は森の中。 (a33) 2022/07/22(Fri) 11:52:30 |
【独】 命灯癒光 リーディエ「こほっ……、」 スコップを引き摺りながら森の中を歩く1人の少女。 歩くペースは速くないし、時折木に手をついて休憩する。 ここ数日で、体の不自由さが続いている。 「………あと、何年」 生きることが出来るのだろうか。 本当はもう、生きていたくはないけれど。 戻らない時の中、生き続けるのは苦痛だけれど。 誰かに触れる度に理解する。 呪いのような力が、何を食らうのか。 だからこそ、思い出を抱いて 最期まで。 皆と一緒に。……いたかった、な。 (-134) 2022/07/22(Fri) 12:02:45 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「…………」 あなたの問い掛けに、籠頭は俯くように傾いて 答えに窮するように、暫くの間。 あなたの具合を慮ることの出来る、心の余裕は無かった。 ご主人が、だいじな家族が、だれかに殺されて、 その疑いがひとごろしを生むのは、分かってしまう。 だからこそ、それを止められないのもしかたがないと 思うから、見ている人を、止められなかった人を、 悪いと言い切ることは、できなかった。 ……悪くないと言い切ることも、できなくて。 わかんない、と言うように ふるふると頭を横に振る。 「これじゃ、このままじゃ、」 「ひとごろしをさがすために、みんな」 「…………みんな、ひとごろしに……なっちゃうのかしら」 「そしたら、……そしたら」 「ご主人を殺した人が、分かっても…………」 「…………」 ぽつ、ぽつと不安そうにつぶやく言葉は けれども震えることは無い。 それ以上の言葉は出てこなかったのか、 そうして俯いていた。 (-135) 2022/07/22(Fri) 12:11:13 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ大した話で、ないならば。 きっとそんな無理に笑ったりはしない。 貴方は触れられるのを拒むから、 抱きしめても上げられないことがもどかしかった。 「……それは。」 「……何に対して………?」 誰が主人を殺したか、なのか。 それとも。 その誰を、どうするか、なのか。 あるいは。 もっと別の、なにかなのか。 (-136) 2022/07/22(Fri) 13:21:07 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ リディ……〕 クロを抱いたまま、数歩歩み寄る。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ダメ……ダメだよ、リディ。生きてて、許さないでいてよ……。だって、クロ、最期まで皆の食べる物のこと心配してたんだ……畑、頼むって……。〕 皆が生きるための糧のことを。 それからそっと項垂れるように、こつん、と異形の角を貴方の肩口に触れさせる。 普段絶対に触らせないそれを、今だけは確実に心の底からを伝えたくて。 〔⿻▫__ 僕はもう、誰にも……居なくなって欲しくない……〕 そうしたのは、一瞬だけ。 〔 ▙ ▜▓▗ _ リディ、クロと一緒にいてくれる? 〕抱いていた身体を近くの木の根元に寄りかかるように座らせるだろう。それから、貴方が取り落としたスコップを拾い上げ、穴の続きを掘り始める。 畑仕事を手伝って教わっていたから。足掛けを踏んで深く土に食い込ませては、てこの原理で土を掻き出すやり方は、クロがするのと同じ仕草の筈。 (-137) 2022/07/22(Fri) 14:04:05 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ/* もちろんよろしくてよー!! 今のところ誰もメモなど見てないし死体も動かしてないですわー!! なので問題なくてよー!! (-138) 2022/07/22(Fri) 14:24:16 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ「どういたしまして」 やっぱり言葉は素っ気なくて。 でも、君を置いて何処かになんていけなくて。 君が動けるようになるまで、日陰にいる君を見下ろしていただろう。 ーーー見守って、なんて言い換えてもいいかもしれなかった。 そうして、最初で最後の時は、ゆっくりと過ぎていった。 (-139) 2022/07/22(Fri) 16:26:44 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント/* お返事感謝だわ〜! 問題なければ、 第一発見者→メモ発見(懐にしまって神窓開示)→死体移動(引き摺り)をしたいわ 生きてる時にお部屋に訪問したけどすれ違ってしまって 次に訪問した時には……が綺麗な流れかもしれないわね 勿論他に提案があれば遠慮なく! 次のお返事後に何やかんやをするわね!(予定) (-140) 2022/07/22(Fri) 16:43:01 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ/* 問題ありませんわ〜!その通り行きましょうですわ〜! ワクワクですわ〜!(邪悪お嬢様) (-141) 2022/07/22(Fri) 16:45:32 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエあなたに首を傾げた。 「うん、ふふ」 あなたの痛みはわからないけれども、子供は笑顔が好きだから、笑い声を出した。バケツのほっぺたを触って揺らしている。