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人狼物語 三日月国

28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】


【人】 泡沫のバウンサー ジゼル

 
  (おはようアデル、今日も元気ね)


[彼女の顔になんとかキスしようと(いうように見える)懸命にジャンプを繰り返す犬の挨拶には、毎日のことながらやはりじんわりと笑みが漏れる。]


  (はい、優しいキスをありがとう…あら?あなたまた誰かに撫でられてきたの?御髪が乱れていますよ?>>8)


[くすくすと笑いながら、つやつやの毛並みに不自然な乱れを見つけてはきちんと撫で付けてやり、その頭に手を乗せ隣に腰を下ろす。声には出ない彼女の会話を、利発な友達は理解しているように見えた。]


[彼女の名前はジゼル、上流貴族ユンカー家にて住み込みで働くようになってもう5年が過ぎようとしている。

ユンカー家の当主はもとよりジゼルを実の娘のように可愛がっているユンカー夫人でさえ、彼女の声をすぐには思い出せないくらいにジゼルは無口な少女であった。]



 (さぁアデル、サンドイッチを半分こしましょう。今日は奥様のお買い物があるのと、お墓参りにも行かなくてはならないの。)


[チキンのサンドイッチのほとんどを愛しい友達に差し出し、立ち上がりスカートの裾を手で払ってジゼルは歩き出す。]

 
  (
    
タナバタの季節がまた来るのね。)*
(16) 2020/05/11(Mon) 11:37:31