【墓】 4432 貴戸 高志>>朝食堂メンツたち 通りすがりの役職:パン屋さんがやってきたのを見かけるや否や>>+46 「榊ッ!!やっと話す機会が巡ってきたようだなお前には一度言いたいことがあるんだよくもあんなもの作ってばら撒いておきながらしれっと今も俺たちに差し入れするなど面の皮が厚いにも程が云々……」 ガタン!と椅子を揺らして立ち上がりかけ、食ってかかろうとしたものの。 すぐ隣で咽せたルームメイト>>+48の姿を見るとそちらに意識が瞬時に向いてしまった。とんとんと背中を叩いて心配しつつ厨房に行く姿を見送ったことだろう。 その間に迷彩が持ってきた砂糖と牛乳をありがたく頂戴し、37%粉コーヒーにたっぷり入れた。 普段よりも遥かにまろやかに仕上げた後、意を決して飲み進めていく。いつもよりほんのちょっと眉間に皺が寄っている。 「……迷彩、俺ほどでなくても、今より格段に美味く淹れられる方法を教えるから……いつか一緒に作ろう…………」 と口の中をじゃりじゃりにしつつ、同じようになんとか食べ進めたそうな。 「俺も普段の朝は和食が多かったから、カフェで食べるような洋食は少し新鮮だ。 悪くなかった。これもコーヒーを淹れてくれた迷彩のおかげかもしれないな。ありがとう」 (+54) 2021/09/30(Thu) 3:47:32 |