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人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「だなァ」

 心を擦り減らした看護師に笑いかける。
 男が今、笑い顔の下に隠したのは怒りであり、憎悪であり。
 ハッキリとした侮蔑だった。
 
――笑わせる。大人はガキを守るモンだろうが。
嘗て守られなかった少年は胸中で吐き捨て、一つの決意をした。


「――可哀そうに」

 嗤う。その拍子、十字架が揺れた。▼
(-2) 榛 2021/06/30(Wed) 21:40:05

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「おっちんじまったかもなァ、チサチャン」
(-3) 榛 2021/06/30(Wed) 21:40:11

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「――ガキの好奇心はこえェよなァ。
 『あれナニこれナニどうなッてンダロ』、
 ちいさくてやわこい体でどこにでもいっちまう。

 お前サンもさぞかしタイヘンな思いをしてンだろォなァ。
 言うこと聞きゃァしねェガキの面倒みてやって、
 必死ンなってアチコチ駆けずり回ってやって。

 ビャクエの天使サマだもんなァ、
 ブジに見つかるまで気が気じゃねェわなァ」


「――ケレドモシカシ、探せど探せど見つからねェ。
 溢れかえった水の中は探したかい? 崩れた土の下は?

 あァア、お前サンのせいだねェ。
 ちいせェガキから目を離したお前サン。
 言うこときかせらんなかった大人のお前サン。

 齢七つのカワイイカワイイチサチャン、
 キット今ごろ賽の河原で泣いてらァ」


「――優しい優しい天使サマ、     
ハハ、フタをあけりゃァ鬼畜生ってか」
(-4) 榛 2021/06/30(Wed) 21:41:35

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

「勿論入ります。あなたも市民です」

 迷いは欠片もなかった。

「とは言え己は食料と言える物は所持していない。
 取引等々の土台にも立てません」

 駐在所にならこっそり自前の物を置いていたのだが、取りに行けるものでもない。無意味な仮定はすぐに形を失くした。

「明日明後日程度なら同じことを言えるでしょうね。
 七日を越えれば多少意志は弱るかと」

 彼はあなたの発言の意図がよくわからなかった。理想と現実が合致しないのは当然のことである。

「五日はもたせたいものです」

 揺れた十字架を眺めつつ。真に迫ったような、しみじみとしたような、妙な雰囲気で宣言した。
これはね、深く考えていないやつ。
(-5) Vellky 2021/06/30(Wed) 22:02:12

【独】 遊惰 ロク

/*
糾問対象のところ、こういうふうになっています

糾問:アユミ(故人) [変更]


いやすぎる 名前の後ろに親切心という名の悪意がついてる
(-10) 榛 2021/06/30(Wed) 22:39:54

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

「無理はしてねェなァ」

 顔を背けた少女には男の声だけが届く。
 声だけでは恐らく、本当とも嘘ともつき難い。

 その後に言葉をかける。

「それよかおれァお嬢サンの細さのが気になるねェ。
 針金みてェな腕しちまって。
 うちでちゃんと飯は食ってンのかい」
(-11) 榛 2021/06/30(Wed) 23:17:20

【秘】 遊惰 ロク → 被虐 メイジ

 置いたまま動かせなかった手でそろりと白髪を撫ぜた。
 開いた片目、笑んだ表情にニカリと笑いかける。

「どォいたしまして、こンくれェ安いモンだ。
 ――必要になったらいつでも呼びゃァいい。
 “かすり傷”で死んじまったら浮かばれねェだろ」

 それから、暫く。二人で話でもしたかもしれない。
 その日、男はそれ以上、
 少年の傷について触れることは無かった。
(-14) 榛 2021/06/30(Wed) 23:45:22

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「わかりませんか?」

既に"商人"としての顔をしているつもりはない。
顧客を平等に見て、金銭というわかりやすい単位で自分の商人の価値を示してきた。
何よりもわかりやくす、ミロクでいられるものですから。


「私、困っている人か悩んでいる人にしか興味がないんです」



「食べ物の供給、取引の内容に含まれます。」

「私が死ぬこと、取引の内容に含まれます。」

「あなたが死亡、それは価値になりません。」

「子供達の生存、それは価値になりません。」




「どれも、"今"の段階では、です」

「善いことか、正しいことかを判断する際の根拠を、
 あなたの言葉を使えば、そうですね、説得してください。
 面白ければ、それを対価として取引しましょう。

 普段は、既に一つぐらいなら良いのですが……。
 命までかかっていますと、今後の商売に関わりますから。
 ゆっくり、お話ししましょうか」
(-15) toumi_ 2021/06/30(Wed) 23:45:25

