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人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 子役 ヘイズ

「…………あれ、ぼくは、一体」

ぱちり。まばたき一瞬。
子役の知らない空間でなにかが変わった。
ここは星見杯亭だった。
子役は違和感に気づき辺りを見まわした。
ふ、と全身が移る鏡が視界に入る。。

「生きてる?」

手を広げたり閉じたり、近くのドアに触れてみたり。
通りすがりの客に触れて不審がられたりする。

「な、ナンデ!?」


「な、ななななななnナンデナンデナンデ!?
 だ、だーれが殺しじゃない死者蘇生の術でも!?
 ぼく消えたはずでは!????
 等価交換!?ぼくを生き返らせたい人なんて
 いたんですか!?ぼくのファン!??」


"中の人"なんていない存在はひとり大慌てだった。
(86) 2021/04/30(Fri) 19:52:32

【雲】 子役 ヘイズ


サブイベントNo.XX
『パルテノスの悪魔』


あの最近有名になり始めた
パルテノスって役者が集まってるギルド
なにやら魔獣がいるって噂らしい。
……調査してくれないか?



【ソロール】→
(D0) 2021/05/01(Sat) 4:18:49

【雲】 子役 ヘイズ

>>D0

「俺、最近このギルドに入ったんだが
 ある夜忘れ物を取りに戻ったらさ

 謎の影が徘徊してるのを見たんだ!
 ぜったいやばいって、頼む!調べてくれ!
 魔獣とかだったら倒してくれていい!」

「報酬ならはずむからさ!」


▷はい
 いいえ


(D1) 2021/05/01(Sat) 4:20:40

【人】 子役 ヘイズ

>>D1

──役者ギルド『パルテノス』

人の"役"をして人に限りなく近い生活をする
それはそれは
賢い魔のものが長を務めるギルド
である。
人に憧れ、人になりたがる、けれど人間からすれば
悪意にもなりえる特性をひた隠すモンスター。

ヘイズはそのギルド長に役者として拾われた
生まれたばかりの
<地を這う影>
と呼ばれる魔獣であり
人の家族に子として紛れてからも、その親代わりにさえ
『おまえがわからない』
と言われた子役だった。
当然だ、人ではないのだから。
そして自身が"何者"であるか迷い、人の導き手を探す。

イベントで出会った師匠
<プレイヤー>

に健気に着いてくるパートナー
<NPC>
だ。

(167) 2021/05/01(Sat) 4:23:51

【雲】 子役 ヘイズ

>>167

アクションXXでヘイズを呼び出せます。
ヘイズはあなたと同じ特性の技を覚えます。
ヘイズはあなたが戦闘不能になれば力を失います。
ヘイズは死の先であろうとあなたに着いて行くのです。
ヘイズは………………
(D2) 2021/05/01(Sat) 4:26:59

【人】 子役 ヘイズ

>>167 >>D2

しかし、これらのほとんどは没データである。


実際のギルド『パルテノス』はごく普通の人間が創造したギルドだ。そして、ヘイズもまたごく一般的な人の子役だ。

けれど
修正前のデータがいくつか残されたままだった。

そうして、子役はモンスターという属性をひそかに付与された状態で──テストに参加させられたのだった。

暴走したAIの支配から逃れた後の『パルテノス』は、これまで通りだ。人の姿をした魔獣が潜むギルドというほんの
裏設定だけが都市伝説のように残るだけの。
そこは自由に立ち寄ることのできる、武器屋でも宿屋でもない、鑑賞するためだけの、ただ通りすがるだけかもしれない場所。

<サブイベント>
さえ受けなければ──
いや、そのイベントさえもうボツなのだった。
だから一部のギルドメンバーが魔獣として見つかり
討伐されることもない。……今のところは。
これは幸運というべきだろうか?

