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人狼物語 三日月国


193 【身内】One×Day【R18】

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【人】 とある書物



    [――――………]

 
(0) 2023/01/13(Fri) 12:00:00


(……… ん、しかし………… 熱い、な…… )


[部屋にアロマの香りが充満していくにつれ、
じわじわと体の奥に燻る熱。

それもまた体調不良のせいだろうと解釈し
あまり疑問に思うこともなく**]

 
(…う゛。)
 
 
ムラァ。…としてしまったのは、何にもしないでこんなに密着することも普段ないからだ。
だって、密着すればもう先に手は伸びてるのが俺。
触りたくてヤりたくての密着ばかりだから。
況してやこう、のんびり髪の香りを嗅いでたりすると…。
 
 
ここが公共の場だとは分かってる。
でも、ついムラムラしてしまって。
キスとかは、俺たちの方が身長ある分目立つよな。
そう思った俺は、そっと手の甲を育夢の臀部に押し付ける。
張りのある臀部に押し付けて。
すりすりとその谷間に擦り付けて。
やがて掌を返してその桃尻をやんわりと揉みながら、もう片方の手で育夢の身体を庇うように抱く。
でもその指先は、服の上から胸元を弄っていた。
 

 
「揺れるから、気をつけろよ?」

 
 
ヒソヒソ、ウィスパーボイスで囁きかける。**
 

 
「あ〜、これはもっと…奥をほぐした方が良いかも…。」
 
 
そう言いながら、俺の指先は明確な意志を持って臀部の谷間を行き来する。
下着越しにさするのは菊花と陰嚢の間にある会陰部。所謂蟻の門渡りと呼ばれる部分だ。
あくまで最初は優しく触れていく。
ここは、外側から前立腺を刺激できる場所。
そろりそろりと触れながら、上手く刺激できるかな? と、樋爪さんの様子を確認していく。
樋爪さんがもしびくりと気持ちよさそうな反応を示したなら、そこを抑えながら指先を小刻みに震わせる。そこが、そうなんだと信じて。
そう言う場所がなかったらひたすらその辺りを撫でさする。
…本当は乳首とかも触りたいけど、触ったら流石に完全なそっち目的ってバレそうだから今は我慢。
 


それに、うまくいけば。本当に上手くいけば。
ここからの前立腺の刺激と、睾丸と孔への刺激だけで。
ドライオーガズムを狙うこともできるって、ネットに書いてあったんだ。
 
…ペニスに触ったら射精に繋がるけど、やっぱりそっちは触ったら、ねえ?
だから今のところは、エッチな樋爪さんを見ることと。
樋爪さんにエッチな経験をしてもらって、気持ちよさを知ってもらうのが目的のつもり。**
 

[…んだけど。]

(……んん……?)

[最初はまあ、気のせいと言うか。
密着してるからどうしてもあちこち当たるのは仕方ない面あるし。
別にそんな変にも思ってなかったんだけど。

ジーンズの尻のあたりにある手の動きが明らかになんか
意図的に意思を持って動いてるというか……
ゆっくり撫でまわしたり、むにむにもまれたり。]

(……おい、要…… ……?)

[別にこのくらいのスキンシップは珍しくもねえが
一応ここは公共の場だぞオイ。
不審に思い、要を振り向きかけた矢先
もう片方の手に抱き竦められて。]


んっ……


[セーターの上から胸元に手が触れる。
厚着だから感覚はやや遠いけどさ、
耳元で囁かれると反射的に
腰のあたりがゾクッと震えてしまうわけで。]

って、こら、……どこ触ってんだよお前……っ


[じわ、と顔を赤らめて小声で抗議しながら
小さく身じろぎをした。**]


(う゛っ……………、な、なんで、…こんな時に……)


[眠気は徐々に引いていき、反比例して。
じわじわと、けれど如実に
股間に熱が集まっていくのを感じて
気づかれないように眉を寄せた。

いやいや、これは深い意味などない。
リラックスしていると勃ちやすくなるし
久々の人のぬくもりに反応してしまったという
ただそれだけの話だ。そうに違いない。

とは言えなんだか気まずいし、
彼に気づかれたら妙な誤解を招きかねない。
うつ伏せで良かったと内心安堵する。]


(そういえば、最後に抜いたのは…いや、先週………?
くっ……、だめだ、意識すると、余計……)


[必死に収まれと念じるのだが、
考えれば考えるほど悶々としてきてしまい
むくむくと下着の中が張りつめて。
次第に吐く息が熱っぽくなり、
つい、もぞもぞと尻が動いてしまう。]


んっ……!

