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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

【街中】

「ふぅ」

歴史ある石畳には似合わない、安っぽい合成プラスチックのベンチに腰を下ろす。
ペットボトルをバリバリに砕いたチップか何かで作ったらしい。
くだらない、と。
このベンチに座るたび、ビアンカは思っていた。

「……お祭り騒ぎ」

大きな通りから聞こえる喧騒に耳を傾ける。
胸がむかむかとしてしょうがないけれど、それでも。
(11) gt 2022/08/12(Fri) 19:37:03