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人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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[それは、そうだろうけれども。
 だからこれは私の心の問題かもしれない。
 ほんの少しの小さな怯え。

 けれどいまはまだ、ただ甘えたい。
 甘えて、また明日から頑張って。
 やりとりをして、お弁当作って。
 そんなふうに日々を積み重ねていくんだ。

 それが楽しみでたまらない。
 そう、きっと、それで良い。]

【人】 矢川 蛍

  ……風邪をひかない頃になったら
  夜、もっと遅くまでいて良いの?


[なんとなく言い分が面白くて>>39
 思わず言いながらくすくすと笑ってしまった。
 隆司さんと同じように見上げると、咲き始めた桜の花。
 これから楽しい思い出を増やす私たちみたいで、
 でもそのまま散らしたりはしない。
 ううん。散ってもまた次の年花咲かせるの。]


  それとも、誕生日かなあ。
  7月7日、七夕なんです。覚えやすいでしょう?
  まあ、うん、……。


[こういう時ばかりは、自分がまだ学生で
 親元を離れられないことが無性に歯痒くなる。
 でもきっと。焦ることはないよね。
 貴重品ポーチの中のものは、一層なっても良いように。
 母さんの言葉通りの覚悟はあるけれど。]
(40) 2021/03/06(Sat) 14:25:41

【人】 矢川 蛍

  隆司さんのお誕生日はいつですか?
  あ、あとね、
  何かお揃いのもの……買いに行きたいです。今度。


[その他にもいろいろ、やりたいことはあるから。
 ひとつずつこなしていこう。
 きゅ、と手を繋いでゆっくりと立ち上がる。
 もう夜も遅いから、私の家に向かおう。
 でもね。
 別れ際のその時には「おやすみなさい」って
 背伸びしてキスしても、良いよね?**]
(41) 2021/03/06(Sat) 14:26:03

【人】 上原 隆司

  ……あー。


>>40言い分を笑われると、上原は苦笑することになった。
 確かに今の時期しか通用しない言い方である。

 桜が散っても、次に咲く花が何かあるはずで、町の中を歩いていればどこかでなにかの花が咲いていることに気付くのだろう。次々新しい楽しみを見つけるかのように]


  誕生日……? 七夕、今年は何曜だろうな。
  俺は8月3日。割と近い。

  お揃い……例えば、なんだ? アクセサリーとかか。


[急な誕生日の話に首を傾げつつ、問われたことには答えて、恋人と一緒に持ちたいお揃いのものを思い浮かべる。
 定番は指輪なのだろうけれど、それは目立ちすぎる気がして、上原の気はあまり進まなかった。

 じゃあ他の何があるのだろう。ストラップとかマグカップとか、だろうか。他にも、すぐには思いつかないようなものがいろいろあるのかもしれない]
(42) 2021/03/06(Sat) 15:18:48

【人】 上原 隆司

>>41矢川が立ち上がるのに合わせて、手を繫いだまま立ち上がる。
 道すがら話すのは次のデートのことなのだろうか。日時が決まれば、またその日を楽しみに過ごすことになるのだろう。

 不審な人影が無いか気を配りながら矢川の家までたどり着くと、キスは拒むことなく受け入れた]


  おやすみ。また来週な。


[微笑んで伝えて、頭を撫でて、矢川が家に入るのを見届けてから去るだろう。
 帰りは駅まではまっすぐ向かうものの、すぐに中には入らずに煙草を1本吸うことになった。なんとなく、そんな気分だった]**
(43) 2021/03/06(Sat) 15:19:04

【人】 矢川 蛍

  うん。18になったら。もう少しは大人でしょ?
  2022年の4月になったら誕生日前でも成人になるの。
  だから、そうしたら夜もっと一緒にいられるかなって。


[もっと一緒にいたい。帰りたくないから。
 だから誕生日の話を持ち出していた。
 もちろんそうしなくても構わないけれど
 年齢差が理由になってしまうなら
 もう少しでそんなの関係なくなるよ、
 そう言いたくて。

