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【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「俺に何させる気なの……」 はぁ、と深く息をついて。 あなたの腰を掴むと。一息に突き上げた。 好きなようにされていたから、こちらとてもどかしく限界だったのだ。 運動をあまりしない筋肉量の少ない身体だが、力のこもっている腹は硬いだろうか。 「……っ」 確かに自分も変態かもしれないな、なんて頭の片隅で考えながら快楽に身を委ね奥へ奥へと打ち付けた。 過去の経験んではこのように奥まで入ったことがない。 気を抜くと持っていかれそうになりながらもその時を迎えれば、あなたの中で吐精するだろう。 (-22) 2021/09/28(Tue) 0:31:26 |
【人】 4274 素崎 真斗「…………南波と榊ね、なるほど。 てか終わらなかったんだ、ふーん、ふーん……」 一度見れば覚えてしまう男は、メモも取らず食堂へ向かった。 昨日は最悪だった。 そんな顔をしながらご飯を受け取る。 変なものじゃないといいのだけど。 今日のメニューは……おでんfoodのようだ。 (4) 2021/09/28(Tue) 0:35:45 |
【人】 4274 素崎 真斗 (5) 2021/09/28(Tue) 0:37:12 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+7 迷彩 「……別にいいけど」 あいにく箸は一膳しかないので、しらたきを掴むとずい、と差し出した。 「コンビニで作れるものは家庭でもここでも作れるだろう。 材料と鍋さえあれば」 表情は動かないものの、何故コンビニ……と思っている。 (6) 2021/09/28(Tue) 1:06:55 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+8 迷彩 「……迷彩も普通に貰ってくればいいんじゃないか?」 疑問を述べつつも、分けるのは特に問題ないのではんぺんも差し出した。 こいつは犬か何かだろうか。 「屋台とかも存在するが……、いつも外食化コンビニ飯とかだったのか?」 (7) 2021/09/28(Tue) 1:22:48 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+9 迷彩 「まぁ、いいけどね……」 数回目。 口の中にはんぺんが全て収まったのを確認すると、大根を食べやすい形に切って自分の口にも運ぶ。 「家で作らないのに外食はあまり……? 珍しいな。まぁ、最近は宅配や出前も色々あるが」 たまにピザとか頼んでたなと思い出しつつ。 自分の親は割と料理はしっかり作ってくれていたので、自分も案外外食は少ないと述べただろう。 (9) 2021/09/28(Tue) 2:20:04 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志「……?」 手紙を受け取り首を傾げ。 このような呼び出しを受けるのは初めてである。 特に予定もなく、何か用事もあるようなので断る理由もない。 すぐにあなたの待つ食堂へと向かうだろう。 (-38) 2021/09/28(Tue) 2:22:37 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志「……? 料理の味見」 思わず復唱してしまった。 まさか、そういう用事だとは思わなかったものだから。 「別にいいけど……」 何故自分なんだろうかと思いながら、エプロン姿のあなたを見た。 その姿を見れば確かに料理をしていたんだろうというのは理解できた。 「何を作ってたんだ……?」 頼まれれば気になるのは否めない。 キッチンの方に目を向けながらあなたに問うだろう。 (-49) 2021/09/28(Tue) 7:47:08 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久媚薬の熱がすぐに収まることなどなく、その後(5)1d6回ほどヤったことだろう。 運動不足が祟って暫くベッドから動けなかったかもしれない。 「いや……普川こそ、大丈夫なのか」 体力とか、腰とか。 まぁ、見たまま大丈夫そうではない。 自分で後始末をすると言うなら自身の身体の事だけ任せつつ、せめて必要なものの準備と後片付けくらいは行った。 ティッシュとか……お湯とか……タオルとか。 その際準備してあったらしい栄養剤(決して媚薬再びではない)を飲み、大きく息をついた。 脱がずともわかる細すぎる身体に抑制具。 細いのは自分も人のことを言えた話ではないけれど、何か、それ以外に何か見せたくないものでもその白衣の下にあったのだろうか。 とはいえそれを問いただす気はなく。無理に見る趣味もなかった。 (-68) 2021/09/28(Tue) 16:32:37 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+12 迷彩 「…………」 マットン……。 妙な呼び名は今に始まったことじゃないが、呼ばれる度に少しだけ眉を顰めてしまう。 「そうだな……母さんは、料理は好きだったから。 カレーも、ハンバーグも……おでんも作ってたな」 小さく頷いた。 あの母は……守るべき子供であった自分のため母のやるべきことは料理だと、そう思ってたのかもしれない。 「迷彩はどんなものをいつも食べてた?」 (13) 2021/09/28(Tue) 16:40:54 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志「コメント……」 和菓子を取りにいく背中を見つめながら呟いた。 自分に一体何を期待してるんだろうか、と。 確かに忖度とかそういう事を考えず客観的に考える傾向にはあるが、料理に詳しいわけではない。 