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人狼物語 三日月国

104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】


【人】 鏡沼 創

>>31 牛丸
生徒会室を出た後、あなたにとって都合のいいタイミングで。
唐突に、その男は声を掛けて来るだろう。
あなたのふわふわとした認識に沿って存在してしまうと
女子生徒になってしまいかねない為、直接足を運んでいる。

「牛丸紗優サン、でお間違いねぇですかね?
 僕は、2-Aの鏡沼創って言いやがるんですが。
 謝罪と、あと事情の説明に来た次第なんですが
 必要でやがりますかね?」

あなたとは似ても似つかない、眼鏡の優男だ。
普通に考えれば見間違えらる筈も無いが、男はそう名乗った。

「……と言っても、語る程の事情でもねぇんですが。
 例の薬飲まされそうな気配がしやがったもんですから、
 万が一を考えて、近くに居たアンタに身代わりになって
 もらっちまったってだけなんですよ。
 あれの効果が、異能の変質や強化でやがるんでしたら
 僕は、絶対に飲む訳にいかねぇなって思ってましたんで。
 危ねぇ事になっちまいそうだったら、割って入るつもりは
 一応ありやがったんですが……アンタを危険に晒しちまった
 事にゃ違いねぇですから。本当に申し訳ねぇです」

胡散臭い笑顔に、ふざけた口調。
鏡沼自身も、信じてもらえるとは思ってない。
ただ、嘘偽りなく正直に事情を説明し、謝罪を述べた。
(34) 2021/11/09(Tue) 3:20:25