【人】 御忍び シールどうする、って…… [尋ねる声に顔を上げると目が合った。 どこか期待を込めたような、楽し気な表情を目の当りにして、 ぱっと頬を染めると、こちらもつられて微笑む] 旅は楽しむものだろう? せっかくだ、参加しようじゃないか [歩調を合わせて、案内してくれた先へと向かいながら、 以前旅の途中で訪れた街の事を思い出していた] ふふ…、覚えているか? 前にも旅先で祭りに参加したな、……花まつり、だったか [街の至る箇所で美しい花々が咲き誇っていた。 当時を思い返すと、未だにどこか面はゆい心地がする。 この先の生涯も忘れることのない、 わたしたちの関係が変わった、かけがえのない出来事を。**] (5) 2024/10/31(Thu) 21:11:14 |
御忍び シールは、メモを貼った。 (a1) 2024/10/31(Thu) 21:24:23 |
【人】 騎士 エース[賑わいに紛れたかぼちゃは、 我が主を驚かせるには十分だったらしい。>>3 おっと、と彼女を隠す様におとなしく盾になって、用件を聞こうと思ったが、別に我々に用事があった訳ではなかった様だ。 誰構わず声を掛けて、それで満足して去っていく。 通訳をしてくれた人によると 街のみんなに仮装をしてほしいという事らしく、 折角なら仲間に入れてもらおうかと主人の意見を伺った。>>4 俺の楽しそうな顔を、彼女の丸い瞳が捉える。>>5] ……へえ。 [柔らかくその瞳が、頬が綻んで、応の返事が返った。 以前なら……そうだな、 結局は俺に流されたかもしれないけれど、 こんな風に快諾しなかったんじゃないだろうか。 少なくとも、こんな表情はしなかっただろう。 思わず笑みが深くなった。 「シール様、かぼちゃ被るんですか」って揶揄うタイミングを逃してしまった ] (6) 2024/10/31(Thu) 22:42:51 |
【人】 騎士 エース[こんな風に"変わって"しまった彼女と、 もう何日も過ごしていただろうけれど、 何度でも彼女の変化に気付かされ、惹かれる。 緩む口元をちょっと隠しながら、 「行きましょう」と隣に並んで歩き出した] あれもお祭りでしたっけねえ? 花を贈った事は覚えてますけど。 [賢い彼女は記憶力も優れているのか、 俺が覚えていない事も覚えている様だった。 全部を覚えていられなくて不甲斐ない気持ちもあるが、 大事な事だけ忘れなければ、それでいいだろうと俺は思う。 ふしぎな花に見守られながら俺が彼女を男だと思って働いた狼藉は、忘れたくても忘れられない記憶だけれど] (7) 2024/10/31(Thu) 22:43:09 |
【人】 騎士 エース[案内された宿屋の片隅には様々な衣装が並んでいて、 人々によってもみくちゃにされて机の上に散乱していたり、 衣装担当者らしき人がきれいにハンガーに直したりしている。 何でも着ていいですよ、と 案内人がにこにこと衣装スペースに促す] ええ、何がいいかな…… [と、自分の衣装ではなく彼女の衣装ばかり探してしまう。 彼女を見て、魔女の様な真っ黒のワンピースを手に取り、 彼女の身体の前に合わせて、うん、と頷く] 白もいいですけど、 黒も似合いますねえ……悩む。 [にこにことにやにやの間みたいな顔で 衣装を物色していると、二階の方から数人の男女が下りて来る。 どうやら空き部屋を更衣室として提供している様で、 俺達と同じ旅人が仮装をして現れたのだった] (8) 2024/10/31(Thu) 22:43:12 |
