14:59:08

人狼物語 三日月国


74 五月うさぎのカーテンコール

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【赤】 店員 イウダ


 驚く、で済めばいーけど。
 まー、反対されても説得するだけだ。

[正直まったく想像がつかないが、どんな反応が返ってきても、自分がすることは如何に紫亜が今の、そしてこれからの自分の人生に必要不可欠かを説くだけだ。>>*130

成長具合を見て貰うなら、その日の夕食を作らせて貰うのもありかもしれない。
ビーフシチューを煮込む時間はないから、お子様舌の友人に合わせたハンバーグとか。
手が温かいから苦手など言っている場合ではない。
練習せねば。]
(*155) 2021/05/24(Mon) 15:35:20

【赤】 店員 イウダ

[うとうとと微睡む彼女がそのまま眠りに落ちるなら、それを見届けてからシャワーに向かおうと。
呼吸に合わせて撫でていた手は、相変わらず無自覚に男を煽る台詞で固まる。>>*131
流石にすぐに復活する程サルではないが、胸をドスッと突かれた感覚があった。

参ったな、と苦笑を胸に仕舞って、彼女の息が深くなるのを待ってから立ち上がった。
彼女の下に敷いたままのバスタオルは、後で洗うことにしよう。**]
(*156) 2021/05/24(Mon) 15:35:32

【赤】 店員 イウダ

――夕食――

[襖を閉めて、シャワーで洗い流した後、露天風呂へ。
かけ流しの風呂は数時間前の名残をすっかり消してくれていたので安心して入ることができた。
背中や腕が浸みるのは紫亜に愛された甘い痛み。

新しい下着に着替えて備え付けの寝巻用浴衣に袖を通す。
此方は袖が洋服のようになっている、スーパー銭湯でよく見るタイプだった。
今日だけで下着は3枚目。
念の為多めに持ってきているとはいえ、携帯用の洗濯バッグで洗って絞り、クローゼットに干させてもらうことにした。

お食事です、と仲居が運んでくれたのは、固形燃料を燃やす小型の卓上コンロと鉄鍋、鍋の材料と。
紫亜の好みを優先して選んだ蒸籠蒸しの温野菜。
船盛の刺身は自分の憧れで選んだ。

所狭しと並んだ料理は圧巻で、ついスマホで写真を撮ってしまう。]
(*165) 2021/05/24(Mon) 19:46:58

【赤】 店員 イウダ

[起きて身支度を整えた紫亜が向かい側に座ったら、二人で手を合わせて固形燃料に火をつけた。
蒸籠の蓋を取ると、ブロッコリーやかぼちゃ、オクラ、レンコンなど多くの野菜がつやつやと並んでいる。]

 紫亜は日本酒大丈夫なんだっけ?

[自分の分は手酌で注いだが、彼女も飲めるなら用意しよう。
甘口だから飲みやすいとは思う、と銘柄が書かれたラベルを見て説明した。*]
(*166) 2021/05/24(Mon) 19:47:09

【赤】 店員 イウダ

[戻って来た彼女の浴衣は合わせをきつくしているけれど、それでも首に咲いた華はそれとはっきりわかる程度に色づいている。>>*172
彼女の荷物にあの位置が隠れる服がなければ、明日は絆創膏を貼らせることになってしまうだろうか。
それはそれであからさまな気もするが。

鏡で確認してきた筈の彼女の顔に非難の色が浮かんでいないということは、後悔はしていないのだろう。
隠す方法は明日また二人で考えよう。]
(*177) 2021/05/24(Mon) 21:28:30

【赤】 店員 イウダ


 じゃあ、お試しにちょっとだけ。
 舐めてみて、きつそうだったらやめときな。
 ひと瓶一人で開けるくらいの心算で頼んだし。

[冷酒なのでグラスが用意されている。
傾けられた彼女のグラスにほんの数センチ注いで乾杯した。]

