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人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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糾問:ロクアユミ
対象:アユミ、判定:村人/村人陣営

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「言ってたかァ……?
 ――マ、人様に命捨てさせようとしてンだ。
 おれが死ななきゃうそだろう」

 首を傾げたが、よく分からなかった。
 気を取り直す様に顔を上げ、至極当然の答えを告げて。

「ンなことより、自負って、お前サン。
 恨みでも買ってんのかい。やっぱりこえェひとかなァ」
(-7) 2021/07/04(Sun) 21:32:08

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク



「? その理屈はよくわかりませんが。
 あなたがそう思うのでしたら。
 応援はしませんが止めませんよ」

気は乗りません。相も変わらず。

「恨み?
 あなた達のような方からは買っていると思いますよ。
 私の主人は裕福層で、あまり徴兵を逃れ、商いが成功し、
 満足とはいかなくとも不満の無い生活をしてきました。
 私にとっては、ですが。
 他の人にとっては、贅沢といえることでは無いでしょうか?
 と、日々思っています」
(-8) 2021/07/04(Sun) 21:45:05

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 止められないならそれでいいや、と流すことにした。
 単純な理屈だと思うんだけどなァ。

「フゥン、そういうモンかねェ」

 他人事の相槌。
 外の贅沢を羨むことはあれど、恨む由は無い。
 男はそう考えている。

 それから、商人の腰掛けるベッドに近づき。
 手を掴んで掌を仰向けさせ、そこにポトリと一つ落とす。
 白く光る、小さな石。

「ハナシだけってのも味気なかろ。
 イチバン好きな色は白で違いなかったか」
(-29) 2021/07/05(Mon) 11:18:55

【人】 遊惰 ロク

>>3 【肉】
 調理室から漂う匂いに、中に誰ぞ居るのかと、
 ヒョイと顔を覗かせる。

「……、医者の兄サンじゃねェか、飯の支度かい」

 言葉を発するまでに少しの時間を要した。
 腹が空いて、頭の動きが鈍っているのだった。
(5) 2021/07/05(Mon) 13:06:15

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「……いただけませんよ?

 話したでしょう、都会にいけば、路銀もなるでしょう。
 靴磨きなどからでも働き口は開いています。
 私がロクさんから金銭として受け取ることが出来ないだけで、
 価値がある物には変わりませんから。

 あなたが手に入れた証を大事にしてください」

味気なく、色の無い態度と声色で。淡々と理由を連ねた。
しばらく眺めて、握ることも無くあなたに返そうとする。

はい、白い色は好きです


あなたは何色が好きですか。


問いかけたら、話が続いてしまいそうなので。
私は言葉を止めました。
(-52) 2021/07/05(Mon) 13:59:14

【人】 遊惰 ロク

>>6 >>7【肉】
「サル、ねェ……」

 他所から来た男はこの辺りに然程詳しくない。
 その上頭が回ってないものだから、
 猿の肉、その事自体に不審を覚える事は無かった。

「外に出たのかい。いつのまにとってきたんだろ。
 おれが部屋ンなか引っ込んでたころかなァ……」

 けれどもそちらの方は気になった様で。
 質問なんだか独り言ちてるのだか判別のつかない調子で
 口からポロポロ零しつつ、焼かれる肉を眺めている。
(8) 2021/07/05(Mon) 14:12:35

【人】 遊惰 ロク

>>ニエカワ
 二階の最奥、扉が叩かれる軽い音が響く。
 病室の外から声を投げる。

「坊チャン、起きてるかァ?」
(9) 2021/07/05(Mon) 14:14:55

【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロク

図星をつかれ、足をぴたりと止める。
すり減った神経では道化の言葉を流すことも受け止めることもできる筈がなく。

「……知った口聞くなよ、餓鬼の分際で」

剥き出しの敵意が、剥き出しの殺意が。
獣の牙の如き鋭さが、周囲の空気を侵していく。

(-106) 2021/07/06(Tue) 16:53:36

【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロク

食ってかかる哀れな蛙。
泳ぎたくても荒れ狂う濁流では自由などある筈もなく。溺れ喪がいて行き着く先で、見かけた一つの藁を掴む。

"誰にも罵られねェ、たったひとつのやり方"

けれど、それは。

"──教えてやろうか"

