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【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………うん。」 貴方の頭を撫でる。 肩がいくら濡らされようと構うことはない。 「うん、」 あまりに重いものを背負って、 笑顔で隠して、生きてきた。 「うん……」 そんな貴方に、どんな言葉を掛けられるだろう。 ただ相槌を打ち、話を聞いていた。 「……辛いな。」 そうして、貴方の涙が止まるまで ずっと撫でていた。 涙が収まれば、 また後日落ち着いて話をしようと告げて 貴方が落ち着ける場所まで送り届けるだろう。 そんな前日の、出来事だった。 (-6) 2021/09/20(Mon) 22:02:59 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>迷彩 「────?」 これは何故名前があったのか分からず 混乱している者。 「うん……うん……? ……………………わかった。」 服の裾を摘まれ、先導されるなら それに着いていくだろう。 カメラを貰って、説明を受けて、 その帰り道、二人で話でもしながら 食堂に戻っていくのだろう。 (+3) 2021/09/20(Mon) 23:02:01 |
【墓】 1117 闇谷 暁闇谷は混乱している。 さて、初日に渡された端末───見える映像は増えた訳だが。 一体どんな機能が、と、とんとん押していく。 「……ウォワア!!?」 友人達の過去の映像なんかも出てきたので 咄嗟に放り投げて、拾って、 割れてるか確認して、ちょっと隅っこ欠けたなと思いつつ 閉じて、そのまま仕舞った。 (+5) 2021/09/20(Mon) 23:58:59 |
【墓】 1117 闇谷 暁「どどっどっどっ、どっ、 ど……ど……! 」そうして言い付けられた自撮り行為。 どうしようかとカメラを抱えたまま とりあえず厨房の方に入っていって、 柿の葉寿司foodとチョコレートケーキsweetを作り始めた。 (+6) 2021/09/21(Tue) 0:06:52 |
闇谷 暁は、ケーキを半分切り分けて、残りは食堂に置いた。 (c0) 2021/09/21(Tue) 0:18:47 |
【独】 1117 闇谷 暁俺は高校生探偵・闇谷暁。 幼馴染で同級生の<<貴戸 高志>>allwhoと遊園地に遊びに行って、 黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた俺は、 背後から近づいてきたもう1人の仲間に気付かなかった。 俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……… 体が縮んでしまっていた。 『闇谷 暁が生きていると奴らにばれたら、 また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ』 <<黒塚 彰人>>allwhoの助言で正体を隠すことにした俺は、 <<遊城 憲義>>allwho に名前を聞かれて、とっさに『ツッキー』と名乗り、 奴らの情報をつかむために、父親が探偵をやっている<<迷彩 リョウ>>allwho の家に転がり込んだ。 (-35) 2021/09/21(Tue) 2:28:32 |
【独】 1117 闇谷 暁これは貴戸高志の考察なんだが、 >……すぐに忘れるようにする、元に戻れるようにするから…… 道筋に沿った歩き方しか許されず それ以外の変化を悪だとされ、 身分の高さからそれを話す相手も出来ず、 ほとんど不自由な生活を強いられたんだな。 咄嗟にこういう言葉が出るの、 やっぱり「兄の事は忘れなさい」とか言われたんだろうか。 忘れろ、戻れ、元に。……? 強姦未遂の辺り、貴戸自身も高揚している状態の為、 その直後の出来事なんかは記憶に残りやすいだろう。言葉も。 言葉に人生は現れる。 細やかな台詞に今後も注目していきたいです。 (-38) 2021/09/21(Tue) 3:42:48 |
【独】 1117 闇谷 暁辛いな 辛い 考えるほど 読むほどに辛い 彼の人生に、彼を大切に思った人は居たのだろうか。 嫉妬、軽蔑、嫌悪、そんな感情ばかり受けてきたのだろうか。 好意を分からない程に? 彼の鈍さ、 そもそも与えられていない感情は理解のしようもないので 仕方ない事なんだなあ。 事実、敵対や嫌悪は分かってる。辛いな。 貴戸高志という人間、大切にしたい。 (-40) 2021/09/21(Tue) 3:55:36 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁これはカメラを受け取り、食堂へ向かう道中のこと。 相変わらず俯きながら、少年は貴方の隣を歩いていた。 「なー……ツッキー、誰のとこ行くの」 言葉は少ないが、課せられた課題のことを言っていた。 新しいオモチャが欲しい、程度の気持ちで自身に票を入れたが、 今はもう遊ぶ気分ではなくなってしまっている。 (-43) 2021/09/21(Tue) 10:44:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ貴方と廊下を歩いていく。 課せられた内容もだが、 貴方から語られた話を置いておくことも出来ず、 視線はうろうろと彷徨っていた。 「え? 誰って何 アッ えっとまだ何も考えてないです……… 」自分で撮影を。 理解はしていたつもりだが、 いざ直面すると思い付かないものだった。 いつもの明るさがない貴方の頭に ぽんと手を置いて、撫でた。拒絶されればその限りではない。 (-44) 2021/09/21(Tue) 10:59:11 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「ふぅん」 さして興味も無さそうな生返事をする。 頭に手を置かれても抵抗しない。 大人しく撫でられていた。 「どうせだったら、企画にやる気のある奴だよねー……。 コジコジとか、そのつもりみたいだし」 貴方はこの少年が、貴戸をそう呼んでいることを知っているはずだ。 (-45) 2021/09/21(Tue) 11:05:29 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………………。 ……………………、……………… ……………、…………………………、………そうか……っ」 あからさまに動揺した。 貴方を撫でる手にも力が入る。グッ。 「 きっ、 貴戸の所に行くのか……?」 (-46) 2021/09/21(Tue) 11:13:48 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「え?うーん、どうしよっかなあって。 別に誰でも良……、どしたの」 自身の頭に力が込められたことに気付いたようだ。 「だめ?」 その口調にからかうような素振りは無い。 ただ純粋な疑問を口にしただけだ。 (-47) 2021/09/21(Tue) 11:17:24 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………………いや…… 貴戸が良いなら良いんじゃないか、 俺には関係ない事だしな、 別にルームメイトなだけだし、全然、 そこに俺が干渉するのは良くないし………その……、」 早口で語る。 それから、手に一際力を加えた後、 「…………ちょっと、……やだ」 小さく、 貴方にギリギリ聞こえるくらいの弱々しい声で呟いた。 (-48) 2021/09/21(Tue) 11:21:25 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……?」 微かに聞こえた言葉に首を傾げた。 何故自分と貴戸の性行為を嫌がるのだろう。 情緒に疎い少年には、とんと見当が付かなかった。 「なんで?」 「なんで、ヤなの」 真っ直ぐな朽葉色が貴方の見据えた。 (-49) 2021/09/21(Tue) 11:26:25 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「………………、 ……迷彩……………」 その視線を受けて、貴方を撫でる手が 前後左右にウロウロし始める。 わしわしわしわしと帽子ごと髪を撫で散らかす。 「…………何故だと思う? 人と言う字はな、人と人が支え合って出来ているんだぞ。 だからな、つまり、そう言う事だ。」 どうにか話を逸らせないかと よく分からない事を言い出した。 (-50) 2021/09/21(Tue) 11:31:55 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「意味わかんない」 そんな貴方の努力を一蹴した。 髪がぼさぼさになっても気にしなかった。 「オレ頭悪いから、よくわかんない。 ……ちゃんと言ってよ」 す、と視線に別の感情が混じる。 彼が常日頃大人へ向ける目と同じ。 不信が混じっていた。 このままはぐらかせば、少年は貴方を“大人”と捉えるだろう。 (-51) 2021/09/21(Tue) 11:39:36 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ貴方からの眼差しに う、と息を呑んで 「………… …………… ………………」 貴方の両肩に手を置く。 深呼吸。 両目が泳ぐ。 深呼吸。 それでも、貴方を見つめ返す。 「俺が……俺は………、 きっ、貴戸の事が……… 好きだから 、です………」 (-52) 2021/09/21(Tue) 11:45:55 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……好きだと、誰かとセックスしてほしくないの?」 少年が好いている人間は自身の母親だけだ。 その母親は、少年が物心付いた頃から娼婦として生活していた。 家族愛と恋愛の違いを知らないが故に、さらに疑問を持った。 「オレ、母さんのこと好きだよ。 でも母さんが誰かとセックスするの、ヤダって思わない」 「ねえ、なんで?」 (-53) 2021/09/21(Tue) 11:54:27 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ一瞬びく、と身構えたが 続く言葉に首を振る。 貴方の事を知るたびに、それが悲しいと思ってしまう。 もう一度、深呼吸。 「……迷彩、今のは、俺の言い方が悪かった。 好きにも……色々あるんだ。 俺もお前に語れる程、経験は無いんだが……。」 肩に置いた手から力が抜けて すっと真っ直ぐに貴方を見据えた。 「家族を愛する『好き』と 恋人を愛する『好き』では 意味も、感情も変わってくる。 …………………俺のは、後者、で…… 自分だけのものにしたいとか……まあそう言う……うん…… ……なあ、迷彩。 やっぱり勝負は続けないか。 勝っても負けても罰ゲームはなし。 俺はお前のことをもっと知りたいし、 お前に知って欲しいとも思うよ。」 (-56) 2021/09/21(Tue) 12:14:18 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……」 「……ふうん。 じゃ、コジコジはやめる」 やはり、興味の無さそうな生返事。 しかし先ほどよりは、何かを考えたような間があった。 顔色からして、理解はしていないだろう。 ただ、知識は得た。 「勝負……? 別にもうほしいもの無いし、する意味ないんじゃないの。 ……まあ、ツッキーがやりたいなら付き合うけど」 貴方との勝負、いや、遊びは楽しかった。 同年代と遊ぶ機会が無かったからこそ、全てが新鮮に映った。 あれが良い時間であることは、知っている。 (-57) 2021/09/21(Tue) 12:33:42 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「………う、 いや、貴戸が望むなら、俺は……、 ……俺には止める権利は無いよ。 聞いてみると良いんじゃないか……?」 好ましくはないが、 別に恋仲でもないのだ。覚悟はある。 駄々を捏ねるような歳でもない。 ただほんのちょっと、ヤなだけ。 「うん、 遊び 俺がお前と勝負したいよ。 迷彩、受けてくれるか?」 自分が貴方を変えられるとは思えない。 けれど、自分が変わることは出来る。 貴方を知りたい、関わっていたい、 願わくば、貴方の人生に彩りを。 そんな思いだけは、確かにあった。 (-58) 2021/09/21(Tue) 12:42:50 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「ん〜? 絶対コジコジがいいってわけじゃないから、別に」 数刻ぶりに、少年は笑った。 「いいよ。今度は負けないからね」 カメラを入れた鞄を持ち直す。 挑戦的な視線を向ければ、僅かに軽くなった足取りで歩き出す。 少年は与えられたものを全て受け取ってきた。 これは、それの延長線上に過ぎない。 けれど。 拒むよりは、ずっといい。 (-60) 2021/09/21(Tue) 12:56:58 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「 そっ、 そうか…………。」それ以上は何も 言葉に出来なかった。 ありがとう、とも、ごめん、とも、違う気がして。 「よし、じゃあ、まあ、 一先ず、こっちをどうにかするか………。 拒めるものでも無いしな。」 やっと笑った貴方に、安堵。 それから己のカメラを一瞥。 勝負も大切だが、まずは課題をこなさなければいけない。 貴方によって齎されたペナルティを 特に後悔する様子はない。 そうして揃って、歩き出す。 「月並みの言葉だが、 頑張ろうな、……リョウ。」 (-61) 2021/09/21(Tue) 13:05:48 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁「……?うん、がんばろ」 ようやく呼ばれた名前に目を丸くさせて。 嬉しそうに目を細めた。 貴方の一歩先を進み、気付いたように振り返る。 「つーかさ、どうにかするって……ツッキーはひとつしかなくない? コジコジが誰かとヤるの、嫌なんでしょ。 企画にだいぶ積極的みたいだし、もしかしたら誰かヤる相手探してる最中かもしれないじゃん」 そう言って、貴方達の部屋がある方角を指差した。 (-63) 2021/09/21(Tue) 13:51:58 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「……………、」 別に、相手がそれを望んでいるならば 自分の意思で阻害したくはないのだけれど。 正直な話、関係の変化が怖いだけ。 「……言うだけ、なら、 言ってみる。……ありがとう。」 そう答えて、 最後にまた貴方の頭を撫でて、 貴方と別の方向に進むのだった。 (-65) 2021/09/21(Tue) 14:20:50 |