それだけで幸せを表している。 「あー、ふふ。」 満足したからこそまた掃除に戻る。ピッカピカとはいわない、いつもの部屋になるはずだ。モノオキが好きな平穏とともにあった部屋へ。 (-142) 2022/07/22(Fri) 19:30:51 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ問いへの反応があるまでは見つめ続けて。 首を振る様子に、笑みを浮かべた。 「…難しい問いかけをしてごめんなさい。 でもきっと、大事なこと」 焦りは思考を鈍らせてしまうから。 今考えることで、貴方は貴方自身の答えを選べているはずだ。 選択肢は2つだけではない。 今貴方が、こうして思考してくれることに安心した。 「…分かりません。一度起こってしまったことを、止められるのか」 不安げな貴方に不確かな大丈夫を与えることは出来なくて。 素直に、思うままに口にした。 「……何が確かな事なのかさえも、もう分からないんだわ。 誰も彼も。……でも、どうか……………」 貴方は、罪を背負うことなく生きて欲しい。 この先。どうなるか何も分からない中で、そんな願いをひとつ。 本当はもっと、皆で話すべきだったの。 それに気づいたのは、大切なものが壊れてから。 (-144) 2022/07/22(Fri) 20:49:25 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 浮遊する ハグベリー「……何に対してだと、お考えですか?」 問いへの答えは返さず、こちらからも問いかけて。 「…ベリー兄様が思うものを答えていただいて構いません」 じっと瞳を見つめ、再度答えを待つ。 もしも返せないようなら。 暫くしてから手を伸ばし、貴方に触れようとするだろう。 普段は拒むその行いを、自らで覆す。 (-145) 2022/07/22(Fri) 21:06:15 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ聞きたくない。…そう思うのに、耳を塞ぐことはせずにいた。 貴方の口からしか聞けない、今はいないクロの言葉。 許さないことは、酷く苦しいの。 きっと許されないことと同じくらい。 苦しいの。 顔を覆っていたから、拒むことは出来なくて。 ほんの一瞬、貴方の思いとともに──キラキラと、光が舞う。 それは、癒しの光。リディの力。 ビクリと身を揺らして、それで。 過ぎったものは、恐怖。 それと、触れられたことの喜び。 考えはごちゃごちゃしていて、正確に伝わるかどうか。 縫い付けられたように暫し。その場で固まって。 下ろされたクロに、覆う手を外し視線を向け。 そうして、ふらつきの残る足取りはそのまま彼の隣まで進められ。 「………貴方は、許すのでしょう」 崩れ落ちるようにその場に座り込み、彼の手を握りしめた。 ……光は、現れない。死者を蘇生する力は、持っていないから。 生きていれば。…私なら、救えたのに。 …この命を代償にしても。 穴を掘る音を聞きながら、冷たくなったクロの体に身を寄せた。 生きているうちに出来なかったことを、酷く後悔しながら。 (-146) 2022/07/22(Fri) 21:31:32 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントこれは、クロと貴方の死が訪れる前のこと。 リディは皆と話がしたくて、それぞれ姿を探していた。 だから、貴方の部屋を訪れるのは随分遅くなって。 それで、きっとその日はすれ違ってしまったのだろう。 諦めるように踵を返し、自室へと戻るリディの姿があったはずだ。 そうして今また、リディは貴方の部屋の前。 コンコンコン、と3度のノックと。それから。 「リディです。……フィル、いますか?」 貴方を警戒させぬようにと、名乗りをあげる。 /* お返事ありがとうございますですわ〜!それではいざ! 参りますわよ!対戦よろしくお願い致しますですわ! 生きてるうちの話をし出すと更新が来そうだものね…… (-147) 2022/07/22(Fri) 21:42:11 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「はいはい、おりますよ〜」 *扉の向こうから声が聞こえます。 「鍵は開いておりますから、入って頂いてよろしいですよ〜」 *とのこと、らしいです。 * あのようなこと があったばかりと言うのに、不用心かもしれません。 (-148) 2022/07/22(Fri) 21:48:19 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキやっぱり貴方は、思う以上にしっかりしていて。 言葉を紡げない代わりに、素敵な表現を有している。 だから、貴方の幸せはちゃんと伝わる。 そうして笑みを深くして、掃除に戻る貴方を見つめるのだろう。 ずっとこの時間が続けばいいのにと、願いながら。 いつもの部屋になれば、お礼をひとつ。 「いつも通り、綺麗ですね。…モノ、"ありがとうございます"」 人との縁の中で大切な言葉。伝えられるときに、伝えるべきこと。 あと何度、貴方に告げることが叶うだろうか。 (-149) 2022/07/22(Fri) 21:51:21 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント聞こえた声に、ほっと息を吐く。 誰かが死ぬのはもう、見たくない。 貴方達が生きていることが、リディの生きる希望だから。 扉の取っ手に手をかけ、ゆっくりと開いた。 自分一人が入れるくらいの、小さな幅を。 