 高校生ってそう考えると不思議な存在になる。
 大学生よりも子供なのに成人が混ざるようになる。
 私もその頃には大人の仲間入り。
 その時にはもう、大学生になるけれど。]
(44) 2021/03/06(Sat) 15:53:58

【人】 矢川 蛍

  お誕生日、二人とも夏なんですね。
  ふふ、夏が楽しみ!
  おそろいのは……キーホルダー、とか。


[アクセサリー、も気にはなる。
 正直アクセサリーなんて何も持ってない。
 指輪は楽器に傷をつけてしまいそうだし
 ネックレスは、今日の演奏を見て分かったかもだけど
 演奏の問いにかけるネックストラップがあるから邪魔。
 もちろん、慣れれば大丈夫になるんだろうけど。
 ピアスやイヤリングは校則違反。
 そもそも、お揃いで考えた時に
 隆司さんがお揃いでつけられるような何かが
 実は思い浮かばなかったのもある。
 だから、キーホルダー。
 それならいつだってそばに持ってるでしょう?
 目立たないし、実はバリトンサックスのキーホルダーを
 すでに見つけてきたりするんだ。]


  お揃いで。バリトンサックスの。あるんですよ。


[ペアじゃないけど、と、素直に話したり。
 再来週には春休みだと伝えたり。
 隆司さんのお休みの日はお弁当。
 週一でこうしてデートしたいな。
 今度は火曜、デートの約束。
 やっぱりまだ放課後になるけれど。]
(45) 2021/03/06(Sat) 15:54:29

【人】 矢川 蛍

  今度は映画にでも行きませんか?


[そんな風に提案しながら。
 不穏な影はもうない。
 キスをして幸せな気持ちで。]


  おやすみなさい。
  ……メッセージ送ってくれても良いんですよ?


[なんて笑って家の中に入る。
 とても幸せな、デートだった。**]
(46) 2021/03/06(Sat) 15:54:50

【人】 矢川 蛍

[そんな風に時間を重ねていく。
 言葉を重ねて、デートを重ねて。
 その中で不穏な影の存在は薄れていった。
 隆司さんの存在が増していった。
 合えば手を繋いで、ハグして、キスして。
 つい甘えてしまう。
 バリトンサックスのキーホルダーは
 気に入ってもらえたかな?
 毎週二日分つくるお弁当の味。
 特に卵焼きは、懐かしの味に近づいたかしら。
 春休みがきて、三年になって、
 そうして高校生活が進んでいく。
 きっと恭介とは相変わらず。
 お隣さんの幼馴染。幸い、彼女とも続いているようで。
 私のこと、隆司さんのことに口を出されただろうけど。]


  私があの人のこと大好きなの。
  幸せなんだから良いでしょ?


[そうやって軽く話して、お互い幸せじゃない?って。
 健全な幼馴染に戻ってる感じがした。
 それはそれで、穏やかな関係。
 恭介とはこのままで良いと思ってる。]
(47) 2021/03/06(Sat) 16:04:52

【人】 矢川 蛍

[そう言えば一度、既定服を見せたことがあった。
 式典がある時にはこれを着る。
 着慣れないセーラー服で校歌演奏。
 そのまま1日過ごしていたけど。]


『これから部活です!』


[そんなメッセージと一緒に、
 バリトンサックスを持ったままの自撮りを送信。
 その日は夕方に待ち合わせをしていたけど
 やっぱり着替えていくべきだよね!**]
(48) 2021/03/06(Sat) 16:05:35

【人】 上原 隆司

>>44誕生日の話が出た理由に、上原はやっと納得していた。
 社会人と高校生。大人と未成年。その差は新鮮なものでもあるし、行動を縛るものでもある]


