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人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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【人】 休暇中 カウス


「ひでーー有様!あのパイ製造者、
 今の内スカウトでもしておくか?」

 化学兵器としての研究が待たれる。 
(108) 2021/07/02(Fri) 9:25:11
ゲイザーは、ラサルハグのテーブルにそっと大量の乳製品を並べた
(a68) 2021/07/02(Fri) 9:50:34

【赤】 ディーラー サダル

バスタオルを受け取って緩慢な動作で拭いながらグラトニーが見せてくれたVIPの投票結果に目を通す。タオルの柔らかな感触が昔からある傷や先程の戯れで生まれた疵を撫でるたびにぴくりと体が震えたが、"嫉妬"の意識はもう自身の肉体に欠片も向いていない。

スロウスが持っていた指示書とグラトニーが手にしていたタブレット、交互に確認したところで何度見ても結果は同じ。

賽は投げられた。
もう止まらない、止められない。

「……ありがとう、二人とも。
お客様や二人を満足させられるものを見せられるかは分からないけれど。自分なりに努力するよ。

……彼と自分は因縁がある」

どろりとした重たいものが渦を巻く。
ずっとずっと燻っていた。ずっとずっと押し込めていた。

誰も彼もが妬ましい。
でも、あの男は誰より一番妬ましい。

「なんとしてでも落としてみせる」


それだけ呟き、嫉妬の獣はその場を後にする。
次なる獲物に対する激情の炎が、体を静かに侵していくのを感じながら。
(*38) 2021/07/02(Fri) 9:52:52

【人】 底知れぬ ニア

「うっわすっげ〜っすね〜……!」
「もう
ワンクラス上の責任者呼んでいい規模ッス!!


たのしくなってきました。炎上。

「ちょっとだけあの食事、保存しといてもいいんじゃないスかね」
(109) 2021/07/02(Fri) 9:53:49
ムルイジは、劇的な逆転劇でカジノとの賭けに久々に大勝した。
(a69) 2021/07/02(Fri) 9:56:43

【赤】 ディーラー サダル

「……ああ、そうだ」

ふと、何かを思い出したように足を止める。

「もうそろそろ良い頃合いかな。
自分たちの行動を盗み聞きしている人がいたよね。自分は君ともお話がしたいんだった」

(*39) 2021/07/02(Fri) 10:01:30

【赤】 ディーラー サダル

「自分は『エンヴィー』。招待客を"おたのしみ"に誘うはらぺこな嘘つきオオカミ。

この集いの話を聞いているかくれんぼが上手な君。……もし自分とお話してくれるのだとしたら」


くす、と吐息混じりに微笑んで。

時刻はだいたい本日20時以降。


「レストランの奥にあるバー。そこに自分は姿を見せるし、しばらくいるよ。

自分は『カウンター席』で、『モヒート』と『トマトとチーズのブルスケッタ』を注文して君を待っているからね。

君は『好きなドリンク』と『ナッツの盛り合わせ』を頼んで『自分の隣』に来てほしい。


……なんて、まどろっこしい事をしなくても自分の正体はきっと予想ついているかもしれないけどね。でも、こういう隠れて会う約束ってドキドキするじゃない?

それじゃあよろしく。待ってるからね」
(*40) 2021/07/02(Fri) 10:04:35

【人】 挑戦者 ナフ

もそり…と今日の特製パイに手を伸ばした。
せっかく、出してもらってるものを食べない訳にもいかないと思ったのだ。
それに、あれだけの反応をされてしまうと気になって仕方ない。

ナフはパイを口にしたが大丈夫だった
(110) 2021/07/02(Fri) 10:05:47
ラサルハグは、粛々と乳製品を摂取し始めた。
(a70) 2021/07/02(Fri) 10:06:01