おく、っ…て、…… 
…そ、そんなところを触るのか……?

[そんな密かな戦いの中、尻の間に指が入り込めば流石にびくりとした。
急所に近い部分だし、触られて咄嗟に体が強張る。

とは言え先程と変わりない態度で
ゆるゆるとそのあたりを指腹で撫でさする動きに
息を吐いて浮いた腰を下ろした。]

はぁ……っ ぁぁ、……ん…
な、なんだか……はぁぁ……っ 変な、感じが……

[そこまで強い刺激ではない。
気持ちがいいと言えばいいのだが、
どうにもむずむずするような、何ともおかしな気分で。

無意識のうちに力が抜けて足が開き
もぞり、もぞりと時折尻が円を描くように揺れて]


んっ……!

[一点をこり、と抉られた時に
びくん、と腰が跳ねた。
そこをぐっと圧したまま小刻みに震える指に
ぞくぞく、と甘く下肢が痺れる。]

あっ、くぅぅ……っ  ふぅぅぅん……ッッ

[思わず鼻にかかった声が
出てしまいそうになって歯噛みした。
シーツをぎゅうっと握りしめ、寝台に顔を押し付けて。
尻だけを半端に突き上げたまま、ぶるぶると震えている。**]


「しー…。バレる。」

 
 
もちろん抗議の声は聞こえている。
当たり前だ、電車の中とは言えこんなに近い。
微かに漏れた甘い声にだって気づいていた。
厚着をしているから胸の粒はまだわからないけど、よく知る育夢の身体。当たりをつけてまさぐっていく。
胸の辺りを指先で撫でてさすって、胸の粒辺りを軽く揉んで。
臀部を撫でまわし揉んでいた手。キツいズボンだったならボタンを外して手早く緩めさせて。
そうでなければそのままするりと中へと侵入していく。
そして緩やかに熱芯を握り込んだ。
まだ何をした訳じゃないそれ。
熱芯、といっても、熱も芯もまだまだだろう。
柔く握る力に強弱を込め、根本から先端へ、先端から根元へ。小刻みに緩やかに。
そうしながら胸元をきゅ、と摘んでみる。
 

 
「だって、育夢が良い匂いだから。」

 
 
そんな、言い訳にもならない言い訳をしながら。
がたん、と電車が揺れる。背中からの圧を感じながらも踏み止まって、その代わりに前屈みになって育夢の首筋に唇が触れた。
触れたその拍子にチウ、と強く吸い付く。
あたりの女子は流石に下半身のことは気づいていない。
おそらく育夢の異常にも。
きっとそれぞれがお目当てのものに向けて夢中で、明日のために体力を残そうとしてるんだろう。
いや、もし気付いている女子がいたとしても。
嬉々としてこの様子を見守ってるんだろう。でも、大っぴらにバレるような事は避けた方が良い。
少なくとも理性ではそう分かってる。
分かってるのに。
 

 
「それともこっちの方が…燃える?」

 
 
先端をきゅ、と握りしめてから離して。
育夢の衣服越しに俺の手が蠢き移動したのが見える。
尻の谷間に手を滑らせて、クチ、と指先を一本だけ、菊花に添えて力を込めた。
乾いていて、潤滑剤を用意したわけでもない。
でも、菊花を押して擦って撫でて。
緩んだ一瞬の隙につぷぷ、と中指を押し込めさせる。
その差し込んだ位置からそれ以上は押し込まないまま、指先を出し入れさせては様子を伺った。
ガタタン、ガタタン。
こちら側のドアはまだ開きそうにない。*
 


