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人狼物語 三日月国

98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】


【置】 新人看守 ダビー

(部屋の机の引き出しに鍵のかかった手帳がある。持ち主が開いていた時には全て鉄の臭いがする赤いインクで文字が走っていた。)

[新人看守の手記]

チャンドラ様:悪いと思っているのなら、貴方の傷をどうかこれからも見せてくださいね?
トラヴィス様:好きですよ。何処にも行けない亡霊のような貴方は大変に愛おしい。
アンタレス様:一番まともな人間そうですが、だからこそこんな場所では一番生きにくそうだ。

メサ:S-586。少しずつ人間性を獲得しているのだろうか。おめでとう。そのまま苦しんでくれ。
アマノ:人としてあり続けようとし、傷つき苦しむ姿がたまらなく好きだ。……一方で、その精神性には反吐が出る。気に食わない。
ナフ:M-219。裏表のないその気質のまま悪を謳歌して楽しそうにする姿が腹立たしいんだ。それはそれとして、貴様答えは出せそうか?
ミズガネ:たまらなく可愛らしくて綺麗で健気で可哀想で愚かで痛ましくて……ああ、ああ。愛おしくて仕方がない。
メレフ:E-253。貴様、どこに向かってる?(ろくろを見ながら)
ニア:…………………………ありがとう。
キンウ:A-192。まともな感性のように思える。苦しくはないのだろうか。それなら、興味はない。
ルヴァ:A-042。俺が求めているものは貴様には無いとは思うが、その制御の上手さは見習いたいものだ。
ミン:T-028。……正されたその器では、持っていた罪を受け止め切ることは難しいんじゃないか?
イクリール:R-091。きちんと会話をしたことはないが、M-219みたいな雰囲気がする。あまり近づきたくない人種かもしれない。


(持ち主が赤いインクで綴られた文字を手のひらで撫ぜると、文字たちは静かに紙の中へと消えていった。)
(L3) もちぱい 2021/10/11(Mon) 20:54:53
公開: 2021/10/11(Mon) 23:50:00