【人】 教会住みの娘 エヴィ光 の、あたる、道…>>35[ 紡がれる、言の葉。 そんなものがあると、私は知らなかった。 信じてなどいなかった……昨日までは。 気づいてしまった。 本当は、私が一番、欲していたのに 臆病で、卑屈で、こうして皆を 傷つけてしまった… ぼたぼたと流れる滴は、冷たい床を濡らして。 こちらを見やるヨシュア様の、笑顔というには あまりにぎこちない表情>>35に気づけば あぁこの方にもなにか心に終うものが あるのかもしれない…と推し量るには充分 (44) 2020/09/24(Thu) 11:33:55 |
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。 (a10) 2020/09/24(Thu) 11:36:08 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ……私は、大丈夫です。 とにかく、早く、アメリア様を どうか、お願い、 あの方を助けて…… [ 色々な液体で汚れた顔を拭うこともせずに ぎりと顔上げて。 ヨシュア様がアメリア様のもとへ向かえるよう、 どうか大事に至っていないよう、 私はまだ神に祈りながら そう口にするのでした。 ]** (45) 2020/09/24(Thu) 11:36:48 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。 (a11) 2020/09/24(Thu) 11:44:05 |
【人】 従者 ヨシュア…… 嫌な予感が当れば。 この教会で、これから とても、良くないことが起こります。 その前に、貴女は。 貴女のいるべき世界へ行って下さい。 [ 再び教会から去るように急かし、 ちらり、地下へ続く階段へ視線を送った後。 目線を戻し、射抜くような眼差しで エヴィ嬢の顔を見つめる。 ] (47) 2020/09/24(Thu) 13:42:15 |
【人】 従者 ヨシュアどうか、貴女の歩む道に。 貴女の信じる神の祝福があらんことを。 [ 交わした言葉は、それが最後。 そのまま、エヴィ嬢に背を向けて。 後は振り返ることなく、 日の届かぬ地下への道を、一人降りて行く。]* (48) 2020/09/24(Thu) 13:43:03 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−深夜・教会前 [ 扉が開くことはなかった。 ならば、強行突破が正しいだろう。 そう思って、彼が扉のノブに手をかけると、 脇腹を突かれた。 誰かと思えば、従妹。 と、騎士団のはずだった。 ] なんで他国の王子連れて来てるんだよ、オーランジュ。 『身近にいる騎士だったので、連れて来ました』 「なになに。今から乗り込むのかい? ちょっと待ってて。中の様子確認して来て」 (49) 2020/09/24(Thu) 14:07:58 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 簡単にやりたいことを察するあたり、 流石だろう。 ヴェーネレ王国第3王子にして オーランジュが仕える人、リーベアムールは 使い魔を扉の隙間から中へ侵入させると、 確認作業に入った。 一緒にいた王子たちは後2人。 シュネーヴェ王国次期国王、シュラーフェン。 そして、テールエールデ王国第1王子、 ムーティジェンティーレ。 どこか嬉々としてここに来ているように見えるのは、 彼の勘違いなのだろうか。 ] (50) 2020/09/24(Thu) 14:08:30 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ“それで?なんでまた、教会なのかな。” 以前、この教会で出会った少女、いえ…女性に、 よく似た女性が宮廷より帰るところを、 後ろから見守っていまして………… 『何故一緒にいかなかったのです、小心者』 違う。ここは、なにかと、不思議なところなんだ。 「お喋りもいいけど、悪い報告がふたつだよ。 ひとつ目は、扉の目の前で女の子が暴力受けてる。 ふたつ目は、扉よりももっと奥のほうで、 汚されようとしてる女の子がいる。今ならまだ間に合う」 ‘じゃ、俺とリーベはそのふたつ目のほうに行くぞ。’ 「任せて。鍵自体はしまってるみたいだけど……」 “なんのための僕だい?さ、行くよ。 君も剣を持って。オーランジュ嬢は、ここにいること。 何かあったら、フィオーレにこれを飛ばすんだ。” (51) 2020/09/24(Thu) 14:09:37 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 指示を出すことに慣れている人間がいると、 現場は早く回る。 ムーティジェンティーレとリーベアムールは 奥の深いところへ。 シュラーフェンとウェールズは目の前。 シュラーフェンから剣を預かれば、 彼の力によって、扉は簡単に開かれる。 ] ”おや?目の前に人がいるのに どうして扉が開かなかったのかな” [ 少し白々しい言い方も、王子ならではと考えれば まぁ許せるものだろう。 目の前の神父は、とても驚いた様子。 何せ、鍵をかけていたはずの扉から 正々堂々と若い男たちが入ってきたのだから。 ] ち、違うのです。 