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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 鳥葬 コルヴォ

【バー:アマラント】

「ギムレットとカプレーゼ。サービスは遠慮しときます」

カウンター隅の席に着いて、注文は簡潔に。
装いは重苦しい仕事着のまま、けれど幾らかは崩した格好で。

「まだ仕事が残ってやがる。
 上に夏季休業期間を設けるよう督促するべきですかね…」

よりによって、と形ばかり愚痴のような言葉を零しつつ
片隅で寝入る配達員(>>@0)の姿を横目に見た。
実に無防備と言うほか無いが、多種多様な人々・・・・・・・が出入りする
この場所で迂闊な事をする者も居ないだろう。

「いったい俺は何が悲しくて
 このクソ暑い中仕事しなきゃならないんだか」

続く言葉はやはり形ばかり、愚痴というよりは冗句のようなもの。
その実何とも思ってはいない。
掃除屋・・・が夏に忙しくなるなんてのは、当たり前の事なのだから。

とはいえ、よりによってこの時期に、と思わないわけでもない。
零す愚痴があるとすれば、それは客より『ゴミ』に対してのもの。
(8) unforg00 2022/08/12(Fri) 18:50:06