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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【神】 ”昼行灯” テンゴ

【ノッテアジト】 >>6 >>G0 >>G1 >>G2

「ふぅ…」

途端にピリついた空気の中、紫煙が踊る。
それは、カラス面の男が持つ煙管からだった。

白檀のような、知る人が居れば線香のような独特の香りが辺りに漂う。ここが禁煙だろうがお構いなしだ。

「ま、そうピリピリしたって何にも変わりはしないだろうよ。椅子を足蹴にしたとて、ボスが墓から戻る訳でもなければ、事態が好転する訳でもあるまい。」

“昼行灯”を気取る男は、からりと笑う。

「どうしても落ち着かないって言うんなら、飴でも食うかい?青年。」

如何にも機嫌が悪そうなマウロに、袋に包まれたべっこう飴をちらつかせた。
(G5) ぴんじぃ 2022/08/09(Tue) 2:39:04