──藁ではなく、釣り針のようにも見えた。

「…………」

深紫色の視線が、貴方を捉えている。
(-107) 2021/07/06(Tue) 16:54:04

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

「ハハ、都会にゃもういかねェだろなァ」

 返してくれるなと言う代わり、
 両手を上着のポケットに突っ込んで。
 あっけらかんとそう言った。

「証もなにも。ただの高くてキレーな石ころだろうよ。
 銭にならねェってンなら、アー、なんだったけか。
 ――あァそうだ、贈りモンとでも思やァいい」

 そんくらいにはなるンだろ、と商人の言をなぞって。
 一歩二歩と後ろに下がる。

 ボチボチ暇の告げ時だろう。
 
話さなかったことの方がずっと多いけれども。
それで足りたというのなら、語る理由も見当たらない。


「そンじゃァ、これにて。
 “説得”されてくれてどうもアリガトウ、兄サン」
(-116) 2021/07/06(Tue) 20:45:27

【人】 遊惰 ロク

>>10 【肉】
「そうかい。そいつはご苦労さん」

 皿に並んだ肉を見て、キュルリと腹の虫が鳴く。
 紛らわす為、思考を巡らす。それでまた腹が減る悪循環。
 薄さの違う肉。不揃いの断面。
 ワザと切り方を変えているのだろうかと、考えた。
(21) 2021/07/06(Tue) 20:55:32

【独】 遊惰 ロク

/* >>21
・ワザと切り方を変えているのだろうか
・切りにくさが違ったのだろうか
・切った人間が違うのだろうか

の3択ランダムでした
(-118) 2021/07/06(Tue) 21:03:38

【人】 遊惰 ロク

>>+6 ニエカワ
「具合、よくねェのか。
 出直したほうがいいかねェ……」

 言いつつ裏腹、病室のドアを開けて。
 スルリと中へ入り込んだ。▼
(25) 2021/07/06(Tue) 21:17:14

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

>>25
「あれきり顔見る間もなかったんで、
 ちっとばかし話でもと思ったんだが」

 室内。少しばかり気まずげな気配を漂わせ乍ら、
 後ろ手に戸を閉めつつ。
 少年の身に起こった事を何一つ知らぬ男はそう、口にした。
(-119) 2021/07/06(Tue) 21:20:23

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「贈りもの、ですか。
 ……ありがとうございます」

―――僅かに                唇を食む。


「ええ、だから。
 彼らが生きてくれる未来を望みましょうか一緒に」


そのためになら、               。
     になら、   って。
きっと 、私は   のでしょう。
          で            から。
    、今すぐに          。


「『人生には、二つの道しかない。
 一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
 もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ』」

「ロクさん。
 私は、後者でした。」

それでは御機嫌よう。と。
男は告げ背を向けて部屋を出て行った。

また次に話すとき、
男はあなたに一体どんなことを告げるのだろう。

それは男以外、誰にもわからないことだった。
(-129) 2021/07/07(Wed) 0:17:48

【秘】 発熱 ニエカワ → 遊惰 ロク

扉を開けると、声の近さから目の前にいると予想されたはずの少年はいなかった。

「ありがとう、話しに来てくれて……」

少年は微笑みを浮かべてベッドに腰掛けていた。
その実態を目にすれば、霊感のある貴方ならそれが生きているモノではないとすぐに察することができるだろう。

「何の話をしようか……やっぱりトウキョウの話?」

少年はいつもと変わらない……否、いつもよりむしろ楽しげな様子で貴方に語り掛ける。
(-135) 2021/07/07(Wed) 1:41:45

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

 扉を背に立ち尽くす。冷や汗が服の下を伝う。
 少年からは生気が――熱が、欠片も感じられなかった。

 
男は死んだものが見える事を自覚していなかった。
いや、正確には。
それらをただの夢マボロシだと思って生きてきた。
イチバン近くにある死人が、
男にとって都合の良いことばかりを語りかけてくるものだから。

けれども、意味ありげな言葉を残して忽然と消えた医者の女。
転げた眼球、壁から壁へと消えていく警察官の男。
あれらはもはや生きてはいないのではないかと、
そう思わなかったと言えば、嘘になる。
――彼らが人と話すのを、正常な形でそこに有るのを、
最後に見たのはいつのことだ?

