【人】 踊子 リリー楽しかったわ。とても、ね。 ──私、誰かの望むように踊るよりも、 やっぱり自分の為に踊りたいんだわ。 [ 彼の正体も過去も知らない自分には、 内に秘められた想いまでもは悟れはしないが。 差し出された手を見つめ 名前を呼ぶ声に応じるように、肩を揺らした。 ] ……貴方って。 いえ、──なんでもない。 [ 何者なの、とは口に出せなかった。 そんなことは些末な問題であるようにも思えたし、 ……聞かない方がいいこともこの世にはある。 細い指先が、彼の手を取った。 ] (51) 2022/11/24(Thu) 21:47:31 |
【人】 踊子 リリー[ 開店まで時間があるということはつまり、 マスターの姿も今は見えない。 勝手に入って怒られやしないか、 いや、そもそもどうやってここに……?なんて。 疑問は幾らでも湧いてくるけれど 言葉になる前に、青年から返ってきたものは。>>63 ] ────何も足りてなかった、私の踊りに? ……変わった人ね、貴方。 皆、未完成には興味なんてないものなのに。 [ 頬に宛がわれた指先に導かれるがまま、 顔を彼の方へ向け直す。 まじまじと己の瞳を見つめる様子が何だか面白くて、 じい、と視線は彼から逸らさずに。 ──それから。 外された仮面が床に打ち付けられる高い音と、 露になった、彼の傷を見れば。 ] (65) 2022/11/25(Fri) 0:01:42 |
【秘】 踊子 リリー → 「怪人」 ファントム────……痛い、でしょう。 [ 焼け爛れたような、ひどく歪んだ皮膚と。 未だ真新しい傷のように滲む赤へ、 女は憂うように指先を伸ばした。 ] (-54) 2022/11/25(Fri) 0:01:46 |
【人】 踊子 リリー随分な信頼ね? 私が逃げ出すかもしれないのに。 [ 紡ぐ言葉とは対照的に、 顔に浮かぶのは嫌悪ではなく、楽しげな微笑み。 受け入れてくれるかと問う声を聴けば 微かな笑い声を零し、青年の首へ手を回した。 ] ──貴方をどう呼べばいいのか、 私に教えてくれるならね。 [ 囁くように告げて。 重ねられた唇を、受け入れる。** ] (66) 2022/11/25(Fri) 0:01:52 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a32) 2022/11/25(Fri) 0:03:23 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 踊子 リリー傷へと添えられる指先を、こちらの手が柔く包む。 「触れない方がいい、せっかくの綺麗な手が汚れてしまうからね。 それに、この傷にはとうの昔に慣れてしまった。」 私が生まれた時から、この傷の痛みと共にあった。 きっと、この痛みは私と共にあり続けるのだろう。 (-59) 2022/11/25(Fri) 6:55:03 |
【秘】 踊子 リリー → 「怪人」 ファントム……別に、貴方が言うほど、 私だって綺麗でもないのに。 [ 柔く手を包まれるなら、それ以上は追い掛けない。 慣れていたって、痛いものは痛いと思うけれど、と 頭を過った言葉は音に乗せずに。 ] (-71) 2022/11/25(Fri) 11:39:39 |
【人】 踊子 リリー────……っ、 [ 抱き寄せられた腰と、深くなる口付けに 焦りで女の双眸がちかちかと瞬いた。 いつマスターが準備をしに来るかも分からないうえ、 フェス中なら従業員だって早々来てもおかしくない。 ──どうにか声を抑え切った女は、 衣装の結び目を引っ張る不埒な指先を感じ取り 「だめ」と言うように、青年の腕へ触れた。 ] …………っあ、当たり前、でしょ… 誰か来たらどうするの……! [ 実際気まずいどころの話ではない。 …分かってくれるでしょう、と訴えるように、 青年の瞳をじいと見つめて。** ] (78) 2022/11/25(Fri) 11:39:55 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a44) 2022/11/25(Fri) 11:42:06 |