【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク

「なら、なんで……からかってる?」

立ち去る事はない。落ち着かなさそうに前髪を引っ張ったり、
腹の辺りを摩ったりするだけだ。

「……食べられる時は。ちゃんと、食べるように、してる」

満足に食べれない事の方が多いけれど。
わざわざ伝えるものでもないだろう。

手足の細さの割にやや膨れた腹は。
栄養失調時に見られるもののようにも、見える。
(-21) sym 2021/07/01(Thu) 0:36:26

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 クルリクルリ、相変わらず人を指した儘。

「……弱いモンが好きってか。
 ハハ、人が悪いなァ。ンや、悪い人かねェ。
 どっちにしろ、ロクでもなさそうだ。
 おれァ、こえェひとに声をかけちまったかなァ」

 戯れる様にツラツラと言葉を並べ。
 突然止めた指先で、眉間をヒタリと指し示す。

「“面白ければ”ねェ……そういう喋りならまァ、
 まったくの門外漢ってわけでもねェが」

 パッと手を開く、掌を下にして。

「兄サン、その目で見たことはあるかい?
 ――よってらっしゃい、みてらっしゃい。
 決してソンはさせねェさ、奇跡をトックとご覧じろ――」

 ヒラリと黄の瞳の前で手を振る。
 白く光る小さな石は、影も形もなく。どこかに消えていた。

「“タネも仕掛けもごぜェやせん”」
(-23) 榛 2021/07/01(Thu) 0:55:34

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

「からかってもねェさ」

 チラリと少女の体を見て。
(――そいつは、食えねェときがあるってこったなァ)

 着地に迷った視線は、最終的には細い手首へ注がれた。
 右の指で飾りの十字架を弾く。

「そいつはいい。食えるときにたんと食わねェとなァ。

 ――と、ズイブン立ち話に引きとめちまった。
 おれァそろそろ仕事にいこうかな」
(-26) 榛 2021/07/01(Thu) 1:51:32

【神】 遊惰 ロク

>>G0 【貯水槽】
「はいよ、大仕事だなァ」

 バケツの取手に手を掛けながら軽快に返事をする。
 濡れ汚れするのが明らかな為、上着は部屋に置いてきた。

「気張ろうや、おふたりサン。……三人しかいねェし、
 バケツリレーよかそれぞれ汲んだ方がはやいかねェ」
(G1) 榛 2021/07/01(Thu) 3:06:42

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「弱い者、いいえ。それは違います。
 悩んでいる人のその考えと、理由と、心が好きなんです。
 人に寄り添う感情、我を通す信条。
 己の求める生活や生き方の中で障害にぶつかったとき。
 どのような選択をとるのか。
 倫理に則った行動をとることができるのか。

 私はそれを知ることが好きです。
 非人道的なことはあまり好みません。
 これでも平和主義ですから」

なんとも、表情に似合わない、文言。

面白ければ、などただの会話でいい。すべて"自分"が決める事。
他人が決める"自分"の価値がわかるのは、金銭のみ。
そう、思っている。


「? おや」

きょとんと、珍しいものをみるように。
猫のように手の動きににつられて視線を動かす。
しばらく眺めて、首を横に倒し、白い石を探そうとしたが見つからない。

「面白い奇術ですね、こんなに近くで見た覚えはありません。
 娯楽とは離れて生きていましたから」
(-31) toumi_ 2021/07/01(Thu) 8:24:38

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 フゥン、と鼻を鳴らす様な相槌。
 何にせよ趣味は悪いしロクでもねェなァ、と思っている。