闇谷 暁は、自室のドアを、バァン!!!!!!!!!!!!!!! (c5) 2021/09/21(Tue) 14:21:45 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「おい!!貴戸は居るか!!!!!!」 ルームメイトがバージョンアップされ、 更に煩くなって帰ってきた。 両手でカメラやケーキを持っているので 足で蹴破ったらしい。 読書をしている貴方の姿を認めれば、 そっと机にそれらを置いた。 「……………今、時間、ありますか……?」 (-66) 2021/09/21(Tue) 14:26:48 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁平時であれば、そう返していたことだろう。己の行動を厳しく躾ける者はもう誰もいないのを良いことに、好きに振る舞う事ができるからだ。 「……ああ。暁。おかえり」 それなのに、今は極めて静かにそう返した。 両手に抱えているものを見やる。 ケーキ。ああ、それなら珈琲を淹れようか。 カメラ。ああ、ああ……。…………。 貴方は誰と撮るのだろう。 「時間ならある。なんだ」 本を置いて隅に追いやった。栞は使わない。初めからまともに読んでいないのだから。 (-68) 2021/09/21(Tue) 14:48:55 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「たっ……ただいま……。」 部屋の中は、嫌なくらいに静かだ。 いつも通りに叫び返してくれたら良かったのに そうではない空気が、更に己を緊張させた。 ぱたん、と本を閉じる音が、やけに室内に響いた気がした。 「……その、 お前と話がしたいし、 言いたい事もある……んだけど、…… 先に心の準備をさせて欲しい……………。」 どうぞ、食べながら、と ホールの半分あるチョコケーキを寄せて フォークも差し出した。 貴方の正面、腰を下ろす。 足を整えて正座をする。 す、と長めに息を吸って、吐く。 「………お前、 報酬、何が欲しいの。」 貴方がこの企画にやる気だと耳にした。 まずはその理由を知りたい、と思った。 (-69) 2021/09/21(Tue) 15:01:02 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁ケーキを勧められると、少し待っていてほしいとの旨を告げて席をたった。ほどなくして二人分の珈琲を淹れた二つのカップを手に戻ってくるだろう。 「いただきます」 さくりとフォークを沈ませる。 食べやすい大きさに切り分けて、貴方が作ってくれたケーキを口に運んだ。予想していた通り、いやそれ以上だ。 少しだけ和らいだ声で「美味しい」と紡いだ。 珈琲を一口啜り、真正面から貴方と向き合う。 少年はいやに平然としていた。肝が据わっているのか、或いは"取り繕うのに慣れているのか"。いずれにせよ、今の貴戸の心情を知る由はないだろう。 報酬の内容。 己が己のために貫かなければならない部分。 「その話か。決まっている」 ▽ (-70) 2021/09/21(Tue) 15:54:08 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……、」 口を開く。瞬きするよりも短い刹那の空白が生まれた。 おかしい。どうして言葉がつっかえてしまう? 「俺の収容期間を伸ばすこと。 出来るだけ長く。可能な限りずっと。 俺はこの罪を生涯かけて償わなければならないからな」 胸が己の言葉によって締め上げられる。それは何故? おかしい。おかしい。おかしい。 ああ、でも大丈夫。取り繕うのは平気だ。 だってそのように振る舞えと躾けられてきたから。 俺は、平気だ。 ああ、苦しい。 (-71) 2021/09/21(Tue) 15:54:48 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方が飲み物を用意して ケーキを口にして、それから語り出す。 その間、ずっと姿勢を崩す事なく貴方だけを見ていた。 「そ、じゃあ、 俺もそうする。」 そうして、容易く言葉が返された。 貴方の葛藤を、貴方の心情を知らぬまま 此方も語らぬまま、さらりと。 「建物爆破とか、復讐とか、自死とか 何かとんでもない事考えてたら どうしよって思ってたけど、それなら良いんじゃない。 お前がそうしたいんだろ。」 はー、とあからさまに息を吐く。安堵。 貴方は時々頑なで頑固な一面を持つので、 自分が寄り添えそうならば、それで良かった。 グラスを手に取り、珈琲を飲み下す。 ……… … → (-72) 2021/09/21(Tue) 16:33:28 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志またグラスを取る。 飲み干す。音を立てて机上に置いた。 「言うつもり、無かったんだけど まあ……心境の変化、とか。」 弟分を放っておけない一心で駆け出して、 そんな弟分に背中を押されて、 貴方との関係の変化に怯えるのが、馬鹿らしくなった。 「別にお前に何かして欲しい訳じゃないし、 返事はいらない。 俺の 片想い を知って欲しかった……だけ。ただ、隣に居るのを…… 着いていきたい思いを、許して欲しい。」 ここまで言って、やっと息を吸う。 今の自分はきっと、必死に縋るような表情をしているのだろう。 わがままでも、かっこ悪くても構わない、 この気持ちだけ、伝えられたらそれで良い。 でも、ああ、もう一つだけ欲張るなら──── → (-74) 2021/09/21(Tue) 16:39:06 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志正座を崩し、貴方に近寄る。 手を伸ばし、頬に触れる。 もっと感情を、貴方を、 取り繕わずに見せて欲しい。 「……嫌だったら、嫌って言え。」 このまま拒絶されなければ 貴方の唇に、唇を触れさせるだろう。 (-75) 2021/09/21(Tue) 16:40:36 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁"俺は、お前が、好きだ。" たったそれだけの短い言葉。 貴戸高志の世界を作る全てが停止する。 思考が、呼吸が、動作が、何もかもが止まって。 あらゆるものが使い物にならなくなる。 ゆっくりと咀嚼して、次の言葉を拾い上げて──唇が戦慄いた。 俺もそうする? 