 っくーっ
 あ、甘いなマジで……

[刺身を食べるにはもう少し辛口が良いが、温野菜となら野菜の甘さも手伝ってデザートみたいな形で味わえそうだ。
店でも取り扱えないか、帰ったら店長と有村に相談してみよう。]
(*178) 2021/05/24(Mon) 21:28:44

【赤】 店員 イウダ

[うっすらと色づいた出汁が沸いたのを見て、野菜と豆腐を入れた。
竹筒からつくねを落とすのはお手の物、へらで均等な大きさにまとめて落としていく。
肉は一切れが大きいが薄い。
地元のブランド豚らしい。]

 あ〜〜〜〜この肉で野菜巻いて食うの最高。
 春菊はシーズンじゃないけど、鍋には欲しい派だからあって嬉しい。

[そもそも鍋自体初夏にはあまりしないものだが。
汗をかいたらまた露天風呂に入れば良い。
温泉最高。*]
(*179) 2021/05/24(Mon) 21:28:59

【赤】 店員 イウダ


 飲みやすいからってペース早めたら一気に来るからな〜ほどほどで。

[とはいえ彼女はきっと、自分と飲めるのが嬉しいのだと思えば忠告も強くは言えないのだが。>>*186]

 詳しくはないけど大体飲むよ。
 熱燗よりは冷酒が好き。
 年末に予約して年始にだけ出るにごり酒は絶対買うから、初詣の帰りは一緒に呑もうな。

[一緒に過ごす予定がどんどん具体的な色を帯びる。
その頃までには「約束」を形にしたいという誓いは今は胸に仕舞って。]
(*188) 2021/05/24(Mon) 22:21:27

【赤】 店員 イウダ


 水菜も好きだよ。煮過ぎてなければ。

[くたっとなった水菜は歯に挟まる率が高い気がする。
味が苦手な訳ではないから食べるが、火を通さない方が好きなので、出汁にくぐらせた程度ですぐ器に引き取った。

アクを取り、お玉を持ち替えて豆腐を掬う。
彼女の器にも入れて、自分の器にも。]

 豆腐は塩水に30分くらいつけて水を抜いてから煮ると食感がねっとりになって美味いから今度食ってみて。

[この豆腐はふるふると崩れやすく、これはこれで美味いけれど。

そんな風に会話をしながら二人で鍋をつついて。
温野菜は味噌をつけて味わった。
刺身にはたっぷり目の山葵。

〆に鍋で雑炊まで作って、最後には流石の卯田も満腹になる。
酒も良い感じに回って、片づけて貰う間、少しうとうとしそうになっていた。]
(*189) 2021/05/24(Mon) 22:21:44

【赤】 店員 イウダ


 あ〜今風呂入ったら確実にオチるな。
 鍋食って酒飲んで、汗かいてんだけどー、



 ………



 ……あれ?寝てた?いや、寝てない………


[座卓に額がつきそうな気がする。]


 や、キスすんなら木じゃなくて紫亜がいーわ。


[何を言っているのだか。*]
(*190) 2021/05/24(Mon) 22:22:06

【赤】 店員 イウダ

[どこから夢を見ていたのかがわからない。

にごり酒は飲もうと約束した、はず。>>*195
豆腐の塩水浸けはどうせ試すなら一緒に今度うちですき焼きをしよう、とは誘ったかどうだったか。>>*196

風呂は止められて。>>*197
前に座っていたはずの紫亜が、すぐ隣で笑っている。

ぐーっと内側から幸せが広がって、へへ、と締まりのない顔で笑った。]


 んー?
 すげ、紫亜とがいーって思ってたら、居るじゃん……


[覗き込んできたその唇に、ちゅーっと、唇を尖らせた初心者みたいなキスを。]
(*201) 2021/05/24(Mon) 23:22:43

【赤】 店員 イウダ


 布団、布団なー……
 一緒に寝るかぁ……


[頭はふわふわしているが、足は覚束ない程ではない。
彼女に重い思いはさせずに済むだろう。
ゆっくりと移動して襖を開け]


 ……閉め切ってたから、まだちょっとやらしー匂いがする。
 ファブらな、 きゃ……


[と言ったところまでは覚えている。

紫亜の溢れさせた蜜と自分が放った白でぐちゃぐちゃになったバスタオルは、紫亜によって剥がされた後だったか。
とにかくそれを確認する間もなく、卯田はこてんと布団に横になってしまった。

無意識の内、ぱたぱたと布団を叩く手は、そこに収まる柔らかな身体を求めて。**]
(*202) 2021/05/24(Mon) 23:23:13

【赤】 店員 イウダ

――翌朝――

 んぁ……?

