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人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 カウンセラー サダル



   おっと、ごめん。ごめん。
   精神が家出してた。

   もちろん大丈夫だよ。
   アマノは珈琲と紅茶どちらがいい?


[ 現実を受け止めた後。
  常連には馴染んだ2択を預けてから
  彼に着席を促した。 ]
  
(192) 2022/07/10(Sun) 14:46:49

【人】 カウンセラー サダル



[ リクエストに応えれ貰えれば
  湯気の立てたカップと共に。
  お茶菓子はペロペロキャンディsweetにした。

  アマノの前に並べれば、
  自身も体面に腰を掛け、話を聞く姿勢を作る。 ]
 

   …… そうだね。
 
 
(193) 2022/07/10(Sun) 14:46:54

【人】 カウンセラー サダル



[ 親友どころか友達の有無さえ怪しい僕。>>187
  勝手に似たような印象を受けていた彼は
  どうやら微生物以外にも気に掛ける存在が
  いたらしい。

  アレ。この船でボッチなのは僕だけなのでは?
  なんて思ってないよ。
  心を配る相手がいるのは喜ばしいことだからね。
  本当だよ。 ]
 
(194) 2022/07/10(Sun) 14:47:18

【人】 カウンセラー サダル



   まず解決策に手を伸ばさない理由。
   それは単純に解決策がわからない場合だ。

   とんでもない一部の天才を除いて。
   たいていの人は、成功体験を頼りに
   それが解決法であると結論付ける。

   勿論一人の一生で得られる経験は限られる。
   だから他者の経験から学ぶことで、
   自身が納得いく解決策を選び取るのが一般的だ。

   説得力のある解決策を与えてあげる。
   シンプルな方法だね。
   指針が示されればやる気も出るかもしれない。
 
   
(195) 2022/07/10(Sun) 14:47:43

【人】 カウンセラー サダル

 

[ これで納得を得られればいい。
  しかし彼の表情や口ぶりから抱く印象。
  求める答えが明白なら、
  アマノはこの部屋を尋ねなかっただろう。

  だから早々に持論を引っ込めた後。
  一拍挟むと、じっと射抜くように、
  硝子越しにアマノの瞳を見つめる。 ]


   もうひとつの答えはね。
   
君は声をかけるべきではない

 
 
(196) 2022/07/10(Sun) 14:48:25

【人】 カウンセラー サダル

 

   星間交流が当然となった時代でも。
   残念ながらすべてを解決する
   魔法の言葉は存在しない。

   解決策を望まないのは、
   解決を望んでいない可能性もある。

   なら君にできることは、
   君が解決するための理由になってあげることだ。
   ただこれは全くもってお勧めしない。
   単純に、君の負担が多すぎる。
 
 
(197) 2022/07/10(Sun) 14:48:38

【人】 カウンセラー サダル

 

   人は突き落とされた時より。
   一度伸ばされた手を離された時の方が、
   深い絶望を抱くという。

   その問題に関わり続ける覚悟がない限り
   そもそも君は手を伸ばすべきではないんだ。

   何もしないことがきまり悪いなら
   その人を連れてきて、カウンセリングルームに
   ぶち込めばいい。
 
    プロは責任もって最後まで付き合うよ。
   …… それが、仕事だからね。
 
 
(198) 2022/07/10(Sun) 14:49:10

【人】 カウンセラー サダル

 

   君ができる最も簡易で妥当な解決策は、
   他人のままでいることだ。
   そこに罪悪感は必要ない。

   中途半端に手を伸ばすと。  
   アマノも一緒にすぶずぶ沈んでしまうかもよ。


[ どう?お気に召す答えはあった?
  ふっと笑みを零すと。
  柔らかな口調で、おどけたような雰囲気を作る。

  気付いたかもしれないけど。
  僕が語った大半は、沈んでいる誰かではなく
  この部屋を訪れた患者である君を守る方法。

  これからも君達に、
  特筆なしでいてもらうための。 ]*
 
(199) 2022/07/10(Sun) 14:49:58

【独】 生物学者 アマノ

/*
サダル、すごい。
ちゃんとカウンセリングになってる。
すごい。(←我ながら微妙に失礼)