隣にいる? それはつまり、俺の都合のいい自由に付き合わせるということ? 本来なら本当の自由を謳歌できる筈のお前が、俺のせいで? 嬉しくて、悲しくて、嬉しくて、苦しくて。 視界が歪みそうになる。唇は未だはくはくと薄く開閉したまま。 指先一つも動かせないまま、うまく焦点の合わない視界がどんどん貴方で満たされていくのをただ受け止める。ああ、近づいてきた。 ▽ (-79) 2021/09/21(Tue) 17:13:19 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁唇が重なる。 性に溺れるための戯れの一環などではなく、純然たる恋心によって齎されたささやかな重なり。 それを拒まなかった時点で、それを欲しがった時点で、 ああ、俺は、俺は。 お前のことが。 ▽ (-80) 2021/09/21(Tue) 17:13:53 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……、め、……だ」 柔らかな感触を受け止めた直後、少年の両腕が貴方へ伸ばされる。 避けないならば掻き抱いて、逃がさないようにきつく、きつく。 「だめだ、だめだ、だめだ」 声が震える。喉が引き攣るのを感じながら、舌をもつれさせながら必死に感情を吐き出していく。 「……っ駄目だ。 お前は、罪を犯していないだろう?冤罪なんだろう? 俺なんかに付き合ってはいけない。俺のような身勝手な人間の傍にいてはいけない。 お前は本当の自由の中で幸せになるべきなんだ。 お前はもっと好きなように生きるべきなんだ。 だから……だから、いけない、いけないんだよ、暁」 必死に首を振る。それなのに、両手は貴方に縋り付くように掴んだままで。 誰よりも大切な貴方に日の当たる場所で幸せになって欲しい。 でも、自分と共にこれからも過ごして欲しい。 もう何もかもがめちゃくちゃだった。 こんなの、初めてだ。 ▽ (-81) 2021/09/21(Tue) 17:14:54 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁だめだ。いけない。 ただそれだけを繰り返す。 貴方を拒む「嫌」は、ただの一度も出てきていない。 (-82) 2021/09/21(Tue) 17:15:14 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志ちゅ、と小さなリップ音。 唇同士が触れ合えば、離す。……… 「───わっ、」 離そうとして、腕が伸びてくる。 貴方を拒む筈もなく、 「ちょっと苦しい」と腕の中で苦笑を漏らすが 離れるつもりも、逃げるつもりもない。 「…………、」 貴方が言葉を吐く。 舌足らずに、懸命に、子供のように。 だめ。いけない。 それもまるで、子供にきつく言い聞かせるみたいな叱り文句だ。 ……腕を、伸ばす。 → (-101) 2021/09/21(Tue) 19:23:29 |
闇谷 暁は、貴戸 高志を抱きしめた。 (c7) 2021/09/21(Tue) 19:24:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「何がダメなんだよ」 お前はダメじゃないよ。 「誰の許可が必要で、誰に叱られて、 どうしたらWいけないWじゃなくなるんだよ。」 お前は何もいけなくないよ。 「 俺の幸せをお前が決めるな。 」お前の側に居られたら幸せだよ。 「俺は好きにしてるし、好きに生きる。」 お前が好きだよ。 「俺の好きな奴のこと、WなんかWって言うな。」 辛いね。頑張ったね。 → (-103) 2021/09/21(Tue) 19:25:16 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の頭を撫でた。 (c8) 2021/09/21(Tue) 19:25:39 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「俺はさっきから、嫌かどうかって、 お前の気持ちを聞いてんだけど?」 笑って、泣いて、良いんだよ。 (-104) 2021/09/21(Tue) 19:27:02 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁抱きしめられる。頭を撫でられる。 何もかもが許されたような気がした。 胸が一度、きゅうと苦しくなるように締め付けられて。けれど、それが過ぎ去ってから陽だまりにも似た柔らかな温もりが内側を満たしていく。 きちんと呼吸できる時間が欲しかった。 頭と体を休められる場所が欲しかった。 自分が自分でいられる場所が欲しかった。 欲しいものはただ一つだけ。 "俺にとっての自由"。 ああ、それはきっと── ──お前の隣だったんだ。 ▽ (-116) 2021/09/21(Tue) 22:02:43 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「俺といたら不自由になるからダメだと思った」 だから離れるべきだと思ったんだ。 「俺とお前は同じ冤罪だけど、 決して同じではないから、いてはいけないと」 俺とお前を一緒にしてはいけないと思った。 「お前はきちんと幸せを見つけられるのか? こんな狭い箱庭で?」 俺はお前を縛りたくなかったんだ。 「こんな、場所で……好きに……」 好きにいられる?本当に? 「……暁、俺は、俺はっ……!」 俺の意思で、俺の道を選んでもいい? ▽ (-117) 2021/09/21(Tue) 22:03:20 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志どれだけ硬い仮面を被らされていたんだろう。 どれだけ否定され続けていたんだろう。 Wこんな場所Wに逃げ込みたくなる程に? 「お前と居て、助かる事の方が多いよ。 不自由な事は全く無い。よく気が付くしな。」 そういうところも引っくるめて好きだ。 「別にこんなとこで、今更経歴なんて気にするかよ。」 法は決して誰にでも平等ではない。 「ありきたりな事言うけど、 何処でも、お前が居たら幸せだと思う。」 まっすぐな、本心。 「……返事、いらないって言ったのに。」 穏やかな、苦笑。 → (-127) 2021/09/21(Tue) 23:13:59 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の頭を撫でる。 (c9) 2021/09/21(Tue) 23:14:23 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志いつからかは定かじゃない。 気付いた時にはもう好きになっていた。 時々すっと何もかもの感情を隠すものだから 自分の手で取っ払ってやりたいと思うようになった。 貴方の笑顔が見えたのだから、 こんな素っ頓狂な企画にも、少しだけ感謝してしまう。 「 あ"〜〜〜めちゃくちゃ緊張した! 嫌って言われたら何処に行こうか考えてた…………。」 部屋は出て、報酬とやらで部屋替えをして貰って。 そんな後ろ向きな考えは、勿論あった。 「……お前に、同じ意味で好かれてると思わなかった。 女の人が好きなんだと思ってたし、 前にルームメイトとして好きって言っただろ。 アレ結構傷付いたからな。」 紫色の髪をさらりと指に通し、撫でる手を下ろす。 今度は背中へ手を向けて、子供をあやすように摩った。 (-129) 2021/09/21(Tue) 23:20:39 |