  なるほどな……。
  大学生になりゃ、歳なんか無視して
  酒飲む奴も多いしなぁ。


[それが褒められた行動でないのは確かだ。それでも一緒に楽しめるものが増えていくのは、上原も楽しみだった。
 アルコールに関しては、体質もあるだろうけれど]


  キーホルダーか。
  バリトンサックスの……。
  いいな、今度買いに行こう。


>>45お揃いの持ち物の案に目を細める。今日の思い出が形になるようで、手に入れたら大切に持ち歩くだろう]
(49) 2021/03/06(Sat) 16:23:04

【人】 上原 隆司

[次の休みはちょうど火曜日。>>45
 お弁当を受け取って登校に付き合って、帰りに待ち合わせて映画館に行くことになるのだろう。

 >>46不穏な影が見当たらないことに安堵して、見送ったときの言葉は心に留めた。

 一服した後、電車で家に帰って、部屋の鍵を開けるとき。
 そのキーホルダーがお揃いのものになるところを夢想した。
 いつかは矢川に部屋まで来てほしい気がして、春休みならそれが無理なく叶うかとも考えた。

 もう少し部屋の中を片付けるかと考えながら、寝る前にメッセージを送ろうとして。
 文章が何も思い浮かばず、悩んだ末に送ったのは、音符のスタンプをひとつだけだった。
 共に過ごした時間に想いを馳せて]**
(50) 2021/03/06(Sat) 16:23:28

【人】 上原 隆司

>>47そうして時を重ねていった。
 家に帰るたび、キーホルダーを見てあの日のデートを思い返していた。

 卵焼きはいつの間にか、母親の味とそっくりになっていたけれど。全く同じよりもコショウを足したものが美味しくて、定番になったのはきっとその味だったろう。
 春休みの間、家に誘う機会を窺ったことはあっただろうが>>50、結局誘わずじまいだったかもしれない。

 一緒に街中を歩くことが増えれば、同僚と鉢合わせることも何度かあった。
 「上原さんの彼女、若いですね」などと後日揶揄されたこともあったが、年齢については「まだ学生だから」で濁していた。
 出会いのきっかけを詳しく語ることもなかっただろう。あまり個人的な話はしない主義だった]
(51) 2021/03/06(Sat) 16:36:37

【人】 上原 隆司

>>48見慣れないセーラー服姿は、彼女が高校生だと実感するものだった。
 物珍しくて写真にはついつい見入ったものの、セーラー服姿の女子高生とデートはあまりにも気が引ける話である。
 何もしなければ着替えてくるだろうと思いながらも]


 『ちゃんと着替えてから来いよ。』


[念を入れてメッセージを送りたくなるくらい、上原は人目を気にした。

 ――生で見てみたい気はするが、それは卒業式に顔を出させてもらうときにしようか。

 そんなことを考えながら待ち合わせに向かったのだった]**
(52) 2021/03/06(Sat) 16:36:58

【人】 矢川 蛍

[スタンプ一個でも嬉しくて>>50
 まるっこい犬が尻尾をふりながら
 ハートを飛ばしてるスタンプと、
 おやすみなさいの一言を添える。

 学校まで来てくれるから、私の側では
 なんとなくその存在は知られていたけれど。
 まさか、同僚の人に知られているなんて>>51
 言われなければ気づかなかったと思う。
 たぶん、あちらから接触はなかったと思うし。
 ただ、部活内ではちょっと騒がれ続けていた。
 だって吹奏楽部。
 圧倒的に男子部員が少ない部活。
 どこで出会ったんですか、どちらから告白したんですかと
 演奏会打ち上げの時に一騒動になりかけたのは
 ちょっと苦い思い出。
 あとうっかり貴重品ポーチの中を見られて
 チョコちょうだい! とノリで言われたあとは
 大惨事でしたと報告しておきます。

 
未開封チェック、しなくてよろしい!
(53) 2021/03/06(Sat) 17:12:19

【人】 矢川 蛍

[そして、春休みのある日。
 誘われることこそなかったけれど。>>51


  隆司さんの家ってどんなところですか?
  その。……お台所、見たいです!


