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人狼物語 三日月国


258 【身内】冬融けて、春浅し

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【赤】 靖国 冬莉


[近付く彼の煽情的な相に れろ、と外気に曝け出した赤舌を仕舞い込んで、 その眼差しとともに注がれる言葉に、無意識に喉を鳴らしたのは 先を見通したが故の不安か、それとも。>>*18 直に触れる指先がゆっくりと蠢き 欲を誘うその触れ方とともに 欲が集約されていくのが、分かる。次第に呼気に熱が灯り、緩やかに持ち上がっていく屹立は、弄ばれた突起へと甘い刺激に 素直に反応してしまう。 ]


 …… 上手いねぇ


[余裕気な言葉を吐くも、少しばかり掠れ声になってしまい 恰好がつかないまま。情事の間際、
あんたでじゃない。あんたと、だ。
と。囁いた彼の言葉にじんわりと拡がった喜悦が、頭にちらついて、離れない。彼の引き締まったしなやかな肉体を滑らせて 指先は下腹部の更に、下へと。スーツ越しに膨らんだ彼のものは 何時もの形か、それとも 欲に駆られてくれているのだろうか。照明の光で 頂きがぬめりを帯びて 艶やかに映し出される中で、 彼から与えられる悦に浅く胸を上下させながら、彼のものの輪郭を辿って誘うように触れていく。]
(*0) teco 2024/05/03(Fri) 1:46:17

【赤】 靖国 冬莉

[指先で欲を促しながらも、頭上の彼が 受け入れるための準備を始めるのを眺めることしかできず。>>*19包装を口端で食んで 中を開ける仕草が 正に絵になるような色気を醸し出しており、慣れた手つきで手筈を整えていくその姿にすいと目を細めた。彼の手に篭る力のままに足を動かせば、覆うもの一つ付けていない 秘部が、張り詰めた屹立が彼の眼前に顔を出す。腕を目元へと置かんとして、眼鏡にぶつかり——— 羞恥に歪み 赤みの増す表情が、彼に見られないのであれば 目的は果たしていた。]


 ………、勿論。


[視覚を遮った中での 屹立に触れる刺激に 肩を揺らしながらも 彼の希いに 小さく頷いて。蜜口へと触れる指腹の感触に心音が 早くなり―———、収縮した直後に 中へと入る異物の感覚が全身に広がっていく。 締まり切った未だ誰も受け入れたことの無い壁襞を抉じ開けるように、されど忍びやかに入る指先に、深く息をついて 味わったことのない違和感の感覚を逃さんとする。]


 この辺りって な………、ん ………っ、ぅ


[中に入りこむ指先に少しばかり 慣れてきた最中で、突如少しばかり触れただけなのに 腹の底へと刺激に くぐもった音が漏れてしまう。奇妙な電質のようなものが身体を駆け巡り、とん、とん。ゆっくりと間隔を開けて 、リズミカルなのに不規則に そこを撫でられる度に呼気が弾んでしまうのを、抑えるように 唇を浅く噛んだ。彼の熱へと触れる手が、止まってしまう。 ]
(*1) teco 2024/05/03(Fri) 1:49:02

【赤】 靖国 冬莉



 ………ぁ、…………幸春………


[つぷりと、音を立てて 中で嵩張る指先に 自ずと 零れてしまう彼の名はきっと 酷く浅ましい声を放っていたことだろう。>>*20腕で表情を隠しながらも、薄く開いてしまう口元を引き締める攻防は はみ出されていた。くちゅり、と蠢く度に音が上がるのは彼の直肌の温めたローションか、それとも 濡らした先走りの液からか。自身の纏う身体が、彼の手で未だ知らない何かへと転じていく。その心地への恐怖は、確かにあるはずなのに。]


 っ、あ ………… は、ぁ …………


[徐々に責め立てられる指腹の質量も、速度も増していく中で抗えない快楽に 敗北を喫した口元が僅かに開き、甘さを孕んだ呼気が、自身のものでないように 零れていく。眼鏡越しに覆うその真下は悦に瞳を揺らす溶けた表情へと人知れず傾いていた。* ]
 