こんなに早く大きくなる?
気づいてはいたけど、まだ言葉にしない。
熱っぽい吐息。お尻ももぞもぞ動いていやらしい。
もしかしてゲイなの?経験者なの?
年上だからそれだってありうると思う。悔しいけど。
でもそれならこんなに無防備なのはなぜ?
もしかして…、さそ、われて、る?
いや。いやいやいや。
自分に都合よく考えるのはやめよう。
でも期待しちゃう。だって俺、耳年増の童貞野郎だから。
それにしたって。樋爪さんの全身から烟るような色気が立ち昇ってきてる。
それに、俺が敵う筈もない。
なんでもなさそうな声をしておいて、俺の顔は赤い。
 


何も触れられてないのに股間が痛いほど張り詰めてる。
無様だけは嫌だ!
挿入いれた瞬間とか、そもそもその前に暴発とか!
それだけは情けなさ過ぎる。そもそも、もし樋爪さんが予想通りノンケだった場合、そんな無様を見せたらドン引き引越コースだろう。
マッサージで興奮して手を出しかけて失敗する愚かな若造の出来上がりだ。嫌だ!
 

 
「ん? あっ、ああ、そうですよ〜。
 俺、マッサージ師の資格目指してて…。
 色々勉強してるんすよ。
 で、この辺りも結構重要なツボがあって…。
 ほら、ココ。ここの少し張ってる部分。
 ココは冷え性に効くツボがあって。
 段々体が温まってきてません?」
 
 
そうかここか、とちょっと感動する。
こんな絶景を見ていて良いの?と、鼻息が荒くなりそうなのを堪えて声だけは平静を装った。
こんな風に乱れてくれるなんて、普段の姿からは考えつかない。
想像通り、いや、想像以上でニヤリと笑ってしまう。
 


バレる、って…!


[お前がやってるんだろ!
抗議の眼差しを向けたが、
要はどこ吹くことなく胸を弄り続けている。

どころか、ジーンズのボタンが外されて、
直に手が侵入してきてびくっとした。]

こ、こらっ……要……んんっ………


[いやいや公共トイレでセックスしたことはあるけどさあ!
流石にこれは周囲にいる人の数が違う。
危機感を抱いている間に
柔らかい性器が手の中に握りこまれた。

抵抗しようにも身動き取れねえし
流石にそこを育てるのは慣れたもんで、
竿全体に快感を送り込まれて熱くなっていくのが
要には伝わってしまうだろう。]

 
「それに…ちょっと失礼。
 タイのマッサージで睾丸マッサージ、
 聞いたことありません?」
 
 
失礼、と断りながら、本当に失礼なことに下着を下ろしてしまう。
露わになった肌に歓喜しながら、一瞬止めてしまった会陰部への刺激を再開させつつ空いた手を更に奥へと滑り込ませた。
樋爪さんの陰嚢を柔らかく掴んで、ゆで卵を潰さないくらいの力で揉んでいく。
袋の中でくにゅ、こりゅ、と緩く動かしたり、玉自体に軽く圧をかけたり。
 

 
「これ、気力改善とか、性液量増加、
 腰痛や背中の痛みの緩和に効くんです。
 急所だけど怖くないですよ。
 そのままの感覚に身を委ねて…。」
 
 
そうして前屈みに施術していくと、目の前にあるのは彼の白い肌で。
二つに割れたその合間にある、燻んだ色の秘められた場所で。
はあ、と俺も熱く吐息が漏れる。
揺れるそこに誘われるように顔を寄せて。
 
 
ちゅ、と吸い付く。
舌先を固く尖らせてツンツンと突く。
れろりと唾液を多く含ませて舐る。
跳ね除けられでもしない限り、ある程度の成果が認められるまで。
俺は、この甘美なひと時を止めたりはしない。*
 

な、なに盛ってんだよっ ホテルまで待……っ
ぁぅ……っ


[下半身に比例して胸粒も硬くなって、
摘ままれれば先程よりその感触が分かるだろうか。
首筋に吸い付かれて、とろりと鈴口から粘液が溢れた。]