【人】 踊子 リリーっぬ、脱がさないって、言った……! [ 確かにこれは全部ではないけれど。 彼は口にした約束を、違えてもいないけれど。 優しくする振りをして、 なんだか着実に逃げ道を奪われた気がする。 添えられた一言が耳に入れば 「…知らない」と少し顔を背けて。 ] (95) 2022/11/25(Fri) 17:14:13 |
【赤】 踊子 リリー[ 踊り子の衣装というものは、 その名の通り、舞いを美しく魅せる為だけに誂えるもの。 ──つまり機能性などは二の次で 纏う下着も、衣装を損なわないようにと 肌が透けるような薄いレースのもの。 片足を上げさせられているせいで、 せめて隠したい場所も彼には見えているのだろう。 羞恥心が女の頬を赤く染め、体温さえ上がっていく。 ] …………誰か来たら、責任取ってよね……。 [ そう、これは単に恥ずかしいだけ。 まるで何か期待するように熱くなる下腹部も、 本当は気のせいだって、言い聞かせて。** ] (*75) 2022/11/25(Fri) 17:14:44 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a52) 2022/11/25(Fri) 17:17:24 |
【独】 踊子 リリー/* かわいい女の子がMなの好きなんですよね 自PCだとあんまかわいく見えなくてただのMじゃない?みたいになるんですけど。 チップのかわいさで生かされてる感。 (-86) 2022/11/25(Fri) 17:19:08 |
【独】 踊子 リリー/* ファントムさんのかわいい琴線に触れられていたらしい…。 よかった 退屈させていないといいなと思っている… シメオンさんのもずっと考えてたけど 多分とことん悪い人に刺さる感じがいいのかな 折角だし過去と絡めて今日中にお返しがしたいな (-89) 2022/11/25(Fri) 19:03:16 |
【赤】 踊子 リリー[ 彼がその言葉を飲み込んだのは賢明だろう。>>*76 口にしていれば間違いなく女はそっぽを向いたし、 余裕もすっかり無くしてしまう自信があった。 使い魔、──という凡そ普通の人からは聞かない単語に ぱちぱち瞬いて、それからこくんと頷いた。 少なくとも、誰かと鉢合わせる危険はないらしい。 ……だからといって、緊張が消える訳でもないが ] ……、ん…… [ 受け入れる余裕を持たせようとしてくれるだけ、 十分に優しいひとでは、あるのだ。 ──微かな相槌を返して、人よりも少し大きな胸へ ゆるやかに触れる体温にふるりと震えた。 ] (*85) 2022/11/25(Fri) 20:03:28 |
【赤】 踊子 リリーっふ、……ぁ、ぅ……っ [ ここで欲のままに扱われたならきっと、 体に熱なんて燻らなかったのに。 大きな掌がゆっくりと胸に指を沈めては、 すっかり反応してしまった頂きを弾くたびに 抑えられない甘い吐息が口から零れた。 ──顔を上げてと紡ぐ声が上から降り注ぐ。>>*78 既に茹るような頭では、何を考えるよりも先 言う通りにかんばせを彼へ向けて。 ] んむ、……は、 ふ…っ [ 重ねられた唇と、熱を帯びた舌。 抵抗することなく受け入れるように唇を薄く開けば、 いっそ混乱するほど丁寧な慎重さをもって 彼の舌がもどかしい快感を与えてくる、けれど ] (*86) 2022/11/25(Fri) 20:03:32 |
【赤】 踊子 リリー[ まるで壊れ物を扱うみたい、と思った。 この髪でも瞳でもなくて 自分自身を大切にするような、触れ方。 ……そんなの、全然、慣れていないから。 ] ねえ、……そればっかり、やだ…。 おなか、熱くなる……から…… [ もっと触って、…なんてねだるのは 都合のいい我儘に聞こえるかも、しれないけど。* ] (*88) 2022/11/25(Fri) 20:03:38 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a56) 2022/11/25(Fri) 20:05:12 |
【人】 踊子 リリー ― 追想 ― [ 「その髪と瞳がなければ貴女じゃない」と、 いつか遠い日、母は言った。 ──姉の美が損なわれ、 姉が海へ身を投げた日の夜だった。 ] (96) 2022/11/25(Fri) 20:55:55 |
