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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【魂】 piacere ラウラ

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「…よく、ご存知 ですね」

名前の意味を知る者はそう多くない、と感じている。
ノッテではわざわざそうしたことを口に出すことも少ないだろう。

だからだろうか。
貴方からの視線と言葉に、何故だか落ち着かなくて。
少しだけ、逸らしたくなった。

「………はい。勿論……存じて、おります」

女は今まで、掟を破ることなど一度たりとも無かった。
勿論他のルールでもそうだ。なのにここにきて初めて、それを破った。

「今回の件が落ち着いた後、如何なる処分も受けるつもり……です。
ただのアソシエーテがこのように動くことはきっと、許されません」

女に差し出せるものはそう多くはない。
それでもその全てを差し出す程の覚悟はしているつもりだ。

例え結果としてあの方の傍に居られなくなるとしても。
あの方には己と違って親しき者達がいる。それでいい。


「…ですが、良い子になるだけではきっと 辿り着けません、から」
(_5) sinorit 2022/08/16(Tue) 13:06:17