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人狼物語 三日月国

94 【身内】青き果実の毒房【R18G】


【墓】 4432 貴戸 高志

フードを被った少年を見やり>>+74、その場を静観していた者はようやく動き出した。
藤色が揺れる。いつも通り、変わらずゆったりと。

「……暁」

とん、と名前を呼んだ少年の肩を軽く叩き。
それから、続けて口を開く。>>19 >>+73 >>21

「迷彩。普川先輩。
もう夕飯の時間だ、夕食を食べに行くぞ。移動するなら俺たちの方だ。行こう」

「黒塚。眠いのなら仮眠でも取ってこい。その欠伸をなんとかしろ」

その声色は揺らぎなく。ただ静かに、淡々と紡がれる。感情を殺して周りを見るのは慣れていたから。
言い終えるや否や、フードの少年の手を取って歩き出そうと踵を返す。名前を呼んだ二名にも小豆色の視線を向けて、どうするかを眺めながら。
(+75) 2021/09/26(Sun) 22:34:20