返事……書かねば……(まだ微妙に出先)
(-29) 2022/07/10(Sun) 14:55:09

【人】 メカニック ゾズマ

【食堂:現在】

[ルヴァからは彼の隣の席を薦められたが>>181、気分の問題で、この時のゾズマはいつも通りの定位置を選んだ。
 話しかけた時も、ルヴァもまた互いの距離を気にしていないようだったので、そのままの位置から話を続ける。]

 っし、役立ってるなら何より。

[使い勝手も弾切れの懸念の少なさもしっかり発揮されているようで>>182、改造を担ったメカニックは内心で本能的に誇らしさを覚えた。「うっかり充電し忘れ」を咎める気も、ここでは特に起きなかった。
 とはいえ件のバッテリーを組み込んだ銃は、その性能について延々と語るには――やはり、ゾズマには思うところのあった代物で]

 いいっての。持ってなよ。
 アタシはルヴァに頼まれた通りの仕事を
 きっちりこなしただけだし――。
 アタシ、撃つのは趣味でも仕事でもないから。

[この時のルヴァの問いかけ>>183には、嘘という訳ではないが、無難な答えを返していた。
 「大事にする」、と忠告もしっかり受け取ってくれたようなので、この“一流のメカニック”はただの一流のメカニックらしく、賞賛を素直に頷いて受け取ったのだった、けれど]
(200) 2022/07/10(Sun) 15:20:24

【人】 メカニック ゾズマ


 …………それはね。

[多分、そこまで深い意図をもって尋ねた訳ではないのだろう疑問>>184を前に、ゾズマは表情を変えないまま、しばらく沈黙を作った。]

 うん。
 変にごまかしてもいいことないから、
 ちゃんと話しておくとね。

[ルヴァとはまだ、長い船旅と生活を共にするんだから――という、ルヴァのみならず艦のメンバー全員に言えることを考えながら、ゾズマは口を開く。
 ここで言っておこうと思えたのは、この話を聞いているルヴァの態度がいつもより少し真面目に見えたから>>182、というのもあっただろう。]
(201) 2022/07/10(Sun) 15:22:18

【人】 メカニック ゾズマ


 S138銀河系のL-Deltaって惑星、知ってる?
 もう20年くらい前になるのかな、
 地中からいきなり致死性のガスが噴出して
 1週間もせずに惑星統一国家が崩壊したっていう。

[その銀河内におけるこの歴史的な事件は、異なる銀河においてはあまり知られてはいなかったかもしれない。
 ルヴァの種族や出身>>109について詳しく聞いていなかったゾズマは、相手がこの事件を知らない、という前提で話を続ける。
 なおここでの銀河と惑星の呼称は、この宇宙の多くの地域で通称的に用いられているもので、現地名はまた別にある。]

 あのバッテリーはそのL-Delta製。
 正確に言うと、L-Deltaの少数民族が
 独自に開発していたやつ。
 国家の反体制派、だったんだけれどね。

 ……ぶっちゃけると、アタシは、
 親がその反体制派だった。
 あのバッテリーの作り方も知ってた。

 で、アタシは大分ちっちゃい時に
 母とふたりで星から逃がされて。
 それで偶然、ガス死せずに済んだ、って話。
(202) 2022/07/10(Sun) 15:27:01

【人】 メカニック ゾズマ


 うん、開発者がいなくなったっていうのは、そういうこと。
 この話すると、色々面倒だから
 あんまし言う気にはなれなかったんだけれど――
 まあ、この艦の中だったら、別に今更
 どうでもいいやって思えたかな。

[もしかしたら、付き合いの長いスピカに対しては、既に何かの折に零していたかもしれない、そんな身の上話。]

 あのバッテリー自体に思い入れはない……
 って言ったら流石に嘘にはなるけど。
 アレ一つに個人的にこだわるよりも、
 活用できる人に渡したほうがいいでしょって。

[だから気にせずあの改造レーザー銃は持っていていい――と、ゾズマはルヴァに屈託なく告げたのだった。**]
(203) 2022/07/10(Sun) 15:29:44