まさかシュールストレミング事件を知っているのはつゆ程も知らない。 とても嫌な事件だった、二度と開けたくない缶詰だ。 「これは……大福?」 普通の大福にしては大きめのそれ。 中になにか入ってるんだろうというのは容易に想像がついた。 甘いものは割と好きなので、ありがたいと思いつつ。 手を合わせて大福を一口かじりついた。 「………蜜柑、すごく美味しいと思う。 いちご大福は食べたことあるけど、蜜柑は初めてだ、こんなに合うとは思わなかった」 蜜柑の甘酸っぱさと白あんの甘さが上手く調和されていて美味しい。 むしろこれはプロ並みなのではないか? 贔屓目なしにそう思えた。 (-70) 2021/09/28(Tue) 16:49:15 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志「うん、美味しい」 大きいので一口というわけにいかずもちもちもぐもぐ食べている。 「けど……何故和菓子だったんだ? 家が和菓子屋かなにか……?」 とりあえずで挑戦するようなメニューでもないだろうと少し気になった。 (-79) 2021/09/28(Tue) 19:49:13 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+20迷彩 「それは……」 正直健康に悪そうだ、と思った。 食育だけはしっかりされていたので、好き嫌いも殆どない自分はそれなりに舌が肥えてるのかもしれない。 けれども。 「その気持はわかるな……」 今は会えぬ母と、幼い頃二人で食べた食事は、怖いけれどやはり美味しかったのだ。 (18) 2021/09/28(Tue) 19:52:29 |
【人】 4274 素崎 真斗 (19) 2021/09/28(Tue) 19:54:12 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 9949 普川 尚久「やりっぱなしは良くない。 ……まぁ、暫く休んでいたほうがいい」 薬の影響とはいえ大分無理をさせた自覚はあった。 なかなか強力な薬だったらしい、今すぐ販売中止にしたほうが良いと思う。 あなたの事情を察することは出来ないが、それ以上つっこむこともせず気にもしないのがこの男だ。 気になること、わからないことへの探究心は人一倍だが、それ以外に関しては全く興味を示さない。 お陰で少々空気が読めないと言われることもあるが、そこはご愛嬌だろう。 「わかった。 じゃあ俺はそろそろ帰って休む。 ……その、無理をさせてすまない」 声の調子はおかしくなさそうだから、きっと問題は体力と腰くらいなものだろう。 それならば今どうにかできることもない。 あなたに栄養剤だけ手渡すと部屋に帰っていくだろう。 (-82) 2021/09/28(Tue) 20:04:46 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+25 榊 「失礼なことを言うな」 どう見ても短くはないだろう、短くは。 「榊が何もしてないのなら、そのカメラの方に何か力が行使されてるのではないか? 職員側から渡されたものだし、気に入らないと思ったやつが投げて壊すなどしないとは限らないからな……」 ふむ、と考えそう述べていると何故か撮影されている。 なんの面白みもない映像だ。 受け取った職員はさぞがっかりすると思う。 「…………試しで俺を撮るのはやめないか?」 お前を撮るべきものだろう、それは。 (20) 2021/09/28(Tue) 20:08:20 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+27 榊 「理不尽な計画だからな、そういうやつも居るだろう」 遊戯とか投げてそうだし。遊戯とか。 そんな事を考えるとだんだんカメラが近づいてくる。 「…………………最悪」 自分はまだ脱落者ではないのだが。 ハメ撮りとは、誰かを犯しながら相手を撮るでも達成されてしまうらしい。 「怪我はしたくないんだけど……」 よく考えたら。 慣らすときまでカメラを持ったままやる必要はないのでは……? そう思い至るとあなたの手からカメラをそっと奪う。 「人前はどうしようもないけど……最初だけ俺が持つ」 苦し紛れの案である。 (21) 2021/09/28(Tue) 20:50:35 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+28 迷彩 「正常な家族関係を築ける人間がここに来るとは考えづらいからな。 仕方ないだろう……」 自分もマトモな家族関係だったかというとそうではない。 仲がいいかはともかく、母に対し複雑な執着心があるのも確かだ。 「……母さんとは多分、会わせてもらえないだろうな。 入院しているんだ、退院する予定もしばらくはない」 (22) 2021/09/28(Tue) 20:54:43 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+29 迷彩 「どうだろうな。 ……俺と母さんは判決の時に面会を禁じられている。 会うのは良くないとされているから」 自分は刑期が明ければ自由ではあるが。 母は刑期がつかない代わりに精神病院送りになったようなものだ。 よほど病状が好転し、更生しない限りは病院から出られないし、出ても互いが会わないよう隔離されることだろう。 「迷彩はここを出たら母親のところへ帰るのか?」 (24) 2021/09/29(Wed) 10:47:46 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+30 榊 「……!」 運動不足で筋肉量の少ない細い体だ。 簡単にソファーに投げ込まれてしまっただろう。 それでも身長差はたったの数センチしかないというのに、明らかな力の差を感じた。 