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【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「…………。ない、と言い切りたいが、どんな酔狂な奴がいたもんか。予算を削ってでもゴミは排除したいって輩は、居てもおかしくないだろうよ」 妙なワードが幾つか出たが、とにかく。 多分ないが、ゼロではない。だから怯えもあったのだろう。 遠近両用、の声にまたピクリと体が跳ねた。 ──弦に、指を掛けて、ゆっくり離す。 ここが射程なのは十分に察したらしい。遊ばれてるのは理解していても、死に怯えるあたり、斜に構えようが普通の感性は残っているようだ。 「……殺人をして汚名や投獄のリスクに合う形見なんて想像もできねーな。俺には一生できそうもない。頑張れとも言えない状況だしな、ここ」 「──うるさくなって静かになるって言えや伝わんのかね。不本意だが、察しはつくだろ……お前が無意味に脅すせいで」 貴方が「殺し」の話をするたびに、明らかに男は弦に反射的に指を掛けようとしていた。つまり、──効果は不明とは言え、何らかの対抗手段になる術なのは、間違いない。武器かまでは不明だろうが。 (-74) 2022/01/17(Mon) 15:42:42 |
【秘】 欠けた星 スピカ → 婉容 ラサルハグ「私と同じような考えなのに、あと……見た目で判断するのは良くないと分かっているけれど、年も近そうなのに、落ち着きのある振る舞いが身についているのね。単に私が冷静さを欠きがちなだけかもしれないけれど」 君が軽く笑う一方で、女は表情を曇らせるばかり。 常に余裕があり、笑顔を忘れず、物腰柔らかに振る舞う。理想的だなと女は目を細めて貴方を見た。 「貴方を心配するのはそれは人として当然のことで……。 ……って、あまり意固地になるのもよくないわね。貴方の評価を無下にしてしまうのは不本意だもの」 ――ありがとう。 プリーツスカートが控えめに踊る。貴方へ向き直り、そっと小さな笑みを咲かせてお礼を口にした。 (-75) 2022/01/17(Mon) 16:03:16 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「そうね、綺麗事だけで人間社会って成り立つわけではないものね。 仕事で忙しそうにしているあたり、貴方はよほど評価されているのでしょう」 いつでも怪しいと言われたところで「依頼してくる人間がごまんといる」事実が貴方の実績を証明しているのだろう。 「では改めて。私はスピカよ。しがない領主夫人です。 そうね、何が起きるか分からないし貴方のことは覚えておくわ。よろしく、アマノ」 そう告げて貴方に手を差し出すだろう。握手のサインだ。 (-76) 2022/01/17(Mon) 16:20:54 |
【人】 魔女 イクリール「これはハーブかしら〜? 沢山育ってるみたいだし少しぐらい貰ってもいいわよね」 ほんのすこし、ハーブを拝借します。 成長が早いこの種類なら、少し葉をもらっても問題ないでしょう。 ここまでたまたま誰ともすれ違っていなかったことから、誰かのお庭だという意識はすっかり薄れてしまっているようです。 (82) 2022/01/17(Mon) 16:24:09 |
【人】 欠けた星 スピカ>>77 湖畔の二人、Mis. 自分の元に現れた女と幾ばくかの会話をした後のこと。 夜色に染まり切った空を夕焼け色の瞳で見上げて、星とは違う輝きを捉える。 「あれってあの子達が飛んだ軌跡よね。あれを追いかけたら会えるかしら。 それにしても、空を飛ぶなんて……本当に魔法使いのよう……」 後半はもはや状況と関係ない感想になってしまっているが、子供たちのことは依然として心配し続けている。 昼の空を乗せたような瞳を持つ女を一瞥してから、誰かから何も干渉されなければ空に残された軌跡を追いかけて湖畔まで歩きだすことだろう。女は魔法とは縁のない人間だったから、二本の足で歩くしかないのだ。 (84) 2022/01/17(Mon) 16:30:46 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@17 ブラキウム アルレシャは見た目通りに幼く、目先のことしか考えません。ですから、ブラキウムは言葉を詰まらせたことなど気付きもしませんでした。 パンを飲み込むと僅かにアルレシャは目を細めます。 それは大人が見れば、少女らしからぬ微笑みに思えたでしょう。 「うんっ! ママやさしいからねー、ブラキのこともぜったい『いいよ』っていってくれるもん」 アルレシャの住む場所では、魔法が当たり前です。 非日常が日常になったその時、ブラキウムが何を思うか……アルレシャにはわかりませんし、想像さえしません。 「でぐちもさがさなきゃ! それでねっ、 みんなで、おうちにかえろう! 」 (85) 2022/01/17(Mon) 16:33:52 |
アルレシャは、ブラキウムに小指を差し出しました。 (a13) 2022/01/17(Mon) 16:34:51 |
【独】 こどもの アルレシャ少なくとも1日目のロールじゃねえ 設定の噛み合い方があまりにもヤバい為、爆速誘拐RTAになってる (ちなみにネヴァーランドは勿論大人にならない国だゾ!) (-80) 2022/01/17(Mon) 16:37:09 |
ブラキウムは、アルレシャと指切りをしました。 (t4) 2022/01/17(Mon) 17:53:44 |
【見】 こどもの ブラキウム───例えいつか、 日常の大切さに気付いたとしても 取り返しが付かないかもしれない。 そんな疑念なんて、 記憶の彼方にぽいと捨ててしまった。 (@19) 2022/01/17(Mon) 17:54:56 |
ブラキウムは、こどもなので、周りの様子に気付かない。 (t5) 2022/01/17(Mon) 17:55:39 |