【人】 踊子 リリー[ 父の姿は記憶の中には存在しない。 私が生まれてすぐに、美を失った母を捨てて どこか違うところへ行ったのだと聞いた。 それでも母の手元には 異なる毛色の、けれど美を備えた娘二人が残った。 この街では、美≠ヘ多様な概念を擁するけれど 母が執着したのは、一目でわかる見目の方。 ひとつも欠けないよう、丁寧に籠の中へ入れ 娘の栄誉が己の道になると信じ、投影を重ね。 間違ってるよ、とは言えなかった。 けれど、どんなに嫌われても言った方が良かったと、 ──そのことに気付いたのは、 姉の背へ「出来損ない」と罵る母の顔を見てからだ。 ] (97) 2022/11/25(Fri) 20:56:02 |
【人】 踊子 リリー[ だから私は母の望むままに踊った。 私が何を考えて、何を思っているかも知らずに、 この道が自分の栄誉に近付いていると信じ切って 疑いもせず歩む母の手を引いた。 ──ねえ。心のまま、自由に踊るなんて未来 本当は、踏み出すつもりもなかったの。 誰の手も入らない、母が望んだ踊りで、 母の乞うままの私で、女神様に認められれば。 「 望むものを手に入れられる 」のでしょう? 私、女神様にこう願うつもりで、ここに来たの。 ] (99) 2022/11/25(Fri) 20:56:09 |
【人】 踊子 リリー「 それじゃあ、私と母を殺してくれる? 」 [ 大きな舞台も要らない。夢もいらない。 それが母への復讐だと思ったから。 ──この、荒唐無稽な街でなら。 ] (100) 2022/11/25(Fri) 20:56:14 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a59) 2022/11/25(Fri) 20:57:47 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a61) 2022/11/25(Fri) 21:02:32 |
【独】 踊子 リリー/* そう、この子のPCテーマは「永遠の美(母親の言うがまま)か、咲いて朽ちる美(自分だけの美)か」なので だから花の名前にしたんですよねという安直なやーつ (-99) 2022/11/25(Fri) 21:28:23 |
【赤】 踊子 リリー……私を、大切に? ────ふふ。……変な人ね、貴方。 そんなこと、…… [ ──母にも言われたことのないことだ。 思い出して、途端に心を刺した破片を無視するように、 彼の方へと体を寄せる。 じゃれ合いのような、分け合った熱で溶ける錯覚さえ 心の内で覚えるほどの穏やかさ。 ……少しなら、憶えてしまってもいいか、なんて いつもなら考えないようなこと。 この思考はきっと、要らないこと≠ネのに どうしてか頭の中で反芻して離れない。 ] (*115) 2022/11/25(Fri) 22:32:06 |
【赤】 踊子 リリー────ッ、な……っ そもそも誰のせいだと……! [ かぁ、と頬が赤く染まっては熱を帯びた。 寄り道と称してここへ連れて来たのも、 ぐずぐずに蕩かそうとしてくるのも、全部彼なのに。 ──受け入れた時点で同じと言われてしまえば 反論は、…出来ないけど。 ] ひ、ぁっ!? [ やわく触れられていただけの胸が外気に晒され、 咄嗟に手で隠そうとしては リボンで結われていることを思い出して。 ] (*116) 2022/11/25(Fri) 22:32:10 |
【赤】 踊子 リリーふぁ、っ ……ぁ、んん…っ ゃ、だ……かむの、だめ、だからぁ……っ [ そんな少しの間のうちに、彼の舌が胸の頂を食み、 やわく噛み痕をつけていく。 少しの刺激でさえ腰が跳ねては息が零れ、 堪えられなかった高い喘ぎ声が宙に溶ける。 だめ、ではない、のだけれど。 そう言わないとおかしくなってしまう気がして、 だから、…溶け切ってしまわないよう、予防線だ。 戯れのような時間でお腹に溜まった熱は、 増えるばかりで消えてはくれない。 ] (*118) 2022/11/25(Fri) 22:32:13 |
【赤】 踊子 リリー[ 足を動かせば、嫌でも分かってしまう。 きっとそこは触れられるのを待ち望むみたいに、 蜜を零してしまっているから。 こんなの、──こんなのはしたないと思っているのに 胸へ与えられる刺激が、思考回路を鈍くさせる。 ] ……っね、ぇ …おねが、ぃ、 [ 愛撫を続ける彼へと、喘ぎ声を抑えながら 微かな声で話し掛けた。 こんな場所でねだるなんて、どうかしてるはずなのに ……そもそも幾らこれがフェスとはいえど 誰かと淫靡に耽るなんてこと、 今まで一度もしてこなかった のに。 ] (*119) 2022/11/25(Fri) 22:32:16 |