……目の前の少年からは、あれらとよく似た気配がして。
あれ程顔を赤くしていた熱が、欠片も。感じられなかった。


 この儘只、東京の話を聞かせてやれたらいいのにと、
 頼む神も持たない癖、祈る様に思い乍ら口を開き。

 楽しげに笑う少年に問い掛ける。
 普段の調子はどこへやら、沈んだ声が部屋に落ちた。

「……お前サン、死んじまったのか」
(-137) 2021/07/07(Wed) 2:28:35

【人】 遊惰 ロク

>>24 >>34>>@3 >>+7)【肉】
 目の前に置かれた皿をジッと見て。
 肉を調理し、食う彼らのことをぼうっと眺めたと思えば、
 不意に部屋の中、誰も居ない筈の空間へと視線を送る。
 それから又、皿の上へと視線を戻す。
 そんな事を繰り返して、一つ疲れた息を吐いて。

「――悪いがちっと、用を思い出した。
 おれァ余ったらでいいや」

 そう言って、フラリと調理室を後にした。
 包帯を巻いた少年が何かの気配を感じたより、
 幾許か前のことだった。

 
男の思考は鈍っている。
その上、見聞きする死人を、夢マボロシだと思っている。
少なくとも、この時はまだ。
だからその実、この行動は――
肉への不審からでは無く、霊を信じたからでも無く。

只、そうすると決めていた通りに、食べ物を口にしなかった。
それだけの事だった。
(35) 2021/07/07(Wed) 2:53:17

【秘】 発熱 ニエカワ → 遊惰 ロク

「………、うん」

相手の心中を明確に察することはできないが、沈んだ声からどう言う気持ちかは大体想像がつく。

「でも、仕方なかったし……俺は恨んでないよ」

少年の口ぶりから、誰かに殺された事を察することができるかもしれない。
あ、悪霊じゃないよ。と微笑むが、その後に多分…と付け加えた。
(-140) 2021/07/07(Wed) 3:25:52

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

「――――、
 恨んでねェって、そいつはお前サン――」

 絶句、そうして絞り出す様な声。
 ――誰かがその死に関与した、と。
 まるでそう言っているかの様に聞こえる。

「ア゛〜〜〜〜〜……」


 しゃがみ込んで腕に額をつけ、小さく唸る。
 
己の正気を信じてはいない。これが只の妄想の可能性だって有る。
けれどもこんな、都合の悪い幻覚を男は知らない。


 しかしただ唸ってばかりもいられまい。
 立ち上がり、フラリフラリとベッドの側へ近寄って。

「……坊チャン、なにがどうしてこうなっちまったんだろ」

 沈む声を無理やり柔らかに響かせて、問い乍ら。
 少年の頭に手を置こうとして――
 きっと、その手は空を切った。
生者は、死人に触れられない。
(-174) 2021/07/07(Wed) 12:19:24

【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク

 先程まで商人が腰掛けていたベッドを見下ろし乍ら、
 乾いた声でボソリと呟く。

「おれァ、先の方だったかなァ」

 
小手先ばかり、口ばかり。
種も仕掛けもある奇跡で生き永らえ乍ら。
それを信ずる事を諦めている。半ば、恐れてすらいた。


 一人残された病室の中、返ってくる声は無い。
 直に男も部屋を出て行き――その場に、静寂が訪れた。
(-176) 2021/07/07(Wed) 12:48:57

【秘】 発熱 ニエカワ → 遊惰 ロク

「なんでだろ……台風で皆おなか減ってるからかな……
 どうしてもそうしなきゃ、ダメだったんだと思う」

伸びる手に撫でてはもらえなかったけど、少年は目を細めた。
微笑みを浮かべたまま語られる言葉は淡々としていて、悲しみの色は見えない。

「ロクは、もう"
食べた
"……?」

残酷な問いかけをして軽く小首をかしげた。
(-177) 2021/07/07(Wed) 13:18:07

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

「…………ッ、」

 何も知らぬ子どもではないのだ、
 調理場、塩と胡椒の振られた、皿に並べられた肉。
 “猿の肉”でない事など、少し考えれば分かる事だった。
 その少しが、糖の足りない頭ではえらくかかったけども。
 ……流石にもう、何を問われたのかくらいは分かる。

