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人狼物語 三日月国


263 【ペアソロRP】配信のその先に【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人


【人】 学生 初波華音

 
[私の手ではどうにも届ききらなさそうな鍵盤にも
 ソウマくんの長い指は難なく届く。それは、
 動画を観て知っているつもりでいたけれど
 実際見ると彼の手は、思っていた以上に大きい。]


  そうなんですね、お母様が……
  センセイ……もしかしてピアノのですか?

  ……!
  じ、実は私もこの近くに住んでいて……!

  あっ最寄りは面箕じゃないんですけどっ
  お話をいただいた時、
  意外と近くてびっくりしたんですよ


[何を話そうか、何を尋ねようか。
 色々と考えていたはずの話題たちは
 本人を目の前に全て吹き飛んだ。]
  
(58) 2024/05/21(Tue) 21:12:05

【人】 学生 初波華音


[思いきって隣を見上げてみれば、
 こちらを見る目と思いきり視線がぶつかる。
 照れ笑いで誤魔化しながら悲鳴を殺して目を逸らす。
 お店までの短い道中に、他愛ない会話をしながら
 何回それを繰り返したかわからない。

 はっきり言ってものすごく心臓に悪い時間だった。
 何を話したのかもほとんど覚えていない。

 にもかかわらず、
 ただ並んで歩けるだけで本当に幸せで
 この時間が永遠に続けば良いのに、なんて思った。]
  
(59) 2024/05/21(Tue) 21:12:17

【人】 学生 初波華音


[そうして辿り着いたお店は、
 普段の私の生活では
 まず絶対に関わることのない高級料理店。]


    ……ヒエッッ…………



[『一見さんはお断りです』と物語っている扉。
 その扉を当然のように開いて
 私を先に通そうとしてくれる彼。

 こういうお店にも来慣れてるのかなあ!!?!?
 どこまで紳士なのソウマくん!!!]


  おじゃましま、す
  ……わ…………!


[方や外食で個室を利用する機会なんて
 これまでの人生で数える程しかなかった私。
 テーブルマナーとか大丈夫かしら。不安だ。]
  
(60) 2024/05/21(Tue) 21:12:59

【人】 学生 初波華音



  あっありがとうございますっっ
  何から何までお世話になってしまって 
  ソウマくんとお食事させていただけるなんて
  それだけでもう、夢みたいで……

  私、何てお礼を言えば良いか


[口に合うも合わないも関係ない。
 ソウマくんと同じものを食べられるというだけで
 幸せを感じられる自信が私にはあった。]


  ……ひえ…………
  これは……桃のジュース、ですか?


[ワイングラスに注がれゆくとろりとした液体を見つめて
 それから、グラス越しにそうっと
 ソウマくんの方を見る。]


  配信を観ていてそうかなって思ったんですけど
  やっぱり桃がお好きなんですね、ソウマくん

  
(61) 2024/05/21(Tue) 21:13:33

【人】 学生 初波華音

 

  ──本当に嬉しいです
  改めまして、今日はありがとうございます

  ソウマくんとの出逢いに
  かんぱい、


[彼に倣ってグラスを高く掲げ]


  ……えへへ
  いただきますね!

  
(62) 2024/05/21(Tue) 21:14:15

【人】 学生 初波華音



  ──ふう
  こんなに美味しい白桃ジュース
  飲んだの、初めてです


[そう。ソウマくんが私と一緒に飲むために
 わざわざ用意してくれたジュースだもの。
 美味しくないはずがない。

 飲むのがもったいないな……
 と思ったのも最初だけ。]


  桃の他にも
  何か、お好きなものはありますか?


[緊張しているからか、やたらと喉が渇く。
 ひとたび口を付ければ、
 心地良い甘さと冷たさが相まって
 ものの数口で飲み干してしまった。*]
 
(63) 2024/05/21(Tue) 21:15:02