[呼ばれた気がする。>>*227
身体に感じる自分のものではない体温と柔らかさを抱き枕のようにぎゅっとしてから、左右に首を振って。]

 いま、何時……?
 朝飯は運んできてもらうんだったっけか……?

[瞼が開かないまま、紫亜の身体を完全に上に抱き上げる。
朝なので仕方がない変化はまあ何も言わないでおけば知らんふりをしてくれるかもしれない。

昨夜遅くにトイレに行ったついでに軽く入浴と歯磨きをして、酒は完全に抜けていた。
だから今ぐだぐだしているのは、二日酔いではなく、単なる堕落である。]

[朝食を食べないという選択肢はない。
この旅館の朝食はたくさんの小鉢に少しずつ入った各種のお惣菜で、もち麦ごはんにとろろもついていて、食べるのをとても楽しみにしていた。
だから、起きるという意思はある。]
(*234) 2021/05/25(Tue) 15:56:49

【赤】 店員 イウダ



 紫亜ー、 おはよ〜……


[声には出してみた。
ねだられるなら、キスも。
続けていれば頭は覚醒するだろうか。

寝ぼけ眼のまま紫亜の髪をかき混ぜて両耳を塞ぐ形で頭を固定し、少し上体を浮かせて唇を迎えに行った。*]
(*235) 2021/05/25(Tue) 15:57:14

【赤】 店員 イウダ


 んん”〜〜〜〜
 まだ早いなら、もーちょっと、だらだらしよー?

[無邪気に足をばたつかせたら、寝乱れた浴衣が完全に脱げてしまいそうだと苦笑する。>>*240
まあこの姿で過ごす訳じゃなし、脱げたら着替えるだけだが。

瞼はまだ重い。
唇の位置は経験則で。
途中で鼻先に掠めようが顎に当たろうが、それはそれで恋人同士のキスとして間違いではないから、何度も軽く触れさせた。

伸びた髭が刺さっていると気づいたのは、頬にキスをした時に自分の手にも当たったから。
痛い?なんて聞いておいて、態と髭でつんつんしてみたり。

戯れに笑っていると、自分の声で段々覚醒してきた。]
(*245) 2021/05/25(Tue) 19:27:27

【赤】 店員 イウダ

[ゆっくり目を開く。
紫亜と目が合った。]


 いーな、こーゆーの。
 朝起きて一番に目にするのが紫亜っての、毎回幸せだなって思うし……。


[この部屋には誰もいないけれど、少しだけ恥ずかしいことを言うから声を潜めて、耳元で。]
(*246) 2021/05/25(Tue) 19:27:41

【赤】 店員 イウダ


 
……実は毎回どきどきしてる。

 はー、何時慣れんだろうな、これ。


[昨日の彼女よりも今日の彼女をより好きになるからか。
そこまでは言えないまま、照れ隠しにそのまま首筋に顔を埋めた。*]
(*247) 2021/05/25(Tue) 19:28:26

【赤】 店員 イウダ

[「可愛い」と言われたら「でしょ〜♡」とノるのが卯田基依という男だ。
けれど今は、紫亜のくちびるから零れた、心から愛おし気な声に、どうしようもなく照れてしまって顔が上げられなかった。>>*252

溺れている。彼女に。]


 ……。


[何か言おうと思っても気の利いたことが出てこない。
本当に溺れているみたいにはくはくと口を動かしたら彼女の首筋が唇に触れて、反射的にまた痕をつけた。]
(*255) 2021/05/25(Tue) 21:18:16