ラサルハグは、あの苛むような熱は懲り懲りだと思った。
(a71) 2021/07/02(Fri) 10:11:36

【人】 ディーラー サダル

アチチなパイを食べ終え、復活してから着替えを済ませて仕事に戻ってきました。
カジノの一部の賑わい >>a69 に「おや」と小さく声をこぼします。

「……なんとなく予想はしていましたけど。やはりあの人でしたか。勝つときは本当に派手に勝ちますね」

劇的な勝利を目の当たりにした他の客の様子を横目で見つつ、ディーラーは涼やかな顔で持ち場に戻るのでした。
燃えるような勝負の残滓に、ほんの少しだけ楽しそうに目を細めながら。
(111) 2021/07/02(Fri) 10:16:12

【人】 陶酔飛行 バーナード

ファサ……とかけられたスケスケストール
ちょうど引き抜かれたベルト──と言う時に、
おれはしょうきにもどった!

「あ?何で脱いでんだ?俺。うわ、ベルトまで取れてるし……
 このえらいヒラヒラした奴なんだ?」

ストールを見て訝しげな顔をしつつ、アチチ効果が飛んだので意識も戻った。上半身裸な事には別段羞恥心もゼロらしい。さすがに元々着てたようにシャツから着直すが。
(112) 2021/07/02(Fri) 10:17:38
バーナードは、お肌がツヤツヤになった気がする。
(a72) 2021/07/02(Fri) 10:18:52

【人】 翠眼の ダビー

>>67 ウェイター
「あなたが気負う必要はないと言っているでしょう…。胸を張り顎を引きなさい、頭を垂れる時はその場に応じた角度を意識しなさい、佇まいに心が追い付くまでは虚勢を張りなさい。己が世界で最も気高いのだと己自身をも騙してみせなさい。
 それだけでも十分、傍から見た評価としての品位は宿りますから。」

どこかそそっかしい姿は幼い頃の妹の影を見ているかのようで何となく放っておけない。今は美しく成長した「あの子」のような立ち居振る舞いをするのは一朝一夕では成し得ないと分かってはいるはずなのに自然と口は動き指導にも似た言葉ばかりが紡がれた。

「………そこまで言うのであればあなたの意志を尊重しましょうゲイザー。とはいえ現状あなたに申し付けたいことはただ一つです、業務に影響しない範囲で構わないので──…」

身をかがめあなたの耳にそっと口を寄せたダビーの口からはたった一言端的な指示が与えられて、…それから再度元いた席へと戻っていった。

「では引き続き、あなたには「厄介な客との付き合い」を続けていただきましょうか。」
(113) 2021/07/02(Fri) 10:25:06
ダビーは、「アチがる存在が増えたな…」とほんのちょっぴり思った。
(a73) 2021/07/02(Fri) 10:26:49

バーナードは、この程度で社会に負けないもとい気にしてなかった。
(a74) 2021/07/02(Fri) 10:29:24

ナフは、パイを堪能している。
(a75) 2021/07/02(Fri) 10:52:20

【置】 翠眼の ダビー


──ああ、お気をつけ下さい、将軍、

O, beware, my lord,

嫉妬
というものに。

of jealousy.


それは
緑色の目をした怪物
で、

It is the green eye’d monster

ひとの心をなぶりものにして、

which doth mock

餌食にするのです。

The meat it feeds on.


(シェイクスピア『オセロー』より)
(L0) 2021/07/02(Fri) 11:25:37
公開: 2021/07/02(Fri) 13:00:00

【人】 白衣の アルレシャ

>>2:112 ストリップを終えたバーナード
「あ! よかった〜正気に戻ったのね。
 辛さと暑さに耐えかねてありとあらゆる衣服を脱ぎ始めたのよ……」

服を脱ぐのを止め、巻き戻すように着始めた貴方を見てほっとしたようだ。
ソッ……とストールを巻き上げて、服を着るさまを見つめている。

「それにしてもすごい体ね……貴方もひょっとして、軍人さんなのかしら?」
(114) 2021/07/02(Fri) 11:56:42

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>114 アルレシャ
「暑さはともかく辛さ?……痛て、頭が……」

