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人狼物語 三日月国


267 冬暁、待宵の月を結ぶ

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【独】 宮崎暁



 [ 僕だっていっぱしの男子だ。

   自分の好きな女の子とのことを
   想像したことがないわけがない。

   でもいつも、想像の中の結月は
   悪戯をしながら笑う女の子だった。

   こんな想像をしてしまうのは
   君に失礼だと思って
   墓場まで持っていくつもりだったのに。

   目の前で微笑む君は
   想像をはるかに超えて、僕を困らせる。  ]



(-35) 2024/06/30(Sun) 0:50:05

【雲】 宮崎暁



   うぁ───結月の口の中、あっつ…!



 [ 自分のコントロール化から外れた身体は
   与えられた快感の量を推し量れなくなる。

   快感に脳が支配されて
   身体が敏感になればなるほど

   自分の身体なのに抑えが効かなくて…………。  ]
   

(D45) 2024/06/30(Sun) 0:51:04

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 僕は奉仕されているうちに

   結月の許可も取らずに、何も言えずに
   口の中に大量の熱い欲望を吐き出してしまう。  ]


(-36) 2024/06/30(Sun) 0:52:35

【雲】 宮崎暁



 [ 頭の中が酸素を無くしたみたいに
   ただでさえ熱に浮かされた思考が更にぼやけて。

   荒い吐息を吐いて呼吸を整えているうち
   僕は気づいたように慌てて結月の様子を伺った。 ]


   っ────!
   結月ごめん…!僕、勝手に…!



 [ 近くにティッシュはあっただろうかと
   探す僕はきっとみっともないかもしれない。

   悪戯な君の前ではいつもそうだけど
   今回ばかりはそれ以上に狼狽えて

   それでも熱がおさまらず
   まだ大きさを保っていることに気づいたのは
   僕と君、どっちが先だったのかな。     ]*


(D46) 2024/06/30(Sun) 0:54:21

【雲】 幸阪結月



[ もどかしそうに身体を震わせてる君を見て
  もっと焦らしたいって思ってしまう。
  さっきの君の気持ちと同じだったのかな。
  
  続きを欲しがる君に
  導かれるまま、そっと触れて。 ]

  
(D47) 2024/06/30(Sun) 2:11:32

【雲】 幸阪結月



   
ずっと、そう言われたかった。>>D41


  
(D48) 2024/06/30(Sun) 2:11:50

【雲】 幸阪結月




   
暁にそう思ってもらえるのが、嬉しい。



 
(D49) 2024/06/30(Sun) 2:12:07

【雲】 幸阪結月



[ 私だって、君にならなにされたっていい。
  ずっとそう思ってたし
  何処かで口にするつもりだったけれど
  その余裕さえ持てなくて。


  先に言ってほしいって思ってても
  おかしくないのにプライドより
  私への気遣いを優先してくれる君は
  やっぱり優しい。
  それが君にとっては当たり前だとしても。

  あの日目にした時はじっと見たわけじゃないから
  大きさに一瞬目を奪われてしまう。
  怖いわけじゃない。
  疼く身体がもう欲しいって求めるのと
  君のことをおとしてしまいたい、
  そんな葛藤に少しだけ固まってた。 ]


 
(D50) 2024/06/30(Sun) 2:12:58

【独】 幸阪結月



[ 
心の片隅ではいつ死んでもいいと思ってた。

  
  だから、まるでお姫様みたいに
  大切にされているのが最初は不思議で、 
  でも、くすぐったくて。

  いつしか、ずっと気を張ってばかりでは
  疲れてしまうんじゃないかって心配もしてた。
  たまに、素直に伝えてたけれど
  君の緊張をほどくためにくだらないイタズラを
  仕掛けた回数は数えきれない。
  頬をつついてみたり、後ろから手で目を覆って
  だーれだ、って言ってみたり。

  
その時間も、私にとって幸せだったの。 ]


 
(-37) 2024/06/30(Sun) 2:13:58

【雲】 幸阪結月



[ 切なげに息を零す君の期待に応えたくて
  白い掌で君の熱を包み込む。
  手を動かしながら君の顔を伺えば
  見たことないくらい甘い顔をしてて。
  嬉しくて微かに笑みが浮かぶ。
  君の心を全部奪ってしまいたいから。
  他の誰も絶対にこんな姿知らない。
  私が初めて、君の甘い顔を見たんだ。 ]


 
(D51) 2024/06/30(Sun) 2:14:21

【雲】 幸阪結月




[ 余裕のない君の声にゾクッとする。
  もっと、もっと乱してしまいたい。 ]



 
(D52) 2024/06/30(Sun) 2:14:51

【独】 幸阪結月



[ 世界に置いていかれたから
  自分の世界に閉じこもって
  世界には私しかいない気分に浸ってた。

  こんなことしてたら一人になるのは当たり前なのに
  何処かでずっと願ってた。
  迎えに来てくれる人が現れるのを。
 
  何処かでずっと願ってた。
  私は別に変じゃないって言われるのを。


  だから、すごくうれしかったんだ。
  君が惹かれるように私の世界に来てくれたことが。
  ささやかなイタズラも揶揄いも
  全部受け入れてくれることが。

  他でもない君だったから
  生まれて初めて、楽しいと思えたんだ。 ]


 
(-38) 2024/06/30(Sun) 2:15:30

【雲】 幸阪結月



[ 淫らなイタズラはあの頃の延長線上に。
  困らせてしまいたい、
  勝負でも何でもないのに勝ちたい。
  気持ちいい、って思って欲しい。

  少し浮く腰に一瞬動きを止めてしまったけど
  それが気持ち良さからだと
  君の反応でわかったから、やめてなんてあげない。


  見えないと過敏になるのは
  元はと言えば君に教えてもらった。
  思わず目を閉じてしまった時に
  君から攻め立てられたときの快感が
  この身にまだはっきり刻まれてるから。


