【神】 裏方 サダル>>G27 >>G28 ハマル 『 』 同じように大好きだった人の夢を叶えてあげたかった ずっとそれだけを目指していたから、声が出なくなった役者のサダルは褒められる事ができなくなったと思っていた ハマル、自分の心は本当に弱かったんだ 声が戻らないとわかったのも、全部"皆"のおかげだった この台本じゃ永遠に自分は声が戻るようになんてならない 心がすり減って、悲しくて、辛くて、泣きたくても泣けない苦しい状況が続く 『ハマルは偉いな 自分は叶えてあげなければいけない夢を 伝える相手がいないだけで心が折れてしまっていた』 『最初から 彼らを信じてあげられていなかった まだ願われてると思わなかった』 『誰も 声がでない自分を求めているなんて 考えたことすらなかったんだよ』 ハマルは、文字の中の"彼ら"がサダルが言っていた家族や育ての親達であることを思いつくのかもしれない 彼らがいなくなってからのサダルは、ハマルのように以前の彼らの願いを受け取り続ける事が出来なかったのだ (G29) 2021/04/23(Fri) 13:58:54 |