【赤】 店員 イウダ


 ……がんばる。


[結局小学生男子のような拙い誓いをして、埋めていた顔を漸く起こす。
ふへっと笑って]


 手始めに、朝飯食って。
 昨日行けなかったとこまで散歩しようか。

 ……それとも、どこにも行かずにずーっとこうしててもいーけど。


[抱き締めた彼女を左右にゆらゆら揺らす。
完全に浴衣が脱げてほぼ裸になってしまったが、こんなだらしない姿、彼女にしか見せないのだから許されたい。*]
(*256) 2021/05/25(Tue) 21:18:34

【赤】 店員 イウダ



 旅行の間どころか、帰ってからの服装も困るよな?
 夏の間は首は我慢しなきゃ駄目か〜


[名残惜し気に言って、内出血をぺろりと舐めた。
汗ばむ季節、絆創膏だらけだと蒸れてしまいそうで申し訳ないし。]


 水着も見たいしな……。


[海なり、プールなり。
彼女がどんなデザインのものを着るのかにも興味があるから。]
(*259) 2021/05/25(Tue) 22:03:23

【赤】 店員 イウダ

[……想像したら、収まるどころか益々硬度を増したのは仕方がないとして。
夜中に風呂に入った時に怠惰にも下着をつけなかった、その全裸が居た堪れないのか目を伏せた彼女に、しゅんとした声を出した。]


 ……だめかぁ。
 じゃーちょっと収まるまで、じっとしてよう。


[素数を数えろって言うよな。
学が無いから素数が何かもわからないけれど。*]
(*260) 2021/05/25(Tue) 22:03:43

【赤】 店員 イウダ


 そーやって甘やかすから俺が調子に乗るんだろ〜?


[見えないところを考えて、そういえば背中にはまだつけていなかったな、と。
後ろからすると彼女の顔が見えないのが寂しくて何となくいつも前からはいっていた。

そんなことまで思っていたから、水着の想像をしたら元々苦手なポーカーフェイスなどできる筈もなく。
鼻先を摘ままれてぎゅっと顔のパーツを中央に寄せた。
ばれたか、と舌を出したが、表情以上にやらしい反応がずっと彼女に当たっているというのは棚に上げている。]
(*267) 2021/05/25(Tue) 22:51:02

【赤】 店員 イウダ


 ……だめ、なんじゃなかった?


[言い訳すると、本当に素数を数えようとしていた。
1、3、5、7、11、13、17……までは。

身体が揺れるのは、紫亜がもじもじしている所為。
胸筋がぴくりと動く。]


 あんまり揺れるとはいっちゃうかもよ?


[偶然そんなことにはならないのをわかっていて揶揄うように言うけれど、声が欲情に掠れるのは誤魔化し切れなかった。*]
(*268) 2021/05/25(Tue) 22:51:16

【赤】 店員 イウダ

[子供みたいな口調も可愛らしい。
彼女の子供時代も知っているけれど、別にその頃のことを思い出す訳ではなく、今の彼女の姿で子供っぽい言い方をするのが堪らなく好きなのだ。
許されるものだから、きっと卯田はこの先も、所有印を幾つも刻んでしまうだろう。

すっかり卯田に馴染んだ身体はもう熱を求めている。
その潤んだ瞳に見つめられたら、焦らすことも揶揄うことも出来なくなって。

彼女の浴衣を雑に左右に払って太腿を撫で上げた。
きっとこの白いキャンバスが夏の間卯田の衝動を受け止めてくれるのだろう。
だが今この体勢からはつけるのが難しいから。
繋がることで互いに所有欲を満たすことにしよう。]
(*279) 2021/05/25(Tue) 23:51:52

【赤】 店員 イウダ

[初めは騎乗位で、途中で抱き合えないのがもどかしくなって、腹筋を使って起き上がった。
昨日の激情に任せた激しい抽挿ではなく、じわじわと土壌を耕すように、最奥の彼女が一番善がるところをぐりぐりと押す。]


 きもちいい?