(*2) teco 2024/05/03(Fri) 1:59:09

【赤】 靖国 冬莉



 ………ぁ……… っ、


[深く押し込まれる指先に肩を震わせて目元を隠す腕のその先がきゅうと力を込めて握り締め、悦を逃さんと足が 僅かに内に寄ってしまいながら。>>*4 彼の手から解放された自身は 先端が下腹に付いてしまうほどに存在を主張していた。]


 ……… こんな姿、……見せて


[他ならない彼の 柔らかな強請りを断る心算は無い。無いのだが、数舜躊躇するのは 自分の見栄からだろう。否、それだけでは無かった。———頭に過ったのは この腕を退かしたその先の彼の表情が曇っていく様。]


 …………幻滅、しないでくれ。


[乱れた呼気のままで、小さく呟いた希う声はこれまでに抱いていた感傷をも含めたものだった。
 自身と、彼が言葉にする自身の姿との 隔たり。彼が情を向けてくれるからだろう、その美化された自身の像は嬉しくないわけではない。だが、この浅ましい様を見せて、幻滅したりされないだろうか。視界が晴れたその先も、変わらず隣に居場所を構えてくれるのだろうか。
 触れる指先のままに、緩やかに腕を退かしていく。人工灯の光が真っ直ぐに、退かした先から差し込んできて 思わずきゅうと目を閉ざした。火照った頬のままで慣らすようにしぱりと目を瞬かせ、徐々にピントが合わさり ぼやけた像が輪郭を帯びて形作っていく。彼の表情が僅かに鋭く、熱を帯びているように見えるのは 、自身の期待故だろうか。
 
せめて、会社で向けられる あの凍えた眼差しでなければいい。

(*6) teco 2024/05/03(Fri) 19:49:58

【赤】 靖国 冬莉



 ……ん、………ぁ


[締まった腸壁を広げていく指先の違和感が薄れていき 顔を晒したまま 女のように秘部を濡らしていく頃合い。抜き取られた異物、出来上がってしまった余白を埋めんと内壁がうねるのが分かった。 放たれた自身の名に、意識を目の前の彼へと向けていく。
 つい先程、彼の欲も誘わんと 触れようとするも躱された熱が顔を出す。雄々しく聳え立つその屹立に、他ならない自身への欲情からの産物だとそう思えば、喜悦に心が震え、笑みを綻ばせながら彼を見上げた。彼のその備える姿は己も良く行う仕草、この先の行為を意味しては、彼の首裏へと腕を回していく。本来の用途でない場所へと擦り付けられる雄の熱に、ひくりと蜜部が漣立つのが分かる。]


 ……… おいで。

 俺も、…… それが欲しい。


[自然と漏れた囁きと共に、情欲を双眸に溶かしたまま 彼に乞うて。]
(*7) teco 2024/05/03(Fri) 19:51:49

【赤】 靖国 冬莉



 ……、っ……ん………


[濡れた蜜口へと先が触れて、緩やかに圧し込まれていく。>>*5先程のものよりも太く熱い杭が 腸壁を拡げ 擦っていく圧迫に息が詰まり 鼻先から音を鳴らし呼気が抜けていく。みちみちと開拓されるその質量を受け止めるのに 、その首裏に回した腕の力が強めた。やがて、奥底へと辿り着き 進度を止まるのを目を眇めて。内側から———薄い膜に覆われているはずなのに、伝わる——どくどくと脈打つ熱欲が、まるで自身の身体の一つのように 余白を埋めて 存在を放つのを全身で感じる。]


 …… 繋がってる、な…………俺等、


[言葉にすれば血潮とともに細部まで行き届いていく喜色の心地に浮かされたまま、片腕を離し 薄い腹のその少しばかり盛り上がった個所へと指先を這わす。彼と繋がっているその証への愛おしさのまま、輪郭を辿るように触れていきつつ、深く息を衝いた。*]
 
