03:02:01

人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 piacere ラウラ

【街中】 >>7 ツィオ様

大袈裟とも言える
反応は他の者であれば何か返したのかもしれないが。
女は視線を向けた後、挨拶のように軽く頭を下げるのみでそれ以上の動きは見せない。

自然と隣に立つ様子にも大して表情の変化もなく、小首を傾げて口を開く。

「…マウロ様 は、ここには来ません、が」

どうやら貴方が上司を探して己に近づいたのだと判断したらしい。
次いで、口説きのように紡がれる言葉には何を言うべきかと暫し思考する。

もしかすると上司マウロ様の元で働く以上、度々このような出来事は訪れていたのかもしれない。
それでもいまだ慣れることなく、こうして悩むように考える時間がある訳だが。

「……今日 は、誰かに会う予定は ありません。
その場合は、ツィオ様はここから離れられないことに なりますが」

傾げた首は更に傾き、束ねられた長い髪は尻尾のように背中で揺れるだろう。
(27) sinorit 2022/08/12(Fri) 23:34:39