15:04:12

人狼物語 三日月国

251 【身内村】on a Snowy Day


【人】 小説家 月代

[帰ろうと差し出された手に捕まって腰を上げる。
彼が幻覚なのか、消えたと言う幻覚が見えたのか、ただ突然身を隠した普通の人間なのかはまだ判別が付かない。
それもどうでも良い事だ。
守りたい体裁もプライドももはや薄皮一枚で、取り繕えているのかさえ分からない。

最後の一冊を書き終えたらまたここへ訪れよう。
水面にも何か映るかもしれない。
大切な物がその時には作り出せている筈なので。]**
(33) ite1_ 2024/03/16(Sat) 18:45:13