……っ 燃えるわけ、ねーだろ っ……!
ぁっ、 ばか、そっちはまじで……っ


[片手が前から後ろに移動して、
尻の谷間を撫でさする。
流石に今は閉じているけれど、
こいつに抱かれ慣れた後ろは
指くらいなら容易に飲み込んでしまうわけで。]


はぁ、……っ も……


[くぷくぷと行き来する指に否応なく性感が煽られて、
どこかもどかしく感じる刺激に疼きを覚えながら
自然と内股になってしまう。]

ゆび、 ……ぬ、ぬけ、よ……ぁ
んんっ……ふ……っ


[変に口を開くと声が出てしまいそうで
鼻で息をしながら必死に唇を引き結んだ。**]


そう、周囲にいる人の数が違う。
だからその分声を潜めなくてはならない。
本来ならしてはならないって分かってる。
でも、恋人同士だし。バレないように。バレないように気持ちよくするくらい。
…いやほんとはダメなんだけどな!
でも、そこに育夢がいるから。
 
 
「ん〜…たまにはこう言うのも?」

 
 
まあ、俺は挿入するつもりはない。
流石に俺までモロ出しにしてたらバレるし、腰を振ったら、もうね?
でもそこに自分の恋人がいて。
育夢の香りをもっと胸いっぱい吸いたくて。
触りたくて。恥じらったり困ったりしてる顔が見たくて。
こんな事たまにしか無いじゃん!と思ったら、つい。
 

 
まあ触られたら、俺のも硬く張り詰めて熱くなってるのはバレるだろうけど。
前を触られるより、後ろに入れられる方が"マジで"と言ってしまうくらいに弱くなってるんだなあ、なんて変なところで嬉しくなる。
指は勿論引き抜くことはしない。
奥まで届かないのはもどかしいけれど、内壁を押して擦って入り口をほぐしていく。
胸の粒も押し潰して、爪の先でカリカリと引っ掻いた。
 
 
「育夢こそ、耐えられんの?
 このままさあ、…ホテルまで?
 どっか途中で降りる?それとも…?」

 
 
その、胸の粒を弄っていた手を引っ込める。
ハンカチを取り出して、それを手にまた育夢の腰の前側へと手を回した。
そのままジーンズの中どころか下着の中に入り込んで。
先端にハンカチを被せながら握り込んで、先端のくびれを指の節でコリコリと苛める。
 

 
「このまま…出した方が、楽かもな?
 っと?」

 
 
ガタン。電車がまた大きく揺れて。
その勢いで指先がずぷぷ、と育夢の奥まで、もっと言えば中指の付け根までずぷりと入り込んだ。
おどろいたが、これ幸いと指先は育夢の一番弱い場所を引っ掻く。
育夢に押し付ける事になった俺の腰。
その熱さや硬さも気づかれただろうけど。
 

 
「大丈夫か…?」
 
 
態とらしくその言葉だけ少しはっきりと口にしたのは、次の駅で降りる事になっても連れ出し易くする…と言うか、育夢の様子が色っぽくても具合が悪いの一言にできるかと思ってのこと。
ただ、俺の口元はにやけてただろうけどな!*
 


ん、ぅ……はぁ、 そう、なのか……
道理で…… はぁ………
確かに、温まって、来た気はする、が…… くぅ…!


[まあ既に熱っぽくはあるわけだが。

この体の芯が火照るような感覚や
頭の中がだんだんぼうっとしてくるのも
マッサージ効果なのだろうかと
強引に自分を納得させ。

はあはあと荒くなる息を堪えながら
暫し静かに耐えていたものの。
ずるりと下着を下ろされて、さすがにぎょっとした。]


ッ!?!?セイくん…!?

[動揺しているうちに掌で精嚢を触られて腰が引ける。]

い、いや、…聞いたことはない、というか……っ
さすがに、 それは抵抗が ……! んん……

[今の所痛くはないが委ねろと言われても。
いくら熱でぼんやりしていても
気持ち的に無理がある。

逃げたいが、急所を握られているだけに
変に暴れてどうこうされたらと思うと
下手に身動き取るにも取れず。]