そこから覗くように身をその内側へと差し入れて。 「お邪魔します、ね………フィル」 もう一度貴方の名を呼んだ。 (-150) 2022/07/22(Fri) 22:12:53 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「はい、いらっしゃい」 *電球の彼は、机で本を読んでいました。 *あなたの方へと振り向いて、いつものように。 *まるで、 あんなこと はなかったかのように。「どうしました、リディ?」 「私に何か、御用でしょうか?」 「あ、もしかして寂しくなっちゃいましたか?ロマンスってやつですかね〜?」 *何を言っているのでしょうか。 (-151) 2022/07/22(Fri) 22:33:50 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントその姿を確認すれば、もう半身も内側へと。 開く時と同じようにゆっくりと閉めて、貴方の近くに足を進める。 「……大したことでは、」 ありませんが。と言おうとして。 それで。続いた言葉に目を丸くさせ、ぱちぱちと。 「寂しい……のは、そうかもしれません………が」 ロマンスとは?疑問とともに首が傾いた。 それでもその元気そうな様子が、リディの心を和らげるようにあるから。 だから無理をした笑みではなくて、心の底からの笑みを貴方に見せた。 (-152) 2022/07/22(Fri) 22:46:16 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「ふむ、良い笑顔です」 「リディは美人さんですからね〜。笑っているのがよく似合いますよ〜」 *笑うあなたを見て、電球は小さく灯りを強めました。 *喜んでいるのが、とても分かりやすいでしょう。 「……それで、実際のところは如何しましたか?」 「私が話を邪魔しておいてなんですが」 (-153) 2022/07/22(Fri) 22:56:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント「あら……ふふ、ありがとうございます」 美人さんだなんて。 照れを隠すようにお礼を告げたけど、いつもの白い肌はほんのり赤らんでいて。 貴方にはきっと伝わるのだろうと、そう思った。 ずっとこうして居られたらいいのに、…ずっと。 「……………フィルは、……大丈夫ですか?」 それでも動き出してしまったものを止めることは出来ないから。 問いかけをひとつ。それから。 「……どう、思いますか」 またひとつ………。全くといって、いい話題とは言えないだろう。 (-154) 2022/07/22(Fri) 23:07:17 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「私ですか?見た通り、大丈夫ですよ」 「見つけた時は、流石に取り乱してしまいましたが」 「あれで取り乱さないのは、さすがに無理ですよ」 *敬愛する主さんが、あのような姿で発見された。 *……そんなの、取り乱さない訳がないのです。 「ま、今は冷静ですよ。ショックであることには変わりませんが」 *冷静さは、大事ですから。 *取り乱していては、見えるものも見えなくなるので。 「そして、ふむ」 「どう思うか、ですか」 「………………」 「もしも、館の外に犯人がいない。この中に犯人がいるとして」 「まだ終わりでないのならば」 「……私は近いうちに殺されてしまうかもしれないですね〜」 *なんてことを、いつもと変わらない口調で言うのです。 (-155) 2022/07/22(Fri) 23:18:11 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメント見た通り。そう見えても、本当にそうとは限らない。 だから問いかけた。 心配だったから。 「……そう、ですね。えぇ、取り乱さないわけが、無い」 冷静さが大事、というのもまた……同感だ。 見えるものも見えなくなり。答えを間違えてしまう。 それが破滅の道だと、そのときは気づけやしない。 「………………………どうして、」 変わらない口調で告げられた内容にはこの言葉だけが零されて──静かに俯いた。 皆の中の誰かが殺し、誰かが死ぬ。 そんな状況は見たくなくて、でも。 叶わない。 (-156) 2022/07/22(Fri) 23:41:45 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ「そうですね〜」 「仮に私が犯人であるとしたら、私のような異能は邪魔ですからね〜」 「そして、私のように冷静である者も、です」 *淡々と、理由を告げていきます。 *自分が犯人だとしたら、自分のような者から狙っていく、と。 「私の異能は、使い方次第ではセンサーのような使い方も出来ますからね」 「それを知る人間は極わずかではありますが、私はこの異能で犯人を探すつもりですから、バレてしまうのは時間の問題です」 「私のように、意識的に冷静でいられる人間がそのような力を持っているならば、尚の事です」 「ですから、もしも終わりでないのならば」 「――と、そういう考えな訳です」 *自分がすぐにでも死んでしまうかもしれない。 *そんな事実を、恐怖を、与えさせないような口調で。 *ただただ、あり得る未来を語ります。 *後にソレが、現実となるのですが。 (-157) 2022/07/22(Fri) 23:51:05 |
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