【人】 なんでも屋 アマノ>>80 アルレシャ 「はいはい、ありがとなー」 好きなように頭を撫でさせ。 空からという言葉に不思議そうにあなたの顔を見上げる。 「ぁあん? ちびは空を飛べるのか? 魔法でも使うのかね」 だとすればすごい才能と言わざるを得ないだろう。 こんな幼児がほいほい空を飛んでいるというのは危険極まりない。 母親の苦労はすごいだろうなぁ……とぼんやりと考えた。 「子供が入れない場所なぁ…… あいわかった。空からは見えないような所を探しておいてやるからな」 万が一他にも人がここに迷い込んでいたなら、ここに普通に姿を表すはずだ。 そんなおかしなところに居るとしたら、それはきっと……事件性をはらんでいるだろうなぁと、そう思わざるを得なかった。 (90) 2022/01/17(Mon) 19:31:17 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「そういうこった。 まぁ裏社会のこたぁ、表の人間が詳しく知る必要もないだろうよ」 仕事なら何でも引き受けるとだけ覚えておいてくれと、弦にかけられた指を見ながら薄く笑う。 (大分怯えさせたかねぇ……) 「そういう能力に長けてるというだけさぁ。 なんにしろ、仕事でもねぇのに一般人をどうこうする趣味はねぇから安心しな」 それにしても。 さっきから気になる竪琴は普通の楽器ではないらしい。 呪われた楽器、呪術道具、あるいは。 何にしろあの楽器から奏でられる音を聞けば、自分もただではすまないのだろう。 「なんでぇ、文字通り眠らすのか。 アンタも十分危ねぇ男じゃねーか。俺に殺されると思って先に仕掛けるつもりだったか?」 (-85) 2022/01/17(Mon) 19:41:20 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「お、いいねェ お堅そうに見えて案外話がわかる女のようだなぁ、お前さん」 偉いやつほど裏の世界にも精通してる者は多い。 裏をうまく使ってこそ表の世界を牛耳れるというものだ。 「しかし領主夫人? ほぉ、若ぇのにもう人妻か。 俺がお前さんくらいの時はもっと遊んでたがね、まぁいい。こっちこそよろしく頼むぜェ、スピカ」 差し出された手をしっかりと握る。 館を出るまでの協力関係は、ここで確かに成立したのだった。 (-86) 2022/01/17(Mon) 19:48:22 |
【人】 魔女 イクリール>>91 ミズガネ 「まぁ!貴方以外にも人がいるの? だぁれもいないから、困ってたのよ」 手を合わせて嬉しそうに微笑みました。 舘を独り探検していたため、広間の事は何も知らないようです。 「兵器?そうなの……楽器じゃないのね」 興味深げに彼の手元の楽器を覗き込みます。 兵器と聞いても、魔女には楽器にしか見えないのですが、想像以上に危ないものだというのは理解できました。 「でも壁を壊したら、さすがに怒られるんじゃないかしら〜? 舘の主様におねがいしてだしてもらいましょ? 私はイクリール。貴方のお名前は?」 子供をあやすかのように優しく止めて、彼の顔を覗き込みます。 (92) 2022/01/17(Mon) 20:05:02 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>92 イクリール 「そ の 肝 心 の 城 の 主 に と め ら れ て ん だ よ」 覗き込まれた事か、子供をあやすかのような態度にか。両方だ。とにかく腹は立ったが、ここでいきなり殴る程暴力性はない。 まくしたてるようにそう言ってから、貴方の額を手のひらでぐいーっと押して顔を離すだろう。 「……疲れた。…………ミズガネ。 人に会いたいなら広間に行け広間に。そこの回廊を右に曲がって食品庫が見えてから二つ目の角を曲がって、その次の──」 「もしかしてすぐ迷子になるとか言わないだろうな……?」 楽器まで呆れたように輝きをなくしたように見えた。勿論目の錯覚だ。 貴方に魔力が見えるのなら、この楽器自体には大した魔力が込められているようには見えないだろう。 (93) 2022/01/17(Mon) 20:22:05 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@18 >>@19 ブラキウム 「なんだってできるよ! おかしのいえだってつくれるし、ガラスのくつだってつくれるの!」 アルレシャにとっては遊ぶ約束を交わした程度のことです。幼い笑顔は今日よりも楽しい明日への期待でいっぱいでした。 「ふふっ、でぐちみつけたらみーんなうれしいし、アルたちもうれしい! みんなほめてくれるかも!」 広間で見かけた大人たちは、皆一様に帰路を探していました。ですから、出口を探し出せばきっと喜んでくれるはずです。 (94) 2022/01/17(Mon) 20:22:22 |
アルレシャは、ブラキウムと指切りをしました。 (a14) 2022/01/17(Mon) 20:25:34 |
【人】 こどもの アルレシャ>>90 アマノ 「……? あ、そっか。 おおきいと、とべないんだっけ」 口振りからして魔法、もしくは魔法に類似する力を持つのが一般的な場所から来たようです。 そして外の世界を知らないのでしょう。少なくともアルレシャにとっては、当たり前のことでした。 「えへへ〜、ありがとアマノ! あっ、もしこわいところとか、あったらおしえてね? いかないようにするから!」 タダより怖い物は無いと言いますが、アルレシャはそんなこと知りません。 幼い子供ですから、怖いもの知らずなのです。 そうして親子のような歳の差の二人は、暫く言葉を交わしていたのでしょう。 (96) 2022/01/17(Mon) 20:52:24 |
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