思い出すのを拒否しようとしたのか、偶然か。
頭痛に襲われて回想するのは止めておいた。

「ああ、なんだこのヒラヒラと思ったらお嬢さんのだったか。
 迷惑かけたかねぇ、どうも。
 味は良かったが辛すぎるのはやっぱよくねぇな。

 貴方“も”?……。あー、カウスか?
 軍人そんな大量に乗ってないだろうし」
(115) 2021/07/02(Fri) 12:46:20

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>100 カウス
「ほう。着眼点が良いな。その通り男前だ」

こちらもこちらで言い切ってる辺り、
自信は人並み以上にはあるらしい。性格故かもだが。

「夜にしかって決まりもないし、こんな船だ。
 朝昼夜問わず受付中だろうよ。俺含めて。
 “お姉さま”として抱かれる趣味はないから、
 そっちが可愛いお嬢さんになってから出直してきてくれ」

甘めの二人の煙草の匂いに、
真逆の匂いは混ざることなく席を立った。
なおストリップの件は本人は恥ずかしい物を見せたと思っていないので、尚更に質が悪い男と言うことがわかった、かもしれない。
(116) 2021/07/02(Fri) 12:56:01

【人】 新人クルー ゲイザー

>>113 とても厄介で素敵なお客様

「そうでしょうか?一応、責任というものは、感じるもので。…むねを…張って…顎を引いてですか?…むむ…私が世界で一番…私が世界で一番……つまり…こう!…どうですか先生!」

並べたてられた言葉に従っていれば、少年が喜びそうな人形のかちこちのポーズになってしまった。だが顔だけは妙にキリっとしている。
これが彼女的な”気高く品のある”表情、らしい。

「なんだか素敵なレディにして頂いてるような気がします…!」
…そう在れる様になる為にはまだまだ修行が必要な様だ。


「本当ですか!?嬉しいです。なんでも申し付けてください!
私、精一杯ダビー様に恩返ししますので!」

まるでおやつを与えられた犬のように表情が明るくなる。
彼女は花が咲いた様な笑顔のまま、貴方の指示がどんなものかと胸を躍らせている。
美しい所作で身を屈めた貴方がたった一言、何かを耳打ちすれば彼女の表情は少しだけ陰りを見せた。…困惑している様だった。彼女は何かを思案しているような表情で、貴方が席に戻るのを見つめている。
―だが、貴方が席に戻って口にした誘いは、彼女にとっては最高のものであった。
先ほどよりは少しだけぎこちない。だが嬉しそうに彼女は笑った。

「はい、勿論!私でよければ!まだパン・ド・カンパーニュも残っていますからね!」
(117) 2021/07/02(Fri) 12:59:47

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>111 サダル
「よう、姉ちゃん。
昨日行きそびれちまったもんだから、今日あたり行ってみるかと思うが、出勤はあるのかい?

どうせ相手して貰うならイイ女にして貰う方が勝ちやすくもなりゃ、勝つ楽しみも増えるだろうしな」

カジノの場なら喫煙だって他よりも楽だろう。
客層と言い、居心地としては最適なようにも思える。
(118) 2021/07/02(Fri) 13:00:32

【人】 ディーラー サダル

>>118 バーナード

「おや、バーナード様。こんにちは。
遊びに来てくださるのですか?嬉しいですね。私は午後から夜遅くまでいますから、その時間帯にお越しいただければ会えると思いますよ」

涼やかな笑みを少しだけ深めて、軽やかに答えます。

「良い女だなんて……ふふ。随分お上手なことで。お褒めいただき恐縮ですが、おだてても私が出せるのは公平な真剣勝負のみ。
貴方の勝利の女神になれない事はご了承くださいね。むしろ、勝負する人間として私も女神様を口説きたいくらいです」
(119) 2021/07/02(Fri) 13:25:42