【人】 管制官 スピカ

【食堂/15時ちょっとすぎ】

 うん、まあ君の性格的にそう言うと、予想はできてたけどね。
 ……私は性格がよくないので、あえて君の生活リズムをめちゃくちゃにしてやりたくなったよ。
 今度の君がオフの日は一日中付き合ってもらうよ、無論、深夜まで。

[むろん断っても問題がない提案である。もし乗ったら、その時は逆にスピカが慌てふためくだろうが**]
(204) 2022/07/10(Sun) 15:36:06

【人】 管制官 スピカ

【食堂/いつかの時間】

[過去に戻れたら戻りたいか?ルヴァの質問>>190への答えに詰まる]

 そう、だなぁ……自分が直接的に関わっていて、どうにかできるなら戻りたい。
 戻ったところでどうしようもできないのなら、戻らない、かな?

[戻ってやり直すことは現在の自分の否定になる、とスピカは思っている。
それでも可能であれば過去に戻ってやり倒したいことは山のようにある。

例えば、変に意地を張ってしまたために、二度と会えなくなってしまった友人とやり直したいとか。
自分の対応のせいで船から降りてしまった船員へ、もっとちゃんと対応を考えてやり直したいとか。

一つ思い出すと、あとからあとから後悔が沸いてくる]

 ルヴァは……、過去に戻ってもうちょっと慎重に動いた方がいいんじゃないかな?
 とは思うけど……、怪我とか、壊したものとか……。

[言いながら、ゾズマの ルヴァが○○壊してうにゃうにゃ という言葉を思い出している**]
(205) 2022/07/10(Sun) 15:55:48

【人】 カウンセラー サダル



   おや。珍しいね。


[ いつもとは違う形を作った唇。>>135
  カップを用意する手を止める。
  すぐに手慣れた様子で作業を再開し。
  やがて漂う香りは ─── 紅茶。 ]


   カフェインの量はね。茶葉の抽出法によって
   大きく左右されるんだ。
   今日の紅茶はいつもよりカフェインが多いよ。
   

[ ただカフェイン中毒という言葉もあるし
  チャンドラには内緒ね。
  囁くような秘め事。
  更に自身の唇へ人差し指を当てて閉じ込める。 ]
 
 
(206) 2022/07/10(Sun) 16:00:06

【人】 カウンセラー サダル



   珈琲はね。
   スピカが珈琲が飲みたいと思ったら
   いつでも淹れるよ。


[ お茶菓子に選ばれたのはクエコチsweetでした。

  鼻を掠める香りは、普段より深みを帯びる。
  それ以外は、目にも耳にも馴染んだ光景。

  観測を仕事に選んだ彼女。
  真っすぐに前を見て知覚する姿は、
  一種の高潔さを感じさせるかもしれない。

  見ることは容易くとも。
  見続けることは努力を伴うから。 ]
 
 
(207) 2022/07/10(Sun) 16:00:37

【人】 カウンセラー サダル



   僕はね。観察はともかくとして。
   観測を生業にしているわけではない。

   それでも君の話を聞くことで。
   見えないものを見ることもできる。


[ 喉を潤せば話を再開する。

  僕の仕事は話すよりは聞く方に重きを置く。
  それでも茶目っ気のように
  自身の主張を落とし込むこともある。

  この日のこれも、その一端で。 ]
 
 
(208) 2022/07/10(Sun) 16:01:31

【人】 カウンセラー サダル



   スピカは、優しいね。


[ 観測した一つの認知。
  寄る辺を主観に頼った、客観性に欠ける。
  事実と確定するには烏滸がましい。
  そんな一つの結論を、
  僕は紅いお茶に落として混ぜ込んだ。 ]**
 
 
(209) 2022/07/10(Sun) 16:02:40
機関士長 ラサルハグは、メモを貼った。
(a56) 2022/07/10(Sun) 16:03:26

【人】 メカニック ゾズマ

【食堂:1500のお茶会】

[ルヴァへの打ち明け話の後、どの辺りかで医務室の機器のメンテナンスのことを思い出し――この間にまた何があったかについては、追々の話としよう。

 通信>>75で告げられた時刻より10分程度前に、ゾズマは既に食堂の定位置に着いていた。
 15時を少し過ぎた頃に一緒に来たスピカとダビーを迎える形で、ひらひらと手を振る。]