『わたし』は一体"何者"なのか。
そんな存在が"事件"で得たものとは、何だっただろう。

──けれど自らいたずらのように結んだ絆は
正真正銘この世界にだけ生きるヘイズにとっては本物だった。
(168) 2021/05/01(Sat) 4:31:09

【人】 子役 ヘイズ

>>172 サダル

空気が震える。影が踊る。小さな人影が現れる。

……あなたはまだ子役を呼ぶことができる。
これがデータ上の設定であれ、影にとっては現実。
役者で裏方のサダルが子役にとってのあなただ。
orionにいる限りそれは変わることはない。

「サダル!?サダルも生き返っ……?」

「…………え?」

まず影は、しばらく自身が生き返ったことに混乱していたものだから、あなたの説明を聞けば硬直。やがてゆっくりと飲み込む。

世界の真実。それほど驚いた様子は見せなかった。
むしろ妙に落ち着いていた。

「そう」

感情の色のない短い返事。

(224) 2021/05/01(Sat) 17:39:34

【人】 子役 ヘイズ

>>172 サダル

「そうですか」

小柄な体を屈めて、下から見上げて、笑う。

「つまり、みなさんは……
 
ぼくたちが知らないどこか遠くの世界に

 帰ってしまうと。」

「サダルも」

へえ…子役はどこかどうでもよさそうに呟く。

「さすがに、ぼくはそこにまでついていけないですね。
 よくわかんないですけど、なんか、それはわかります。
 じゃあ、もうすぐおわかれですね、
師匠。グッバイ!


死の先だってついていくと言っていた口は
あっさりとそう零した。
(225) 2021/05/01(Sat) 17:48:41
ヘイズは、一瞬だけ、寂しそうな顔をした。
(a81) 2021/05/01(Sat) 17:50:10

ヘイズは、NPCは、ただぽつんと立っている。
(a82) 2021/05/01(Sat) 17:51:58

ヘイズは、ホワイトボードに、みんなを真似てひつじを描いてみようとした。
(a85) 2021/05/01(Sat) 18:22:59

ヘイズは、なんか……目玉の飛び出した黒い化け物になった……
(a86) 2021/05/01(Sat) 18:23:47

子役 ヘイズは、メモを貼った。
(a92) 2021/05/01(Sat) 18:59:16

【独】 子役 ヘイズ

師匠と結婚しました
(-162) 2021/05/01(Sat) 19:26:07

【独】 子役 ヘイズ

ヌンキッ ぼくたち仲間ょ♡
(-167) 2021/05/01(Sat) 19:42:04

【人】 子役 ヘイズ

>>233 サダル

「…… …… …… …… …… …… ……」

子役はフリーズした。

「…………ふ」
「ふふふふっ あははははははは!」

そして破顔した。
さっきのはあからさまな演技過ぎただろうか?

「師匠ならそう言ってくれると思ってました!」


思ってましたけど……今すっごく胸がざわざわします。
なんででしょうね?"影"を好む体質のせい? いいや
こんなことを言われるのは、はじめてだからだろう。

「ぼくのこと…そんなに気に入っちゃったんですか?
 
カワイイですもんね、ぼく!
 ぼくも師匠のこと大好きです!
 ああでも、師匠は師匠でも今は本来の姿を取り戻した
 師匠なんですよね?それなのに不思議です、実に」

あなたの両手を取る。楽し気に。
輪になって踊るように勝手にくるくると回る。

(251) 2021/05/01(Sat) 22:06:05

【人】 子役 ヘイズ

>>233 サダル

「ぼくだってまだサダルと一緒に舞台に上がりたいって
 願い、かなえてませんでしたもんね!
 もう会えないとこまっちゃいますからね〜……。

 嗚呼、でも、そんなこと言って期待させて
 迎えにこなかったら呪いますよ?」

くすくすと笑う。冗談。いたずらっぽく。
電子の存在であろうと影だったらできるかも。

「……あ、そうだ。好きな色、あなたの色の星を
 作れるようにがんばってみます!

