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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 害のない毒 マキアート

>>7 サルヴァトーレ

【街中】

「……お、サルヴァトーレさんじゃないですか」

仕事の前か帰りか。ともあれ仕事中より随分気の抜けた様子の男が、見覚えのある車と人に気づいて声を掛けた。

「奇遇ですね、こんな所で出会うなんて。
 今は誰か一緒ではないんですか?珍しい」

ついさっき別れたところとは露知らず、
なんだか不思議そうに首を傾げている。
マフィアとしてディーラーとしての皮を剥いだこの男は、
結構察しが悪く、それでいて人懐っこい。

度の入っていない眼鏡越しの碧眼が、呑気に瞬いた。
(16) backador 2022/08/09(Tue) 2:39:50