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![]() | 【神】 医者の息子 カイ「本人が自分に投票しろっていうから投票した。 僕にだって断る理由はない」 自分より優先すべき人が、今のカイにはいない。それだけ。 ハナサキの投票については、はあ、と怪訝な顔をした。 「……ふうん。自分が生きたいのか死にたいのかも 答えられないようなヤツがやることだな……」 たいして彼女のことを知っているわけでもないけれど。 これ以上なにか文句を言いたいわけでもない。 (G27) 2022/02/26(Sat) 22:40:25 |
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![]() | 【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「まぁ、俺もそうだからね。」 「普通の生活が羨ましい。」 「家族で手分けして家事をして、テストの点で怒られたりして」 「お小遣いをもらってそれをやりくりしたり、たまに奮発してちゃんとしたお店に行ったり。」 「それがいいなって思う。」 「ただ、そっち側が多数派で、俺が少数派。」 「それだけの違いなんだろうね。」 淘汰、とまではいわないけれど。 マイノリティは軽視されがちだ。つまり、そういう事だろう。 やはり感慨なく告げられる言葉は、諦めの色が濃いのに。 それでも青年は、理解を求めている。 完全に諦めてしまう前の、最後の輝きなのかもしれない。 ……肩に、人肌の温もりが移された。 ▼ (-22) 2022/02/26(Sat) 22:48:02 |
![]() | 【神】 普通 ナツメ 目の前で、自分の名前が。 その紙に刻まれるのを見ていた。 「ぁ、」 止める余地すらない選択。 漏れたのは、頼りない音だけ。 あ。私、こういうことを人にしたんだ。 紙切れとナイフの違いは、やっぱり分からなかった。 (G29) 2022/02/26(Sat) 22:51:16 |
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![]() | 【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ「……………そう。」 乗せられた頭に、目を丸くした青年は。 しかし、どこか嬉しそうにして。 その頭に擦りつくように、自分の頭を寄せた。 触れ合いは好き。理解が進むようで。 「いいね、家族でお出かけ。」 「そっか、子供の頃からの夢なんだ。」 「………いいね。」 君のことが理解できる。 嬉しくて、気持ちいい。 「そうなのかも。何もないや、俺らしくあるためのもの。」 「だから、芯のある人を見ると羨ましく思えるのかもね。」 「……素敵だね。」 耳元で、囁くように告げて。 自分についての解釈をされる。興味を持たれてる。 嬉しくて、気持ち良くて、高揚する。 出された飲みものに、お金も払ってないのに奢りなんだ、なんて言いながら。 手に取って、一口飲んで。 きちんとした製法で作られたわけでもない、大衆向けの味。 ……でも、美味しい。そう思った。本心から。 「はい。」 好きなら、君も飲むでしょ、と、ボトルを差し出して。 (-24) 2022/02/26(Sat) 22:54:37 |
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![]() | 【神】 美術 エノ「うーん、それにしても。」 「選ぶ基準がないな、今日は。」 クジで決められた投票を眺めながら。 特にそれに言及することもなく。 自分もそうしようか、でもな、なんて考える。 オレンジジュースは冷たくて、美味しかった。 (G30) 2022/02/26(Sat) 22:56:38 |
![]() | 【神】 不運 フカワ「ツルギさんの真似をするわけではありませんが」 丁寧に書ききってからナツメの方を向く。 そして一瞬だけ、ハナサキの方をみて目を伏せた。 「……誰かにいれようと、逆に入れないと決めるほど心を動かされました? 生かしてあげたいと、心から支えたくなるような方ができましたか。 そうであれば、教えて下さい。 強いて言えば当人以外の言葉、……他薦が一番受け取りやすいです。 票をいれるのはしばらく後にしておきますね」 (G31) 2022/02/26(Sat) 22:59:22 |
メイサイは、つまらなくも面白くもない議論を、今日も見ている。 (t3) 2022/02/26(Sat) 23:21:33 |
![]() | 【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワテキストメッセージの着信。 『今後くじで票を決めるなら』 ややあって続き。 『ナツメさんが出たら私にしてください』 それだけ。 (-26) 2022/02/26(Sat) 23:25:22 |
![]() | 【神】 園芸 ハナサキ「問題はそっちです! 私達で今日も一人選ばなければなりません。 昨日はたまたま立候補が出ましたけど今日は、そうはいきませんよね?」 (G32) 2022/02/26(Sat) 23:27:07 |
フカワは、端末を見て、ええ……。 (a6) 2022/02/26(Sat) 23:28:07 |
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![]() | 【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ『後でお話ししましょうか。 議論を経てお互い考えた事もあるかもしれません』 『それにナツメさんはあまり発言していません。 少し、その。心配で』 昨日の候補。 もうひとりはあまり発言していなかったから。 (-28) 2022/02/26(Sat) 23:30:17 |
