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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 冷たい炸薬 ストレガ

>>18 レヴィア

「奇遇だな、あたいも知ってる」

恐らく同じ顔を思い浮かべた事だろう。
そしてそんな事になればまた口説き文句が増えそうなので、
ストレガは全てを忘れる事にした。

「奇遇その2」

猫、ね。とそれだけ言って、肩を竦めて階上へ向かう。
上は生活空間なのだろう、金属のらせん階段を昇っていった。

……がちゃ、ばたんという音からして、
どうも冷蔵庫まで持ち込んでいるらしい。
ほどなく戻ってきた手にはペットボトルが2本。
どちらも有名飲料メーカーの、片方はコーヒー、
もう片方は一応アールグレイティー。
その内アールグレイの方を放って寄越した。

「お上品な物は品切れ中でね。
 要らなきゃあたいが飲むから適当に置いときな」

言って、自分は作業机の前に座る。
特に何をするでも、言うでもない。
ぱき、と開封の音と喉を潤す音だけが響いた。
(20) shell_memoria 2022/08/12(Fri) 22:16:36