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人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 銀の弾丸 リカルド

【バー:アマラント】>>23 コルヴォ

「まぁ、それはそうなのだが……」

流石に街中ほど奇異な目では見られないので、バーというものはありがたいなと思う。
それでいてこういう場所は情報のるつぼであるのだから一石二鳥というものだろう。

「もともとの仕事の方は失敗するはずがないからな。
 これはまぁ……同僚の先走りを防ぐためにも自分で調査を進めねばとな……」

だが、なかなかこれが上手くはいかない。
クソ真面目何ていう言葉は嫌というほど聞かされても居るし、実際こういう分野に自分は向いてないことも分かっている。
諜報活動なんていうものは、大人しくツィオあたりに任せるべきかも知れないなと息を吐いた。

「なるほど……。
 好みの酒の知識なぞなかったからな……、次からはあまり甘くないものをと頼んで見ることにしよう」

だからといって出されている酒が飲めないわけでもない。
残さず飲むのはマナーだと、グラスを傾けて生ぬるくなった酒を煽った。

―――あぁ、やはり、俺には甘すぎる。
(31) eve_1224 2022/08/13(Sat) 1:21:59