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普通 ナツメは、メモを貼った。 ![]() (a7) 2022/02/26(Sat) 23:41:28 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 ![]() (a8) 2022/02/26(Sat) 23:43:13 |
![]() | 【神】 美術 エノ「立候補者がいないんじゃ、しょうがない。」 「各々、好きに選ぶしかないよね。」 「それが一番穏健だ。」 話し合いをしても、まとまらないと思っている。 現に、まとまってる所を見たこともないし。 人と心を通わせるのは、難しい。 (G34) 2022/02/26(Sat) 23:43:18 |
普通 ナツメは、メモを貼った。 ![]() (a9) 2022/02/26(Sat) 23:45:12 |
![]() | 【神】 剣道 ツルギ考えていたことを切り出す頃合かと、判断して。 「…ざっと聞く限り新たな立候補はいなさそうだな。そんなもんだろうけど。 今回は、この場にいる全員が票に誰かの、もしくは自分の名前を書いた経験を持ってるよな? そこで俺から聞きたいこと、っていうか一つの意見。」 軽い前置きをして、青年は続けた。 「 また他人に票を入れるのが嫌だ って思うやつはいる?いるなら昨日も言ったけど……」 全員に見えるスクリーンを出すと、前回の自分の発言>>2:G20を再生した。 出すまでに手間取ることは一度もない。最初からこれを言うつもりだったから。 「 立候補をして 、」「 ただ祈るっていう手段もあるよ 。」 (G36) 2022/02/26(Sat) 23:48:30 |
![]() | 【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「わ、」 温もりが合わさって、重なる。 頭同士が触れる。温度を伝え合う──この感覚は、好きだ。 「僕、学校でも演劇部入ってて 将来は劇団入りたいとか、家族に話してて。 アクタなら出来るよって、頭をさ……」 自分は、両親に頭を撫でられるのが大好きだ。 あったかい手が触れる感覚に、愛情を感じられるから。 ───そっと、腕を伸ばして、 そうされるのが好きなように、君の頭をゆるりと撫でた。 多数派とか少数派とか、よく分からないけど 自分はたくさん持っているから、こうして分ける事が出来る。ただ、それだけ。 ▽ (-32) 2022/02/26(Sat) 23:56:48 |
![]() | 【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ「お前らしいものか。」 彩りどりの髪の間を梳くように丁寧に撫でる。 「絵が上手いとか、」 地肌に爪を立てないように撫でる。 「ちょっと変な奴なとことか、」 君の頭を変わらず撫でながら。 「……そんで、寂しがりに見える。 自分に無いものが欲しくて、何もない自分が嫌で、みたいな……さ。」 勿論、君の真意は分からない。 けれども、男の目には君はそう映って見えた。 「……それでもお前は変な奴だけど、 可愛いとこあるじゃん、えっと……エノ。」 ひとしきり撫でた頃、五指を君の髪から離していく。 君の囁きを耳に受ければ、擽ったい、と笑って 「飲みさし渡すなよ。」 どこでも──コンビニなんかで手頃に買える、透明な黄色いレモンティ。 体に悪そうな甘さに、レモンの風味。チープな味が親しみやすくて、好きだ。 自分の好きなものを誰かも好きになってくれたら、きっとW素敵Wだ、と、 差し出されたボトルを手に取り、一口喉に通して、君に突き返す。 (-33) 2022/02/26(Sat) 23:58:57 |
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![]() | 【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ『その通り!……と言いたいんですが、もう表で堂々とナツメさんって言ってしまいましたし私が目立ちすぎるのも……どうなんだろう……』 迷って言う様子でした、が。 『ナツメさんがあぁ言ってますし、次回からでお願いします!』 明日にどうなっているか分かりませんが。 (-35) 2022/02/27(Sun) 0:08:04 |
カイは、ナツメになんだ、ちゃんと喋れるんじゃんと思った。 (a10) 2022/02/27(Sun) 0:11:34 |
![]() | 【神】 園芸 ハナサキ「………………私は」 ツルギさんの言葉に反応しました。 「立候補はしません。約束があります。 これだけは絶対に変わらないので言っておきますね」 少なくとも今日は。 (G38) 2022/02/27(Sun) 0:11:43 |
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![]() | 【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ『心配してくれて、ありがとうございます。』 『はい。話したいです。 ハナサキさんがよかったら…』 今度の返事は、テキストで送られた。 どうしても、浮かない声になってしまいそうだったから。 (-37) 2022/02/27(Sun) 0:15:58 |
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