「……食ってねェ」

 撫でられなかった手をダラリと下ろす。
 少年から悲哀が窺えない事が、苦しくて、
虚しい。
寂しい。


「ッおれは、なんにも。食っちゃいねェよ……」
(-187) 2021/07/07(Wed) 15:53:12

【秘】 発熱 ニエカワ → 遊惰 ロク

「なんで……?」

一歩、一歩と体があれば触れてしまう距離まで近づいて

「俺の分まで長生きしてほしいし……食べてほしいな……折角、"食料"になったんだから。
 ……──じゃないと」

至近距離でにっこりと微笑んだ。

「……セナハラさんとアキラが、可哀想」
(-192) 2021/07/07(Wed) 16:14:54

【神】 遊惰 ロク

 雨風の音を裂く少女の悲鳴>>G0
 次いで聞こえた少年の叫び声>>G1

 聞こえた方へ弾かれた様に走り出す。
 ――近づくにつれ、鉄錆の匂いが鼻をつく。

 はじめに聞こえたのは少女の声だった。
 何ぞ大事でもあったかと、嫌な汗が背を伝う。

 屋内、それほど長くは無い距離で、息が切れる。
 あァ、たった何日かでもう体力が落ちてンだなァ。
 思考するまでも無い様な事が頭に浮かぶ。

「お前ら、……ッ、はァ、無事か……!?」

 辿り着けば一つ深い吐息を間に挟んで、
 何より初めにそう問うて。
 ――それから、室内の
を見た。

「……ッ、…………ぁンで、」

 なんで、と言ったらしかった。
 答えを知るであろう人は、そこで冷たくなっている。▼
(G4) 2021/07/07(Wed) 16:43:47

【神】 遊惰 ロク

>>G2 >>G3 >>G4
 少女の頭にバサリと上着を掛け、些か乱暴に視界を遮る。
 ――汗臭いだろうが、この部屋の匂いに比べりゃ
 ちっとくらいはマシだろう。

「…………、……お前ら、
 医者の兄サンの言うとおり。下で、待ってな。
 ――こんなとこ長居するモンじゃねェよ」

 無理矢理に口の端を引き上げて、そう口にした。
(G5) 2021/07/07(Wed) 16:48:17
ロクは、先日、耳飾りを一つ手放した。
(a13) 2021/07/07(Wed) 16:54:13

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

「……ンだよ、それ」

 少年を見下ろして、拳を握る。
 幾ら距離が詰まれども、熱が少しも伝わらない。

なンだよ、それは!!!??


 〜〜〜〜ッ、殺したのはあの医者か!?
 ッ、ハハ、おとなしいツラしてよくやったモンだ、
 ガキ巻き込んで殺して食ってながらえようってか?
 なにが猿だ、なにが味見だ!!
 まるきり鬼のすることじゃねェか!!!!」

 吐き出す様に声を荒げる。
 久々に出す大声に、喉が引き攣れる。

「なァお前、お前サン。どうしてそれで笑ってンだ。
 恨みはねェのか、悔しかねェのか?」▼
(-203) 2021/07/07(Wed) 17:38:52

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

 行き場を探して、求めて、暴れまわって。
 どこに辿り着けばいいのか、分からずにいる。

「……長生きもなにも、ねェだろうよ。
 おれは、お前を、生かしたかったんだから。

 ――ガキども苦しめて死なせちまうくらいなら、
 いくらでも飢えてやろうって、
 食いモンがたりねェってんなら、食いブチが多いんなら、
 減らして食わしてやろうって、だから……、ッ」

 途方に暮れた声で、呟いた。

「……食えるわけねェだろォが。
 お前サン、食料なんかじゃねェんだから……」
(-204) 2021/07/07(Wed) 17:40:43

【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ

「……ハハ、ンなこわいカオしねェでくれ。
 ガキの戯言流せねェほど、参っちまってんだろうかねェ」

 両手を上着のポケットに突っ込み、握りこむ。
 ジワリと背に浮く汗は、きっと暑いばかりでは無い。

 表に出すのはだらしのない立ち姿、余裕綽々の口振り。
 見かけだけは天晴れなほど、飄々と保ってみせて。

「――簡単なこった、お兄サン」▼
(-205) 2021/07/07(Wed) 18:16:34