【人】 騎士 エース[包帯でぐるぐる巻きになった男、 頭にネジが貫通している男、 かえるの着ぐるみを着た性別不詳の人物……階段よく下りられたな。 それから大きなうさぎの耳を着けて、 所謂バニーガールの格好の女。 え?そういうのもあんの?と 意表をつかれて思わず凝視してしまったら、 シール様に何か言われてしまうだろうか。 でもこちらからもぐるっとシール様の方に顔を向け、] ぁ、ああいうの、着てほしいです! えっと……こういうのとか! [思わず素直な欲望を言葉にしてぶつけ、 衣装の中からああいうのに近いのを探り当てて彼女に差し出す] (9) 2024/10/31(Thu) 22:43:14 |
【人】 騎士 エース[それは半袖のパフスリーブに胸元がギャザーになっていて、 腰回りはコルセットの様なエプロンのついた、エロに振り切った様なメイド服だった。 ウエストが絞られるせいで細身の彼女でも女性らしいシルエットになるし、 なによりスカートがすごい短くてひらひらしているのでこう、 男心をめちゃくちゃに擽る。 中にふわふわのフリルのドロワーズを履けば、 下着が見える事も無さそうだし] 旅は楽しむものなんでしょう? これで、楽しませて下さいよ。 これを着たシール様、見たいな……可愛いだろうなぁ。 [王女様である彼女に召し使いの格好をさせようとする。 従者にあるまじき行動だが、 こんな機会はもうないかもしれないから…… 言いくるめようと強気に笑んで迫る様は、 普通の女の子なら怖がるかもしれないほどだった。**] (10) 2024/10/31(Thu) 22:43:18 |
【人】 御忍び シール[一方わたしはといえば、男の言葉に>>7 ぱちりと瞬いてから、はてと小首を傾げて] ん? ……ああ、祭りではなかったか あまりに綺麗な街だったから、 歩いているだけで祭りに参加したような 気分になってしまっていたのかも [自分の記憶違いに、少し照れたように笑って肩を軽く竦める。 それに、あの頃わたしは成人を迎えた。 目の前の男から祝われて、その中で花を贈られたことも 特別な思い出として今も胸に刻まれている] ああ、もらったな。白くて美しい花だった なのに頑丈で散らない、不思議な花だったな [それをお守りのように身に着けたまではよかったが、 その後の探索で二人して魔法の仕掛けにはまり、かつてない試練に直面して、] (11) 2024/11/01(Fri) 10:29:28 |
【人】 御忍び シール……。 [今はこれ以上を思い出すのは、止めておこうか。 意識が完全にそちらへ向かう前に、目の前の現実に戻した。 なお、似たような花を押し花にして細工された栞は、 ]今も大切にして手元にある (12) 2024/11/01(Fri) 10:29:45 |
【人】 御忍び シール…あっ、コラ! [突如現れたセクシーお姉さんの恰好に、 エースの視線が釘付けされたように見えて、 とっさに制止の声を上げる。 しかし、こちらが窘めるよりも早く、 エースから真剣な眼差しを向けられて、前のめりで言われた内容といえば、] ああいうのを着ろ、と で、こういうのを着ろ、と? [目の前に出された衣裳は、一見可愛らしい…が、どこかいかがわしさも感じるちぐはぐとしたものだ。 差し出された服を受け取り、両手で恐る恐る広げる] な、ん……どこか、頼りないな これは、チュニックではないのか、 ……ええ、下にこれを履け、と [コルセットもドロワーズもわたしが知ってるものとはどこか違う。あいにくわたしにはこれが、メイド服を模したものだとはわからなかったが] (15) 2024/11/01(Fri) 10:32:38 |
【人】 御忍び シールこんな破廉恥な姿で何を楽しめ、と というか、楽しませてくださいってお前が、か!……う、ぐ…っ [手にしただけで穢れるような気持ちがする衣装を、愛しい男が目の前で着てほしいとせがむ。 見たいな、可愛いだろうな、と期待を込められればかなえてやりたくもなるが] (16) 2024/11/01(Fri) 10:33:13 |
地上枠は定員に達しています。
見学枠は定員に達しています。