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人狼物語 三日月国

84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】


【人】 よろず屋 シラサワ

「…………。」

慌てふためく五十鈴に青緑眼がそちらを向いた。
無言で、ただ、その海には確かに哀しみを湛えて。

 それでも、口元には笑みを浮かべて。


「………やかましわ、五十鈴の娘はん。」


リェンが落ち着けと言う相手に、
男はそう言い放った。

無理した笑みの下、真意を隠し、男は言葉を紡ぐ。
その真意を問うならば?

「おつとめや。島のもんならわかるやろて。
 "しゃあないこと"や。」

…それで五十鈴、君は納得するか?
サクヤと親しいであろう君は。
(14) souko_majyutu 2021/07/21(Wed) 2:39:50