13:49:27

人狼物語 三日月国

251 【身内村】on a Snowy Day


【人】 小説家 月代

案内が終わったからって、普通は消えないんだよ。


……僕、笑えてなかったかな、君と話してる時。

[自分のことにしか興味がない、と言われて、そんなにつまらなさそうだったかな、と頬を触る。
ニコッと笑顔を作ろうとして、なるほど頬がぴくりとも動かない。

でも良かったのかもしれない。
1人で喋る笑顔の成人男性より、1人で喋る無表情の成人男性の方がマシだろう。
あまり変わらないか。]


でもね、相手がつまらなそうでも、普通はこんなとこ置き去りにしないんだ。


…ちょっ、やめてほしい
…汚いだろ。

[いきなり伸びてきた手に身構える。
綺麗な訳ない、昨日はシャワーも浴びてないんだから。
少しだけ治っていた涙が、左右に揺れるたびにまた込み上げる。
申し訳ないなぁと思っただけでこれだ。

あーあ。]
(23) ite1_ 2024/03/15(Fri) 14:09:55