 次に会った時にそれを見せれるように。どうですか?」

夢を語るような弾んだ声。
もし、あなたがサダルという姿を失ってしまっても
この力、その色は受け継ぐことができる。

それは"家族"であり、あなたの影である証のようなものだ。
(253) 2021/05/01(Sat) 22:07:24

【人】 子役 ヘイズ

「……そうだ。ひとまず、紅茶でものみましょう!」

これはサダルから世界の真実を聞いた後だ。
正真正銘orionの住人である子役はスペース子役になりかける
脳内宇宙を押し切り、いつものように紅茶の準備をしていた。

前のように緊迫した会議よりは、いい雰囲気だ。
これはこれで刺激が足りない
悪くはなかった。
(255) 2021/05/01(Sat) 22:32:40

【人】 子役 ヘイズ

>>264 ルヘナ

ぱちり。あなたと目が合った。
それはほんの数日間の日課だったけれど
まるで長い間そうしてきたように、自然な流れで
ミルク入りの紅茶のティーカップをあなたの前に置いた。

「…どうぞ!」

子役はいつもどおりの笑みをにこっと浮かべて
そうして、隣にすわった。
何か言わなければいけないことがある気がするが
ひとまずは、淹れた紅茶を味わってから。いい香りだ。

「あの、ルヘナさん……
 ルヘナさんはこれからどうするんですか?」

やがておずおずと切り出したのは、未来のことだった。
"シータの痕"事件もなかったことになり
真実が明かされた今、この日課もこれで最後だろう。
(284) 2021/05/02(Sun) 9:17:38

【人】 子役 ヘイズ

>>274 >>275 サダル

あれ、ぼくも行けちゃうんですか?

 ……あはは!さすが自ら死の台本を作る師匠だけあります。
 おもしろいこと言いますね!」

まさに今、あなたが言う物語をしっかりと記録した。
"やろうと思えば不可能ではない"
そんな気がしてきた。
ブラキウムにも勝てるくらい……それは言い過ぎか。

「育たない情緒はぼくのせいじゃないですもん」

こどもらしく、むっと頬を膨らませて見せた。
ぱちぱちと緑の瞳を瞬かせる。
空とはほど遠い地を這う影にも
きれいな緑色の星は作れたりするだろうか。

「あの、サダルが届かないどこかへ
 行ってしまうと知った時は"寂しさ"を覚えたかも。
 だって、死の先でさえ着いて行けたんですから。
 あなたを師匠に選んだのはぼくからですし。

 ……これって情緒ではないですか?」

呆けた顔で首を傾げた。
尋常じゃないメンタルでも感情が無いわけではない。
それがデータで作られたものだとしても、だ。

(345) 2021/05/03(Mon) 3:11:29

【人】 子役 ヘイズ

>>274 >>275 サダル

演技以外にやりたいことや、好きな色
みんなと出会って変わったことをイメージする。
前にそう言われたように星を作れば、きっと──
もしかしたら、
星くらいなら今できるのでは?
思いつき。
次なんて言ったけど
"この世界での"最後
だ。
道具はいらない。やってみよう。指でくるりと宙に星を描く。
演技以外にやりたいこと。なんだろう。
何かを創作すること、かも。今までできなかったこと。


きらり。涙みたいな。ちいさなちいさな星がてのひらに収まる。
それは黒ではない、緑色? シアン?
いいや、それはきっと──ヘイズの色だ。

見る人によって色を変えるような不思議な色。
師匠には、何色に見えただろうか?

「あげます」

まだ未熟みたいですけど。眉を下げてゆるりと笑う。
あなたの手にちいさな星を、握らせた。

「きっと呼びますよ。"ここのみんなが役者の台本"
 見たいですから。そしてどこまでもついていきます!」

あなたの端末にだって、どこだって。
もしかしたら
"自身が憧れる人そのもの"
になってだって!