【独】 1117 闇谷 暁俺が見るしか出来ない窓から 火炎放射器ぶっ放してくるの いじめだと思います。ハンタイ ごめんなもちぱい まだ3日目なのにアクセル踏んで。 回想とか窓とか 色々見えるようになったら、 居ても立っても居られなくなってしまった……。 (-139) 2021/09/21(Tue) 23:49:57 |
【独】 1117 闇谷 暁エーン………… 貴戸高志好きや……… ごめんな3日目なのに まだ今後やりたいロールもたくさんあるだろうに すまん ブレーキをかけられなくて すまん…… 好き………………… (-140) 2021/09/21(Tue) 23:52:24 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁好きの一言で心が満たされていくのを感じる。 自覚してから受け取る貴方の言葉の何もかもがたまらなく愛おしいのだ。 「返事、いらないと言われてもな。お前はそれで満足できるのか? 嫌じゃない、隣にいていいと言われても。返事を貰えず片想いを抱えた半端なままでは苦しいだろう」 背中をさする手の感覚を楽しみつつ貴方の好きにさせる。 「嫌だなんて言う筈ないだろう。そうでなければ最初に寝る相手にお前を選んで安心するだなんて言うものか。 それに、男性が好みだとか女性が好みだとかは気にしなくていい。以前話した女性を抱いたことある、なんていう話も嘘だしな。 俺個人として誰かを好きになるなんてここに来てからようやく出来る様になったことだから」 誰と仲良くするかさえも縛られていて、それを是としていたのだから個人の感情なんて持っていても無駄だったのだ。 「…………ただ、そうだな。傷つけてしまったのは悪かった。お前に抱く"好き"が特別な意味を持つことに気付いたのがあまりにも遅かった。 ……今から、これから、お前の傷を癒やし挽回できるように努力しよう。 ………………それじゃあ駄目か?暁」 そろりと両腕を貴方の背に回し、少しだけ力を込めた。先程の感情に任せたものではない、愛おしむような優しい抱擁。 (-150) 2021/09/22(Wed) 4:54:07 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「…………まあ、それはそうだが、 嫌われるのが……怖かった。今の関係が壊れるのが、嫌で、 それなら返事を貰わない方が、苦しくないと……、 ……………………諦めよう、と……。 」貴方の背に回る手が 次第にきゅ、と縋るような手付きに変わっていく。 「 え、あ、 ………」そうして貴方の口から様々な事実が出てくれば あっそうなんだじゃあお前も初めてだったんだ、と情事を思い出し そんな事すら嬉しくて、貴方の肩に顔を埋めた。 「そっか。そっか、……そっか。 駄目じゃないけど、 返事くれたからいいよ。もう癒されたから。 好きだよ、好きだ……高志。ずっと、好きだった。」 これまで言えなかった分の思いが 胸からどんどん溢れ出てくる。 → (-159) 2021/09/22(Wed) 6:15:31 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「まだお前のこと、知らないことばっかだな。 これから知っていけたら良いけど。 じゃあ……まあ、何だ、 えと……… 俺達は、り、両想い、ということで……。」 確かめるように言葉を紡ぐ。 W好きWのその先は、こんな所で主張して何になるのかと、噤む。 「ケーキ……食べるか。 今日も美味く出来てると思う。 ……お前の前で何か食べるの、 まだやめといた方が良いか?」 少しだけ悪戯っぽく問いかけた。 (-160) 2021/09/22(Wed) 6:16:07 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁縋るような手つきと、肩に擦り寄る貴方の頭。 それらをそっと受け止めて、ぎこちないけれど慈しむようにそっと撫でる。 「ああ……俺も好きだ、暁」 こんな時に限って言葉が出てこない。けれど、自覚してからとめどなく溢れ続ける貴方の想いは、きっといくら言葉をかき集めても完璧に言い表すことなど出来やしないだろう。 貴方がきっとずっと秘めていたであろう「好き」を一つも残さず拾い上げ、それに応えるかのように自分もまた体を擦り寄せた。 目に見えない幸福を理解できる日など来ないと思っていた。 ああ、でもきっと。きっと、己にとっての幸福とは今の状態のことを指すのだろう。 ▽ (-186) 2021/09/22(Wed) 16:09:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁悪戯っぽく問いかける貴方を見て、ほんの少しだけ目元が柔らかく弧を描く。未だ変化は微々たるものではあるが、貴方の前では上手く力が抜けるようになってきた。 「いいや。俺の前で好きに食べてほしい。俺はお前と共に過ごすお茶の時間も好きだから。 それに……暁自身が言ってくれただろう? 俺は、忘れるよりも見慣れたい。だから遠慮なんかしないでくれ」 (-187) 2021/09/22(Wed) 16:09:44 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方の手が、温かい。 ぎこちなく撫でる動きが、快い。 緩む視線が、愛おしい。 好きだと言えば、受け取ってくれる。 悪くないな、と思った。 自分の腕の中に貴方が居る。 それ以上を、もっと、と欲張るのは またもう少しだけ、先の話。 「そ、 じゃあ遠慮なく。」 ぺろ、と舌を見せ付けるように出して 貴方を解放すれば、普段と変わらないように ケーキへフォークを突き刺し、口へ運ぶ。 咀嚼。飲み下す。ごくん、と喉が揺れた。 唇にくっつくチョコを舐め取り、 自分の料理の腕に満足。 さく、と次の一口をフォークに刺して 貴方に差し向ける。 「 あ、 …………あーん。」 (-198) 2021/09/22(Wed) 18:36:27 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+21 迷彩 躊躇っている間にほとほと潤滑油が落とされ それは次第に中まで染みてきて不快感に変わる。 本当に不快感だけ? 鼓膜を声で刺激されれば、下腹部を指で押されれば これから行われる行為に期待で震える。 「全部、ここで、脱ぐって………」 無理だ。 ここを何処だと思っている。 いつ人が通るかも分からない。 普段なら絶対にしたくない。 そう、 普段なら。 「……待っ、て、」 膝で立ち、腰を上げれば弱々しく指先で衣服を摘み、下ろしていく。 脱ぎきれば、シャツを引っ張り細やかな抵抗を見せた。 「………………」 色欲に濡れた視線に、声に弱い。 自分に欲を教えた小豆色の瞳が浮かんで、すぐにかぶりを振った。 (+22) 2021/09/22(Wed) 20:13:09 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+24 迷彩 その熱の苦しさは理解しているつもりだ。 だからこそ大切な弟分を、拒めない。放ってはおけない。 「、ひっ」 体勢が変えられ、耳を、本来受け入れる場所ではないそこを弄ばれれば小さく声が漏れて、慌てて唇を噤む。 「────怒らない。 それ、苦しい……よな、早く楽になりたいよな………。」 貴方の頬へ手を伸ばし、 ゆるりと撫ぜれば、許す、と囁いて 水音を立てる自らの窪みへ指を挿れる。動かす。 増やして、広げて、WいいところWを探るように。 あいつはもっと、こう、 痛みへ対する防衛本能か、 快楽の貪り方を覚えた身体が疼いたのか─── それとも貴方の熱に、当てられたのか。 暫くはそうして、水音だけが廊下に響いた。 次第に瞳が緩み、甘い吐息が漏れ始めれば指を引き抜く。 誘うように、貴方へ熱のこもった視線を向けた。 (+26) 2021/09/22(Wed) 23:35:00 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+27 迷彩 自分達が今何処に居て、何をしているのかなんて 最早考えられない程に思考は蕩けていた。 「ぁ、────ッ!」 はく、はく、と口を開閉する。 勢いよく挿入された性器が、やけに熱い気がする。 薄い壁がないせいだと知るのは、きっと互いの熱が燃え尽きてからだ。 内側から揺さぶって、焼き割かれてしまいそうな感覚。 何度受けても慣れようが無い。 「ッ、……んぅ、………!」 がぶ、 漏れる自分の嬌声が、吐息が鼓膜をくすぐって、かっと赤面する。 反射的に己の手の甲に歯を立て、声をくぐもらせれば 内心でほっと胸を撫で下ろした。 誰にも見つからないように、 このまま誰も通り掛からないように。 紫の瞳は貴方を通して、貴方以外に意識を向けている。 鞄の中のレンズが、まるで二人を煽るかのようにちかりと光った。 (+29) 2021/09/23(Thu) 2:13:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁貴方の歯を、舌を、唇を。 小豆色の瞳が追いかける。追いかけてしまう。 小さな動作一つとってもやけに扇情的に見えてしまって、たまらずこくりと口腔に溜まる唾ごと息を飲み込んだ。 次に息を吐き出すまでの間に、無意識に左手が己の首元を押さえたことに気づかないまま。 ……ああ、自分はその唇から溢れる薬で癒してもらったのいうのに。 今となっては腹の底を撫ぜる毒にしか見えないのだ。 「……ん。あー……、……ん」 恥じるように瞳をわずかに伏せていたものの。フォークを差し出されたことに気付くと、数度目を瞬かせてから唇をかぱりと開けてフォークを中へと招き入れた。 喉を上下に揺らせば先ほどまでの恥ずかしさごと甘いケーキが胃の腑へと滑り落ちていった。 優しい甘さに思わず口元がやんわり緩む。 「…………美味い。こうして連日お前の美味しい手料理を食べられるとはなんて贅沢なんだろうな」 (-241) 2021/09/23(Thu) 3:14:45 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「贅沢って……大袈裟だよ、いつも。 料理本の通り作ってるだけだから別に………………」 言いながら、此方も顔を緩ませる。 気持ちが通じ合っていると言うだけで、 細やかな言葉にすら幸福感を得てしまう。 貴方の表情の変化が楽しくて、独占している事実が嬉しい。 「お前がそうやって褒めるから どんどんレパートリー増えていくんだけど。 ………何か好きな食べ物あるなら 挑戦してみるから、何でも言ってみてくれ。 作れるかは分からないけど……。 」そうして頬を掻く。照れから来る動作。 「……あと、その、何だ。 言いたく無いなら言わなくて良いんだけど、」 → (-245) 2021/09/23(Thu) 4:32:54 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「な、 ほんとはまだ傷、痛むんじゃないのか……。」 貴方が首元を摩ったのを 見逃せる訳が無かった。 自分が貴方に刻んだ傷の有る場所。 気にならない訳が無かった。 (-246) 2021/09/23(Thu) 4:33:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「美味いものは美味い。褒めて何か問題でもあるか?レパートリーが増えるのであれば尚更いいことづくめだ。 ……それにしても、好きな食べ物か。和食などは慣れ親しんでいるから、出てくれば嬉しいが……ああ、そうだ」 ほんの少し暫く考えて、閃いたように顔を上げる。 「暁が勧める料理。 お前が持ってきてくれたものは、皆美味しかったから。暁が勧めてくれるものなら、俺もきっと好きだろう。お前自身が作ってくれるのなら、尚更」 どうだ?と訊ねる声には自信が滲んでいる。間違いないと言わんばかりの、はっきりとした回答。 ただ、そんな堂々とした態度はそこまでで── ▽ (-247) 2021/09/23(Thu) 5:10:03 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「傷。………………」 言葉に反応して左手が浮き上がる。漸く、無意識に動いていた己の手に気がついた。 「痛くはない。大丈夫、これは本当だ。 だから暁が心配することなど何も無い。 ……無い、が…………」 言葉尻が萎んでいく。言うべきか言わないべきか迷っているのだろう、視線がきょろきょろと落ち着かずに泳いでいる。 「…………。言わないままにして、暁に迷惑をかけてしまうほうが嫌だな。 ……白状しよう。暁、その………………」 きゅ、と首周りに置かれた手に小さく力が込められる。 ▽ (-248) 2021/09/23(Thu) 5:11:27 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「…………お前がつけた傷、が…………。 時折、むしょうに………… 欲しくなってしまって………… ……………………」 (-249) 2021/09/23(Thu) 5:12:05 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「和食か。」 和食に絞った料理本は図書室にあっただろうか。 そう思案しつつ、顔を上げる貴方へ視線を向ける。 「………、 ………………お前、俺の事、大好きかよ。 そんだけ信頼されてると 安心するようなハードル上がるような……。 頑張ってみる、けどさ。」 自信満々の貴方が何だか可愛らしくて なんだそれ、あまり期待するなよ、と綻ぶように笑った。 → (-254) 2021/09/23(Thu) 12:05:24 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志傷。 貴方が痛く無いと言うなら信じたいが 気になるものは気になってしまう。 「迷惑って程じゃないが、 お前が思ってる事は何でも知りたい。白状してくれ。」 頷く。 