 へーい。
 ちょっと早く着いちゃったから、
 お菓子だけ先にあれこれ選んできたよ。

[どうかな?とテーブルの上の甘味を指し示す。
 スコーンにイチゴジャムにクロテッドクリーム、色とりどりのマカロンにゴーフレット、プレーンクッキーとチョコレートクッキー、ついでに胡麻団子や小豆餡の薄皮饅頭も。
 その他の茶請け菓子も、ゲイザーに頼めば持ってきてくれるだろう。
(あるいは勝手にキッチンを拝借するという選択肢も、あるにはあったが)

 さて、定刻より早い方にズレて来てしまったこのメカニックは、集まったふたりの遣り取り>>179>>189>>204まで聞こえてはいなかったが(だから、よろしくない方の提案だって>>204、聞き拾ってはいない)、遠目からその様子をのんびり見届けてはいた**]
(210) 2022/07/10(Sun) 16:04:40
管制官 スピカは、メモを貼った。
(a57) 2022/07/10(Sun) 16:07:57

管制官 スピカは、メモを貼った。
(a58) 2022/07/10(Sun) 16:08:31

【人】 生物学者 アマノ

【カウンセリングルーム】

────ああ、ありがとう。

ではコー……茶、で。

[サダルの言葉 >>192 への返答が不自然に間延びしてしまい、誤魔化すように口籠もる。

条件反射のように好物のコーヒーをと口にしようとして、でも何も自室の外で"75点"のものを飲まなくても良いんじゃないかという打算が無意識に働いてしまう計算高い己が、こういう時には若干忌々しくもある。

まあ、俺は、本当は紅茶派なのにコーヒーを飲み続けるという悪趣味は持ち合わせていないけどな。

そして部屋の雰囲気にも話の内容にも全くそぐっていない風に見えるペロペロキャンディについては、丁重に無視し続けることにして。]
(211) 2022/07/10(Sun) 16:12:53
メカニック ゾズマは、メモを貼った。
(a59) 2022/07/10(Sun) 16:13:29

【人】 生物学者 アマノ

[意外にも────と言ってはプロフェショナルに対して大変失礼な物言いになってしまうが、サダルがくれた言葉は悔しいほどに説得力があった。]

…………"声をかけるべきでは、ない"。

[鸚鵡返しにぽつりと返す。]

────ああ。そうだな、俺はずっとそうしてきていた。

あいつのあの大怪我でさえ、あいつの側から理由を話さないのなら、俺側から聞くものでもないと思っていた。

[目の前に座るカウンセラーへの説明のために口にしたことじゃない。

それは単なる独り言だったが、"あいつ"が誰を指しているのか、思いのほか聡いカウンセラーはきっと気付いた事だろう。

2年前だったか。
次に帰港したら酒を飲みに行こうと約束していた奴は、病床の住人になっていて。

大丈夫なのかと問うたら、問題ないと言ってきた。
だから俺はそうかと頷いて、その時も、それからも、それだけだ。]
(212) 2022/07/10(Sun) 16:13:57

【人】 生物学者 アマノ

君は君が思う以上に敏腕なカウンセラーだ。

────指標が見つかったように思うよ。
礼を言う。

[柔和な表情と同じく、彼の声音はとても穏やかだ。

船内で時折見かける彼は、おどけたような仕草を見せている事がままあって──そして猫がどうの音がどうのと俺にとっては欠片の益も感じられない話をしていたという事もあって──、俺は総じて彼を胡散臭く思っていたわけだが、それは彼なりの対人技術でもあったのだろうと、今なら思う。]
(213) 2022/07/10(Sun) 16:14:55

【独】 メカニック ゾズマ

/*
>>205 最後の一文にめっちゃ吹いた。
スピカありがとう! どこかで ひろい ます (その前の>>97>>98も何かしらの形で拾いたい)
(-30) 2022/07/10(Sun) 16:15:48