[それはいつの日か、
 隆司さんの家でご飯を作る時のために。
 1日お互い空いてる日のデートで
 お昼ご飯時にそんな話題を振ってみた。
 その頃にはお弁当には定番の味もできていて>>51
 その日のデートはお花見がてらの公園デート。
 ひらひら、桜の花びらが舞う中で
 あたりも少し賑やかだった。**]
(54) 2021/03/06(Sat) 17:12:34

【人】 上原 隆司

>>53犬のスタンプで上原がすんなり矢川を連想するのは、彼女が子犬のように見えたことがあるせいなのだろう。>>3

 朝や寝る前はあまり長々とやり取りすることはなかったけれど、昼休みや退勤後の時間はいろいろ話していたかもしれない。
 最初の頃こそストーカー対策ばかりだったけれど、今は次のデート先や、互いの趣味の話などに変わっていただろうか。

 街中で同僚に会っても会釈程度。矢川が気付くことはなかっただろうけれど。
 会釈を疑問に思われたなら、同僚だとは伝えただろう。

 上原と同僚は恋人との関係の深さについていちいち話す年頃ではなくなっている。
 だから矢川が部活で大惨事に巻き込まれていようとは、言われることがなければ思いつかなかっただろう。
 言われてみれば至極当然の反応ではあるのだが]
(55) 2021/03/06(Sat) 17:57:18

【人】 上原 隆司

[お花見デートの日。
 矢川が用意してくれたお弁当箱のそばには、上原が家でハンドドリップしてきたコーヒーを詰めたボトルがあった。
 人に飲ませるほどの腕ではないが、自分で飲む分には気に入っていて、いつも食べ物を用意してくれるお礼にと用意したのだった。
 ブラックだからと、ミルクチョコレートも一緒に。

 辺りが賑やかな中、ベンチに陣取ることは無事できただろうか]


  俺の家? 普通の1DKマンションだよ。
  台所狭いぞ……。今度見にくるか?


[家のことを問われると、素直に答えた。>>0:93
 見たいのだったら、と誘う言葉をかけながら。

 上原の部屋は独居が前提だけにあちこち狭苦しいが、特に台所は顕著だった。
 元々狭い調理スペースに炊飯器が置かれ、そのままでは本格的に何か作るのは苦労するだろう有様であった]**
(56) 2021/03/06(Sat) 17:57:41

【人】 矢川 蛍

[お花見ということで、大抵の人たちは
 桜の木に近い地面にシートを敷いている。
 だからかろうじてベンチは空いていた。
 そこに二人並んで腰を下ろす。

 ちなみに、大騒動の件は伝えてない。>>55
 
伝えられるわけない!

 まだそんなんじゃ、と伝えたら
 我慢してるんじゃないの〜?とか
 大切にされてるね〜!とか
 JK相手に手を出さないなんてEDじゃ。とか。
 心配になるものから失礼なものまで盛りだくさんだった、
 そんな大騒動ではあったけれど。

 ……デート3回目で。
 なんて、話も聞いたから。
 時々ソワソワ、する事もあったかもしれない。]
(57) 2021/03/06(Sat) 20:30:51

【人】 矢川 蛍

  うん。見に行きたいです。
  今日このあと行っても良いですけど。
  1DK……。コンロはあるんですよね?


