—―- ”手”では一度、止めよう。
だがそのままもつらかろう?
出した方がすっきりするさ。 なぁ?
[囁けば、躊躇いなくその起立を口に含む
確か本によれば喉奥まで、だったか
包み込むと気持ちが良いらしい
雄の香が、鈴口にたまっているのであろう先走りの苦みが
口内に広がるが、太いそれを咥え込んだなら
じゅぷ、り。と
自身の唾液と絡め、卑猥な音を奏でながら、
舌で陰茎をなめ上げ、喉や頬の肉で緩く締め付ける
今後女陰を味合わせてやれぬなら、
粘膜に包まれればそれに近くは、なろうてとばかりに
吸いつき舐める様は、普段の無表情よりも
多少崩れた、慾に頬をわずかに染めた
慾孕む男の顔になっていたことだろう]