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>119 サダル

「じゃあ大体その時間に向かうとするかね。
 盛り上がってる中でやる方が気分も高揚するってもんだ」

「他に世辞だの言葉のチョイスが上手い奴らは山程居たろ?俺はその辺得意じゃねぇから、ストレートにしか物事は言わねぇよ。
なに、男が女にわざわざ勝負を挑んでるんだ。加減してなんて萎える事言う気は欠片も無いから安心しな。同じ様に俺も一切気遣かわねぇが──それが好きだからディーラーなんてやってんだろ?」
(120) 2021/07/02(Fri) 13:59:50
底知れぬ ニアは、メモを貼った。
(a76) 2021/07/02(Fri) 16:09:03

底知れぬ ニア(匿名)は、メモを貼った。
2021/07/02(Fri) 16:21:03

【人】 ディーラー サダル

>>120 バーナード

「……勿論」

瞳の奥に宿る光。
それは獲物を狙う獰猛な獣の眼光にも少し似ていて。

「遠慮も気遣いも不要です。燃えるような勝負を求めていますから。
どうか、煙草だけでなく私の心にも火を点けてくださいね?
──お待ちしております、バーナード様」
(121) 2021/07/02(Fri) 16:45:28

【人】 底知れぬ ニア

*ニアのお部屋

麿ore献身的persona傭兵job
檜皮色iroショートパンツbottoms塹壕whereで育った。
百合elemの加護持つ分銅鎖arms

水路townの隅で息をしている。
41才の妖精の子。

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くだらないことばかりの日々

けれど日常は怪しげな部屋roomに忍び込んだ時。
全て壊れてしまったの。
(122) 2021/07/02(Fri) 16:46:40
ニアは、一人で遊びました。
(a77) 2021/07/02(Fri) 16:48:54

【人】 凄腕占い師 キファ

>>64 ニア

「………………ふむ」

映し出されたものを見れば、小さく声を漏らして。

「雛鳥……翼を怪我してる……今は飛べないけど……
 若鳥になれれば大きく空を舞うようになるような……」

ぽつり、ぽつり、と抽象的にイメージを独り言のように呟いて聞かせて。

「……私に見えたのは、そんな感じ……満足してもらえたかな?」

ふぅ、と小さく息を吐いてからそちらに向き直って尋ねた。
(123) 2021/07/02(Fri) 16:55:10

【人】 自称催眠術師 キエ

眠いのですやすや寝ている。
地下室roomあたりで。
(124) 2021/07/02(Fri) 16:57:58

【人】 凄腕占い師 キファ

>>79 ハマル

「いかにも。カジノにはこの世のすべてがあるという」

相変わらず適当な事を言っている。

「私が食べることを楽しむのを少しだけ許してくれるなら、幸い」

ハマルに急かされるような形になりながらも、
マイペースな様子で最後までご飯を食べていました。

「ごちそうさま。じゃあ、行こうか。遊びに」
(125) 2021/07/02(Fri) 17:12:04

【人】 凄腕占い師 キファ

【凄腕占い師 キファの占い屋 営業中】

と、やたら達筆な字で書かれた看板を立ててぼんやりしている。

暇なのでバターロールfood白胡椒chomiかけて葛桜sweetも食べた。
(126) 2021/07/02(Fri) 17:21:53

【人】 白衣の アルレシャ

>>2:115 バーナード
「ううん、あの子がお医者様ーって慌てていたのよ。
 自分のパイのせいとはいえ、客である貴方を混乱させてしまったのが堪えたのでしょうね」

優しい子ね、とゲイザーの方に目線を送った。今も客の間を飛び回っているのだろうか。
周りに助けを求めていたのは彼女であって、それに応えただけである、という。

「そうね、あの方も軍人さんだったし……なんだか軍需に関わる人が多い気がして。
 これだけ羽を伸ばせるのもここ最近の話だし、タイミングが被ったのかしらね。
 何か飲み物でも持ってきましょうか?」

はからずも男ぶりを見せる結果となってしまった貴方からさりげなく視線をそらしつつ。
涼をとれるものはないか、と義侠sakeを近くの従業員の盆から取った。
(127) 2021/07/02(Fri) 17:34:58

