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人狼物語 三日月国

145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】


【人】 神経質 フィウクス

>>19 エルナト

「………音楽理論」

音も無く、視線だけで傍らに立つ少年を見下ろして。
投げ掛けられた問いには、なんとも無愛想な返答だけ。

あなたの見上げる先、返却されたばかりの本が収まる棚。
そこには基礎から専門的なものまで。
詩集や小説とはまた毛色の違う本が収まっている。

あなたが以前に勧めた事は、
物語に没頭する事
だった。
けれど、実際に持ち出された本のジャンルはと言えば。
少しばかり、それとはずれているような。


「何となくで手に取った程度の本は。
 少し経てば、読む気分じゃなくなる事くらいあるだろ」

お前は違うか
?」

たとえば、表紙だけ見て買った本を読まずに積み上げるような。
とはいえここの生徒の大半は、
そんな無駄遣いを経験する事も少ないのだろうけど。
(22) 2022/05/03(Tue) 2:14:32