「おれァこれで食ってたのさ」

 両手を重ね、一度軽く振ってから――片方の掌を向ける。
 そこには元通り、白が輝いていた。

「マ、稼いだ銭はぜんぶこいつらにしちまったし
 二度と人前で披露する気はねェ。
 シカシまァ、見せンのが手っ取りばやいからなァ」

 震え出した手を隠す様に、
 石ごと上着のポケットに突っ込んで薄く笑う。

「――あァ、そろそろ雨漏りを見にいかねェと。
 悪いが今はこれにて。続きは次回、乞うご期待。

 ……食いブチ減ンのもはやいに越したこたねェだろうし。
 近いうちにまた話そうや」
(-32) 榛 2021/07/01(Thu) 11:29:51

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 ――過去形の言い回し、震える手とは裏腹に。

 消えた石を探す仕草を見る瞳はどこか楽しげ、満足気に。
 ついでに優しげな気配ものせて、柔く笑んでいた。
(-33) 榛 2021/07/01(Thu) 11:46:46

【神】 遊惰 ロク

>>G4 【貯水槽】
「だよなァ、一度やってみたかったンだがなァ。
 マ、またの機会にするか。こねェのがイチバンだけども」

 緊張した風でもなく、手に提げた空のバケツを揺らす。
 ひょろりと細い腕で二つ目も手に取ろうとしていたが、
 商人が一つきりなのを見てそれに倣う。

「ハハ、風神サマが怒ってらァ。
 ンじゃァ雨除けヨロシクなァ、おふたりサン」

 この天候だ、雨除けになどなる筈もない。
 軽口を叩いて、二人の後ろを着いていった。
(G5) 榛 2021/07/01(Thu) 12:39:04

【神】 遊惰 ロク

>>G5 【貯水槽】
 中身の入って重くなったバケツを抱えて戻る。
 容赦なく吹き付ける雨が目に入り、一度強く瞑った。

 その瞬間、一際強い風が吹く。

 ――フラリと傾いだ体。済んでのところで立て直す。
 バケツの中身を確認する。水は零れていない。
 再び足を動かす。水を運ぶこと以外、何も考えなかった。
(G6) 榛 2021/07/01(Thu) 12:41:19

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

「…………アハ。お前サン、生真面目だなァ」

 五日。馬鹿正直そうな返答に、思わず素の笑いが漏れた。
 ――そういや、この男。
 おれにまでタオルをくれたんだったなァ。と思った。

「入れてくれンのかい、そいつは太っ腹。
 あーァ、今ならタカれたのに持ってねェのか。残念だなァ」

 結構かなり本気でそう言った。
 男の軽薄さからそうとは見えないかもしれないし、
 状況が状況なので本気と伝わったかもしれない。

「ンでもう一丁、カンタンな問答があるんだが。
 太っ腹なお前サンなら相手してくれるかねェ」

 笑顔を浮かべた儘、是も否も待たずに問いを口にする。

「――余所モンのおれと、七つのチサチャンと、お前サン。
 誰がイチバン先に飢えるべきで、誰が食うべきだろ?」
(-36) 榛 2021/07/01(Thu) 15:11:15

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

「べきで語るなれば、
 餓えるべきはチサチャンで、食うべきは本官ですね」

 緊張感のない空気、その延長のままにそう答えた。

「村の地理に明るく、力もある。
 動けない子どもを運ぶことも出来れば、
 その体力を別へ使うことも出来る」

「子どもを満腹にさせて、満足に動けない大人らと
 状況を正しく判断できない子どもとで、
 全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない」

 言葉は淀むことなくさらさらと流れてゆく。

「己の手前勝手な思考で語るなれば、一番に餓えるのは
 市民を守る警察官の本官で、食うのはあなた。
 あなたが食う理由はべきで語った時と同様」

「分けられる量があるのなら、
 あなた、チサチャン、本官で、2:1:0の割合でしょうか」

「これらは己に食料分配の権限があった場合の話で、
 己は現在の状況であれば医師らに任せます。
 己の判断は己の思想に基づいたもので、
 智者の知識に基づいた判断が如何様になるかを己は知らない」
(-37) Vellky 2021/07/01(Thu) 16:25:22