【人】 生物学者 アマノ


────覚悟があれば良いってことだ。

中途半端じゃなく手を伸ばす、覚悟が。

[カウンセラールームからの去り際、そう言って笑ってみせれば、サダルは"珍しいものを見た"みたいな顔になったりしたのかもな。**]
(214) 2022/07/10(Sun) 16:16:10

【人】 操縦士 ダビー

【食堂/15時過ぎ】

[管制官>>204はやけに面倒見が良い。やはり故郷の姉を思い出した。

標準的な岩石型惑星の2.8倍の重力と、全域が高度5000m級の酸素濃度しかない険しい山岳ばかりの惑星。
茶葉は採れるが、めぼしい産業もなく、住民は惑星に適応した結果としての強靭な肉体で他星の傭兵として出稼ぎに出る者や軍に行く者も多い。

ダビーもその一人だ。
という出生は、聞かれなければ特に答えることはなかったろうが]

性格はどうか知らないが。
オフなら別に問題ない。最近は手持ちの本も読み飽きていた。
良ければ深夜でも付き合おう。何をするのかは知らないが。

[と、やはり生真面目に答え、食堂に行けばゾズマ>>210の姿も見えた。]
(215) 2022/07/10(Sun) 16:21:28
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a60) 2022/07/10(Sun) 16:25:44

【独】 生物学者 アマノ

/*
俺、食堂には自ら進んでは行かないしー
ましてコックピット方面に足を向ける事はおそらく皆無だしー

ダビーに会えません……(どうしようねえ)
(-31) 2022/07/10(Sun) 16:30:11

【人】 操縦士 ダビー

茶菓子か。

[ゾズマが用意した菓子はスコーンにゴーフレット、饅頭と、想像した以上に多様だった。食事にはあまり拘らず、ブロックのような軍用レーションを食べ慣れている身からしても、なかなか魅惑的だ。]

奮発したな。
まだなら茶は俺の方で淹れようか。

[食堂にはケトルと鍋もあるだろうから、それを借用する。
用意するのは常飲する紅茶と、饅頭などもあるようだから深蒸しの緑茶。
それに、ダビーの故郷でよく飲まれていた、砂糖とスパイスと乳をたっぷりと混ぜた、いわゆるチャーイと呼ばれるような甘みと香りの強い茶。良い茶葉で作るものでもないが構うまい。]

……待たせた。

[と言って、その場の面々の前に、好むものが注がれただろう*]
(216) 2022/07/10(Sun) 16:31:52

【人】 機関士長 ラサルハグ

【回想 2年前】

[あの事故当時、同じ船に搭乗していたのはドクトルチャンドラのみであった。
 思えば不幸な事故としか言いようがない。
 直接的な原因ではなく、いろんな要素が重なってしまったのだ。
 星探査からの帰還時、急な時空嵐の発生により、帰還ラインがずれこんだ。
 普通はそれでも修正され、開閉部が乗組員を入れず閉鎖することはない。
 だが、新規導入されていた緊急安全判断botが時空嵐と同時に発生した時空音波に誤作動を起こし、急遽船は
離脱体制に入ってしまったのだ。
 それでも、大半の調査員は艦内に帰還を果たしていたのだが]
(217) 2022/07/10(Sun) 17:20:24

【人】 機関士長 ラサルハグ

[ラサルハグその時、しんがりを努めていた。
 間一髪滑り込もうとしたが、運悪くデブリが飛んできた。
 電磁銃で打ち返したときはもう、ほぼ開閉部は締まりかけており、
 あ、これは、もう、終わった…と、思った。

 その時、]

(次帰ってきたら、ひさびさに飲もうや)

[なんでそんなヒロミの声を思い出したのか。
 でも、そんな些細なことが、その星に取り残されるという事態回避させる。

 いや、本当は一旦離れ、その星で助けを待つ、というのが正解だったかもしれない。
 でも、早く帰らなくちゃ、と漠然と思ったのだ。
 ともすると、身体が真っ二つに裂けて死んでいた可能性もあるのに、
 俺は船の帰還口をめがけて、飛び込んだ]
(218) 2022/07/10(Sun) 17:23:42