これには訳がございまして……! (52) 2020/09/24(Thu) 14:10:20 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ [ 神父のことは一旦いたぶるのが好きな 王子に任せておいて、 近くで気を失っている女性を 彼はだきかかえた。 あたりには血が落ちている。 彼女の口元にも、その跡がある。 彼女を起こさぬよう、 少し離れたところへ彼女を寝かせる。 今ここで捕らえるべきは、 そこにいる神父と、まだ見ぬ人。 ] あっちに合流して来ます。 “はいはーい。いってらっしゃい。こっちは任せて。” [ あの2人に任せておけば、 なんとか未然に防げるだろうと、 心のどこかで思いながら、 彼は足音のする方を目指した。 ] (53) 2020/09/24(Thu) 14:14:35 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t4) 2020/09/24(Thu) 14:33:21 |
【人】 従者 ヨシュア…………。 [ 男の齢は25。 色恋とは無縁でも、女を知らぬわけではない。 ある程度は清められていただろう。 それでも。 抱き上げた拍子に漂ったかもしれない。 破瓜に伴う血の匂い。 常の鈴を転がす可憐な声は、掠れていて。 精を主張する、不愉快な臭いが鼻腔に纏わり付く。 それらは一切の慈悲もなく、 男に知らしめただろうか? ─── お前は間に合わなかったのだと。 …………例えそうでなくとも。 ぐったりと力のない姿を見れば、 無意識のうちに、ぎりと歯を噛みしめる。 しかし、直ぐに顎の力を緩めると、 一転して唇は、ゆったりとした微笑みを形作って。 ] (55) 2020/09/24(Thu) 14:49:04 |
【人】 従者 ヨシュアお疲れでしょう。 そのままお休み下さい。 [ 笑みが不得手な自分。 それでも今くらいは、安心させるような顔を 作れているといいと、そう願いながら。 ]* (56) 2020/09/24(Thu) 14:49:37 |
従者 ヨシュアは、メモを貼った。 (a12) 2020/09/24(Thu) 14:53:50 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a13) 2020/09/24(Thu) 14:59:57 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t5) 2020/09/24(Thu) 15:02:36 |
【人】 従者 ヨシュア[ さて、そのまま無事屋敷へ戻れただろうか。 邪魔立てする者がいれば、 腰に差した剣で、容赦も慈悲もなく切り捨てよう。 屋敷に着けば、お嬢様をベッドに寝かせ、 医者とメイドを呼ぶ。 後のことは彼らに任せたなら、 すぐに旦那様への謁見を願う。 望むのは、ただ一つ。 ] (57) 2020/09/24(Thu) 15:06:58 |
【人】 従者 ヨシュア私から従者の任を解いて下さい。 [ 行く当てのない子供を拾い 育ててくれた、大恩ある人へ。 その決別を、乞う。 お嬢様を辱め、傷付けた輩。 直接手を下したのは、誰なのか。 そんなことはどうでもいい。 ] あの教会に、聖職者はおりません。 いるのは人の皮を被った、醜い畜生です。 (58) 2020/09/24(Thu) 15:07:13 |
【人】 従者 ヨシュア[ 首を刎ねない理由はどこにもない。 訴える眸は、暗く強い光を宿し。 とはいえ、仮にも神父の位を持つ相手。 旦那様やお嬢様に迷惑はかけられない。 やるのは、ハイアーム家の従者ではなく ただのヨシュアだ。 ] (59) 2020/09/24(Thu) 15:07:26 |
【人】 宮廷楽士 ウェールズ−深夜・教会 [ 足音のする方へ彼も追いつこうとした。 しかし、それよりも前に、 あの2人がこちらに戻ってきた。 訳を聞けば、特別な鍵 術式 がそこにはかかっていたらしく、 2人ではどうすることもできなかったらしい。 ] 「不甲斐ないから、ちょっとハニーと顔合わせられない」 ‘右に同じく……中の奴ら、せめて生きててくれよ’ [ 2人の王子が見つめる先で、 何があっていたのか知る由もない。>>@4 玄関先に戻り、神父だけは捕まえた。 そして、2人の王子は森のほうに行くと言って、 別行動になったのだ。 後々、婚約者たちから更に怒られるとは 全く知らないまま。 ]* (61) 2020/09/24(Thu) 15:55:20 |
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a14) 2020/09/24(Thu) 15:56:15 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ こんな時でさえハンカチを持っていないことを 詫びるバツの悪そうな顔>>46は、 それどころではないと言うのに、 あぁこんな少年のような表情もなさるのだと、 張り詰めた空気が一瞬だけ、緩んだ気がしました。 けれどもその顔は何かを思い詰めたような 表情へとすぐに変わって、告げられる言葉>>47。 はっ、と息を飲めば、ヨシュア様の身を 包むお姿に、いつものハイアーム家のものと わかるものは何一つ無いことに気づいたでしょう。 止めなければ、この美しい心の方にまで、 罪を背負わせることをしてはいけない そう強く思うのに、その眼差しが射抜くように 私の瞳を貫いて、目を逸らすことも、 何かを言うことも出来なくて。 ] (62) 2020/09/24(Thu) 16:28:29 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 言うことを聞いてくれない身体を なんとか動かすより先に、彼の願い>>48。 待って、とようやく伸ばすことが出来た腕は、 彼の背中には届きません。 その揺るがぬ意思を持った背中が 見えなくなると、私は声を上げて。 まるで迷子の幼子のようにぼろぼろと 泣くのを止めることは出来ませんでした。 ] (63) 2020/09/24(Thu) 16:31:08 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ 差し込む光が、もう朝になっていることを 知らせてくれて。 ようやく顔を上げて、立ち上がります。 上手く動かない足を引き摺りながら、 大切な家族 いる部屋へ ヨシュア様の言う通りなら、この子たちは ここにいてはいけない。 少なくとも、この子たちにとって、 あの人は、心優しい神父様だったのだから。 …そう言えば、その神父様は、今、 何処にいるのでしょう。 ここまでくる間にも、姿は見えず。 それでも、子どもたちの部屋へ入れば、 いつものようににっこり笑って。 ] ……皆、おはよう。 今日は、皆で、この国の音楽祭を見に、 この教会を出ましょう ** (64) 2020/09/24(Thu) 16:35:31 |
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。 (a15) 2020/09/24(Thu) 16:38:21 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─コンペ会場・宮廷 舞踏用大ホール─ 『それでは、次の方……どうぞ。』 [昨日と同じくまだ朝だというのに>>1:1 楽士の方々や貴族の方、 審査員席の後ろにおられる王族の方々。 民衆の方々は裏方に案内され 審査員席の後ろにある 台付き臨時観覧席が何列も並べられた、 その席に座って鑑賞をする者が多いようです。 中にはホールの端で立ち見をする者や 2階のアリーナ席から眺めるものもおりましたが 警備の者が目を光らせつつも 鑑賞の邪魔はしていない様子。] (65) 2020/09/24(Thu) 16:38:58 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (やはり、フルートやクラリネットは 屋内希望が集まるわよね。) [1日目が音をかき消されやすい屋外な分、 そういった楽器類の奏者が>>1:1>>1:2 登録し、演奏するケースが目立ちます。 ですが、午前中にはちょっと目を引いた奏者が。] (66) 2020/09/24(Thu) 16:39:14 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (あら、珍しい楽器。) [彼らは異国の留学で教わった「雅楽」を 演奏しに来た学生達に集団でした。 篳篥や笙、琵琶や龍笛など 初めて目にした楽器に思わず身も前のめりに。 他にも装飾が施された太鼓のような楽器や 弦を張り巡らせた四角い楽器。 衣服も優雅な印象に見えますが 袖や足元がゆったりしておりますし そもそもの構造も全く違います。] (67) 2020/09/24(Thu) 16:39:40 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[ですが、演奏が始まった途端] (あら、 あらあらあら!!) [荘厳で優美な音色がホール全体に響き渡り、 ほうとため息があちこちから聞こえて来ます。 この国の楽器では出しえない、 聞いたこともない音色達。 まるで──大いなる者達を感じさせてくれるかのような!] (68) 2020/09/24(Thu) 16:40:06 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン あらあらあらあら、いいじゃない! なんて澄んだ音色なの!?素晴らしいわ!! そちらの楽器、一つずつ音を聞かせてくださる? [どの楽器も大変素晴らしく、 また雅楽に構成された「天から差し込む光」 「天と地の間を縦横無尽に駆け巡る龍」 「地上に木霊する人々の声」 合奏することにより宇宙を作り出し、 世界そのものを表現するという考えが 何より大いに気に入ったの。] (69) 2020/09/24(Thu) 16:40:21 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[その後も貴族の私楽団の選抜隊や ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス 弦楽器の四重奏、口笛奏者などなど 様々な者が挑戦し、評価を受けました。] (ええ、やはり技術は高いわね) [水準が一定数以上なのは大変喜ばしいですが まだまだ上に行ける底力を感じます。 感じたことや助言を送りつつ、 次の奏者の演奏を聴くことの繰り返し。 時は昼近く、1度目の10分休憩に 差し掛かろうとしていた頃のお話です。]** (70) 2020/09/24(Thu) 16:40:39 |
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