［　気の利いたことも言えないから
　　みんなのやりとりを見てるだけ
　　個人宛にきたら返せるくらいは
　　機械音痴でもないからね。

　　スタンプとか……可愛いなって思ってるよ。　］

ずっと、

［　肩にある君の頭を撫でて
　　そのサラサラの髪に指を絡めて
　　時折引っ張ったりしてみる。
　　痛い？痛かった？痛くて泣きそう？？
　　どうやって泣かせようかなって
　　考えてたところなんだ。

　　痛みで泣かせるのは違うよね。
　　優しく撫で直そう
　　痛かったところを重点的に。

　　

　　だから君なら最初から
　　”ない”ことにするんじゃないかなって　
　　思うんだよ


　　　　　　　　　例えば君自身の存在、とかね？

　　君を俺の過去でも繋いでみせると
　　この話をしながら糸を巻くんだ。　］

［　一人で閉じ込められていた部屋に
　　鍵が外された。
　　チェーンで繋いでいたはずの扉は開いて
　　君に泣きつこうとする俺が出てくる。

　　君の傍が俺の泣ける場所であればと。　］

［　───少し欲張っても許されるだろうか。　］

　　『階段から落ちなかった』だと
　　今の健人ではなくなってしまう気がして
　　君には罪の意識をなくして欲しいのに
　　それを含めて世良健人なのだから

　　どのような答えが出たとしても
　　俺は君についていくよ。　］

　「　あの二人は本当に……どうしようもないね。
　　　馬鹿なんじゃないかな。」

　　

　　自分の為じゃなく
　　誰かのために動ける。
　　そんな大地と慎之介だからこそ
　　俺は心を許せたのだろう。　］

［　救えるのは、救われるのは
　　””なのだろう

　　朝になって
　　隣に寝ている君の顔に唇を寄せよう。
　　二人の手は繋がったままだった。
　　　］

　　　手紙を、残そうと思って。

　　　家族宛
　　　弟宛
　　　それから、慎之介、大地、秋緒、青葉
　　　千葉にもね、残したいと思うよ俺は言葉を。
　　　それに、もちろん君にもだよ健人。

　　　そうして書き上げた手紙はどこにしまおうか。
　　　俺がいなくなったら自然と見つかる場所
　　　それは今は秘密。　］

　　　さて秋緒の姿は見つかったかな。　］**

［　朝、俺も当番ではないのに
　　早めの登校となったのは>>3:177
　　正常性バイアスが働いたか
　　それとも覚悟を決めた所為なのか……。

　　出した言葉は……、空に溶けるさ

　　数日前より酷く追い詰められたかのような
　　秋緒の姿に抱え込んでいる重さを知る。

　　君は今まで吐き出さなかったね>>3:431
　　だからといって君が悩んでいないとか
　　俺のことを嫌っているとかは
　　何でかな、思わないんだ。 　］

［　不器用だね。
　　人に吐き出す方法を知らないのなら
　　俺からお手本を見せようかと思ったりもしたよ。
　　でも俺も不器用だった。

［　人には耳がある。
　

　　それは勇気のいること
　　沢山の気力を集めて探して

　　傷つくことを覚悟して
　　君はどれだけ傷ついてきた？



　　気付くこともできなかった俺だけれど
　　それでも、
　　俺は君を助けたいんだ────健人。　］

　─　回想：2day 放課後(健人)　─


［　はぐらかされた。
　　そう感じたのは君の諦めが
　　見えてしまったから>>113

　　家族の形は星の数ほど。
　　自分の見えてることが全てではない。

　　……でも健人のことを知ってしまった。
　　見えない部分を知って、
　　傷ついている君を
　　罪を背負う君に手を伸ばした。　］

　　傍にいたからこそ見えてたからこそ
　　君が自信がないのはわかるから。　］

　　────俺の願いは変わりつつある。　］

［　行き場のない君の後悔を
　　俺に刻み込んでよ>>125

　　その度に大丈夫だと君の頭を撫でるから

　　俺は今幸せだよ


　　

　　あれ？
　　もう一回噛んでくれると思ったんだけど？

　　朝の料理は俺が作った方がいいかな。

　　折角だから健人には
　　俺の味を覚えておいてもらいたいな。　］

［　家に来てもいいよと言おうと思ったけれど
　　それは次の機会にね>>127

　　俺は君と一緒に居れたことが嬉しくて
　　君も同じだと思ってしまった
　　君の後悔を俺は見落としてしまっていたかな。



　　一緒に旧校舎に行く約束をしたけれど
　　俺は君の傍にいたかったんだ。

　　

　　


　　　　　　　　堪能したいから。
　　　　　　　　その間に俺も寝てしまったかもね。　］**

　　　　　　　（　俺がそっちに行っても良いか？
　　　　　　　　　傍にいても良いか？
　　　　　　　　　君の心の音を聞いても良いか？　　）

　　ズブズブ刺してあげる。
　　その傷を俺に見せてよ>>269>>268　］

　　寒いな……ここは校舎裏だから
　　それだけだ

　　健人の顔が近いんだ>>277
　　額を合わさって
　　昨日と同じように
　　君の目が全てが近い。　］

［　これは夢の延長戦？
　　俺のゴールに君のシュートは>>278
　　綺麗に入っていくよ。　］

　　俺は……

　　───────…………。

　　　　　　　　　