[まだ部屋のサイズを言われてもピンとこない。
 ただ、多分一部屋にまとまっているんだろうとは
 想像することができた。
 Kが付いてるなら、キッチンがある。はず。
 自炊してるなんて聞いたことがなかったけれど
 今度、の約束に笑顔の花が咲いた。

 二人の間にお弁当を並べる。
 今日は二人分だから、小さめのお重に詰めた。
 山菜おこわを入れた稲荷寿司。
 柚子胡椒唐揚げ。タコさんウィンナー。
 アスパラガスのベーコン巻き。
 桜とカブの甘酢漬け。ミニトマト。
 菜の花の辛子和え。
 それに、いつもの卵焼き。
 今日はそれに隆司さんのコーヒーとチョコもある!
 一応紙皿とお箸を渡して、いただきますのご挨拶。]
(58) 2021/03/06(Sat) 20:31:09

【人】 矢川 蛍

  晴れてよかったー!
  何となく春色を意識してみたんですけど
  お味はどうですか?


[珈琲を注いで、隆司さんにひとつ、私に一つ。
 ふうふうと息を吹きかけて冷ましてそっと口にした。
 喉が思っていたより冷えていたのに気付く。
 濃いめで、酸味が少なくて、
 確かにチョコレートが合いそう。]


  ふふ……美味しい。しあわせ。


[しみじみと幸せを噛み締める。
 受験のことなんていまは忘れて
 のんびりしてしまうんだ。

 結局、私の進路は家からも通える、
 勿論隆司さんの家からも近い女子大を希望してる。
 栄養士になる道を選んで勉強中。
 あと四年、学生のままなのは
 ちょっとだけ歯痒いけど。**]
(59) 2021/03/06(Sat) 20:31:28

【人】 上原 隆司

>>57矢川の部活では大分面白い言い草になっていたとは露知らず、マイペースな逢瀬を続ける上原だった]


  ダイニングキッチンの他に寝室がひとつだな。

  コンロは1個だけだな……。
  料理するには不便だと思う。
  普段はほとんどお湯沸かすくらいだ。


[部屋の広さがピンと来ていなそうな矢川に、間取りの説明を付け加えた。
 独居でもワンルームでないのは、少し贅沢かもしれない。あまり狭すぎるのも落ち着かないからと選んだ部屋だった。

 上原は米は炊くが自炊というほど料理もしない。それは下手に作るとかえって栄養バランスが悪くなるからだった。
 1人前の1食分のおかずを作るのは難しい。根気よく日々料理するのも向かない性分だった。

 だから矢川のお弁当にはいつもありがたみを感じていた]
(60) 2021/03/06(Sat) 20:58:07

【人】 上原 隆司

  いただきます。
  いつもありがとな……、今度何か奢らせろよ。


[紙皿と箸を受け取って手を合わせ、お重から料理を選び取る。確かに言われた通りに春の彩を感じるメニューである>>59


  蛍の料理はいつも美味いよ。
  和食というか、日本食が好きなのか?


[矢川のお弁当は洋食にしても日本人らしいメニューが多いように感じていて、食べながらふと尋ねた。
 外国料理に関心はないのだろうか、と。
 何か気になる料理があれば、一緒に外食するときに食べてみたかった]
(61) 2021/03/06(Sat) 20:58:50

【人】 上原 隆司

  そういえば蛍は、志望校決めたんだったか。


[あまり進路の話をしたことがなかった気がして、桜を見ながらふと尋ねた。

 >>59もし志望校の話を聞けば、女子大という点に安堵したかもしれない。
 己の大学生活を思い出すと、男子学生に不安の湧く話が上原にはいろいろあったのだった。

 コーヒーを飲んで幸せそうにする矢川を見ながら、料理の合間に一口飲む。
 癖なのか、上原の淹れるコーヒーはどうしても濃くなってしまいがちだが、その分ミルクと相性はいいかもしれない。

 今は食事中だからチョコレートに手を伸ばすことはなかったけれど、コーヒーと一緒に食べれば苦味がほどよく和らぐだろう]**
(62) 2021/03/06(Sat) 20:59:16

【人】 矢川 蛍

  コンロが一つ……!?
  え、ぇ、……毎日お弁当とどける?