(*8) teco 2024/05/03(Fri) 20:09:08

【赤】 靖国 冬莉


[視界が満たす彼の笑みは、——柔らかくも情を色濃く孕んだそれは空想でもなしに、紛れもなく目の前に其処に在った。>>*9


 ……… そうか。
 それなら、良かった。


[傍寄る彼に頬を摺り寄せて 胸中を占める安堵に身を置いた。彼の言葉一つで蝕んでいた不安が晴れるかのようで、その女々しさは行為の上でからか。他人の様々な目に晒されてきた身としては、目の前の彼が 他者の一人になるのを何よりも恐れていたのかもしれない。
 可愛い=Aと。紡ぐその言葉はまだ自身として捉えるには こそばゆいものがある。が、それが彼の愛だと思えば、喜悦に更に口元が解けていく。期待に応えられているのだと、緩みきってしまった年甲斐の無い顔を彼の前に差し出してしまうことに躊躇は、もう無かった。]
(*12) teco 2024/05/03(Fri) 22:04:47

【赤】 靖国 冬莉



 俺も好きだよ、幸春。
 ………愛してる。
 

[お前さんの為ならば、如何も。自身の為に言葉を尽くしてくれる彼に、一層想いの丈を込めて。]
(*13) teco 2024/05/03(Fri) 22:04:53

【赤】 靖国 冬莉



 ………、いや。

 すげえ、幸せで……… 駄目だな。
 頭が馬鹿になってるわ、それ以外……考えられなくて。


[彼の配慮へと、込み上げる多幸感をただ言葉にすることしか出来ずに 苦笑を浮かべる。>>*11こんな感覚は知らない。行為に悦楽よりも、増して覚えるものがあるなどと。堅く反り立つ屹立は、身に余る歓喜にひくりと先端を震わせていた。
 頭上で平生を装うものの、僅かに口元を結ぶ彼の姿に そうと頭をくしゃり撫でて その青みの掛かる黒髪に指先を梳かす。]


 ………我慢、すんな。
 お前の欲を、ぜんぶ、俺にくれないか。


[伴う痛みも、痺れも理解してはいるが、それよりも今は彼の情欲も、愛も———全てを、あらゆる感情ごと全て受け止めたかった。情事の前に吐露してくれた 同性愛における障壁らへの覚悟も、全て。彼の為なら、担うことができると真に思う。 ]
 
(*14) teco 2024/05/03(Fri) 22:27:58

【赤】 靖国 冬莉



 ん、ぁ……… は、


[手のひらで包まれる中で、張り詰めた逸物が脈打つ。やがて、中を蠢く雄に手繰られるままに、昂ぶりを扱く指先とともに与えられる二重の悦に声が弾んでしまう。緩やかに慣らすような抜き差しに 快楽を知ってしまった凝りを圧され 喉仏が———自身の急所が撓り 彼の眼前に晒す形に。圧される度に飛び出る嬌声は、低くも 彼から植え付けられる悦に濡れて。]


 ゆきはる……っ、


[どろりと蕩けた瞳で 彼の手で作り変えられた身体は抽送に合わせるように、無意識に快楽を追っていき。 従順に拡げた両足を崩さぬまま、ゆらゆらと彼のものを味わうように腰が蠢いてしまう。*]
 
(*15) teco 2024/05/03(Fri) 22:29:14

【独】 靖国 冬莉

/*

没入してしまってた。
灰を残せないほどに、感情が溢れてしまって。

 
(-1) teco 2024/05/03(Fri) 22:31:02

【独】 靖国 冬莉

/*

本当に文章が綺麗で、耽美で。
背後としては身に余る光栄、機会を頂いてるなと改めておもいます。
感謝………………
 
(-2) teco 2024/05/03(Fri) 22:34:14

【独】 靖国 冬莉

/*

受け入れてくれることへの感謝を伝えようとし、自身の欲を抑えて相手を慮る幸春さんがすごく幸春さんで。

冬莉さんがその愛に応えられてると、いいな。
(-3) teco 2024/05/03(Fri) 22:37:18

【赤】 靖国 冬莉


[自身の内で嵩を増していくその圧迫さに、熱情を覚え 愛しさが込み上げる。他の誰でも無い自身を求めているのだと雄弁に伝わり、——自身が望んだ所以の虚像と現実が重なるような錯覚に、中の肉壁が彼自身へときゅうと締まり、 まるで片時も離さないとばかりに。]