明らかに落ち着きを手放した様子に こちらも固唾を飲んだ。 「─── へっ、 あ、あ、えっ、と…………、」 ぼん、と瞬間的に顔を赤くする。 自分との情事の証──まるで自分を求められているように思えてしまって からん、とフォークを取り落とした。 「い、い、言えば良いだろ、いつでも。 お前が欲しいなら……何だって、やる。」 その手でカトラリーを拾う事はなく 貴方が首元に置く手に、自らのそれを重ねた。 (-255) 2021/09/23(Thu) 12:05:56 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+30 迷彩 浅く息を吐く。 忙しなく上下を突き上げられる感覚にくらくらする。 「っ、ぅあ、あ、あぁッ!?」 ごりごりと容赦なく弱点を責められれば 浅ましく快楽を貪る声が抑えきれずに廊下に響く。 「あッ、ぅ、んんん、っ」 互いの結合部から溢れる水音ばかりが耳に入ってきて 足音ひとつに気付くこともない。 手の甲を更に強く噛み締めて、口内に鉄錆の味が広がり一層眉間を寄せた。 後孔が貴方をぎゅうぎゅう締め上げる。吐精を促すように。 抱き寄せられれば、それを受け入れるように貴方の頭部へ腕を回し、抱きしめる。 自身の張り詰めたものが互いの腹に挟まれ、ふるりと身を震わせて先走る液を吐き出す。 より一層、貴方を絶頂へと誘うだろう。 体の境界線を溶かしていく感覚。 目尻に雫が降りてきて、視界がぼやりと揺れた。 (+31) 2021/09/23(Thu) 13:47:13 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「ああ。大好きだ。俺の世界の中で、一番大切だ」 己を殺し続けて生きてきたのだから、自分で選んだものなどあまりに少ないけれど。 その中でも、いっとう大切なものは貴方だと、それだけははっきり言い切れる。 ▽ (-260) 2021/09/23(Thu) 13:53:58 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁自身の手に貴方の手が重なる。心を許す相手に触れてもらえるのが嬉しくて、薄く開いた唇からたまらず吐息がこぼれ落ちる。児戯にも等しい触れ合いだけで、凪いでいたはずの心に漣が生まれて落ち着いていられなくなる。 「……お前を困らせたくない。それは本当なんだ。 ……でも、誰かと寝ても、物足りなく感じてしまって。自分で首を引っ掻いても埋められなくて。 はしたないと分かっているんだが、その…… ……っ、…………」 言い淀む。 もう片方の手で貴方の手を包む。それだけならまだいじらしい反応だと言って終わりに出来ただろう。 だけど、上から貴方の手を覆った少年は人差し指をにわかに動かす。 桜色の爪の先が、戯れに貴方の手をくすぐり引っかく真似をした。 「…………暁」 ▽ (-261) 2021/09/23(Thu) 13:54:18 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁そこから先は、言葉にならなかった。 けれど。 ──欲しい。 貴方を求める唇は、確かにそう震えた。 (-262) 2021/09/23(Thu) 13:54:39 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「………俺も。」 対して日々に思い入れを持って生きてきた訳でもない。 だらだらと過ごしてきた17年。 世界と天秤に掛けられるかは、分からないけれど 「大好きで、大事……だ。」 → (-265) 2021/09/23(Thu) 15:44:25 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志誰かと寝ても。 ……………。 触れた手から、貴方の温度が伝わってくる。 手の甲を擦られればぞくりと背筋が震えた。 「……好きにやれって言ってるだろ。困らない。 言ってくれない方が、色々考えちまって……嫌だ。」 包まれた手を振り解いて、有無を言わさず貴方のネクタイを解き、シャツの前を寛げた。 「……嫌って言っても、辞めないからな。」 露わになる首元に顔を埋め、古くなった噛み跡、それからまだ新しい引っ掻き傷に……そっと舌を這わせていく。 赤い線を舌先で追うように、丁寧に丁寧に嘗めずる。 時々貴方に聞こえるようにちゅ、と、リップ音を立てる。 そうして肌色をたっぷりと味わった後、唾液でぬらりと光るそこに───歯を立てた。 が、ぶ、 ぐ、と力を込めて白い刃を刻み、傷を上書きするように。痛くはないだろうか。 僅か視線を上げて、貴方の反応を伺う。 (-266) 2021/09/23(Thu) 15:46:32 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>26 >>+32 廊下 ───名前を呼ばれた気がする。 暖かい、安心する声色だ。 ……きど? 淫欲に溺れていた意識に冷や水が浴びせられたかのように目を見開いて、途端にぼやけた世界が、かちりと小豆色に染まった。 「── 待っ、止めて、 ふ、ぁっ、リョウ!待ってッ!き、きどっ、 見っ………んん、あっ、 やだやだ、 」やだ!見るなぁ!! 力の入らない腕でゆるゆると迷彩を押し返そうとするが、体は欲を貪るのに精一杯で、行為を中断させるまでには至らない。 体内の性器が強く脈打って、熱が吐き出される感覚。何だこれ。知らない。熱い。知らない。混乱。色んな思考があぶくのように浮かんではぱちぱち消えていく。 「待て、あっ、止まっ、んぅ、見ッ、…… 見るな!見るな見るなっ! 」見るな貴戸お!! 嫌がる言葉と共に甘い声が漏れ、意思とは裏腹に肉壁が畝り暴力的な悦楽に身を痙攣させ ぱた、と白濁を吐き出して、絶頂を迎える。 「はーーっ、は、ぅあ、 あっ、あ、んん、ふっうあ、あ……、……っ!……!! 」息を整えようにも、達して敏感になった場所を殴り付けるように再び揺さぶられれば、それを止める術はない。 ただ声を押し殺して、涙を溢した。 (+33) 2021/09/23(Thu) 16:27:20 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「……は、…………ぁ」 有無を言わせぬその強引さに胸が締め付けられる。これから求めるものが与えられるのかと期待してしまって、それからかつてのひとときを想起してしまって、唇の端から漏れる吐息が熱を帯びる。 あかつき。 あかつき。 はやく、はやく、はやく。 あかつき。 指先がそっと貴方の服をつまむ。刺激が意識を揺らすたびに血の通った指に力が込められて白く染まった。 捕食される仄暗い悦びが、貴方の口づけによって淑やかに咲いていく。期待で腰は軽く浮き上がり、普段ぴんと伸びていた背筋はやわらかくしなった。貴方から齎される快楽を求める体が自然と強請り始めている。 ──あかつき。 赤色に顔を寄せる貴方を見るほどに心臓はとくとくと早鐘を打ち始め、唇が音にしないまま貴方の名前を呼んだ時だった。 「────ッ」 ▽ (-268) 2021/09/23(Thu) 16:40:29 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁来た。 