【赤】 踊子 リリー[ 顔を真っ赤に染め、 快楽と羞恥で潤んだ星屑の双眸で彼を見つめながら そ…っと彼の腕を取り、熱の燻る下腹部へと導いて。 ] ……ここ、さみしぃ、から…… …………さわって、……だめ……? [ 断られたらきっと、 逃げ出したいくらい恥ずかしいような、誘い。 紡いでは、反応を見るのが怖くて、俯いた。* ] (*120) 2022/11/25(Fri) 22:33:27 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a66) 2022/11/25(Fri) 22:34:34 |
【赤】 踊子 リリー……っな、に……? [ ぱち、と瞳が瞬いた。 分かったと言ったから、与えて貰えるはずなのに どうやらお預け≠轤オい。 渦巻いて燻る熱は今更どこにも逃せやしなくて、 いっそ涙さえ流れてしまいそうになった、ところで ] ──────……っぃ、あ ……っ [ 噛み痕が残るくらいに強く首筋を噛まれれば、 ぎゅうと掌に爪が食い込むくらい、強く手を握る。 喉元を食われる獲物の気持ちというものを 否が応でも教え込まれるような、そんな気持ちで 滲む視界に彼を収めた。 ……痛いだけのはずなのに、どうしてか、 噛まれた痕から妙な痺れが奔っている。 ] (*137) 2022/11/26(Sat) 0:12:09 |
【赤】 踊子 リリーパトロン、……貴方が、私の……? ──…悪いこと、言わないから やめておいた方がいい、わ。 貴方と会う前に、 この街の有力者の誘いをフって怒らせてるの… [ 奇しくもこの時は未だ、あの男の所業を知らないが しかしその事実は明かすべきカードではある。 自分だけならまだ何が起こっても良いけれど 彼を巻き込むのは夢見が悪い。 ] …………貴方のお誘い自体は、嬉しいわ。 支配下?…も、貴方なら…… 変なこと、しなさそうだし……良いけど。 [ 魔術なんてものに馴染みがない身では、 与えられた説明を全て理解することは難しいが。 嫌悪や拒絶ではなく、彼を慮る一心で 苦く笑ってそう言った。 ] (*138) 2022/11/26(Sat) 0:12:34 |
【赤】 踊子 リリー[ ──断ってしまったら、彼はもう、 これ以上手を出してはくれなくなるだろうか。 女の望み≠ェ叶うにせよ 叶わないにせよ、 …………初めて肌を重ねるなら彼が良いと そう、思ったのだけれど。 ] ────…… 、これ……解いて。 [ 両腕を差し出し、 本当なら自分で容易く解けるはずのリボンを 彼へ解いてくれ、と乞う。 首筋の片翼のカラスは、──消えてはいない。* ] (*139) 2022/11/26(Sat) 0:12:39 |
【独】 踊子 リリー/* めんどくさい女じゃん……ご、ごめん、ファントムくん 後お仕置きプレイできるってこと!?とか思ってごめん 純粋な好意を…。 (-121) 2022/11/26(Sat) 0:13:41 |
踊子 リリーは、メモを貼った。 (a71) 2022/11/26(Sat) 0:18:55 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 踊子 リリー「―――…もし、私に手伝える事があったら、迷いなく呼んでおくれ。 せめて、君の道の行く末を祈るぐらいは、させて欲しい。」 (-124) 2022/11/26(Sat) 1:05:34 |
【独】 踊子 リリー/* そうなんですよ このまま続けると私たち大変明日どころかワンチャン2d全部使う脅威の軸伸ばしが見える… 申し訳無さすぎるそれは(ファントムさんメモに頷く) (-125) 2022/11/26(Sat) 1:16:17 |
【独】 踊子 リリー/* それはそれとしてすれ違い楽しいので 自PCボコボコにするの好きなPLはこのままリリーバドエンコースも良いかもしれんなどと供述しており (-126) 2022/11/26(Sat) 1:18:13 |
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