 …… ふ、……… ならば
 ずっと、そばに……いてくれよ

  
[自身の幸福は最早、彼の隣にあることを指すのだと。誘われるままに 躊躇いも遠慮もなく彼の眼前で更に蜜部を明け透けにしては 雄への期待に浅ましくも臀部が僅かに浮いた。
 引き抜かれ、暴かれた分の空白が出来てしまい ひくひくと漣立ってしまう肉襞が 、一気に更に奥底へと突き上げられ———歓喜を上げる。 ]


 ひ、あ、……あぁ………!


[胎の奥底へと滑込むように粘液を掻き回され、逞しい背中に縋り付く。ベッドの軋む音に包まれながら、先端が雄膣を抉ると共に、激しく擦り付ける自身へと快楽が混ぜこぜになり、女々しくも上げる鳴りは音域を超えて。まるで、そう。奥底を貫く先端こそが、悦楽に至るもののように。視界が徐々に輪郭を無くし、光がぼやけ 潤んでいく。]
 
(*20) teco 2024/05/04(Sat) 0:16:26

【赤】 靖国 冬莉



 あ、あぁ、……ゆきはる、……っ、ん


[徐々に動きが速まり、高みへと誘われる中で 理性と共にどろりと緩みきった唇は彼の名前を形作り。ゆらゆらと揺れていただけの腰付きも、明確な意図をもって 蠢いていく。 本能が、愛する人だけを、ただ欲していく。]


 ……っ、で—————っ!


[出る、と言葉にする間もなく 急所へとその柔肌に牙が食い込み 胎を一層突き刺すのと同時に、手の中で熱が勢い良く弾け飛び、彼を白く汚す。絶頂に達する中で、中でびくびくと子種を注ぎ込まれる感覚を薄い膜一枚隔てた先で覚え——— 喜悦が、滲んだ。]
 
(*21) teco 2024/05/04(Sat) 0:17:10

【赤】 靖国 冬莉



 ぁ、……はぁ、………


[蜜部は 咥え込んだものを無くしてしまい はくりとその口を揺らし。>>*19未だ呼気が乱れる中で 愛しい声が身体を慮るのを聞こえた気がする。小さく頷きながら されど、未知の快楽に浸された頭は 未だ意識を正すことができないままに だらりとより色濃く赤が映えるべろを外気へと下ろして 彼の顔へと寄せて。]


 ……くちびる、………。

 
[キスがほしい、と後頭部へと手を置いて 、余韻のままに 彼の咥内へと侵して 貪り付いた。互いの液が交わり、一つになるような錯覚を欲しがって、———唇を離せば たらりと銀糸が口端に伝っていく。]
  
(*22) teco 2024/05/04(Sat) 0:19:57

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



 ………、よかった


[鼻先掠める至近距離のまま、一言 ぽつりと漏らす。
 
暴かれた空白が埋めるものを求めてひくりと震わせるのを覚えるのを、意識から逸らさんとしながら。
*]  
 
(-4) teco 2024/05/04(Sat) 0:23:25

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉



 それとも、もう一回?


[濡れた側の手で密やかに息衝く後孔を掠めるようになぞり、目を細めて問い掛けた。

―――彼が何方を選んだとしても、この夜の終わりには。
体液に濡れた互いの身を綺麗に拭った後で、負担を掛けた相手の身を労わるよう腕へ抱いて眠る事だろう。*]
 
(-5) toi3 2024/05/04(Sat) 1:09:59

【赤】 靖国 冬莉


[此方の意を悟るように 絡み取られた舌先に目を細め、深く媾う口付けに胸中が満たされていく。彼の寛容さに甘えながら、欲深さをさらけ出すことが出来るのは互いに情を通わせている、自覚があるからこそ。彼との情事、その繋がりを経て、彼との心的距離さえも間を縫って 近く感じるのだろう。]


