| >>15 高志 「……高志、前からそう言ってくれるよな。 そんなに凝ったモノ作れる訳でも 凄い上手い訳でも無いのに……….。」 はじめて手料理を振る舞った日。 貴方の言葉が嬉しくて、それが日常になって 今ではすっかり調理器具も手に馴染んできた。 「オムライス……再挑戦するか。 カレーも簡単で良いな。」 客人へ尋ねるのを一瞥すれば それもそうか、と頷いて 彼らの意見を聞く姿勢を見せる。 ……どうやらカレーが優勢らしい。 さっとメモとペンを取り出せば、 お使いメモの用意をし始めた。 (21) 2021/11/15(Mon) 20:13:05 |