「だから、待っててくださいね!」
(346) 2021/05/03(Mon) 3:26:17

【人】 子役 ヘイズ

>>295 ルヘナ

「ルヘナさんも、ありがとうございます。
 ぼくがいなくなったちょっとの間……
 紅茶、淹れてくれていましたよね?」

"見てました"と笑う。

「ツミゲー……?はよくわかりませんけど
 ……やっぱり、ルヘナさんも
 ぼくにはまだ知らない世界へと行ってしまうんですね」

紅茶にうっすらと映る自分の影を見つめる。

世界の真実を知ったるや今や
そこまで驚いた様子はなかった。

「ぼくは、そうですね。みなさんが
 あちらへ帰った後も、どうにかして
 着いて行ってみたいなって思います! ふふ」

不敵に笑った。何かを企んでいる顔だった。
(348) 2021/05/03(Mon) 3:40:05

【人】 子役 ヘイズ

>>409 ルヘナ

「……ぼくも」

おかわりの紅茶を注ぐ。自分のぶんも。

「今のルヘナさんとお別れになると思うと
 ちょっとだけ寂しいです……」

やがてポットは空になる。
すこし悲し気な表情を見せるが
ぽたりと紅茶のしずくが落ちるその
一瞬で、ぱっと笑顔に変わった。

「でも、これから出会うルヘナさんも楽しみです。
 期待しててください。
 ぼくはふつうの人間じゃあ、ありませんから
 誰の、どんな影の中にでも潜り込んで見せます!」

データである限り限界はある。
それでも電子の海でも星がきらめく空でも
どこへだって渡って見せよう。
そんな手段を師匠から与えられたのだから。
仮初の死の先を見た子役は知っている。
誰にも認識されず、声もとどかない。
……そんなのはつまらないことを!

「だから、またお会いしましょうね」
(475) 2021/05/04(Tue) 13:23:30

【人】 子役 ヘイズ

>>388 サダル

「え。
子離れ
って、ぼくってサダルの
 子供みたいなポジションだったんですかあ?!」

せめて弟では?と子役はつぶやく。弟子だしな。

「もう情緒を一度覚えてしまえばこっちのモンです。
 これから
天才子役が更に覚醒して進化
しますので──」

子役は子役だ。演技はできてもみなのような別の姿はなかった。
けれどそれはありのままを知ってもらえたということだ。
悪くはない。そしてまた別の世界で会う機会も与えてもらった。
どんな形であろうと。なんという幸運だろうか。

子役は、あなたといた日々をたのしく過ごしたのだろう。
それは人ならざるものが憧れ、得た人らしい感情のかけらだ。

ヘイズの舞台はまだまだ続く。


「だから、またね、です!サダル」

元気よく手を振ってみる。きっとあなたが
帰っていくそのときも、そうやって見送るつもりだ。

しかしこの時点の子役は、現実のあなたが救急車案件であるとは知らない。もしかしたら最初にやることは救急車を呼ぶことかもしれないが──

それまた別のお話だ。
(478) 2021/05/04(Tue) 14:23:18

【雲】 子役 ヘイズ

ぼく、ヘイズ!
人外だらけの役者ギルドで、愛らしい子供を演じる魔獣!
……っていう没データがこっそり残されてたNPC!

しかも、謎のゲームの参加者に選ばれちゃって…!?
ぼくはデータ通りになんとか宿主という名の師匠になってくれる人を会合で見つけようとして…選ばれたのがサダル!

どうしてサダルが選ばれたって?ギルドが同じだから?
それとも演技の特訓をしてくれたから?いいえ
彼が迷える子羊ちゃんのぼくに気づかせてくれたからでしょう!

それからぼくは人のいろんな感情に触れました。
死体をみた時の、殺す時の、死ぬときの…
あれ?ポジティブなこともあったのに忘れました!
あはは!ウソです。ちゃんと覚えてます!憧れですから!

ところが、みんな別の世界に本当の自分が
いるってきいてビックリ!くそ〜!
でもでも、パーフェクト弟子だったぼくは
いろんな世界へと渡る希望の星を師匠から与えられました☆彡
サダル!ルヘナさん!みんな!
きっとぼく行きますよ!待っててくださいね〜!

次回、空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?

『Hello, World!これ師匠のスマホですか?』

ぼくたちの舞台はまだはじまったばかりだ!!!
(D3) 2021/05/04(Tue) 21:48:38