［　俺は願い事を決めていた。
　　俺には未来のないものを。
　　だから、君の言葉に
　　驚いて、
　　嬉しくて、
　　泣いてしまいたかった。

　　俺の願いは正しいかどうかを
　　自問自答しても答えがでない。

それは……大地の

　　「　これ大地から貰ったんだな。　」

　　「　手助けを……そうか……。　」

　　「　帽子か、それは確かに俺だろうな。　」　

［　25%の賭けか
　　それだけあれば十分だったようだな。

　　きっと彼の人の元へと────届くはずだ。

　　ごめんね、あの時
　　すぐ答えられなかったのは
　　俺は未来に自信がなかったんだ
　　でも、今なら言えるよ

　　俺は君の後頭部に手を添えて
　　奪うようなキスをしよう。

　　もう片方の手は
　　君の胸に押し込めるように当てる。
　　そう、これが俺の幸運だよ。
　　受け取ってもらわなきゃだからね。

　　さて、君が抵抗しなければ
　　君に渡すことが出来たかな。　］

［　いつしか壁へと健人を押し付けて
　　俺が満足するまで
　　口から、息から
　　俺の想いを知ってもらうように
　　深く行為は続くはずだ。　］

［　君の確率はいつも25%だね。

　　1/4

　　それが君にとっての大切なことであり
　　今まで君を作ってきたものだ。


　　俺はもっと君の可能性を広げたい。　］

　　窓を開ければそこには─────>>2:257>>3:58　］

　　おにぎり美味しかったみたい>>3:476
　　でも昆布を不思議そうにしていたね。

　　楽しかったみたいだよ。君の話>>3:481
　　君は優しいね、人の痛みのわかる……

　　　　　　




　　　　　　

　　

［　大地には”秋月壮真の幸運”が
　　どうみえたかな。
　　今、君は何をしている？

［　時間は止まらない。
　　決断を迫る期限は目前だ。

　　だから人は最後まで
　　足掻き、迷い、揺れるのだろう。
　　願いが決まったとしても────。

　　正解を求めてしまうのが人だから。　］

　　それは生きる意味ですらあり
　　死ぬ理由にすら成り得るもの。　］

［　でも確かに感じるのだ。
　　彼女から、強く思う姉への愛を>>502　］

　　そして君はその想いもあるし
　　伝える手段だってある
　　叶えることができてしまうんだ

［　今日はハンカチ持ってきているよ。
　　風紀委員たるもの身嗜みは必要だ。

　　今は撫でてもいいかな……
　　人の暖かさは手から伝わりやすいんだ。
　　君の頭を上から優しく撫でるように
　　軽く2回叩いて、君が顔を上げたら
　　ハンカチを渡そうか。
　　大丈夫顔は見ないよってそっぽを向いてね。　］

　　君が思い出す姉はいつも笑顔かな

　　答えは教えてもいいんだけど……
　　君はもうわかってるんじゃないかな

［　血の繋がりは
　　本能として組み込まれている強固なもの
　　どうやったら切り離せるだろう
　　どちらかが消える？
　　それしか方法はない
　　そんな悲しい世界ではないはずだから。
　　思いが形にできれば……。　］

　　さて、君のお姉さんは
　　作られた幸せで満足する子かな

　　何をとは言わないけれど
　　君が気を取られている隙になんて考えてたのに
　　手首を掴まれて
　　いくら力を入れても
　　先へは進まない>>629　］

　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　

　　でも少しくらい揺れてくれたでしょ？
　　ね、受け入れそうになったよね？？？
　　だって健人は　］

　　うん、聞かせて、知りたいよ

［　抵抗をやめた。
　　俺の胸へと押し返されて>>631
　　きっと戻ったのだろう。光が消えた。　］

［　溢れそうなんだ。
　　もう、今にも溢れてしまいそうで
　　だから受け取ってほしい。
　　この溢れるばかりの君への好きを。

　　君が強請るのが先か
　　俺が溢れるのが先か
　　ねえ、それとも同時、だった？>>633　］

［　大地には届いただろうか

　　　　　　　だから少し視線は横になったかも。　］*

　　ありがとう、君は頼りになるね

　　─　旧校舎の幽霊　─


［　願い事、本当に叶えてくれるんだね。
　　縋ってごめん。当てにしてしまって。

　　君の成仏を祈れる優しさがなくてごめんね。

　　どうしてここにいるのか
　　なぜ願い事を叶えるのか

　　君を理解しようとしてみたんだ。
　　でも何もわからなかった。

　　みんなの願いを叶えてくれてありがとう。
　　誰かの友達になってくれてありがとう。

　　俺の大切な人の願いを叶えてくれてありがとう。
　　俺の願いを叶えてくれてありがとう。

　　もしかしたら君の成仏を願う子もいるだろう。
　　優しいよ、みんな。　］

［　どうして世界は優しさだけでは
　　完成しないのだろうね。

　　どうか君が優しい世界へ行けることを
　　祈ることだけはさせてほしいな。

　　　］**

［　病室前の扉の横で静かに泣いた。　］

［　俺はあの中には混ざれない。
　　偉そうなことを言っても



　　結局俺は……　臆病なだけだ。

　　俺の寂しさの半分なんてそんなもの。
　　怖いのはどこまでも”　人　”だった。　］　　

［　でもまだその時は来ていない。
　　これからの未来は変わるかもしれない。

　　自分の手で
　　誰かの手を借りて

　　チャンスはこれからも巡ってくる。
　　その時に勇気が出せたら。
　　俺の幸せの家族の形は
　　変わるのかもしれない。　］　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　　　　　　 ［　半透明な羽根が
　　　　　　　　ふわりと空に溶けた───。　］

　　　　　　　　そう教えてくれたのは
　　　　　　　　健人きみだから。
　
　　　　　　　　俺の手は今も君と繋がっている。　］