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人狼物語 三日月国

28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】


【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−丘の上・ノアと−

[レッタさん、というのは愛称と敬称が合わさった
なんとも不思議な呼び方のような気がするが、
初対面の彼女だからそれも可愛らしいものだろう。>>284
腰を下ろした彼女に、少しだけ体を寄せる。
2人の間に勿論空間はあるが、
あまり大きな声を上げてはいけないと思ってしまった。

というのも、まだ隊長になる前の話。
当時の隊長が、盲目の男性に優しく、
顔を近づけて話しかけていた場面に出くわした。
後から話を聞くと、

“人間は視覚を遮られると、
聴覚が冴え渡るから”


と、単純ではあるが健常者である彼女には
難しいことを教えられたから。
その時、隊長は”いつかわかるさ”とはぐらかした。

その後、目隠しをした状態での鍛錬が始まり、
隊長が言っていたことが身にしみてわかったのだ。
確かに人間は、見えないから聞こうとする、と。
だから、彼女も目が見えにくいのなら、と
スカーレットなりの優しさを見せようとした。]
(290) 2020/05/15(Fri) 19:03:44