「……そんな趣味があるわけないだろう。 どうせビデオで色んな人に見られるからと言って、そこらの知り合い達に見られながらヤられるつもりはない」 せめてドアに鍵をかけて人払いをしてほしいと要望した。 (25) 2021/09/29(Wed) 10:55:10 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志「ルームメイト? ………闇谷か」 なるほど、あの男大福が好きなのか。とぼんやり顔を思い浮かべた。 「あぁ……あの誰が置いたかわからないポップコーン……」 未だに榊が作ったものだと知るものは居ない(恐らく) かといって食堂で何かもらおうにも、たまに変なのを出してくるから困る。 それなら自分でと思うのは致し方ないことだろう。 「俺は料理は苦手だから、自分で作れるのはすごいと思う。 レシピを見てもそのとおり出来た試しがないから」 レシピを1度見れば覚えてしまうほど、頭の出来は良くても手先は知識についてこない。 つまるところ不器用なのだった。 (-107) 2021/09/29(Wed) 11:00:51 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+34迷彩 「迷彩もなのか」 それは母の方に理由があるのか、それとも迷彩の方になのか。 あるいは両方か。 あなたの表情を見ると、後者、もしくは両方なのだと感じられるだろうか。 「……そう。会えるといいね。 俺もいつか、会える日がくればいいと思うけど……」 引き離され少しだけ正常になりかけている思考では、会うことへの恐れも大きく。 あなたと同じようには笑えない自分が居た。 (26) 2021/09/29(Wed) 14:01:05 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志「へぇ……確かに意外」 ハンバーグとかカレーとか、お子様メニューが好きそうなのに、と思いつつ。 「勉強は考えるだけでいいから。 手先を動かすのは……苦手かな。裁縫とかもだめ、工作とかも下手かな……」 とはいえ学校で殆どしたこともなく、もっぱら家で母親とやっていた。 下手なことで怒られたことはなく、むしろ母はにこにこ笑って「これくらいで当然よ」と言ってたのが思い出深かった。 (-131) 2021/09/29(Wed) 21:07:52 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+39 榊 「ん、なに。………飴?」 甘ったるい味が口の中に充満する。 なにかの薬かなんかじゃないだろうなと思いはしたが、すでに食べさせられているから時すでに遅しである。 「わっ……!!」 さっきからソファに投げられたりベッドに投げられたりと雑な扱いを受けているようだが、痛くない場所を選ばれているお陰かどこも痛くはない。 ―――その、暴君のような言い方以外は。 (32) 2021/09/29(Wed) 21:16:06 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「……本当最悪だな。 あぁ……薬に頼らないと満足させれない、とか?」 選ばせてくれるだけ良心的な気もするが、なんの抵抗もなくやられるのも少々腹が立つ。 そう思っての挑発的な態度は貴方にどう写るだろう。 とはいえ、笑うことを忘れた表情筋のない顔は、ピクリとも動かないのだが。 (-132) 2021/09/29(Wed) 21:16:35 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志もぐもぐと食べきったあとは、もらった緑茶をゆっくりと啜っている。 どうやら少し猫舌らしく、眉間にシワを寄せたりしている。 「そうだな……こういう企画中だからこそ自由が与えられてるとも言うが。 俺も、あまり話したことの無かった人と話す機会が持てているといえば、そうだ」 それが多少面倒に感じることもあるが、得られたものもある。 企画は本当に、褒められたものではない狂ったものだけれど。 性行為をしなければならない事以外は悪いものでもないと思うから始末に悪い。 (-179) 2021/10/01(Fri) 1:31:35 |
【人】 4274 素崎 真斗>>+35 迷彩 「会おうと思えば……か」 自分にとって母とは。 執着以前に畏怖するべき存在なのだ。 愛されなければ、笑ってもらわなければ。 怖い。 そんな風に思いながら必死に母の愛を求めた。 勉強を禁じられ。 遊び。 犯され。 そんな子供時代とは、さぞかし異常なものだっただろう。 それでもそれしか知らない自分にとっては、それが通常で、普通だった。 そんな風な事を考えてるといつのまにか、しらたきとはんぺんは売り切れていた。 肩に手を置かれ見上げたあなたの顔は笑っていただろうか。 「…………わかった、それが互いのために繋がるなら、ね」 そう言ってあなたを見送るだろう。 (36) 2021/10/01(Fri) 1:44:25 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 4432 貴戸 高志ずず。 ゆっくりお茶を飲み終わると、ふぅ……と大きく息をついた。 あなたのため息とは違い、美味しかったという意味のものだ。 「あぁ、そうだね。 機会さえあればいつでも」 同室でもなければなかなか会話すらままならない自分たちにいつその機会が訪れるかはわからないが、その言葉は本心だ。 「貴戸は……この企画の責務は果たしているのか? どこにでもカメラは配置してあるのはわかってるんだろう」 マイクの性能が如何程かは知らないが、こういう会話も聞かれているかもしれないのに。 (-207) 2021/10/01(Fri) 15:24:34 |
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