[自炊の気配をあまり感じなかったけれどここまでとは。
 少し隆司さんの健康が気がかりになってしまった。
 お惣菜も美味しいのはたくさんあるのは知っているけれど
 何だか余計なものが入っていそうで
 時々なら良いけれど毎食は、と思ってしまう。
 自分が料理が楽しい方だから尚更だ。
 そして私の頭の中をめぐるのは、
 温めるだけで美味しい、冷めても美味しい。
 そんな料理のレパートリーである。

 隆司さんの健康、守らないと。]
(63) 2021/03/06(Sat) 21:52:34

【人】 矢川 蛍

  ううん、だっていつも来てもらってますし。
  私はしたいことしてるだけだもん。
  あーでも、今度ハーモニーの抹茶パフェ食べたいかな?
  それか、コジコナのチーズケーキパフェ。
  あれ、売り物のスフレチーズケーキを
  ドーン!とパフェに乗せるらしいですよ。
  カロリーの暴力だなとは思うんですけど
  チーズ好きとしては少し気になってて。


[そう、そんな話は聞くけれど、コジコナは基本ケーキ屋さん。
 カフェ併設の店舗ではないとパフェは食べられない。
 そして最寄りのコジコナにはカフェがない。
 だからそのうち、という話になる。
 我ながらお弁当はよくできていると思う。
 アスパラのベーコン巻きを口に運んで
 もぐもぐと咀嚼していた。]
(64) 2021/03/06(Sat) 21:52:51

【人】 矢川 蛍

  あんまり、和食とか意識したことないんですよね。
  中学くらいからずっと自分が作ってきたから
  作りやすいのをメインに作ってはいます。
  あとは、バランス?
  サンドイッチとかにしちゃうと
  他のおかずは考えにくくなっちゃうし
  お野菜入れたいな、と思うと
  確かに和食が多くなる気はしますね。


[特に好き嫌いではなかった。
 ただ、バランスよく食べたいなと思った結果だ。
 お弁当箱の縛りのせいかもしれない。]


  うん。栄養学のある女子大。
  ここから通えるのが一番かなって。
  あんまり離れたくないし……隆司さんと。


[一通り食べて、珈琲休み。
 チョコを口に運ぶと確かに合う。
 美味し、とすでにデザートモードだった。
 そしてふと、チョコを一つ手に取ると
 包装を破いて隆司さんの口元へ。]
(65) 2021/03/06(Sat) 21:53:07
  はい、あーん?


[なあんて。 食べてくれるかな?**]

【人】 上原 隆司

  えっ、……いや、さすがにそれは悪い。


>>63毎日お弁当と言われると、上原はさすがに食費を負担しなければという心境になった。

 添加物が心配というのは確かにそうだろう。あまり余分なものは入っていないものを選んではいるのだが]


  料理はタダじゃ作れないだろ。
  材料もそうだし、手間暇かかるし。
  礼はしたいんだよ。

  パフェか……、そのうち行ってみるか。


[店が遠いと、何かのついでで遠出したときになるのだろうか。
 デート先と合わせて少し遠くまで行くのも、きっと楽しいだろう]
(66) 2021/03/06(Sat) 22:23:34

【人】 上原 隆司

[矢川がアスパラのベーコン巻きを食べている頃、上原はタコさんウィンナーを容赦なく頭からかじっていた。
 その他のおかずも満遍なく食べて、卵焼きには相変わらず満足げだった]


  バランスか、なるほど。
  確かにいつもバランスいいもんな……。

  俺はいつか、食べたことない外国料理を
  食べてみたいんだよな。


[上原には好き嫌いがあまりない。
 それは、際立って好きなものはほとんど見つかっていないということだ。
 生まれつき食べ慣れている食事の中には、大好きな味はないのかもしれない。

 そう思うと、見知らぬ国の料理の中にそれを探してみたくなることがあった]
(67) 2021/03/06(Sat) 22:24:00