17:39:43

人狼物語 三日月国

246 幾星霜のメモワール


【人】 番犬 グノウ

>>4 ダーレン
「…………」
「…………好むように見えるだろうか」

通りすがった男の声に、困り果てたという声色で返す。生ものを使用した飴だ、明日までは保つまい。捨ててしまえばいいだけの話だが……どうにも、溶かした糖以外のもの――善意だろうか、が纏わりついていて捨てづらい。

「……空気が、祭りに浮ついている」
「………貴殿は馴染んでいるな、ダーレン」

ダメ元で、要るだろうか、と飴を差し出す。
(5) reji2323 2024/02/04(Sun) 23:31:26