 …………… そうだな、


[彼の心配りに対して、徐々に呼び戻される理性が顔を出して 相槌を一つ。>>*24曖昧に応える言い回しになってしまうのは、余韻からか、それとも。未だに赤みの差す頬へと触れる指の背に、猫のように寄って 甘えを見せながらも。]
 
(*25) teco 2024/05/04(Sat) 1:33:28

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春



  …………… 、


[触れる指の先に ひくりと蜜口が素直に反応を示した。隠していたはずの情欲を暴かれては、────彼には敵わないと 苦笑を散らす。濡れた目尻が、彼を見遣る眼差しが 彼によって教えられた悦を思い起こすように熱を帯びていき。]


 …………… もっと、欲しい。


[他の誰でもない彼の愛が、もっと。先程まで快楽を植え付けていた逸物へと指先を這わせ 、緩く熱を戻らせるように触れていく。出来ててしまった空白の、その形を埋めんことを欲するように やがて触れる指先を飲み込まんと蜜口は収縮を始めた。*]

 
(-6) teco 2024/05/04(Sat) 1:44:55

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[迷うような口振りに視軸を其処へ据えた儘。擦り寄る頬を飽かず撫でて、返答までの時間を待つ。
やがてその相貌を彩る微かな苦笑が見えたなら、釣られるように口の端を和らげた。]


 ………勿論、あんたの満足するまで。


[既に一度役を終えたスキンは口を縛って屑籠行きだ。
煽る仕草に容易く熱を取り戻す己の屹立に軽い自嘲を覚えはするものの、未だ数ある包装の封を切る。
そうして覆い被さる愛しい体の内側を───吸い付くようなその内壁を、再びの熱量で埋め行く事としようか。

屹度、夜の更け行く頃まで。*]
 
(-7) toi3 2024/05/04(Sat) 2:09:41

【人】 靖国 冬莉


[薄く、目を開く。
 覚醒未満の思考のままで視界が広がれば 彼の寝沈む表情が輪郭を溶かしたまま、映し出される。腕の中の温もりに心地良い微睡みへと身を浸しながらも、カーテン越しに差す光が 夜が明けたことを示し——— ぱちり、と目を瞬かせた。

 意識が、現実に順応していく。思い起こされるのは昨日の夜のこと。
 あれから、自身はどうしたのだろう。彼は。起き上がろうとすれば、全身に軋むような鈍い痛みが走った。]
 
(0) teco 2024/05/04(Sat) 13:16:46

【秘】 靖国 冬莉 → 葛切 幸春


[包装を抉じ開けられ、もう一度と自身の欲になぞらえるように 互いの身体を重ね合ったひと時。
 埋められる熱杭に満足げに笑みを零して、打ち刺す度に漏らす嬌声に躊躇いも無く。
 一つになっていく錯覚に酔いしれながら、最初よりも激しく求めあいながら 流れ込む許容量を超えた悦楽に体を震わせて 受け止めて—————

 その先の記憶が、途切れていた。
 意識を手放してしまったのだろう、強張る身体をそのままに視線だけで周囲を眺める。
 あれほどに迸っていた白濁も、張り付いていた汗も綺麗に無くなっており、事後処理が既に終わっていることを察する。今まで、このようなことは無かったからこそ、 羞恥に頬が熱くなるのを覚え 目を伏せてしまう。
 今日は、彼にあられもない姿を見せてばかりだ。だが、不安が押し寄せてくることは無かった。

 
俺を受け入れてくれて、ありがとう。


 そう言って微笑む彼を想えば、———他人に晒したことの無い無様な様さえも、互いに受け止め 愛することが出来るとそう思えるから。] 
 