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク


「回答に不足はありますか?」

(-38) Vellky 2021/07/01(Thu) 16:25:47

【神】 遊惰 ロク

>>G7 【貯水槽】
 膝に手をついて息をつく。

「あのまま吹き飛んじまうとこだったァ……」

 強風でチョット体が浮いたのだ、モヤシ過ぎて。
 冗談みたいな話だが冗談どころではない。

 「はいよ」と返事をしてバケツを手に提げ、
 医者の後ろをダラダラと着いていく。
 流石に堪えたのか言葉数がメッキリ減っている。

 調理室に着けば水を置き、一度部屋に戻る。
 直に、検査服に着替え上着を羽織った姿で戻ってきた。
(G8) 榛 2021/07/01(Thu) 17:23:29

【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク

「……どう、だか」

真意は読めない。……読めたところで。フジノがなにかできるようなものなんて、フジノの世界にはそうないのだけれど。

「お互い、ね。……仕事?
……いいよ。私も、暇だったから。
何するか知らないけど、気をつけて、ね」

あの警官のように外で作業でもするのだろうかと、推測した。
外の様子を思い浮かべてそんな言葉をかけ、貴方を見送るだろう。
(-49) sym 2021/07/01(Thu) 22:22:58

【秘】 被虐 メイジ → 遊惰 ロク

「(──ロクさんは、オレにやさしくしてくれるけど)」

何故だろう、丸い瞳が見つめる。
撫でられた髪がくしゃりと跳ねる。

包帯が綺麗に巻かれた腕をぼんやりと見ながら
この傷ができた原因を知ったら、どう思うだろうと考えていた。

──軽蔑するかもしれない。いや、怒るだろうか。
けれどそれについて触れられることはなかった。
それは幸か不幸か、いつか話す時は来るだろうか。

今のメイジには何もわからなかった。
(-50) DT81 2021/07/02(Fri) 0:13:09

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

「ねェなァ。――ねェンだよなァ……」

 ぼやく様にそう溢して。
 向けられた両の目を恨めし気に見据える。

「ご丁寧にマァ、二つも答えてくれちまって。
 “全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない”。
 そりゃァごもっとも。もっともらしい建前だ。
 ハハ、大人ってのはごリッパな言い訳並べてつくろって。
 ちいせェガキから殺すんだよなァ。

 ――シカシお前サンはリッパな建前用意しながら。
 そうはしねェって言うじゃねェか」

 右頬についた手、
 その指先で耳飾りを触りながらツラツラと述べる。

「動ける人間つくるためにおれに食わせて、
 手前はちっとも食わねェで。
 さらにはガキに食わせてやるときた。
 酔狂モンだなァ、“警察官”ってのはみんなこうなのかい?

 ――ちげェよなァ。
 そうだったら汚職もなにもねェもんなァ。
 アハ、お前サン、ちっとばかし変わってら」

「ここで会ったのがお前サンみてェな変わりモンで助かった。
 頼みごとのひとつもしやすくなるってモンだ。

 ……そ、頼みごとがあンだ、ほかでもねェお前サンに」▼
(-53) 榛 2021/07/02(Fri) 1:22:59
ロクは、左右で色の違う瞳へ笑いかける。
(a2) 榛 2021/07/02(Fri) 1:23:58

【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ

 
おれら

「市民のために飢えてくれや、駐在サン」
(-54) 榛 2021/07/02(Fri) 1:24:23

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

 
「はい、勿論」
 
(-55) Vellky 2021/07/02(Fri) 1:50:58

【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク

 恨めしげな視線に対して思うことも、なんか機嫌悪そう……だなんて、やはり能天気なものだった。すぐに三日月に歪められた口に、目の前の相手は秋空のような心を持っているのやもしれないと考える。

「本官は警察官に見えているでしょうか?
 あなたの描く彼らのことは知らないが……
 ……そうであるのなら、己は少し救われるかもしれない」

 ああ、と一呼吸おいて。

「深い意味はない。
 変わり者でも、らしく見えているのなら何よりだ」
(-56) Vellky 2021/07/02(Fri) 1:52:39

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

 『お互い』に「だなァ」と頷いて。
 その後に続いた、気遣う様な言葉にキョトンとした顔になる。

 その顔はこれまでより幼い印象を与えるかもしれない。▼
(-57) 榛 2021/07/02(Fri) 2:00:44

【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ

 直ぐにニカリといつもの笑い顔を浮かべる。
 ヒラリと手を振り、別れの挨拶を告げて踵を返した。

「ンじゃァこれにてご免。
 お嬢サン、次は座って話そうや」
(-58) 榛 2021/07/02(Fri) 2:01:04

【独】 遊惰 ロク

/*
タマオ、こんなのに救われるな
(-60) 榛 2021/07/02(Fri) 2:49:16