本来なら痛みしか生まれないであろう刺激の筈なのに、この体は言い逃れできない程に悦び善がっている。 声の代わりに吐きだされる吐息。熱と艶を帯びるそれは、快楽を感じている証明に他ならない。 急所からじわりと広がる快感にどれほど溺れていたのだろう。は、は、と短く呼吸を繰り返して余韻を貪り尽くした後……ようやく、小豆色の瞳がゆるりと貴方のほうを見下ろした。 「…………ぁ、は……、あかつき……あかつき…………」 心の底から愛おしそうに。 瞳を蕩かせ、少年は笑む。 紫色を見つめ唇を動かす。 すき。 (-269) 2021/09/23(Thu) 16:41:41 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志生命に危機を与える程じゃない。 けれども戯れと呼ぶには刺激の強い、擬似的な捕食行為。 「──………、……。」 止めないとは言ったが、苦痛に顔を歪めていれば離そうと思っていた。 視線がかち合う。惚けた小豆色が、自分だけを映している。 ───おれも。 首元から、鎖骨へ。薄い皮越しに骨を舐める、甘く噛む。 そのまま肩口へ舌を這わせ、ぴちゃ、と唾液の音を鳴らす。 歯を突く度に貴方から漏れる吐息。 このまま、自分以外で満足出来なくなれば良い。 醜い独占欲。支配欲。そんな感情を肌へ押し込んでいく。 さて。口の中に薄く血の味が広がって来た頃。 最後に貴方の唇へ舌を這わせて、ぱ、と離す。貴方を味わい尽くしたと言わんばかりに。 「………ごちそーさま。」 異能を駆使する気はない。 貴方の首元を見れば、満たされたように頷いた。 (-276) 2021/09/23(Thu) 18:16:04 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「ぁ、あ、あ」 貴方の全てを甘受する。 体の全てを明け渡し、好きにさせ、代わりに与えられたものを余さず味わう。 生き物としての弱点を晒した事で齎される破滅的な快楽。その味の罪深さといったら! 抗い難く、いけないと分かっていても止められない。蕩ける頭が、痺れる体が、もっともっとと次を強請る。麻薬を取り込めばきっとこうなってしまうのだろうかと徐々に茹だり始めた脳の片隅で呑気にそう考えていた。貴方のどろりとした欲望に気付くこともなく。 かつて傷一つ付いていなかった少年の首筋は愛撫で艶かしく濡れそぼり、鮮やかな赤色の嗜虐的な愛が咲き誇った。 「……は、……ぁ」 貴方が唇を舌でなぞれば、その軌跡を追いかけるように自分の舌で名残り惜しむかのようにちろりと唇を舐めた。 そうして戯れに溺れた後。幾度となく聞いたであろう食事の終わりを告げる挨拶と共に解放される。今だけ非日常的な熱を含んだその声を聞くや否や、貴方のほうへ倒れ込むように前へと体を折るだろう。 「……あかつき。 …………きもちよかった。ありがとう」 拒まれないのなら、貴方の肩口に顔を埋めてそう呟く。 表情は見えない。けれど、髪から覗く耳がほのかに赤く染まっていることには気付けるかもしれない。 (-278) 2021/09/23(Thu) 18:53:45 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志元々、情事の快楽に耐え切れずの行動だったが 貴方がそんな表情を、視線を、声を発すのだから ……こちらまで、癖になってしまいそうだ。 唇を舐める動作。 成る程確かに、その赤さに、艶めかしさにくらりとする。 とさり、と貴方が寄り掛かってくる。 自分が貴方を溶かしたのだと思えば、拒むなんて事は勿体ない。ただただ愛おしくて堪らない。 ……ずくり、と腹の奥が疼く。 今朝手渡された、机上のハンディカメラを一瞥。 それに手が伸びる事は無い。 貴方の蕩けた表情を、決して誰にも見せてやるものか。 「……きど、俺も 気持ちよく、なりたい、………… 」企画でも、課題でもなく、 ただ好きだと言う理由だけで貴方の背中へと腕を回し、誘うように赤らむ耳を甘く噛んだ。 貴方が拒まなければ、 今宵もまた二人きりの、誰にも邪魔されないW夜更かしWが始まるだろう。 (-286) 2021/09/23(Thu) 19:37:19 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「そうかな?人に縋る事は悪でも何でもないんじゃない。 暁くんだって、人が悩んでいる時に苦しみ続けて立ち続けるよりは、差し伸べた手を取り合う世界の方が平和と思わない?その延長戦と思えばいいよ」 一般論ならまだしも、それに特別な『性行為』が絡むから故の悩みだろう。けれども、南波靖史にとってそれは限りなく他の行為と変わらない。だからそんな言葉が普通にと出てくる。 「申告なしでも苦しいのが意外と好きだったら、その方面開拓して探っちゃうかもしれないけどそれはよろしくね」 サラリと物騒な事を述べた。冗談か本気なのかが非常ににわかり辛いのが物騒さに拍車をかけている。 「……いや」 「『嫉妬』って言うんだな、と思っただけさ。……何か、何となく懐かしいと感じてさ。まあ、別にそれで暁くんとの言葉を違えようとは思わないよ。今すぐと言うのもおかしいし、適当に良い状況になったら声かけてくれたらいいよ」 今から楽しみ、の言葉に、一瞬だけ呆けた顔をして。 「任せて」と嬉しそうに微笑み返した。 (-287) 2021/09/23(Thu) 19:39:23 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁これは迷彩と手短に言葉を交わし、闇谷を運んできたあとのこと。 闇谷を抱えて自室に戻ってきた。成人男性より幾分か体は小さいだろうが、意識を失った人間は相応に重みがある。けれどそれが一体なんだと言うのだろう。あの時の闇谷の叫びを思えば、自分の両腕があげる悲鳴などちっぽけなものだ。 布団の上に寝かせる。断りを入れてから着衣を少しだけ乱し、タオルで拭える部分を拭った。掻き出すことも考えたが、迷彩との約束もある。少し我慢して欲しいとブランケットをかけるだけに留めた。 闇谷が休めるよう整えた後、迷彩の元へ戻ろうとして……一旦、眠る少年の元へやってくる。 顔を覗き込み、様子を伺う。 「暁」 名前を呼ぶ。勿論言葉は返ってこない。 それでも構うことなく、唇を寄せて口づけを落とす。 今度は異能を使う目的などではなく。 ただ"そうしたい"と思ったからした。それだけの小さな理由。 「企画のせいで、誰かのせいで、お前が誰かと肌を重ねることもあるのだと覚悟はしていた。その筈だ。 それでも──」 ▽ (-297) 2021/09/23(Thu) 20:57:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「──ああ、やっぱり胸が痛いんだ。異能も効いてくれやしない。 暁、苦しいな……」 顔がくしゃりと歪む。 たまらず、もう一度だけ唇を重ねた。 貴方が眠っている頃に起きた、ほんの僅かな一幕のおはなし。 (-298) 2021/09/23(Thu) 20:57:45 |
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