  夢中になって奉仕を続けてたから
  見られてたのにも気づかない。
  舌先で先端をなぞったり
  軽く吸い付いてみたり。


  見られてるって思ったらここまで
  大胆には出来なかったと思う。 ]


 
(D53) 2024/06/30(Sun) 2:16:19

【独】 幸阪結月



[ 恋人ってそういうこともするのかな。
  まだ自分の気持ちが曖昧な頃に
  こっそり調べてみたこともあった。  
  その時は結局ピンとこなかったけれど。

  あの夏の日以来、
  想像の君の解像度が上がり過ぎちゃって
  困ってしまったな。

  もうこれ以上無いくらいだと勝手に思ってたのに
  今日、簡単に超えられてしまったから困る。 ]


 
(-39) 2024/06/30(Sun) 2:16:46

【雲】 幸阪結月



[ 咥えきれなかった部分は手で包み込んで
  刺激を与えながら、口の中での奉仕は続ける。

  反応からさっきよりずっと余裕がないのが伝わって。
  このまま続けたらどうなるかわかってたし、
  止められることもなかったから
  伺いを立てるとか、そんなこともしないまま。 ]


 
(D54) 2024/06/30(Sun) 2:17:06

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 口の中に放出された大量の欲。
  思ったより多くて
  口の端から少し零してしまったけれど。

  慌てて様子を伺ってくれた君と目が合わせたまま
  ぜんぶ、飲み込んで自分のものにしてしまう。 ]


 
(-40) 2024/06/30(Sun) 2:17:48

【雲】 幸阪結月



[ 当たり前の事だけど初めてのことで
  上手く飲み込めなかったから
  けほけほと咳き込んでしまったから
  少し、心配させちゃったかな。
  収まってから、濡れていた指先をぺろりと舐めて。]


 
(D55) 2024/06/30(Sun) 2:18:17

【雲】 幸阪結月



   おいしくない、けど、
しあわせ。



[ クスクスと笑う。
  気持ち良かったみたいで嬉しい、って
  君の耳元で囁くと、ふと、視線を下ろす。
  まだ、大きいままの熱に気づいて。
  もう、これ以上は我慢できない。欲しい。

  蜜が滴る花弁が君にあたるように
  膝の上に乗ってふふっと微笑む。 ]


 
(D56) 2024/06/30(Sun) 2:18:51

【雲】 幸阪結月




   
なにされたって、いいんだっけ。>>D40



  
(D57) 2024/06/30(Sun) 2:19:10

【雲】 幸阪結月




   
このままだと好きにされちゃうよ?



  
(D58) 2024/06/30(Sun) 2:19:31

【雲】 幸阪結月




    
それとも、好きにしたい?



  
(D59) 2024/06/30(Sun) 2:20:11

【雲】 幸阪結月



[ 焦らすように腰を揺らして
  二人の熱がすり合わされると
  快感にびくっと身体が震える。 ]


  
(D60) 2024/06/30(Sun) 2:20:32

【雲】 幸阪結月




   ―――――好きに選んでいいよ。


            暁は、特別だから。
 


 
(D61) 2024/06/30(Sun) 2:20:48

【雲】 幸阪結月



[ 君の耳を食んで、
  お互いの息がかかるほどの距離で
  じっと見つめると、君の答えを待ったんだ。]*


 
(D62) 2024/06/30(Sun) 2:21:07

【雲】 宮崎暁



 [ 咳き込む結月が心配になって
   思わず顔を覗き込もうとすると

   笑う声にゾクリと背筋が震える。
   指先を舐める何気ない仕草が
   こちらを獲物に狙うかのようで

   上に乗られてしまえば
   捕食を待つ獣のように
   抵抗することは出来なくなる。  ]


(D63) 2024/06/30(Sun) 22:32:08

【雲】 宮崎暁



 [ 言葉は妖狐の呪いのように
   一言一句が喉の奥に絡みつく。

   蜜に濡れていけばもどかしくて
   焦らされているように
   絡め取られているみたいな、

   光景にも、感触にも、身体が反応を示す。

   耳元まで近づけば息が当たり
   その吐息が結月の我慢の限界を教えてくれた。 ]

   
(D64) 2024/06/30(Sun) 22:32:34

【雲】 宮崎暁



 [ 好きに選んでいい。
   結月の言葉を頭の中で復唱すれば
   脳の奥まで痺れる。

   神話の神様みたいに
   魅了されて堕ちていく感覚は

   きっと今僕が感じている
   この危機感を孕んだ高揚に近いはずだ。 ]



(D65) 2024/06/30(Sun) 22:33:11

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



      このままがいい。

      でも本当は、どっちも欲しい。



(-41) 2024/06/30(Sun) 22:34:17

【雲】 宮崎暁



 [ 絶え絶えに君に答える僕はもう
   これ以上、言葉を紡ぐ余裕がなく

   君の唇を塞ぐと、
   背に手を回して、甘美な地獄へ、誘った。  ]*


(D66) 2024/06/30(Sun) 22:34:45

【雲】 幸阪結月



[ 好きに選んでいいって言ったのは
  どっちも欲しくて選べなかったから。

  でも、どっちも欲しかったのは
  私だけじゃなくて。

  大切な人が欲しくてたまらないのも
  欲張りなのも、同じ。 ]


  
(D67) 2024/07/01(Mon) 3:55:00