【人】 白衣の アルレシャ

「(何かもっと涼し気なやつないかしらね……)」

ご当地感が出てしまった。冷やかもしれないけど。
ちょっと困って更にシャンボールクランベリーsakeスカイコズモsakeを貰う。チャンポンするな。
(128) 2021/07/02(Fri) 17:36:26

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>121 サダル

「それだけ言われちゃ、狙わないと男が廃るねぇ。
 やっぱアンタはイイ女だよ。従順なだけより、かと言って粗暴なだけじゃなく、それくらいの品と気概と情熱のある女の方が余程抱きたくなる」

「……ああ。名前、聞き忘れてたな。
 勝負の時に教えて貰うとするか。俄然興味が出てきた」

一箱吸い終えたら向かう、と返して。仕事に戻るであろう貴方を引き留めるのを止めて、見送るだろう。
(129) 2021/07/02(Fri) 19:19:17

【人】 陶酔飛行 バーナード

>>127 >>128 アルレシャ

「ああ、あの世話しなく働いてる嬢ちゃんね。一度舌がどうなってるのか確かめたい所だが、故意じゃないのがわかって安堵した」

飲み物のチョイスが最初中々渋かったが、まあ異国の酒は近隣諸国以外は似たような感じに見えるので、冷たければあまり気にしなかった。チャンポンされていても差し出されたなら飲むだろう。男なので引けない時がある。飲みました。

「どうも。騒がせちまって悪かったね。……ん?医者?お嬢さんと言っちまったが、姉ちゃんだったか?そりゃ失礼した。愛らしい顔をしてるからてっきり見間違えたが、気遣いが上手い時点でそりゃそうか」
(130) 2021/07/02(Fri) 19:28:24

【赤】 ディーラー サダル

「さて、時間だ。次の獲物を仕留める前に。自分は盗み聞きしている人と会えないか、とりあえず試してみるね。

下手すれば誘いに乗らず、裏切るかもしれない相手に三人いる関係者のうち一人を明かすだけになるかもしれないけれど……一か八かの賭けをしようか。この船カジノもあるみたいだし、ぴったりだ」

(*41) 2021/07/02(Fri) 19:52:05

【赤】 ディーラー サダル

「もう一度連絡しておくね。隠れて聞いてくれている君。
もし、自分と会ってくれるなら。

本日20時以降。レストランの奥にあるバー。
そこに自分は姿を見せるし、しばらくいるよ。
(※ =置きレスでいつでも受け付けるよ。)


『カウンター席』で、『モヒート』と『トマトとチーズのブルスケッタ』を注文して君を待っているからね。

君は『好きなドリンク』と『ナッツの盛り合わせ』を頼んで『自分の隣』に来てほしい。


……以上。自分に会う気がないのなら、この話は流して無かったことにしてね。
それじゃあ、行ってきます」
(*42) 2021/07/02(Fri) 19:53:15

【人】 ディーラー サダル

ゆったりとした空気の流れる、とある時間帯。

一日目に副船長の挨拶のあと仮面をつけた従業員らに案内されたレストラン、その奥にある小さなバーにディーラーはいました。
とはいえ制服を脱いでしまえば、飲みに来た一人のお客さんでしかありません。

「……ふう。マスター、同じものもう一杯いただけますか?
……え、ペースが早い?…………あは、そう思うならきっとマスターの腕とお酒の質がいいからですよ」

モヒートを受け取り、透明なグラスの中でからんころんと氷同士がぶつかる軽い音と共に踊るミントを楽しそうに眺めます。今のお酒のお供はトマトとチーズのブルスケッタ。仕事で沢山頭を働かせましたから、少ししっかり食べたかったのです。

落ち着いた空間でいただく一級品のお酒と料理。ポーカーフェイスをよくするディーラーも、流石に頬が緩むようでした。
(131) 2021/07/02(Fri) 20:01:34