[なんて聞いたらまた意地悪だと返されるだろうか。
恥ずかしがりながら求めれば言ってくれるから、卯田はまたそれに甘えてしまう。

ほら、ちゃんと言って?と。

なんて余裕も最後は保てずに――]
(*280) 2021/05/25(Tue) 23:52:13

【赤】 店員 イウダ


 ……っ
、 く、
ごめ
……ッ


[――置いてけぼりにしていなければ良いけれど。*]
(*281) 2021/05/25(Tue) 23:52:55

【赤】 店員 イウダ

[その日は朝食の支度ぎりぎりまで抱き合って、朝食のとろろの所為にしてまた食後に布団に戻った。

首筋が心許ない彼女の為に、一人で一度外に出て、リネンのサマーストールを買って帰った。
彼女の洋服との相性は自信がないが、端のレースが上品で、色は合わせやすいクリームイエローのものを。

そうやって二人で出られるようにと配慮しながらも、二人きりが心地よくて、気づいたら触ってしまったり。
ごろごろしながらクラウドに保存してある料理写真を見て、彼女が食べたいものをピックアップしたり。

ゆっくりだらだらと過ごしていた筈なのに、気づけば最終日となっていた。]
(*305) 2021/05/26(Wed) 8:59:24

【赤】 店員 イウダ

[数日休んだ分、店に土産は買おうと思うが、何が良いのだろう。
ご当地の菓子を見ても、麦の方が上手に作ると思ってしまえばあまり気が乗らなくて、早々に菓子コーナーからは撤退してしまった。
初日の夕飯で出た地酒は夜の賄いで振舞おうかと1本購入して、個人的には。]

 ……うさぎだ。
 これどう思う?

[壁一面に並んだキーホルダーのうち、色んな色のTシャツを着た有名なうさぎのキャラクターの模造品と思われるものがあった。。
土地柄は全く感じない上に、公式ならばシンプルな顔がここまで崩れるか?という程度に絶妙にブサイクに仕上がっているが、これなら店員でお揃いを持てそうだ。
(実際に持ち歩いて貰えるかは考慮しない)。

青、ワインレッド、緑、灰色、麦の色は難しいから金色で、店長を白にして。
渡すことのない黒も買う。]

 紫もあるけど。

[彼女がこのブサイクなうさぎをつけたいかは別として。*]
(*306) 2021/05/26(Wed) 8:59:45

【赤】 店員 イウダ

[旅行自体を殆ど経験して来なかった身としては、自身で土産を選んだ経験にも乏しい。
貰う側になったことは何度かあるが、その時は消え物が多かった。

こうして形に残るものを贈ることが果たして同僚として適切な距離感なのかはわからないが、「残る」ことに拘りたかったのだ。
紫亜が否定しないでくれたから、それぞれのうさぎは卯田の掌に収まった。]

 ここに紫の仔がいるのに、俺が手を繋がない理由がない。
 だから、貰ってくれるなら、渡させて。

[彼女の趣味ではないダサいキーホルダーも、自分とつきあっている証に持っていて貰えるなら、明日からまた気軽に会えない日々が続いても、想像で慰められる気がするから。]
(*313) 2021/05/26(Wed) 12:28:30

【赤】 店員 イウダ

[離れがたくて荷物持ちと称して彼女の家までついて行った。
近所の人に噂されて彼女が暮らしにくくなってはいけないので、別れ際は玄関先で握手を長く。]

 また来れる日は連絡して。
 普通のしてても、連絡があったらうさぎのタイに替えるから。

[いつもそうしているのに改めて話す。
少しでも時間が欲しくて。]

 楽しかった。
 また行こうな。

[これももう何度目か。]

 ……おやすみ。

[漸く彼女を解放する4文字を言って、手を離す。
また握りたくなるのを堪えたものだから、振る手は拳の形をしていた。**]
(*314) 2021/05/26(Wed) 12:28:49
 




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紫亜と人生を共に

フラウア
14回 残----pt

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ランレン
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ずっと一緒に。

シア
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基依さんとお布団

ラン
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ぐうぐう

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