(-8) teco 2024/05/04(Sat) 13:17:20

【人】 靖国 冬莉


[視線を持ち上げれば 、瞼を閉ざした彼が 微かに息を鳴らしている。凛とした切れ目に、鼻筋が通った端正な顔。———やはり、綺麗だとそう思う。頬を柔く手のひらで包み込んでは、その温もりを味わいながら 彼の腕の中で静かに横たわったまま。やがて、瞼が上がれば 、口元を緩めて 顔を近付けようか。]


 おはよう、幸春。


[一日の始まりを、彼が最初に目に入れるものが自身であるその喜びを噛み締めながら、穏やかに囁いた。*]
 
(1) teco 2024/05/04(Sat) 13:17:42

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[昨夜、相手の意識が落ちた後の事。

意識を失った肢体を出来得る限り丁重に寝かせ直した。何であれ彼に求められた事を喜ぶ余り、屹度負担を掛けてしまった。唯幸いにして、避妊具の使用によりシーツまで飛び散るものは少なく、互いの身体を拭い去れば寝付く事は叶いそうだ。清める準備の為、一時寝室を抜け出す際に名残惜しむよう乱れた黒髪を数度指で梳き 相手の額へ口付けて───、

───静かに事を終えた後、再びそっと傍らへ身を横たえる。
寝辛いだろうと彼から外した眼鏡は傍らのサイドチェストへ置いていた。


眦に残る赤みを指腹でなぞり、寝息を立てる愛しい男の横顔を目線で愛でる。飽きる事なく眺めている内に、己もまた束の間の眠りに意識を落としていたのだろう。]
 
(-9) toi3 2024/05/04(Sat) 15:02:11

【人】 靖国 冬莉


[重たげに瞼を揺らす彼のその可愛らしい姿に一層口元が緩まってしまい、その沈黙が心地よい。包み込んでいた指先をそろりと頬をなぞるように撫でて 彼の言葉を待ち、—————やがて交じり合う眼差しへと愛しさを注ぎ込む。傍寄る鼻先に、自身もすり寄らせては、そろりと下へと降りて 優しい手つきで撫でるその指先に僅かにひくりと背を震わせるのは未だ響く彼を受け入れた証である甘い痛みからか。
 立ち上がらんと腰を上げる彼のその裾を、気が付けば 自身の手は掴んでいた。]


 ………あ、


[いや、と 無意識の行為を理解した口元は漣立ち、視線はベットシーツへと落ちてしまう。この温もりが離れていくことへの情感を、年甲斐もなく甘えるように明け透けに行動で示すのは昨日の情事の名残やもしれない。
 続く言葉に視線を持ち上げて、少しばかり思案し始める姿を眺めながら。]
 
(3) teco 2024/05/04(Sat) 19:39:24

【人】 靖国 冬莉



 ……お前さんが好きそうな惣菜は幾つか冷蔵庫に入ってる。作るならば食材は……すまん、無いな。腹が空いているのなら どれも好きに使ってくれ。

 だが、………今は。


[もう少しこのままで、と未だ輪郭が解けた視界の中で 彼へと向けて笑みを零す。情事の後、言葉を交わさないままに寝てしまったその空白を縫うように。
 もし、戻ってきてくれたのなら 腕を背へと回して此方へと寄せて今日は、予定はあるのか。≠ニ囁き 尋ねる。互いに重なった希少な休日、何時まで彼との時間が許されるのだろう。*]
 
(4) teco 2024/05/04(Sat) 19:39:44

【秘】 葛切 幸春 → 靖国 冬莉


[鼻先の軽く触れ合う位置で双眸を細め、]


 ……眼鏡のないあんたも、良いな。*
 
俺以外が知らなければいいのに。

 
(-10) toi3 2024/05/04(Sat) 21:08:33

【独】 靖国 冬莉

/*

一日食べない日がざらにある……だと………?

(ここら辺で幸春さん研究会会員のどよめき)
(-11) teco 2024/05/04(Sat) 21:29:37

【独】 靖国 冬莉

/*

美味しいもの食べてくれ……二人で旅行、
そうだ旅行行ってくれ……

いやてか毎日美味しいご飯たべてくれ……
(-12) teco 2024/05/04(Sat) 21:30:24
 




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